お人形を廃棄するって決めたのに、お人形の廃棄処分の方法がわからない。

そんなあなたの為に、お人形を廃棄する方法をお伝えいたします。

お誕生日やクリスマス、子供に買ってあげたお人形。大きい物から小さい物まで、あんなに楽しそうに遊んでいたことも今は昔。子供も独立し、残ったのは大量のお人形やぬいぐるみ。なんてことありませんか？

真新しそうな物やすっかり古くなってしまった物、この際全て廃棄してしまおうと思っても、姿形が人間と同じお人形を廃棄処分するのは気が引ける。

魂が宿っているようで、捨てたら呪われてしまうのではないか？不吉な事が起こるのではないか？なんて思っていませんか？そういった不安も全て解消できるお人形の廃棄処分の方法を教えます。

目次

• お人形の廃棄を自分でする場合
• お人形の廃棄を依頼する場合
• 「人形を廃棄する方法」まとめ

お人形の廃棄を自分でする場合

では、具体的にお人形の廃棄を自分でする場合の仕方について学んでいきましょう。自分でする場合は、色々な方法があります。自分に合った人形廃棄の仕方を考えてみましょう。

お人形を地方自治体ゴミとして廃棄する方法

いらなくなってしまったお人形は、住んでいる区域の通常のごみとして廃棄することができます。

通常のぬいぐるみや、お人形は45リットルサイスのゴミ袋に入るものであれば、普通ゴミとして出すことができます。大きさによっては、粗大ごみになる場合もあります。

但し、細かな決め事については、各地方自治体によって違ってくるので、必ずゴミ出しのルールを確認し、ルールを守って人形を廃棄してください。

何となく気が引ける…後ろめたい…と感じてしまう方は、お人形に塩をふりかけて清め、和紙や包装紙等の燃えやすい紙に包んでゴミ袋に入れて廃棄してあげましょう。

お人形を寄付する方法

お人形を廃棄してしまうのではなく、寄付して社会貢献をしていくといった方法があります。

劣化や、目立つ破損がないものでしたら、受け付けている団体がいくつかあります。

例えば、ＵＦＯキャッチャー等でついつい増えてしまった人形やぬいぐるみ、ガチャポン等カプセルに入っているキャラ系人形、フィギュア系の人形、リカちゃん、バービー人形等、ついついコレクション的に増えてしまう様々な人形を対象に受け付けています。

寄付したお人形は選別され、リユースやリサイクルされていきます。その売り上げの一部は日本ユニセフに寄付され活動の資金になります。

熊本の震災では、赤十字社仮設診療所内に子供達のプレイエリアを設置し、寄付されたお人形や玩具等が被災された子供達の心のケアに役立ちました。

必要のなくなったお人形が社会貢献に繋がるのです。ただ単にお人形を廃棄してしまうのではなく、寄付という形で利用され助かる人がいるのなら、お人形も本望ですね。

様々な団体があるので廃棄をしないで寄付をしたいとお考えなら、調べておくとよいでしょう。

また、大きな団体ではなくても、いらなくなったお人形やおもちゃを必要としている保育園や小児科病院等があります。

病院で注射される、痛い、と恐怖で行くのが嫌だと、ぐずる子がいます。可愛いお人形やぬいぐるみが病院にあると、それだけでもそんな不安感を子供からなくしてあげることもできるのです。近くに必要としている保育園や病院がないか、聞いてみるとよいですね。

但し、寄付するものは比較的新しくあまり使用感の無い物や、汚れの無い物、キズがあったり、壊れていないものに限ります。

お人形をリサイクルショップに買い取ってもらう方法

まだ新しい物や、ビスクドール等のアンティーク人形、日本人形、コレクター的に価値のある物ならば、廃棄してしまうのは勿体ないです。

リサイクルショップに買い取ってもらう方法があります。お人形の買い取りに力を入れているリサイクルショップもありますので、まずは査定をしてもらいましょう。

無料で査定してもらえるお店もあります。近くにリサイクルショップがある場合は持ち込んでみるのもよいです。

お人形をオークションサイトに出品する方法

そのお人形を気に入った相手に直接行きわたる方法として、オークションサイトへの出品があります。

コレクションしている人形や、マニアが喜びそうなフィギュア等、日本人形やアンティーク物をオークションサイトで探している人は沢山います。

高値で落札してもらえるかはわかりませんが、だめもとでトライしてみてはいかがでしょうか。人形は廃棄されずに、気に入られた人の元にいくのですから、再び人形としても価値が生まれます。

お人形の廃棄を依頼する場合

お人形の廃棄は、自分で行うだけが全てではありません。

寺社に依頼したり、業者に依頼することで廃棄することが可能です。

お寺や神社で人形供養をしてもらう方法

傷んでいるので団体への寄付やリサイクルショップへ買い取ってもらえるような状態ではない。しかしながら、自分でゴミ袋に入れて廃棄することは怖くてできない。気が引ける。等と思っているなら、お寺や神社で人形供養をしてもらいましょう。

お人形にまつわる怖い話ってよく聞きますよね。毛が伸びてくるとか、夜中に動き出したとか。

人形を簡単に廃棄してしまったら、人形のたたりに合うのではないか、不吉な事がおこるのではないか。等と怖くなってしまい、なんだか後ろめたいような気持ちになってしまうのであれば、お人形廃棄処分の1つとして、神社やお寺でお人形の供養をしてもらう方法が良いです。

決められた日に人形供養を行っている神社やお寺があります。

神社やお寺に持ち込まれた沢山のお人形やぬいぐるみを前にお経を読み上げるなどの供養が行われ、最後はお焚き上げ（火葬）されます。

お寺や神社によっては、郵送や宅配も受け付けてくれる所もあります。もちろん最後まで列席して手を合わせることもできます。この方法ならば、きちんと供養をしてお人形を廃棄することが出来るのです。

人形供養を行っているお寺や神社は、日本全国どこにでもあるので、家の近くで探してみましょう。

インターネットで検索すると確認しやすいと思います。

年に一回行っていたり、1ヵ月に一回行っているお寺や神社があります。

お布施の目安は、段ボール箱につめて3,000円〜30,000円と違うので、確認しておきましょう。

後々後悔の念にかられないた為にも、人形供養についても納得がいくように調べておきましょう。

オコマリの人形供養を利用しよう

自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。

この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています。

オコマリで人形供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。

費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。

供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。

人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。

お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。

人形の廃棄を不用品回収業者に頼む方法

人形の廃棄を全て不用品回収業者に任せてしまう方法があります。

部屋を占領している人形を全てまとめて廃棄したい。この中から売る人形とか、寄付する人形とか価値もわからないし、ましてや傷んでいる物や汚れている物等分けるのも面倒だ、忙しい等、様々な理由があると思いますが、そんな場合は、不用品回収業者に一任してしまえば、あっという間に解決してくれます。

ついでに廃棄したい人形以外にもいらない物があったら、一緒に廃棄してもらいましょう。

人形を生前整理・遺品整理業者に廃棄してもらう方法

人形の廃棄を生前整理・遺品整理業者に依頼する方法があります。ご高齢で終活として身辺の整理をしたいとお考えの方も沢山います。

生前整理・遺品整理業者の仕事は、急に高齢者施設への入居が決まった方や、終活として身辺整理をしたいけれども、身内が遠方に住んでいるので1人でやるのは無理、亡くなってしまった身内の大量にある遺品類を整理したい。といった方々のニーズに合った親切丁寧な整理、処分をしてくれる行者です。

単なる不用品回収業者と違って専門のスタッフが、相手の気持ちを十分に理解し、信頼の元で行ってくれるのです。廃棄処分をしようと思っているのは、長年愛着をもって大切にしてきたお人形です。

生前整理・遺品整理業者の中には、人形やぬいぐるみ等の合同供養をしている業者もいますので、心残りなく安心してお人形を廃棄処分することができます。

生前整理・遺品整理業者の中には「古物商許可」免許を持っている業者もいるので、新しい物やアンティーク人形等は、廃棄ではなくリサイクルショップのように、きちんと買い取りをしてくれる業者もいます。

生前整理・遺品整理業者にお人形以外の不用品も処分してもらいたい、心置きなくすっきりしたい、と思ったら今後の為にも生前整理・遺品整理業者について知識を得ておきましょう。

少子化が進み、高齢者が増えている現在、生前整理、遺品整理業者のニーズは年々高まってきています。そうした需要と共に、生前整理・遺品整理業者も年々増えていますので、数ある中から探すのは大変かも知れませんが、最寄りの業者を探してまずは相談してみましょう。

「お人形を廃棄すると決めたなら…その方法を教えます！」まとめ

お人形を廃棄すると決めた方にその方法を教えてきました。

抱っこしたり、着せ替えたり、眺めたり、色々な場面で楽しませてくれたり和ませてくれたお人形。長年愛着がある人形を廃棄するというのは、かなりの決心がいったと思います。

決心がついたならば、ここで学んだ事を参考に、決して後悔しないように自分に合った方法で人形とお別れしましょう。もちろん楽しませてくれた感謝の気持ちもこめて、人形を廃棄しましょう

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