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投稿日:2017年02月09日 更新日:2022年09月22日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品整理の求人は、「知り合いの人から紹介してもらう」という方法が最も角度が高く採用されると言われています。知り合いの紹介であれば、採用する遺品整理業者からすれば「すぐに辞めない」「変なことはしない」といった信頼ができるので採用しやすいのです。
現在、年間約130万人が亡くなっている日本ですが、2040年には年間約160万人が亡くなる推計になっています。
亡くなる方が増加すれば遺品整理の需要も増加するので、遺品整理業者数が昨今急増しており、現在では約9,000社が日本全国にあると言われています。
このように遺品整理業者は増えては来ていますが、まだまだ遺品整理業者として働くことは一般的になっていません。
今後も遺品整理への需要が増加する中で、時代を先読みし、「いずれ独立したいから遺品整理業者で働いてみたい!」「遺品整理の求人の探したい!」という方のために、遺品整理の求人の見つけ方をまとめました。
遺品整理の求人について詳しく知りたい方は必見です。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
遺品整理の求人の見つけ方を早速ご紹介していきたいと思います。ここでは5つの遺品整理の求人の見つけ方をお伝えします。
遺品整理の求人の見つけ方の1つ目は、冒頭でもお伝えして意外と思われたかもしれませんが、結構多いのが「知人の紹介」です。
一般の企業の場合には、リクナビやマイナビといった求人サイトで募集しているイメージがありますが、遺品整理業者の求人の場合にはあまり一般的ではありません。
理由としては、求人サイトへの求人出稿が高額であるということもありますが、遺品整理業者で働いてみたい!という人がリクナビやマイナビには登録していないということもあります。
どんなに世間的に有名な求人サイトであっても、ターゲットとしている層が登録していなければ、採用をしたい会社としては出稿する意味がありません。
遺品整理業者の場合、清掃業者や内装業者、解体業者などと繋がり、一緒に仕事をしているため、同じような業界の人からの紹介の方が人を見つけやすいということがあるようです。
もし知人で遺品整理業者や清掃業者などで働いている人がいれば、求人がないか聞いてみるのは一つの手です。
遺品整理の求人の見つけ方の2つ目は、ハローワークです。ハローワークとはご存じの方が多いと思いますが、『公共職業安定所』の愛称になります。
働く先を探す人に対して仕事を斡旋・仲介し、事業者に対しては労働者に向けての求人情報を公告するための公的な機関になります。
ハローワークでの遺品整理の求人も、都道府県によって多少の偏りはあるものの一定数存在しています。
求人を出す費用が一切かからない点が、遺品整理業者にとって重宝されているのです。
ハローワークに直接行かなくてもインターネットさえあれば、オンラインで求人情報を検索できるようになっていますので、気になる方はチェックしてみてもいいかもしれません。
遺品整理の求人の見つけ方の3つ目は、求人サイトをWEBで検索をして、そのページからキーワードとして「遺品整理」を入れて検索し、遺品整理の求人情報を探す方法です。
先に述べたように、まだ一般的な求人サイトで遺品整理の求人が投稿されているケースは、あまり多くないようです。
たとえ検索した時に該当する仕事がなかったとしても、時期をずらせば求人情報が更新されている可能性もあります。
諦めずに、継続的にウォッチしつづけることが大切です。
遺品整理の求人の見つけ方の4つ目は、最終手段のように見えますが、どうしても「この遺品整理企業・遺品整理業者で働きたい!」ということであれば、直接その企業や業者に問い合わせてみてもいいでしょう。
ただ一度問い合わせをする前に、その企業・業者のHPで求人情報を確認することをオススメします。
なぜなら、企業・業者によっては、ハローワークや求人サイトには遺品整理の求人情報を出していないけれど、自社のHPには掲載してあるというケースがあるからです。
まずはHPを確認してみて、そこに遺品整理の求人情報が出ていなかった場合には、直接電話やメールにて問い合わせてみるのがいいでしょう。
遺品整理の求人の見つけ方の5つ目は、派遣登録をすることです。
遺品整理業者の場合、月ごとに案件のブレが大きいこともあり、正社員での求人はあまり無いのが現実です。
それよりも日雇い派遣でのニーズの方が遺品整理業者側にはあり、派遣としての求人は出ている事が多いです。
最近では日雇いで働きたい人と日雇いで雇用したい企業のマッチングサイトもありますので、そのような所で求人を探してみると良いでしょう。
遺品整理の求人に記載のある仕事内容としては、主に下記の2つです。
遺品整理の仕事内容は多岐に渡りますが、遺品整理の求人にも記載がある基本的な作業は、「遺品」を「整理する」ということなので遺品の片付けになります。
ただし、遺品の片付けといっても、求人の内容通りにただ単にダンボールに遺品を詰め込んで運び出せばいいということではありません。
「遺品」を「整理」するわけですから、遺産として遺族に渡さなければいけないものと、遺品として処分していいものを分けていく必要があります。
依頼者が立ち会っていれば、依頼者に聞きながら遺品整理を進めていくことになるのです。
故人と遺族との写真やアルバム、故人が大事にしていたものなど世間一般的には換金価値がなくても、遺族にとっては宝物というものが出てくることはよくあります。
そんな思い出の品を勝手に処分してしまっては、依頼者とのトラブルになったり、遺族が悲しんでしまうものです。判断に困るときには、その都度依頼者に聞きながら進めていく必要があるのです。
もし依頼者が立ち会わない場合には、写真などの遺族にとって大切なものになりそうな遺品を、どう扱うべきか事前に聞いておいて作業を行います。
「すべて処分してしまって構わない」という方も中にはいらっしゃいますので、先に打ち合わせをしておくことで、当日の作業がスムーズに進むようになります。
いずれにしても依頼者のニーズを作業日より事前に、もしくは当日に聞き出すことは、とても大事な仕事の一つです。
遺品整理の求人に記載のある仕事内容としては、「掃除」があります。すべての遺品を運び出したあと、部屋の掃き掃除を実施するのが一般的です。
長年溜まっていたほこりなどを、しっかりと掃除してきれいにします。
上記の作業のほかに遺品整理の求人情報には記載がないかもしれませんが、もし現場が孤独死などの場合には「特殊清掃」という特別な作業が入ることになります。
遺体が放置された現場だと、虫がわいたり、壁や床にシミがついたり、腐敗した死体の強烈な異臭が部屋にこびり付いたりするため、通常の遺品整理の作業だけでは太刀打ちできません。
そこで特殊な作業道具を使用して、それらを取り除く作業を行うことになります。
何かを片付けるという点では普通の片付けと変わらないように思えますが、「遺品」という性質上、ときには特殊清掃のような特別な現場に遭遇するのだと認識しておきましょう。
遺品整理の求人の見つけ方を学んだあとは、どれくらい給料がもらえるのか?についてお伝えします。
遺品整理業の求人に書いてある月の給料の相場としては、15万円〜35万円となっています。
会社によってはこの金額に追加でボーナスなどが支払われる形になります。
アルバイトの場合には、地域にもよりますが、時給で1,000円を超えるケースが多いようです。
これは力仕事の現場になることを考慮しての金額のようです。
遺品整理の求人に記載のある内容以上に給料を上げようと思ったらどうすれば良いのでしょうか?
遺品整理の場合、しっかりとした体制を組めば、1案件あたりの利益率が50%を超えることが通常です。
見積もりを失敗すれば、この利益率を大きく下げることになりますし、逆に上手く買取と売却がいけば利益率をより高い数字にすることも可能です。
ここがある意味で遺品整理に従事する人たちの腕の見せ所ということになります。
月で10件獲得すれば、月間150万円の利益になりますし、月20件の獲得となれば、月間300万円の利益になります。
遺品整理の求人に記載のある金額以上に給料UPさせるならば、特殊清掃や解体などの単価が高くなる案件をより多く獲得する施策を実施したり、通常の遺品整理の案件数を2倍にするような施策を実施したりすることによって、月間の利益が大きく上振れます。
経営者だけではなく、従業員としてもそういった意識を持てば、求人に記載のある金額以上に給料が上がる可能性もあるのではないかと思います。
項目 | 金額 |
---|---|
1案件の平均単価 | 約300,000円 |
1案件の平均経費 | 約150,000円 |
1案件あたりの利益 | 約150,000円 |
1案件あたりの利益率 | 約50% |
遺品整理の仕事を始める上では、絶対に取得しなければいけない資格というものは存在しません。
したがって、遺品整理の求人にも必須の資格というのは記載がないのが基本ですが、取得しておくと求人での面接で有利になる可能性もあります。
ここでは、取得しておくと遺品整理の求人に応募して面接を受けるときに有利になったり、従業員として働き始めたときに、仕事をスムーズに進めることができ、結果として給料アップや昇進に繋がる可能性のある資格を紹介したいと思います。
遺品整理の求人応募で優遇される資格の1番は、普通自転車免許になります。
都心に住んでいるからといって自動車を運転しないと思ったら大間違いです。
遺品整理では、たとえ事務所が東京でも、作業場所は千葉や神奈川ということは日常茶飯事です。
それは関西でも九州でも同じことです。遺品整理の仕事に携わりたいと思ったら、普通自動車免許は持っておいた方がいいでしょう。
実際、遺品整理の求人情報を見ると応募条件のところに『普通自動車免許』と書いてあることが多いです。
また可能であれば、中型免許や大型免許を持っていると、求人募集側にとってはより魅力のある応募者に見えるでしょう。
それは遺品整理の作業の中で、トラックを運転する必要があるためです。
遺品整理の求人応募で優遇される資格の2つ目は、遺品整理士です。
一般社団法人遺品整理士認定協会が発行している資格が、『遺品整理士』です。遺品整理士の資格は、民間資格であり、国家資格ではないという点は注意が必要です。
資格を取得するための受講資格は特になく、誰でも取得できるのが特徴です。
遺品整理士認定協会のHPによれば、受講期間は約2ヶ月とされており、さらに2ヶ月間の受講期間の延長を、遺品整理士認定協会に問い合わせれば無料でできます。
講座の受講料及び入会金が25,000円、会費(認定手続を含む)が5,000円となっています。
会員の有効期限は2年間となっているため、2年毎の更新が必要になってきます。
学べる内容としては、遺品整理の基礎知識から、遺品整理をする上での注意点、遺品整理に関する法規制、事例研究などになっています。
遺品整理業者のHPを見ると、この遺品整理士の資格の画像を掲載しているところが多々あるので、遺品整理士ということを押し出すことで、案件が獲得しやすくなるということがあるのかもしれません。
遺品整理の求人応募で優遇される資格の3つ目は、事故現場特殊清掃士です。
事故現場特殊清掃センターというところが発行している資格が、事故現場特殊清掃士という資格になります。これも遺品整理士同様、民間資格になります。
資格を取得するための受講資格は、遺品整理士同様特になく、誰でも取得できます。
事故現場特殊清掃センターのHPによれば、受講期間は約2ヶ月とされており、さらに2ヶ月間の受講期間の延長を、事故現場特殊清掃センターに問い合わせれば無料でできます。
遺品整理士と同様に、講座の受講料(入会金)が25,000円、会費(認定手続を含む)が5,000円です。会員の有効期限は2年間で、2年毎の更新が必要になってきます。
学べる内容としては、特殊清掃の基礎知識から、特殊清掃業務をする上での留意点や実務の内容、事例研究などになっています。
特殊清掃に携わる可能性のある方は、この資格を取得し基礎を学ぶことで、特殊清掃の作業がスムーズに行えるようになるでしょう。
遺品整理の求人応募で優遇される資格の4つ目は、脱臭マイスターです。
一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会が発行している資格が、脱臭マイスターです。
脱臭マイスターの資格は、臭気問題がクローズアップされる昨今に、新しい脱臭技術を学んで新しいビジネスに繋げようと作られた資格です。
学べる内容としては、臭気に関する基礎知識や悪臭の分析方法、オゾンショックトリートメント方の消臭技術、脱臭技術を生かした新ビジネスなどになります。
いつでも受講できる資格ではなく、定期的に開催される講習会に出席することで取得できる資格になります。
通常は2日間に渡って開催され、定員は約50名です。受講料は、協会会員であれば30,000円、一般であれば50,000円です。
直近の講習会がいつ開催されるかについては、協会のHPから確認するようにしましょう。
遺品整理の求人の見つけ方から遺品整理の求人に記載のある仕事内容、給料などをご紹介してきました。
遺品整理の求人は通常の転職サイトなどでは見つからない事が多いので、求人の探し方にはコツが必要になります。
今回お伝えした方法で、遺品整理の求人をぜひ見つけて、希望の仕事に就けように頑張ってください!
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