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実家の空き家の片付け

投稿日:2017年06月27日 更新日:2021年03月30日

実家の空き家を片付ける5つのコツ

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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実家が空き家となるのは、決して珍しいケースではありません。実家が空き家となるきっかけには、親御さんの死去が多いようです。

そして、空き家となってしまった実家を片付けられないまま、放置されてしまうことも少なくありません。

しかし、空き家となった実家を放置することで、様々なリスクが出てきてしまいます。空き家を片付けないことで、数百万円の費用を自治体から請求される可能性があるのです。その他にも、税金法律の面でのデメリットが、空き家放置によって発生します。

今回は、空き家となった実家をすぐにでも片付けるべき理由や、具体的な実家空き家の片付けのコツなどを解説します

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目次

実家の空き家を片付けるのは早めに!実家を片付けるべき理由とは

実家の空き家を片付けるのを早めにしようと考える女性

空き家となってしまった実家を片付けず、放置してしまっていませんか。

確かに、空き家を片付けるとなると、役所への提出書類や業者との手続きなど、多くの手間がかかることになります。空き家の片付けが億劫になってしまうのも、無理はありません。

しかし、空き家となった実家を片付けないことで、引き起こされるリスクがたくさんあります。空き家はできるだけ早く片付けるべきだと言えるでしょう。

ここでは、実家の空き家を片付けないことで生じるリスクを見ていきましょう。

実家の空き家が「特定空き家」になるリスク

空き家となった実家を片付けないことで生じるリスクとして、「特定空き家」に指定されることが挙げられます。

特定空き家とは、自治体が強制代執行を行使することのできる空き家を指します。つまり、強制的に空き家が解体されてしまうということです。

ここでは、実家の空き家が特定空き家に指定された場合、どのようなリスクが生じるのかについてご説明します。

実家の空き家の解体費用を請求される

特定空き家に指定されると、強制的に空き家が解体される可能性が出てきます。実際に、2011年から2015年の間に、全国で29件の特定空き家が強制解体されているようです。

「自治体が空き家を解体してくれるなら手間が省ける」と思う方もいるかもしれません。しかし、空き家の所有者は、解体後に費用を請求されてしまうのです

空き家の解体費用は、木造住宅で1坪当たり3~4万円が相場となります。鉄骨造や鉄筋コンクリート造では空き家の解体費用はさらに上がってしまいます。

特定空き家に指定される前に、実家の空き家を片付けた上で解体業者へ手続きすれば、費用の半額以上を自治体から助成してもらうことができます。しかし、片付けをせずに実家空き家を放置し、特定空き家として強制解体された場合は、費用の全額を請求されてしまうのです。

自治体から請求される額は100万円以上であるケースも珍しくありません。なかには、数百万円を請求されてしまった方もいるようです。

つまり、実家の空き家を片付けずに特定空き家となることで、突然数百万を失うことになるリスクを抱えることになるのです。

実家の空き家の固定資産税が6倍になることも

特定空き家に指定されることで、強制解体費用を請求されるだけでなく、固定資産税が跳ね上がってしまうリスクもあります。

空き家を含む戸建て住宅には固定資産税都市計画税がかかります。しかし、通常は戸建て住宅が建っているだけで、土地の面積に応じて、固定資産前の額が軽減されています。

家が建っていることで、土地面積が200㎡以下であれば6分の1、200㎡以上であれば3分の1まで固定資産税の軽減措置がなされています。

しかし、この固定資産税の軽減措置は、特定空き家に指定されることで受けられなくなります。

つまり空き家となった実家を片付けないだけで、維持費用が6倍になってしまう可能性が出てきてしまうのです

実家の空き家を片付けないことで年間20万円の費用が

実家の空き家を片付けないと掛かる費用

空き家になってしまった実家を片付けなければ、今後もずっと有効に活用したり売却したりできません。そのままの状態で放置されたままの空き家を維持する必要が出てきます。

空き家を放置することで、先ほどご説明したとおり特定空き家に指定される可能性が出てきます。しかし、特定空き家に指定されないように、維持・管理をするのにも、維持費用がかかってしまいます。

維持費用には、固定資産税や都市計画税、光熱費、管理費(防犯や掃除など)がかかり、安く抑えたとしても年間に20万円はかかる計算となります。

「思い出のある実家を空き家として残しておきたい」「空き家を売却するために維持しておく」などの目的があるならば、実家の空き家に維持費用をかける意義もあるでしょう。

しかし、ただ空き家となった実家を片付けるのが億劫で、そのまま放置しているのであれば、一度見直すことを検討するべきでしょう。年間20万円の出費は決して安い額ではないはずです。

空き家となった実家は、片付けることで活用できたり資産に変えたりすることができます。しかし一方で、片付けないまま管理・維持したままの状態では、「不良債権」となり兼ねません。

空き家が原因の事故では、管理者に責任が

空き家を片付けずに放置すると、倒壊などの可能性が出てきます。そして、実家空き家が原因となって近隣住民に被害が出た場合、その所有者が責任を問われることになってしまいます

実家である空き家が片付けられず廃墟と化してしまうことで、近隣住民へ被害が及ぶリスクには様々なものが挙げられます。

例えば、空き家の屋根の老朽化が進んで台風ではがれてしまうことや、空き家に放火されて飛び火が隣の家に移ってしまうことなどが考えられるでしょう。

また、空き家が犯罪グループの拠点として使われたり、不審者が住み着いてしまったりということも、決してあり得ない話ではありません。

空き家が原因となって上記の被害が起こった場合には、管理者であるあなたが責任を問われます。もし、賠償責任が発生すれば、それに応じた補償を求められることになってしまうのです。

実家が空き家になった場合の片付け方法!5つのコツとは

実家が空き家になった場合の片付け方法

空き家となった実家は、いつか必ず片付けなければならない時期が来ます。空き家をそのまま維持するか、売却するか、それとも解体するのか、どのように扱うにしても、家のなかにある不用品を片付けなければなりません

しかし、家のなかのものを全て片付けるという経験は、人生のなかでもそう多くはないでしょう。特に、空き家となった実家の元の所有者は親御さんなので、ご自身の家を片付けることとは訳が違います。

そこで、実家の空き家を片付ける上をスムーズに進めるための5つのコツがあります。

実家の空き家片付けは3人以上で

空き家の片付けには、最低でも3人の人手が必要です。人手は多いに越したことはなく、できる限り手伝ってくれる方を集めた方が良いです。

空き家となった実家のなかには、想像以上に膨大な量の不用品があります。空き家片付けでは、いかに不用品処分を効率的に行うかがカギとなります。

たくさんの粗大ごみを回収指定場所に運び出したり、不用品を仕分けしたり、片付け後には掃除をしたり、と空き家を片付ける際の作業的な負担はとても大きいものです。

実家の空き家を片付ける際には、まず3人以上の人手を揃えることから始めましょう。

実家空き家での片付けは仕分け作業に注力を

実家の空き家で、最も手間・負担がかかる作業が仕分け作業です。仕分け作業では、ごみの分別や不用品の区別を進めていくこととなります。

不用品には、処分するものと形見として残したり売却したりできるものがあります。それらの不用品が、空き家となった実家には混ざり合った状態で置かれています。

生ごみや使い古された家具、家電などは処分することになるでしょう。一方で、状態の良い家電や家具、上質な着物、装飾品などは形見として受け継いだり、買い取り専門店に売却することができます。

しかし、空き家となった実家を片付ける際には、仕分け作業はなかなかスムーズにいかないものです。実際に、片付けに3ヵ月ほどかかる方も少なくありません長い方では1年以上を費やしたというケースもあります。

空き家片付けでの仕分け作業は、判断の連続です。膨大な不用品を「処分するもかとそうでないものか」について判断することになります。

この判断する時間をいかに短縮できるかで、実家空き家の片付けを終えられるまでの期間が決まると言っても過言ではありません。

そこで仕分け作業をスムーズに進めるためのコツがあります。それは、あらかじめ「保留箱」を作っておくことです。

仕分け作業での判断の際、1分以上迷ったらその物品を保留箱に一旦入れてしまいましょう。そして、仕分けが一段落した段階で、保留箱の物品を再度判断しなおします。

そうすることで、判断する体勢となっている脳が、スムーズに仕分けを進めてくれることになります。ぜひお試しください。

空き家片付けで出た粗大ごみの回収依頼は早めに

空き家片付けで出た粗大ごみの回収

実家の空き家を片付けていると、想像している以上に粗大ごみが出てきます。粗大ごみの処分は、自治体の回収サービスを利用することになるでしょう。

しかし、粗大ごみの回収において注意しなければならないのは、事前に回収依頼をしておかなければならないことです

自治体によっては、毎日回収する量を決めているところもあります。したがって、依頼をする時期によっては、回収まで待たなければならない事態となることも十分に考えられます。

実際に、粗大ごみを回収してもらうまでに1カ月ほど待たなければならないこともあるようです

粗大ごみの処分を自治体に依頼するのであれば、できるだけ早く連絡するようにしましょう。

実家空き家で出た粗大ごみを、一般ごみとして捨てるコツ

実家の片付けで出た粗大ごみは、自治体の回収サービスを利用することと思います。しかし、場合によっては一般ごみとして処分できることもあります

ほとんどの自治体では、30cm四方以内の物品であれば一般ごみとして処分できます。自治体によっては、ごみ袋に入れば一般ごみとして回収してくれるところもあります。

例えば、布団や本棚は細かく解体することで、燃えるごみとして処分できるようです

ただし、自治体によって一般ごみとして出せるものの条件は違っているので、あらかじめホームページで確認しておくようにしましょう。

実家の空き家片付けで仏壇が出てきたら

実家の空き家を片付けで出てきた仏壇の処理方法に困る方は少なくないようです。仏壇の処分方法は一般的に知られていないため、困るのは当然のことでしょう。

実は仏壇は、ほとんどの自治体で粗大ごみとして回収してもらえます。しかし、そのまま粗大ごみとして出すことに、心理的な抵抗がある方も少なくないのではないでしょうか。

仏壇を粗大ごみとして処分するのに抵抗があるのであれば、供養することを検討しましょう。

仏壇を供養するためには、お寺へお焚き上げに出すという方法があります。近年ではホームページを持っているお寺も多くあり、お焚き上げを受け付けていることを記載しているところがあります。

仏壇の供養料金は場所によって様々

ただし、お寺でのお焚き上げ料金はお寺によって様々です。ホームページに仏壇の供養料金が記載されているところもあれば、料金が記載されておらず「気持ち」としてお布施を支払うといったところもあります。

お寺でのお焚き上げ料金は、おおよそ1万円〜10万円だと言われています。お寺へお焚き上げを依頼する際には、事前に料金を確認するようにしましょう。

またお寺以外で仏壇供養を依頼する先には、仏壇店や遺品整理業者があります。仏壇店や遺品整理業者では、持ち込みでの受付だけでなく、出張引取サービスを行っているところもあります。

仏壇店や遺品整理業者での仏壇供養・処分費用は、大きさに応じて3万円〜7万円ほどが相場となります。

ただし、遺品整理業者によっては、空き家の片付けを依頼することで、仏壇を合同供養するサービスを行っているところもあります。仏壇の合同供養サービスの料金は、出張引取サービスの料金よりも割安であり、なかには無料で引き取りをしている業者もあります。

「仏壇供養をしたいけど、お寺まで運べない」という方は、空き家まで引き取りにきてもらうことも検討しましょう。見積りを無料で行っているところが多いので、一度相談してみるのが良いかもしれません。

関連記事:不用品回収について詳しく知りたい方はこちら
不用品を回収を無料でしもらう時のポイント

「実家の空き家片付けをする時間がない…」そんな時は遺品整理業者へ

実家の空き家片付けを業者に依頼する

実家が空き家となった際、片付けずに放置してしまうことで、様々なリスクが生じます。自治体に実家を強制解体され、数百万の解体費用を請求されたり、損害賠償を請求される可能性が出てきてしまいます

そこで、できるだけスムーズに空き家となった実家を片付けるコツを5つご紹介しました。

しかし、実家の空き家を片付けるには、ご家族に大きな負担がかかるものです。3人以上の人手が必要であったり、膨大な粗大ごみを処分したり、仏壇の供養をお寺へ依頼したりなど、かなりの手間・負担を覚悟しなければなりません。

実際に、実家の空き家を片付けることに3ヵ月以上を要する方も少なくありません。忙しい日々を送っている方にとって、空き家となった実家を片付けるための時間を確保するのは難しいのではないでしょうか。

もし、「実家の空き家を片付けたいけど、負担や時間の問題で難しい」とお悩みであれば、遺品整理業者に依頼することを検討しましょう

ここでは、空き家となった実家を片付けるにあたって、遺品整理業者を利用するメリットについてご説明します。

実家の空き家の片付けを遺品整理業者に依頼するメリット

実家の空き家を片付ける際に、遺品整理業者に依頼するメリットは、ご家族の負担が大幅に減ることです。遺品整理業者では、実家のなかにある不用品などの仕分け、運び出し、処分、といった作業を行います。

また、割安な料金で仏壇の供養を行っていたり、不用品の買い取りサービスを実施していたりと、実家の空き家片付けでかかる費用面での負担も軽減することができるでしょう。

遺品整理業者は空き家となった実家のなかにある不用品を片付ける専門家です。

実家のなかにある不用品は、親御さんの残した遺品です。遺品整理業者では、遺品を丁寧に扱うように教育されているスタッフが、空き家のなかにある不用品を片付けます。

実家が空き家となった際に、不用品回収業者に依頼したところ、遺品を粗雑に扱われてしまったというトラブル事例があります。例え空き家のなかにある不用品のほとんどを処分するつもりであっても、親御さんの使っていたものを丁寧に扱ってほしいと願うのは当然のことです。

親御さんにとっても、実家の空き家片付けでご家族に負担がかかってしまうのは、とても不本意なことだと思います。親御さんの残した遺品への供養の気持ちを大切にし、ご家族の平穏な生活を確保するためには、実家空き家の片付けは遺品整理業者に依頼しましょう。

実家の空き家の片付けはオコマリがオススメ

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全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。

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「実家の空き家を片付ける5つのコツ」まとめ

空き家の片付けをする

今回は、実家の空き家を片付ける5つのコツを中心に、なぜ今すぐ実家空き家を片付けなければならないのか、その理由について詳しく解説しました。

実家が空き家となった際に、片付けないまま放置してしまうことで、所有者であるあなたには多くのリスクが付きまとうことになります

本来、実家は親御さんが残してくれた資産であるはずです。片付けられず、空き家として放置されてしまうのは、親御さんも悲しむと思いますし、ご自身にとっても不本意なのではないでしょうか。

空き家となった実家は、片付けなければ様々なリスクを生み出すものとなってしまいます。一方で、片付けることによって、実家空き家は資産に生まれ変わります

今回ご紹介した実家空き家の片付けでの5つコツや、遺品整理業者を上手く活用することで、ご家族の負担が少しでも軽くなれば幸いです。

記事を読んで実家の空き家の片付けを遺品整理として行うことに興味を持った方はこちらも御覧ください

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