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エンディングノートの内容

投稿日:2017年06月26日 更新日:2021年03月30日

エンディングノートの内容って?

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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エンディングノートという言葉は、かなり認知度が上がってきました。みなさんは、書いてみたい、書いてみようと思ったことがありますか?

大病を患った時に、家族に伝えておかなくてはとあれこれ考えて、病気が治ったら絶対に書こう!と決心するという人は多いそうですが、病気が治ってしまったら、その決意をすっかり忘れてしまうという人もまた多いのです。

しかし!ご自分が急逝した場合のことを考えてみてはいかがでしょう。

日常生活で、一つ一つの情報を細かく家族に知らせている方は少ないことでしょう。また、言い残したかった、伝えたかったこともなかなか口では言えなかったかも知れません。

急逝して、情報が伝わっていなかったら?残された家族は途方に暮れてしまいます。どんな気持ちだったのか永遠にわからなかったら?家族は寂しい思いをします。

それを避ける方法がエンディングノートなのです。

目次

終活とエンディングノート

エンディングノートを書く人

終活という言葉は、2009年に週刊朝日が発表してから使われるようになりました。2010年には新語・流行語大賞にもノミネートされましたから、終活という言葉だけは知っているという方は多いかもしれません。

終活の意味は、「人生を振り返り、これからの人生を自分らしく生き、納得できる人生の終わりの迎えるための活動」です。

その終活の一環として、家族に自分が考える「自分らしい生き方」や「納得できる人生の終わりの迎え方」を伝える方法、としてエンディングノートが作られました。

エンディングノートには、終末ノート・終活ノート・メッセージノートといくつも呼び方はありますが、基本的な内容は同じです。

エンディングノートに記入する内容は、当初は気持ちや考え方を伝えることを中心としたものでした。それが、最近になって、より細かく情報を書き記すスタイルに発展してきました

関連記事:エンディングノートについて詳しく知りたい方はこちら
エンディングノートとは

エンディングノートの内容として書くべきこと

エンディングノートの内容として書くべきこと

エンディングノートにはだいたい次のような内容を書きます。

この他に、知らせておきたい情報があればいくつでも追加で作成できます

エンディングノートの内容で気をつけること

エンディングノートの内容で気をつけること

エンディングノートを書くにあたって、気をつけた方が良いことがあります。

それは、「エンディングノートと遺言書は違う」、ということをよく踏まえた上で、エンディングノートの内容を作成するということです。

エンディングノートには、財産について書く項目がありますが、預貯金については、つい遺言を書くようなつもりで、受取人の指定をしたり、預貯金のそれぞれの内訳を書いたりしがちなので、気をつけましょう。

エンディングノートの財産の項目は、情報を家族に知らせるためだけのもので、その情報に法的な効力はありません

また、遺言書が自筆証書遺言の場合は死後に法的手続き(自筆遺言の場合は家庭裁判所の検認手続きが必要です)を経て法的効力を得て家族に開示することになるのに対し、エンディングノートには何の手続きも必要なく家族が生前でも死後でも、いつでも読んで構わないものです。

したがって、エンディングノートに財産分与のことなどを記入して、たとえ家族がその配分が不満で書き換えたとしても、法的な問題は何もありませんが、書き換えたことでケンカになったり、疑心暗鬼になったりして不愉快な思いをしないよう、この点は十分に注意しましょう。

関連記事:エンディングノートと遺言書について詳しく知りたい方はこちら
エンディングノートと遺言書の違いって?

エンディングノートの作り方

エンディングノートの作り方

エンディングノートの内容に決まりがないように、書式も決まりはありません。

市販のエンディングノートを参考に、自分で項目の順番を入れ替えてパソコンで作るのも作りやすいのでおすすめです

エンディングノートの内容を書き換えたい、書き換える必要が出てきたときも、パソコンだと修正がしやすいので便利ですね。

エンディングノートの情報には、自分の身体についての項目と事務処理についての項目があります。

そこで、エンディングノートの中から抜粋して緊急用の身体についてのエンディングノートを作っておくというのはいかがでしょうか。

例えば、エンディングノートの作成者が急病になったり事故にあったりして緊急事態の場合、エンディングノートのことをずっと考えて生活しているわけではありませんで、慌てている家族がエンディングノートのことを思い出して、それを持って病院に駆けつけることは稀なことだと思われます。

いざというときのために、身体についてや保険についての項目だけを別冊にしてエンディングノートを作成し、非常持ち出し用として緊急用エンディングノートの置き場所を決めておけば、それだけ持って病院に行き、病院の事務や医師や看護師から求められる情報を素早く伝えることができます。

特に、めったに出たことのない薬や食材についてのアレルギーついては、家族が忘れている場合があり、思わぬ医療事故を招かないとも限りません。

また、延命措置や脳死後の臓器移植についての意思表示、介護が必要な状態になって場合にどうするかなども、緊急用のエンディングノートがあれば自分の考えをしっかり家族や病院側に伝えることができます。

この時に、財産等についても記入しているエンディングノートを持って行ってしまうと、うっかり紛失してしまって、どこかに個人情報が漏れてしまうこともあり得ますので、一冊まるごと持ち出さなくて済むように、緊急用の方は別冊にされることをお勧めします

別冊にするというのは、他にノートを作らなくても、身体についてと保険について記入したエンディングノートの部分をコピーして封筒に入れておくなどすれば、作成も簡単ですし、持ち出ししやすいですね。

エンディングノートと遺言書を作成する場合

エンディングノートを書く人によっては、財産についての記入項目が多く、思っていたより大変で挫折してしまう、という話も聞きます。

遺言書を作成する予定がある場合は、遺言書に書く内容とエンディングノートに書く内容を分けて書いても良いでしょう

遺言書を作るから、エンディングノートは必要ないと考える方もいらっしゃいますが、エンディングノートに書くべき内容を遺言書のみに書いてしまうと、結局、自分がして欲しかったことは遺言書が開封されてからしか伝わらないことになってしまいます。

特に、自筆証書遺言書は、作成した人が亡くなった当日に開封して読むことができるものではありません。前述したように法的な手続きを踏まなければなりませんので、日数がかかります。

従って、エンディングノートには

などを記載し、財産関係については、詳細に遺言書として作成する、と分けて考えると、エンディングノートと遺言書で二度手間になって面倒くさいとか、エンディングノートに財産分与のことを詳しく書いて家族との仲が悪くなったなどということを避けることができるのではないでしょうか。

エンディングノート以外で終活の一環としてできること

エンディングノート以外で終活の一環としてできること

エンディングノートは、手元にある資料だけで作るわけではありません。

エンディングノートを作ろうとして、通帳をあらためて見たとします。使っていない口座を発見するかもしれません。クレジットカードやポイントカードも同様に、作ったことすら忘れているものが出てくるかも知れません。

その時に、解約しようと考えて実行に移すと、それは終活の一環なのです。

エンディングノートには、自分の持ち物をどう処分するかを書くことができます。

ある整理収納アドバイザーの方から、

「コレクションしていた趣味のものを、これは売りたい、あるいは誰かにあげたい、など思いめぐらしているうちに、自然とコレクションを整理しています。印鑑がどこに行ったか分からない、と探しているうちに、長らく注意して見ていなかった色々な物が目についてきます。そして、これは捨てよう、ちょっとゴミ袋持ってきて、などと片づけが始まって、どんどん片づけたい気持ちが湧き上がって来る場合もあるのです。そして、それがそのまま、本格的な生前整理に繋がることもあるそうですよ。」

というお話をききました。

エンディングノートを作ろうとしても、「肝心のものが見つからない」「探しているうちに嫌になって、エンディングノートを作るのはまた今度でいいや」と止めてしまうという話や、片づけが必要なのを実感して、家族ぐるみで片づけを始めたら、捨てる、捨てないで意見が割れて、全くはかどらない。

その段階で家族全員が疲れて、やはり、もう片づけるのは止めよう、また今度にしよう・・・というのはよく聞くエピソードです。

このパターンに陥ると、終活はまったく進まなくなり、後になって、あの時に片づけておけばよかった、と後悔することになってしまいます。

エンディングノートの作ろうとして、あらためて持ち物を見て初めて、大量にある写真、いくつもある頂きもののタオル、閉店してしまった店のポイントカード、古びて色が変わったフランス人形が押し入れにあったなどなど、自分でもびっくりするものに気が付くのです。

捨てるにしても、不燃物や粗大ゴミに分類するのが大変で、自分たちではどう整理したら良いかよく分からない、と先延ばしにしても、結局はいつか片づけなければならない日が来るのです。

そういう後悔をしないためにも、一度業者に相談してはいかがでしょう

生前整理を業者に依頼する

終活として、自分の持ち物などを整理していくことを生前整理といいます。それを専門とする業者に依頼するとさまざまな利点があります。

生前整理は、単に、不用品を片づけてくれるだけではありません。

生前整理アドバイザーや整理収納アドバイザーという資格を持った人が捨てたくなくて溜まってしまった古着、本人にしか意味のない思い出のものなどをどう気持ちを切り替えて処分するか、を本人に寄り添って話を丁寧に聞いて指導してくれます。

思い出を整理しつつ一緒に片づけをしてくれて、処分に困っていた大量の写真をアルバムに整理する手伝いなどもして貰えます。

そして、整理をしながらエンディングノートに書くべき内容やその書き方も教えてくれます

さらに、今後の収納やものを溜めないコツを教えてもらうこともできます。

ご家族の方も一緒に生前整理を行うと、色々なコツをおぼえることができて後々になってラクです。

生前整理で掛かる費用

生前整理は、ご本人の部屋の押し入れと棚だけ片づけたい、家族と同居することになって引っ越すので一戸建て全体を片づけたい、などいくつもの要望がありますから、要望に合う業者をお探しください。何社かに条件を伝えて見積もりを出して貰うと安心です。

生前整理にかかる費用について調べましたところ、二種類の計算方法がありましたので、表にしてみました。

業者による掃除・片づけ作業費用(税込)

間取り 作業人数 料金
1K 1人 70,000円〜120,000円
1DK 2人 120,000円~180,000円
1LDK 3人 180,000円~240,000円程度
2DK 3人 180,000円~240,000円程度
2LDK 4人 300,000円~380,000円程度
3DK 5人 300,000円~380,000円程度
3LDK 5人 380,000円~430,000円程度

整理収納等の資格保有者の費用(税込)

作業人数 作業時間 料金
1人 1時間 6,000円〜12,000円程度
1人~2人 2時間 12,000円〜24,000円程度
2人 1時間+軽トラック 10,000円~100,000円程度
2人 2時間+軽トラック 30,000円~150,000円程度

生前整理を依頼するならオコマリがオススメ

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全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。

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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。

「エンディングノートの内容って?」まとめ

エンディングノートの書き方

終活の一環としてのエンディングノートについて書いてきましたが、エンディングノートは事務的な情報を残しておく他にも役割があります。

それは家族の方々への手紙の役割です。

今まで言えなかったこと、いつか伝えようと思って伝えられなかったことなど、恥ずかしく思わずに書いてみましょう。

自分史を書く項目もありますので、ご家族が知らなかった小さな子供の頃に好きだった食べ物や趣味を伝えることができます。

エンディングノートを書いていくうえで、今までの自分自身の記憶や心の整理をすることができますし、情報や思いを伝えることができる、という満足感も得られます。

エンディングノートを作ることは、自分自身にも家族のためにも、とても役立つことでしょう。

まだ、挑戦していない方は一度エンディングノートを手に取ってみて下さいね。

記事を読んでエンディングノートに関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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