みなさんは人形をお持ちですか?人形、と一言でいっても、多種多様な素材、姿かたちの人形があります。

その人形にお別れをしなければならないけれど、ゴミとして捨てるなんてとんでもない!とお考えの場合、どうしたら良いのでしょうか。

今回は人形供養について調べてきました。

目次

人形供養とは?

人形供養とは

人形供養とは、日本独特の風習です。

人形供養をするというのは、人形にお別れをするとともに感謝の気持ちや願いを込めて供養するという意味もあります。

昔の日本では、人間の代わりに人形(ひとがた)を亡くなった方のお棺に一緒に入れたり、お盆に川に流したりして人形供養をしていました。

また、安産のお守りや子供ができるお守りとして人形に祈願をし、願いがかなった後にはその人形を奉納して人形供養をしました。

現代では、人形をゴミとして処分するのが忍びないという方々が、いままでありがとうという感謝の気持ちを込めて、人形供養をするということが一つの儀式となっています。

福島では、震災の後、人形の持ち主の元へ、好きだった人形を送ってあげて鎮魂するために人形供養をする人が増えたそうです。

関連記事:人形供養について詳しく知りたい方はこちら
人形の供養は必要?思い出の人形との正しいお別れの方法とは?

人形供養の方法は?

自分で人形供養を行う様子

人形供養の方法としては、

  • 人形供養を行っている神社やお寺に持ち込み、あるいは郵送して、読経、お祓いの後、焼納(お炊き上げ)をする
  • 人形供養を行っている斎場・団体に郵送・持込みして人形供養してもらう

などが一般的です。

また、そのほかにも自分自身で供養を行う事も可能です。

自分で行う場合には、人形をキレイな布やタオルで拭いて汚れを落としあげて、お清めの塩をふりかけます。

その後白い紙や布に包んで処分するのです。

このようにご自宅でも人形供養を行う事もできるので、神社やお寺に依頼するのは面倒!と思う方は実践してみてください。

人形供養の注意点

人形供養の注意点

人形供養には注意する点があります。

ぬいぐるみのように、燃える素材でできているものは、ダンボールに入れて郵送すれば、人形供養をしてくれますが、陶器でできているもの、ロボットなどの金属製のものは、別料金になる場合や受付自体していない場合がありますので、ご注意ください。

ひな人形にも注意が必要です。ひな人形には三段飾り、七段飾り、または内裏雛のみ、といくつかの種類があります。

内裏雛のみの人形供養の場合は、二体だけですので問題はありませんが、三段飾り、七段飾りになると、人形供養する人形の数が5体~10体以上になってしまう場合もあります。

人形供養をしている神社仏閣でも、ひな人形は受け付けていない、というところもありますので、郵送で送る際にも、事前に郵送したい神社仏閣がひな人形を受け付けているかを確認することが必要となります

「ひな人形供養祭」としてひな祭りの頃に、ひな人形だけを供養する行事として行っている神社やお寺がありますので、そちらに郵送されるのも良いでしょう。

また、人形供養を行いたい方で多いのが「ガラスケースも処分してほしい」という方です。

ガラスケースを受け付けている寺社は、実はあまり多くなく、「ご自身で処分してください」と言われてしまう事がほとんどですので注意しましょう。

人形供養の費用は?

人形供養に掛かる料金

人形供養の費用は、基準がなく、各神社仏閣や施設によって違います。

いくつか例をあげますと、

  • 一抱え:3,000円
  • 45ℓビニール袋1袋:3,000円・2袋目から2,000円
  • 一件:5,000円(ひな人形一組・普通の人形、ぬいぐるみ10体まで)+初穂料3,000円
  • みかん箱(タテ・ヨコ・高さ合計100㎝程度):1箱5,000円
    大き目の箱(縦・横・高さ合計120㎝程度):1箱8,000円
    2箱以降半額
  • 一体につき1,000円から

などがあります。

一抱えって個人差があるけどどのくらいなのだろう、一体といっても手のひらサイズから子供くらいの大きさまであるけど同じ1,000円なの?・・・と分かりにくいところもありますが、郵送する場合はダンボール箱等をご利用と思いますので、ダンボール箱の設定で参考になるものを探しました。

箱の大きさ 供養料
A神社
供養料
B寺
供養料
C神社
人形・ぬいぐるみ・可燃性のもの 100㎝まで 1,000円~ 3,000円~ 7,500円~
120㎝まで 2,000円~ 5,000円~ 8,000円~
140㎝まで 3,000円~ 6,000円~ 10,000円~
160㎝まで 4,000円~ 9,000円~ 11,000円~
180㎝まで 5,000円~ 10,000円~ 12,000円~
ガラスケースに作りつけの人形など 100㎝まで 1,500円~ 2,500円~ 応相談
120㎝まで 2,500円~ 3,500円~
140㎝まで 3,500円~ 4,500円~
160㎝まで 4,500円~ 5,500円~
180㎝まで 5,500円~ 6,500円~
金属製・陶器製の燃えない人形 100㎝まで 1,500円~ 2,500円~
120㎝まで 2,500円~ 3,500円~
140㎝まで 3,500円~ 4,500円~
160㎝まで 4,500円~ 5,500円~
180㎝まで 5,500円~ 6,500円~

また、人形供養の人形を送る場合の郵送料は、差出地から到着地までの距離によって違ってきますので、お住まいの都道府県内の基本運賃を記載します。

郵送する場合の料金(ゆうパック)

縦・横・高さ合計 同一都道府県内
60㎝以内 690円
80㎝以内 900円
100㎝以内 1,130円
120㎝以内 1,340円
140㎝以内 1,560円
160㎝以内 1,780円
170㎝以内 2,070円

(参照: http://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/charge/ichiran.html)

なお、ゆうパックで郵送する場合、郵便窓口に持ち込むと、持込割引という制度があって、120円割引になります。また、2個以上を同一箇所に発送する場合は1個につき60円の割引になります。

郵送する際に注意する点ですが、供養のつもりで塩を入れると箱の隙間からこぼれて別の荷物を汚損することがありますので、塩は入れないようにして下さい

関連記事:人形供養の料金について詳しく知りたい方はこちら
人形の処分は人形供養がおすすめ。その料金の相場は?

人形供養を郵送でも受け付けてくれる神社・お寺は?

人形供養を郵送でも受け付けてくれる神社・お寺

人形供養を郵送でも受け付けている神社やお寺を探すには、インターネットから探すのが一番カンタンです。

ただし、ほとんどの神社やお寺は自分たちのHPを持っていないため、そのような場合には電話帳を活用すると良いでしょう。

オコマリの人形供養を利用しよう

自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。

この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています

オコマリで人形供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ

費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。

供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。

人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。

お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。

生前整理・遺品整理としての人形供養

生前整理・遺品整理としての人形供養

普段の暮らしの中で、特にひな人形や五月人形などは、量も多く、人形以外の飾り物もあるため、なかなか処分することを考えていません。

まだ全然傷んでも古びてもいないのに、娘が嫁ぎ、嫁ぎ先ではひな人形を飾るスペースがない。あるいは、孫に男児が誕生しても、その男児の名前が入った新しい節句飾りを作りたいということで古いものは使うことがない、という話はよく聞きます。

そういう事情で、ひな人形や五月人形などが押入れの中に眠ったままで年月が過ぎていく、というのは心当たりのある方も多いことと思います。

高齢になっていくにつれ、大量の人形の処分をするなど考えるだけでげんなりします。

人形供養は、子供たちと同居することになったり、不用なものを処分する必要がある状況になったりした時がチャンスです。

生前整理・遺品整理を業者に依頼する

生前整理・遺品整理をする業者の中に、人形供養をしてくれる業者がいることをご存知でしょうか?

生前整理・遺品整理というと、不用品回収業者を連想する方もいると思いますが、単に家庭から出る不用品やゴミの処分を行う業者と、生前整理・遺品整理を行う業者には違う点があります。

生前整理・遺品整理をする業者には、査定や鑑定を行う資格を持つひとが所属しており、不用品だと思っていたものも査定したら、値がついた、ということはよくあることです。

特に、日本人形・創作人形・ビスクドール・球体関節人形・フィギュアなどにはコレクターがいますので、押入れから出して新しい持ち主の家で飾って貰えるということもあるかもしれません。それも人形供養の一つではないでしょうか。

値がつかない、または値がついても人形供養にして欲しい場合、人形供養もしてくれる生前整理・遺品整理の業者は、定例の人形供養祭を行い、読経などをして人形供養してくれます。

また、希望すれば人形供養の後に焼納せずに寄付やリサイクルにも出してくれます。

どれをどう処分するかに迷ってしまい、時間も体力もなくなって人形を供養することもなく、結局はゴミとして捨ててしまうなどということにならないよう、業者に依頼して人形供養して貰うことは便利でもあり、安心です

「人形供養は郵送が便利!?」まとめ

人形供養

人形供養は一緒に過ごしてきた人形に感謝し、大事にお別れをするという気持ちの現れです。その気持ちは生前整理や遺品整理の時にも同じで、持ち主に対してのお別れの行為にもつながります

また、大事にしていてどこも傷んでなくても手放さなければならなくなった、ひな人形や五月人形は、海外からは欲しい、という要望も多いそうで、人形供養の後に、寄付の手続きをしてくれる神社などもあります。

人形供養にはこのように、いくつも方法がありますので、人形をどうしようと困っているみなさん、どうぞご希望にあう人形供養の方法を見つけて下さい

記事を読んで人形供養に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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