オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年06月28日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
年末の大掃除や家の引越しのとき、押し入れや子供部屋から出てくる人形たち、毎回どのように処分したら良いのか分からないため、再び押し入れの中に戻されてしまう。
また、おじいちゃんやおばあちゃんが介護施設に入居したときや亡くなられたときに出てくる人形たち、これもどのように処分したよいのか悩みます。
このような人形たちの処分に悩むのは、人形への感謝の気持ちや愛着、それに思い出などが詰まっているからとなります。だから簡単に処分できないのです。
ここでは、処分に困っている人形たちに礼儀をもってお別れするための方法と、このときに感謝の気持ちを人形たちに伝えるお祓い方法について解説します。
昔から人形には魂が宿ると言われるほど、人との関わりが深いのです。この関わりが人形の役目となります。
その役目は子供にかかる厄災の身代わりとなる役目、幼いころから子供の友達となる役目、家族の一員となる役目になります。だから役目をもった人形には魂が宿るのです。
この他にも商売繁盛の役目を持った人形や家を守る役目を持った人形などあり、これらを含み、ここでは人形たちの役目について解説します。
毎年3月3日のひな祭りに飾るひな人形は、この世に誕生した女の子の成長を願い厄災からの身代わりになる役目をもったのがひな人形となります。
また5月5日子供の日に飾る五月人形は、この世に誕生した男の子の健やかな成長とたくましい男性になってほしいという願いを叶える役目をもった人形となります。
ひな人形も五月人形も、昔から母親側の実家が贈る人形となっています。
幼いときから、遊び友達、心を癒やしてくれる友達、嬉しいときや悲しいときに傍にいてくれた友達としての役目を果たしてくれたのがぬいぐるみや人形たちになります。
このぬいぐるみや人形たちとは、誕生日やプレゼントとして頂いたメルちゃん、ポポちゃん、リカちゃん人形、バービー人形、ミッキーなどの玩具も含まれています。
これらは子供や家族からの愛着や思い出が詰まった人形になります。
最近の家庭では余り見掛けなくなりましたが、おじちゃんやおばあちゃんの家に行くとリビングに飾られている人形になります。また、フランス人形や西洋人形をコレクションとして集めている人もいます。
これらの人形たちは、その家の子供としてまた友達として、嬉しいときや悲しいときに一緒にいる役目をもった人形たちとなります。また、フランス人形や西洋人形などは人間と同じような目も持っています。
商売繁盛、無病息災、合格祈願などの願いを叶える役目をもった達磨、職人さんたちの手作りであるこけしと民芸品にもいろいろな願いを叶える役目をもっています。
大掃除や引越しのときに出てきた人形たちは、整理して処分することになります。このとき、役目が終わった人形、役目が残っている人形に分けることができます。
これらの中で役目が終わった人形たちを処分するときにお祓いが必要となります。これには、持ち主自身がお祓いをする方法とお祓いを依頼する方法の2つになります。
ここでは、この2つのお祓いする方法について解説します。
持ち主自身がお祓いをする方法は、まず役目を終えた人形たちに感謝の意を込めて綺麗にしてあげます。
きれいな布やタオルなどで、感謝の気持ちを思いながら丁寧に拭いてあげましょう。また、その後に清めの塩をふりかけてあげるとなお良いです。
もしぬいぐるみであれば洗濯やクリーニングできれいにしてあげるのも良いでしょう。
お祓いを依頼する方とは、持ち主がお寺や神社に直接持ち込んだり郵送をしたりして、お坊さんや神主さんにお祓いをお願いする方法となります。
また、最近では生前整理・遺品整理の業者でもお祓いをすることができます。
これらはお寺や神社などで行われている人形供養となります。そのため費用が発生します。約3,000円〜30,000円かかります。
しかし人形供養は、昔から行われている供養となるため、人形たちとお別れする際に持ち主自身の心の整理がつきます。
人形の中には、持ち主や家族の願いを叶えてきた役目、厄災からの身代わりとなってきた役目、友達としての役目などが宿しています。
だから、年末の大掃除や引越しのときに出てきた人形は、簡単に整理して処分することができないのです。
しかしこの人形は、いつか処分をする時が来るのです。それは役目が終わった時となります。
このお役目が終わったことがはっきりと分かるのは、おじいちゃんやおばあちゃんの生前整理や遺品整理のときとなります。
ここでは、このようなときに行う人形の処分方法について解説します。
お寺のお坊さんや神社の神主さんに人形をお祓いして頂きお焚き上げをしてもらう供養になります。これには持ち主が直接持ち込む方法と郵送する方法があります。
この方法は昔からお寺や神社で行われているため、持ち主と人形との最後のお別れにふさわしい方法となります。しかし3,000円〜30,000円の費用がかかります。
また、毎年10月15日は人形の日になっています。この日にあわせてお寺や神社で人形の供養をしてくれるところが全国にたくさんあります。インターネットで調べてみると良いでしょう。
自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています。
オコマリで人形供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
お寺や神社と同じようにお祓いとお焚き上げをしてくれるところが生前整理・遺品整理の業者となります。ここは有料となりますが、引取りと郵送が可能となります。
おじいちゃんやおばあちゃんの生前整理や遺品整理のように人形を大切に取り扱います。
生前整理や遺品整理と一緒に人形の供養をして欲しい方は、業者に依頼する選択肢を考えておきましょう。
全国に生前整理業者は9,000社あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
ここでおすすめしたいのが相見積もりを取ることです。相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを取ってもらい、それを比較することです。
しかし、見積もりには生前整理業者の下見が必要になり、その下見には1時間ほどかかります。一般的に相見積もりは3社が適切と言われているので、3時間も下見に費やさなくてはなりません
この相見積もりの問題を解決したのがオコマリです。この記事を執筆しているオコマリでは業界初の1回の下見で相見積もりが取れるサービスを提供しているので、通常3時間かかっていた下見がたった1時間で済みます。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
NGOや福祉施設へ人形を寄付して、処分する方法です。寄付をする前には、出来るだけ持ち主がクリーニングや洗濯をするようにしましょう。
それは、ぬいぐるみなどにダニなどのアレルギー物質が入り込んでいる可能性があるからです。また、人形たちとお別れをする持ち主のお祓いが必要になります。
人形をリサイクルするにはハードルが高くなります。まずは使い込んだ人形たちをクリーニングや洗濯をして汚れを落としてから、リサイクルショップに持ち込みます。
その際に持ち主は、お別れのお祓いは済ませておいてください。
処分したい人形の中には、オークションにかけるだけの価値の高いものが含まれています。特にリカちゃん人形、バービー人形、ディズニーキャラクターなどは、プレミアムがついた時代物が含まれています。
一度はチャレンジしてみる価値がある処分方法となります。このときもお別れのお祓いは忘れないようにしてください。
人形を次の人に受け継ぐ方法としては価値の高い処分となります。しかし、こちらも見た目の綺麗さが課題となります。このときもお別れのお祓いは忘れないようにしてください。
自治体に出す方法と、普通のゴミ処理と同じになります。費用がまったくかからない方法になります。
しかし人形たちには、今までの厄災からの身代わりの役目、友達の役目をしてきた愛着や思い出が宿しているためお別れの儀式が必要となります。
それにゴミに出すときには、布や紙などに包み、目を覆い隠し、一般のゴミと分ける配慮が必要となります。
人形は、子供や家庭の厄災の身代わりとなった役目や嬉しいときや悲しいときの支えとなった友達としての役目などが終わり、処分するときが必ずきます。
そのときに持ち主自身がお祓いをして処分するか、それともお祓いを依頼して処分するのかの2つになります。この2つの処分方法にはお祓いの費用が発生します。
したがって役目を終えた人形を処分するときは、お祓いとお焚き上げが必要となります。
記事を読んで人形の処分や供養に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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