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投稿日:2017年07月10日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
ゴミ屋敷は一日にしてなる訳ではありません。
毎日の積み重ねがゴミ屋敷という場所を生んでしまうのです。逆を返せば、常日頃からしっかりと片付けや清掃をしていればゴミ屋敷になることはないのです。
いろいろな形でメディアに取り上げられるようになった「ゴミ屋敷」。
今回はそんなゴミ屋敷を片付ける方法を伝授したいと思います。
さて、早速ゴミ屋敷の片付け方法をお伝えしていきたいと思います。
まずは自分たちでゴミ屋敷を片付ける際の方法からです。
ゴミ屋敷の住人が自分から「ゴミ屋敷の片付けをやろう!」ということには、なかなかならないと思います。もしそう思えるならば、すでに綺麗にしているはずですからね。
ゴミ屋敷を自分たちで片付る上で大事なことは、「仲間を募ること」です。住人だけのゴミ屋敷の片付けは絶対に不可能です。
仲間が集ったら、次にゴミ屋敷を片付けるための準備をする必要があります。
カビや虫による人体への影響を考えて、マスクと軍手(ゴム手袋でも可)は絶対に必要です。
また足の踏み場がないことが想定されるため、クロックスのようなサンダルや長靴は用意した方が良いでしょう。ハサミなどが落ちていて思わぬ怪我をしてしまう可能性もあります。
服装も汚れても良いものを用意しましょう。ごみ袋も大量に用意して、とにかく捨てることを前提として望むことが重要です。
ゴミ屋敷の片付けを始めたら、まずは「仕分け」からです。
ゴミ屋敷の問題点の一つとして、重要なものと必要なものの区別がつけられないということです。
まずは必要なものと不要なものに仕分けていく作業を行います。明らかに不要なものはごみ袋にドンドン詰めていきます。
住人であればまだしも、そうでない人達にとってみれば必要かどうかの判断は、なかなかつけられないかもしれません。
そういう時には、「保留箱」を作っておき、そこにわからないものは入れていくようにしましょう。
「仕分け」自体を始める前に、どういうものは保留箱に入れるべきかを住人に確認しておけば、より仕分け作業が捗るでしょう。
仕分けと処分を進めていき、ある程度ゴミ屋敷が片付いてきたら、次は清掃をしていきます。
長年掃除をしてこなかったわけですから、床がベトベトしていたり、ホコリが溜まっていることでしょう。
箒や掃除機、雑巾やモップなどを使って、隅々まで綺麗にしていきます。
清掃をしつつも、収納もしていきます。コップやお皿、薬や本類など、ぐちゃぐちゃになっているものを所定の位置に戻していきます。
特に衣類は次々と増えていくものなので、収納はしっかりと確保し、容量を超える衣類は処分するか売るようにしましょう。
かさばりやすい人形やぬいぐるみ、プラモデルなどは最小限に抑える必要があります。
ゴミ屋敷になってしまう原因には、病気に起因するものと環境に起因するものの2つがあります。
ここではそれぞれ具体的に、どのようなことが原因でゴミ屋敷になってしまうのかをお伝えしていきましょう。
病気が原因でゴミ屋敷になってしまうことがあります。これらを解決するには、基本的には医療機関で治療をすることになります。
専門家のアドバイスに従いながら、寄り添って解決することが大事でしょう。
強迫性障害の一つで、不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神疾患の一種です。
最初は、今集めないと次のチャンスはないと思い込み、必要のないものを集めます。そして、その集めた物に異常な愛着を持ち、捨ててしまうことに強い不安や罪悪感を覚えることが特徴です。
うつ病は、仰うつ気分、意欲や興味・精神活動の低下、食欲の低下、不眠などさまざまな症状がありますが、その中でも精神活動の低下が影響していると言われています。
何かをしようとする意欲や興味がなくなると、整理整頓する気が失われ、ゴミが貯まっていくということです。
一部、うつ病にも似ていますが、生活を維持するために必要な行為を行う意欲や能力を喪失した結果、自分の健康を損なうことです。
食べるべき食事を摂らず、医療行為も受けずに不衛生な環境で生活を続けた結果、孤独死に至ることもあると言われています。
高齢者が住むゴミ屋敷の場合に多い原因で、代表的な症状が物忘れです。既に持っているものでもつい忘れて買ってしまい、どんどん物が貯まっていった結果がゴミ屋敷になるということです。
それ以外にも、認知症はうつに似た精神機能の低下もありますので、整理整頓する意欲が失われるという側面もあります。
これは、子供の頃から症状が出始める行動障害です。集中力が続かない、落ち着きがない、衝動的に行動するなどが特徴ですが、大人になって完治するわけではなく一定の改善が出来ずに留まっています。
ゴミ屋敷になってしまう原因には病気以外にも環境的な要因が考えられます。
ここでは3つの環境的な要因をご紹介したいと思います。
仕事が忙しくて家の片付けまで手が回らず、ゴミ屋敷化してしまうというケースです。疲れて帰宅して、片付けがついつい後回しになってしまうのです。
このケースは特に若い女性に多く見られ、仕事の忙しさに加えて、自宅の片付けよりも外での自分を美しく見せるために労力を使うことを優先しているためとも言われています。
特に高齢者の方に多い原因です。
歳を重ねるにつれて、重いごみを持ったり、遠いごみ捨て場までごみ袋を持っていけないなどの理由で、家がゴミ屋敷化してしまいます。
ごみを片付けたくても片付ける方法がなく、そのままごみが溜まっていってしまうのです。
不規則な生活の場合、休日を上手く活用する方法が良いでしょう。
仕事のある日はごみをとりあえず集めて置いておき、休日の日に捨てるという方法です。
休日の日がごみ出しの日である必要がありますが、もしそうでない場合には、玄関に置いておいて仕事のある日でもすぐに捨てられるようにしましょう。
5分でも、10分でもいいので、面倒くさがらないことが重要です。
体力に原因がある場合には、近所の人などに手伝ってもらう方法が良いでしょう。
また、民間の業者に依頼して捨ててもらったり、住んでいる行政の人に相談したりするのも効果的です。
自分でできない以上、他人の力を上手く借りることが大切です。
さて、これまでは自分たちでゴミ屋敷の片付ける方法をお伝えしてきましたが、「結構大変そうだな・・・」という印象を持たれたのではないでしょうか?
実際、ゴミ屋敷の片付けを完了させるのに1日で終われば良いですが、往々にして2日以上必要になります。
自分だけならともかく、友人たちにも2日以上もお願いするのはなんだか気が引けますよね。
そんな時には、ゴミ屋敷の清掃業者に片付けを依頼するのも一つの方法です。
ゴミ屋敷の片付けは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、ゴミ屋敷にはなっていなかったでしょう。
家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。
やはり、ゴミ屋敷の片付けは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
ゴミ屋敷清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片付けを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今のゴミ屋敷から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
ゴミ屋敷の片付けに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
全国にゴミ屋敷清掃業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
ゴミ屋敷の片付けの方法を、自分たちで行う場合と業者に依頼する場合の2つに分けてそれぞれ紹介してきました。
ゴミ屋敷は自分の体調を崩す可能性だけではなく、悪臭などで近隣住民に迷惑をかけたり、最悪の場合放火が起きて死者を出してしまうかもしれません。
行ってしまってからでは遅いわけですから、出来る限り早くゴミ屋敷は片付けをしていく必要があります。
記事を見て、ゴミ屋敷の片付けの方法を学んで、一歩を踏み出してはいかがでしょうか?
ここまで読んで、ゴミ屋敷の片付けなどに興味の持った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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