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投稿日:2017年06月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
高齢者の介護をする施設として、介護老人保険施設つまり「老健」は存在します。特別養護老人ホーム「特養」は良く耳にすると思いますが、介護老人保険施設はどんな施設なのでしょうか?
特別養護老人ホーム「特養」とは何が違うのでしょうか?両施設とも、介護施設と言うのは文字を見ればわかりますが、その違いをよく知ってる人は多くは無いようです。
今回は、この介護老人保険施設についてお伝え致します。介護老人保険施設とは何か?を知りたい方は参考にして下さい。
介護老人保険施設とは、ケガなどで入院した高齢者の方が、退院後に自宅への復帰ができるようにするために、できるだけ自力で生活ができる様にするための施設です。
そのために医師の管理下で、リハビリテーションを受けるようになります。その他にも、栄養管理や食事、入浴と言った日常の介護サービスだけではなく看護や特別な介護なども行う施設です。介護老人保険施設の役割と特徴を詳しく見ていくこととしましょう。
介護老人保険施設は、介護を行う事は他の施設と変わらないと言えますが、その目的が大きく変わります。
介護に重点を置くのではなく、自立した生活が自宅で行える様に支援する事が目的となっています。
そのため、介護老人保険施設にはリハビリテーションに関する機能が有るのが特徴となっています。もちろん、一般的な食事や入浴などの介護の機能もあります。
ただ、目的が自宅に帰っての自立した生活がおくることができる事となっていますので、介護に注力するのではなく、リハビリテーションに注力するのが介護老人保険施設の機能的な役割となります。
介護老人保険施設の役割は分かりました。次に介護老人保険施設の特徴について見ていくこととしましょう。
役割がリハビリテーションにありますので、その特徴はリハビリテーションを行うのに適した施設であると言うことです。
リハビリテーションには、医師による医学的な管理がなされて、作業療法士や理学療法士によって適切なリハビリテーションが行われます。
そのため、介護老人保険施設では入所している要介護者の方が主体となるようにサービスの提供がなされています。介護よりも医療機関としてのサービスが充実しているのも特徴となります。運営しているのは、医療法人や社会福祉法人です。
医療関係のサービスが充実している事から、介護老人保険施設では、医師、看護師、薬剤師、リハビリテーションの専門家である理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、支援相談員、が配置されています。
それぞれの職種によって役割が決められており、連携する事で充実したサービスを提供しています。では、それぞれの職種の役割を詳しく見ていくこととしましょう。
介護老人保険施設には、入所人数100人あたり一人以上の医師の常駐が必要になります。実施するのは、医療行為である診断や治療はもちろんのこと医学的判断の元、入所者に対して行う処置を看護職やリハビリ専門職へ指示することです。
いわば、介護老人保険施設の中で全てをコントロールする立場にあると言えます。
介護老人保険施設では、自立した生活がおくれるようにリハビリテーションを行う事が特徴です。そこで働く医師も、利用者が自立した生活がおくれるように医療行為を行い、他の専門職種の人にも指示するのが役割となります。
看護師と准看護師は、介護老人保険施設では非常に大きな存在になります。一般的な医療現場とは違い、医師の数が少ない中での医療的な作業をする事になります。
そのため、持っている医学的知識を駆使して、入所者に対する適切な医療ケアを実施する必要があります。
医師との連絡を密にして、他の専門職の人とも協力をして入所者のケアをする事になりますので、介護老人保険施設の看護師は入所者に対するケアのリーダー的な役割と言えます。入所者の日々の健康管理だけではなく、介護の分野でも他のスタッフと協力して行います。
介護老人保健施設では、300人の入所者に対して一人以上の薬剤師が必要になります。行う作業は、一言でいえば管理薬剤師の様な内容になります。
つまり、総合的な医薬品の管理をする事になります。具体的には、施設にどんな薬がどの位あるのかを把握し、不足しそうな薬に関しては手配をする事となります。
また、高齢者の方は多くの薬を処方される結果になりますので、それらの薬の飲み合わせに気を配り、入所者の方の健康状態を維持する大切な役割が有ると言えます。
薬の専門的な知識の他に、薬の在庫管理から入所者一人一人の薬の服用まで気を配る為の正確さも必要になります。
介護老人保険施設のリハビリ専門職とは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が挙げられます。
実際に行うのは、入所者のリハビリ計画の作成とそれに対する評価、専門的リハビリサービスの提供が挙げられます。
専門によって提供するサービスも違いがあり、理学療法士は運動機能、作業療法士は精神心理機能、言語聴覚士はコミュニケーションや嚥下機能を維持向上させるためのサービスを提供します。
介護老人保険施設の特徴としてリハビリテーションのサービスがありますので、リハビリ専門職は、介護老人保険施設の中心的な役割を果たしていると言えます。
介護老人保健施設の介護福祉士の仕事内容は、食事や入浴と言った日常的なケアの他に、他の専門職と連絡を取りながらそれに見合った専門的なケアを行います。
介護老人保険施設への入所者は、日常生活をおくるうえで何らかの問題がある方が多いので、多くの介護福祉士が必要となります。
介護老人保険施設の介護福祉士は、一般的な介護サービスに加えて、リハビリテーションや心身の機能維持にも関わりますので、入所者に一番寄り添ったケアをする役割と言えます。
介護老人保険施設で相談窓口的な存在になります。資格に関しては、特定の資格がないと就けない物ではありません。
ただし、実際に行う業務は多岐にわたりますので、あらゆる分野での知識が必須となります。
主に社会福祉士や社会福祉主事、介護福祉士などの資格を持っている人が多くいます。実際には、その人らしく暮らしていくためのサポート、家族との関係に関しるアドバイスやコーディネートを行います。
介護老人保険施設の役割に関してご紹介してきましたが、どの様な人を対象としどの位の期間入所することができるのでしょうか?これらの事に関して、以下に詳しくご紹介していきます。
介護老人保険施設の対象者の要件としては以下の3つがあります。
これらの3つの要件を満たした人が対象となります。
介護老人保険施設の入所期間は、リハビリを行って自宅復帰を目的としていますので基本的には入所期間は3ヶ月となっています。
この間、自力で生活ができる様になるようなリハビリを受けますが、その効果を見ながら3ヶ月ごとに継続して入所するか退所するかの判断を行います。
介護老人保険施設には、ある程度の期間入所する事になります。その間にしておいた方が良い事に、居室の清掃や片付けがあります。
普段は介護の現場になっていますので、大がかりな掃除や片付けまでは手が回りません。入所している期間に、この居室を清潔にしておくのが良いですね。
少人数で掃除や片付けを行うには難しいです。入所する時の手続きなども必要ですので、自力で行うのは難しい状況の人も多いと思います。
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特別養護老人ホームへの入所は、現状としては少し難しい状況にあります。リハビリを行う事で、自力での生活が可能になる場合には、リハビリに特徴のある介護老人保険施設を利用すると良いですね。
施設内には医師を始め多くの医療関係者が居ますので、突然の体調不良にも素早く対応してもらえます。介護老人保険施設で働く人の役割を理解すれば、入所の時の不安も少なくなります。入所を考えている場合には、参考にしてください。
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