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投稿日:2017年07月04日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品整理を行うと同時に遺品の処分も必要となります。
遺族の気持ちを考えれば、全ての遺品をとっておくことが理想的かもしれません。
しかし遺族にも限られた生活スペースしかないため、遺品の全てを遺族が保管することは不可能でしょう。
そのため不要な遺品は処分していかなければならないのです。それをしっかりと判断するためにも遺品整理は行われます。
しかし遺品の処分に関して、多くの遺族は疑問を抱きます。それは遺品を処分する時期はいつがよいのかということです。
では遺品を処分する時期にはどのような決まりがあるのでしょうか。
[banner_to]遺品整理を行う中で遺品を処分しなければなりませんが、処分する時期について悩みを抱える遺族は多くいます。
遺品整理はそれほど頻繁に経験するものではないため、遺品整理を行う時期や遺品を処分する時期について知らないのは当然のことです。
では実際には、遺品を処分する時期は決まっているのでしょうか。
結論から言うと遺品を処分する時期は明確に決められていません。遺族のペースに合わせて行えばよいのです。
例えば遺品は遺族にとって故人の想い出をよみがえらせるものになります。
もし故人が亡くなってすぐに遺品に触れると辛い気持ちになってしまうのであれば、適切な判断で遺品整理を行えない可能性があります。
そういった場合には、しばらく期間をおいてから遺品整理を行い、不要な遺品を処分していけば良いのです。
反対に葬儀が行われた後であれば遺族もそろっているため、その時期に遺品を処分するという場合もあります。
遺品を処分する時期が決まっていると思われている原因の一つに、四十九日が過ぎるまで遺品をそのままにしておくという考えがあります。
四十九日の法要が終わるまでは、故人の魂はこの世にあると考えられています。そのため四十九日が過ぎるまでは遺品整理を行わず、遺品の処分もしないのです。
もちろんこれに従って遺品整理を行っても良いですが、絶対に守らなければならないというものでもないので、各遺族に合った時期を選ぶとよいでしょう。
遺品の処分を行う時期は明確に決まっていませんが、故人が賃貸の家に住んでいた場合には状況が変わってきます。
故人が賃貸に住んでいた場合は部屋を明け渡さなくてはなりません。
この時期については大家さんの考え方によって違いがありますが、あまり長期間部屋に遺品を放置しておくことは避けるべきでしょう。
またたとえ家賃を払っていても、部屋の明け渡しを言い渡される可能性もあります。これによってトラブルに発展することもあるでしょう。
賃貸の場合は遺族の都合だけで時期を決めるのではなく、大家さんと相談をしつつ、契約が終了となる日までに遺品を処分し終えておくようにしましょう。
遺品を処分する場合について書いてきましたが、遺品の処分には時期以外にも注意すべきことがあります。
故人の子どもや配偶者であれば相続人となり遺産を受け取れますが、もし故人が借金を抱えていた場合には、相続人が借金を返済しなければならなくなります。
それでは遺族への負担が大きくなりすぎるため、相続人は相続を拒否することもできるのです。
しかしこの時遺品を少しでも処分してしまうと相続を拒否することができなくなってしまいます。
遺品の中でも価値のないものであれば処分しても問題ないようですが、古い書籍など時代を経て価値が高まっているものもあります。
相続の拒否を考えている場合には、時期などに関係なく遺品に触れない方がよいでしょう。
遺品の処分は本来遺族自身が行うものですが、最近では遺品整理業者に依頼することも増えています。
前述したように遺品に触れることで辛い気持ちになってしまうこともあります。そういった場合は遺品整理の時期を遅らせればよいのですが、賃貸の場合ではそうはいきません。
そこで遺品整理業者に依頼をして遺品整理を代行してもらうことで、辛い気持ちを軽減するのです。
また遺品には細々としたものが大量に出てきたり、大型の物が出てきたりします。こういった物を処分するとなると多くの時間と労力がかかります。
遺品整理業者に依頼をすることは身体的な負担の軽減にもつながるのです。
しかし遺品整理業者に依頼をする場合には、業者をしっかりと見極めなければなりません。なぜならトラブルに巻き込まれる可能性もあるからです。
では遺品整理や遺品の処分を業者に依頼した場合に起こり得るトラブルにはどのようなものがあるでしょうか。
遺品を処分してもらう際に多いのが不法投棄によるトラブルです。
遺品には様々な種類のものがあります。家具や家電もあれば燃えるゴミとして処分できるものもあります。
これらを処分する場合は、それぞれの物に合わせた処分方法で処分しなければなりません。もちろん費用も掛かります。
ところが依頼した業者が悪徳業者の場合、遺品を処分のための費用を削減するために不法投棄をしてしまうのです。
不法投棄は業者の責任と思われるかもしれませんが、実は捨てられた物の持ち主の責任となってしまいます。そのため持ち主が判明すれば回収するように命じられることもあるのです。
つまり遺族は費用だけを支払ったことになってしまうのです。
「遺品の処分には費用が掛かる」を先ほどお伝えしましたが、遺品の量によっては数十万円といった金額が必要になります。
物を処分するのにお金を支払ったことがある人はそう多くはないので、金額に驚いてしまう方もいらっしゃるでしょう。
その時にあまりにも安い業者には依頼しない方が無難です。
最初に安く料金を提示しておいて、作業後に「思った以上に量が多かった」など言い訳を付けて追加料金を取ってくる遺品整理業者がいます。
遺品整理中は立ち会うことをオススメしますが、そうはいっても依頼者が見ていないところで、出てきた現金や貴金属を懐に入れる業者もいます。
上記のようなトラブルを避けるためには遺品整理業者を見極めなければなりません。
見極める際のポイントは、下記の4点です。
もし、遺品の処分を依頼したい時期が決まっているならば、2週間前くらいから連絡を取るのがオススメです。
あまりにも直前すぎると、予定が埋まっていて依頼できないということになりかねません。
また、追加料金が無いことも重要です。お見積書の金額が一番安くともあとから追加料金で金額が膨れ上がり、最終的に一番高くなってしまったということもあります。全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して遺品整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている遺品整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
[banner_to]先ほど簡単に触れましたが、希望する遺品の処分時期が決まったら、出来る限り早く業者を探して相見積もりを取りましょう。
予定が空いていれば、お見積もりを取ってもらった日の次の日に遺品の処分の作業に入れますが、そうはいかない事の方が多いでしょう。
お見積もりから作業開始までは1週間ほど余裕を見ておいた方が良いです。
したがって、20日に遺品の処分時期を設定したいのであれば、13日までにはお見積もりを終えておくようにしましょう。
遺品を処分する時期についてみていきました。遺品を処分する際には決められた時期に従って処分する必要があると思っている人も多いですが、実際には決まりなどはなく、遺族のペースに合わせて行ってよいものです。
遺品を処分する期限が決められているということでなければ、ゆっくりと気持ちを整理してから遺品整理に取り掛かりましょう。
また遺品の処分は遺品整理業者に任せた方が、負担が軽減されます。しかししっかりと見極めなければトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意しましょう。
遺品整理に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。
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