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デジタル遺品

デジタル遺品とは、故人のパソコンやスマートフォン、Facebookといったソーシャルネットワークサービス、電子メールなどのデジタルなデータを含む遺品のことを指します。他にも「デジタル遺産」「デジタル遺品整理」とも呼ばれている。

デジタル遺品には故人が生前に付き合いのあった友人のデータや、資産運用をしていた場合のデータ、定額課金されているサービスのデータなど様々な大切な情報が入っています。特にパソコンやスマートフォンにすべてのデータを保存しているという方も増えている中で、相続手続きをするためにもデジタル遺品に対処する必要があるケースも出てきています。

このページでは、デジタル遺品について網羅的な内容をまとめています。

  • デジタル遺品はどうしたらよいのか
  • デジタル遺品のパスワード・ロックの解除方法
  • デジタル遺品の料金・費用相場
  • デジタル遺品のデータを削除すべきか
  • デジタル遺品はエンディングノートに記載すべきか

上記のようなデジタル遺品に関する内容を分かりやすく解説していますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

オコマリは、デジタル遺品や遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。デジタル遺品や遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。

オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。

デジタル遺品の説明図

デジタル遺品とは?注目される背景

デジタル遺品とは、故人のパソコンやスマートフォン、Facebookといったソーシャルネットワークサービス、電子メールなどのデジタルなデータを含む遺品のことを指すことはお伝えしました。

デジタル遺品が現在注目されるようになった背景には、スマートフォンやパソコンといったデジタル機器を扱える人の年齢が高齢化してきているからです。

総務省が発表した『平成29年通信利用動向調査』によれば、60~69歳のスマートフォンの普及率は約55%、パソコンは約67%となっています。また80歳以上の方であっても、スマートフォンは約30%、パソコンは約48%と高い普及率となっています。

20代・30代の方々ではスマートフォンの普及率は80%を超えているために、それと比較すれば低い数値ですが、今後スマートフォンやパソコンを日常で使える方々が高齢化していけば80歳以上の方の普及率も自然と高くなるでしょう。

スマートフォンやパソコンは、持ち主が亡くなればデジタル遺品になってしまいます。これまでは紙で株券や土地の権利書、銀行の通帳、契約書などを保管していたので故人の部屋を遺品整理すればどのような契約がなされているのかを知ることができました。

しかし、契約が徐々にデジタル化するにしたがってスマートフォンやパソコンの中にデータが溜まっていくことになり、故人に関する大切な情報を知るにはデジタル遺品に触れる必要が出てきているのです。

これがデジタル遺品が昨今注目される背景なのです。

デジタル遺品整理とは?

デジタル遺品整理とは、デジタル遺品を整理することです。つまり、デジタル遺品の中でも必要なデジタル遺品と不要なデジタル遺品を仕分けていき、必要なデジタル遺品だけパスワード・ロック解除を行うのです。

またデジタル遺品整理では、遺品整理と同時にデジタル遺品に対処するという意味でも使われる時があります。オコマリに問い合わせをいただくお客様の中で「デジタル遺品整理をして欲しい」と仰られたので内容をしっかりお伺いすると「遺品整理と一緒に出てきたデジタル遺品のパスワード・ロック解除を行ってほしい」というご要望でした。

「デジタル遺品」という言葉自体が新しいものであるため、様々な言葉と組み合わさって使われることが多いように思います。どのような言葉を使うかはあまり気にする必要はなく、「何をしたいのか?」を伝えれば適正な業者であればしっかりと対処してくれますので安心してください

デジタル遺品はどうしたらよい?

デジタル遺品はどうしたらよい?、という純粋な問い合わせには、「デジタル遺品は必要があればパスワード・ロック解除を行った方がよいです」とお伝えするようにしています。

「必要があれば」というのは、デジタル遺品の中身を確認する必要があるかは、「相続に関係があるか?」という点が一番大きいです。デジタル遺品の中に相続に関係のある銀行残高や株の情報などが含まれているのであれば、相続に関係していくためにデジタル遺品の中身を確認する必要があるでしょう。

また、デジタル遺品の中身を見て亡くなったことを伝えるための連絡先を確認したり、デジタル遺品に入っている故人の撮影した写真を見たいという場合でもデジタル遺品の中身をする必要があるでしょう。

「デジタル遺品はどうしたらよいか?」と悩んだ時には、「デジタル遺品の中身のデータを何かに使うか?」という問いをまずは自分たちに問いかけて、必要があれば対応し、不要であれば何もしないで大丈夫です。

デジタル遺品の中身を見るときの注意事項

デジタル遺品の中身を確認する際には、良い事ばかりではないという点を頭に入れておきましょう。例えば、連絡先や写真をデジタル遺品の中身から確認した際に、不倫相手の連絡先や不倫相手との写真があったという話は度々耳にします。

また定期サービスからのメールを確認した際に、不倫のマッチングサイトからの請求が届いていたというケースも聞きます。

スマートフォンやパソコンは一人一人の秘密が隠してある場所でもあり、その中には知らなくても良かった情報やデータが含まれている場合もあります。

デジタル遺品の中身を確認する際には、確認する必要のある情報だけに留めておいた方が故人のプライバシーも尊重するという意味で良いかと思います。もし、どうしても連絡先や写真を見る必要があるならば傷つく覚悟の上で行うようにしましょう。

デジタル遺品のパスワード・ロック解除の方法

デジタル遺品のパスワード・ロック解除を行う方法は、自分で行う方法と専門の業者に依頼する方法の2つがあります。まずは自分でやってみる!という方が大半だとは思いますが、デジタル遺品のパスワード・ロック解除を間違えると中のデータが自動的に消去されてしまうケースもありますので注意しましょう。

下記では自分でデジタル遺品のパスワード・ロック解除をする方法と専門業者に依頼する方法をご紹介していきます。

デジタル遺品のパスワード・ロック解除を自分で行う

  1. デジタル遺品のパスワード・ロック解除が本当に必要かを確認
  2. 覚えのあるパスワードを入れてみる
  3. パスワードが書かれている紙を探してみる
  4. 家族や知り合いにパスワードを知らないか聞いてみる

デジタル遺品のパスワード・ロック解除を自分で行う場合の手順を上記にリスト形式で書いてみました。

まずはパソコンやスマートフォンにパスワードやロックがかかっているかを確認しましょう。電源が入っていなかっただけであったり、ログインボタンを押せば実はログインできたりするケースがあります。

もしデジタル遺品にパスワードやロックがかかっていたら、生前に聞いていたパスワードがあれば試してみましょう。3つくらい試して開かないようであれば、一度そこでデジタル遺品のパスワード・ロック解除を止めましょう。iPhoneの場合、設定によっては10回連続で間違えるとデータが消去されてしまう場合がありますので3回くらいで止めておくのが良いのです。

次にすべきは部屋の中でデジタル遺品のパスワード・ロック解除に関するメモや紙がないかを探すことです。故人の中にはメモ帳や手帳にパスワードを書き留めて置いたり、固定電話の近くにメモとしてパスワードを書いてあったりするケースがあります。

それでもパスワード・ロック解除に関するヒントが見つからない場合には、家族や知り合いに聞いてみましょう。もしかしたらデジタル遺品のパスワード・ロック解除に繋がるヒントを持っているかもしれません。ここまで来ると探偵のような気がしてきますがデジタル遺品のパスワード・ロック解除をしたい以上仕方がありません。

ここまでして、デジタル遺品のパスワード・ロック解除に繋がるヒントがない場合には最終手段として、よく使われるパスワードを入力してみるのも一つの手です。米国のセキュリティ会社SplashDataが2019年12月に発表したもっとも使われている危険なパスワードランキングを公開しており、下記がそのトップ7位です。

  1. 123456
  2. 123456789
  3. qwerty
  4. password
  5. 1234567
  6. 12345678
  7. 12345
  8. iloveyou

米国の調査会社ということもあって英語が混ざっていますが、日本人であれば自分の誕生日や配偶者の誕生日、結婚記念日や子供の誕生日などがよく使われるパスワードです。パスワードの上限回数に注意しながら試してみると良いでしょう。

デジタル遺品のパスワード・ロック解除を業者に依頼する

デジタル遺品のパスワード・ロック解除で自分で解除できない場合には専門業者に依頼をしてみましょう。パソコンもスマートフォンもデジタル遺品のパスワード・ロック解除の目的は中のデータの取得だと思います。したがって、中のデータだけを抜き出してくれるサービスを利用するのが良いでしょう。

パソコンではパソコン内のデータが暗号化されていない限り、基本的にはデータの抜き出しが可能です。逆にスマートフォンだとデータの抜き出しが困難となっているため、特殊なソフトウェアを使ってでしかデータの抜き出しができないようです。

ちなみにアンドロイドのスマートフォンの場合には、パスワード以外にもGoogleアカウントを使ってのパスワード・ロック解除も可能になっています。Googleアカウントのメールアドレスとパスワードが別途必要にはなりますが、スマートフォンのパスワードは知らなくてもGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードなら知っているというケースでは活用してみましょう。

デジタル遺品の料金・費用相場

デジタル遺品のパスワード・ロック解除の料金・費用相場は、1台あたり30,000円前後が相場です。業者によって、着手金が必要なところもあれば、完全成果報酬でパスワード・ロック解除ができたら費用が発生するところもあり様々です。

オコマリでは15,000円~でデジタル遺品のパスワード・ロック解除を承っております。機種によって対応できない場合もありますが、パソコンやスマートフォンに詳しいITのスペシャリストが対応させていただいており、大手出版社から亡くなられた著者のデジタル遺品のパスワード・ロック解除を依頼されたこともありますので安心してご依頼いただければと思います。

デジタル遺品の電子データの取り扱いはどうすべき?

デジタル遺品の電子データの取り扱いは、必要なものだけを取り出したら残りは削除するのが良いでしょう。「デジタル遺品の中身を見るときの注意事項」でお伝えした通り、デジタル遺品の中には故人にとって遺族に見せたくない電子データが入っているケースが多々あります。

デジタル遺品の電子データの取り扱いには注意し、万が一見るべきでなかった電子データを見つけてしまった場合には速やかに削除するか、他の人には黙っていくのが良いでしょう。「誰にでも秘密はあるものなんだな」と飲み込んでおく方が色々とトラブルに発展せずに済みます。

デジタル遺品と相続の関係性

デジタル遺品と相続は、デジタル遺品の中に相続に関連のある情報が入っている場合には非常に重要な関係を持ちます。デジタル遺品内でFX取引をしており、実は大損をしていたケースでは相続をしない(相続放棄)という選択肢を取る必要がある場合もあります。逆に負の遺産だけだと思っていたら、デジタル遺品内の銀行口座や株の口座に負の遺産を上回る遺産が存在していたケースも聞いたことがあります。

このように相続の手続き上、デジタル遺品の中身を見ないといけないケースがあり、その状況になったらデジタル遺品を確認していく必要があるのです。

相続に関して相談している士業の方に相談しながら、デジタル遺品の取り扱いについては判断を仰ぐようにしましょう。

デジタル遺品のデータを削除してもよい?

デジタル遺品のデータの削除は、一通りの遺品整理や相続が終わったら行っても問題ありません。スマートフォンが最新のもので売ってお金にしたいという方は、デジタル遺品のデータを消した状態で出品する必要があります。

デジタル遺品のデータの削除はパスワード・ロック解除が出来なくても行える機種が殆どです。スマートフォンであればパソコンと連携させてのデータの消去方法がありますし、パソコンであればハードディスクを破壊することでデータを削除できます。

デジタル遺品のデータの削除後は取り戻すことが原則できませんので、本当にデータを削除して良いのかを削除する前に再度検討してから行いましょう。

デジタル遺品はエンディングノートに記載すべき?

デジタル遺品のことをエンディングノートに記載した方が遺族たちがデジタル遺品を取り扱いする際に非常に楽になるのは事実です。特にデジタル遺品のパスワード・ロック解除は遺族にとって非常に負担になるので、エンディングノートにパスワードやロック解除の方法を記載しておくことは有効になります。また、エンディングノートに口座番号や運用している資産やその管理方法を記載しておけば、死後に遺族がアタフタせずに済むのでオススメです。

ただし、エンディングノートを生前に見られてしまって現在使っているパソコンやスマートフォンを勝手に見られてしまうという可能性もあるので、エンディングノートは少しわかりにくいところに置いておくなどしておいた方が良いでしょう。

デジタル遺品についてエンディングノートに記載するということは、死後デジタル遺品を遺族が確認することでもありますので、元気なうちから遺族に見られたくないデータは削除しておくことをしておきましょう。

終活や生前整理としてのデジタル遺品

終活や生前整理としてデジタル遺品について気にすることは非常に意味のあることです。「デジタル遺品はエンディングノートに記載すべき?」でお伝えしたように、自分が亡くなったあとのデジタル遺品についてを終活や生前整理の一環として考えておくと、死後の遺族の負担が格段に減ります。

デジタル遺品を少なくしておいたり、生前に相続を済ませておいたりと死んでしまうとコミュニケーションが取れなくなってしまうので、生前に行っておく重要性は高いのです。

これからさらに多くの高齢者がスマートフォンやパソコンを持ち、その中にデータ保存をする社会が訪れるとデジタル遺品の問題が一気に噴出すると想定されます。終活や生前整理、エンディングノートを活用して、自分が生きている内から死後のデジタル遺品を考えておくようにしましょう。

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