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投稿日:2017年07月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
離れて暮らす家族が亡くなった時、葬儀等もさることながら、それ以上に大変なのが遺品整理です。
使う人が亡くなってしまったといっても、故人の遺品となってしまった物を家の中にいつまでも放置しておくわけにはいきません。
物によっては適切な処分や供養が必要となるでしょうし、何より家の中のスペースを占領してしまいます。そんな時に家族がやらなければいけないのは、故人の荷物を整理する「遺品整理」です。
ワンルーム等のこじんまりとした部屋であればいいのですが、一軒家の遺品整理をおこなう場合、それなりの手間と時間、そして費用が必要となります。その費用相場も意外と知られていないことが多いのではないかと思います。
今回は、一軒家を遺品整理する際の相場観をお伝えしていきたいと思います。
[banner_to]遺品整理とは、故人の遺品を必要なものと不要なものや供養が必要なものなどを整理し、家族が引き取るものと処分するものに分別することです。
故人が残した家具・家電・日用品や衣類など、全てがその対象となります。家具や家電は指定された方法で適切に処分し、故人が大切にしていた写真や人形などは供養に出されることが多くなっています。
基本的に、遺品整理は家族がおこなうものですが、部屋が広ければ広いほど、また遺品が多ければ多いほどかかる手間は大きくなってしまいます。
狭い部屋であれば家族でおこなうことも可能かもしれませんが、遺品整理をおこなう必要のある住居が一軒家だった場合、数人の家族だけでおこなうのはかなりの労力を必要とするでしょう。
自分たちで遺品整理をすることができない・・・そんな時に利用したいのが、遺品整理業者です。
遺品整理業者とは、亡くなった人の遺品整理を家族に代わっておこなう業者のことをいいます。
近年の高齢化社会に伴って年々増加の傾向にあり、その知名度も少しずつ上がってきました。では、遺品整理業者に依頼をして一軒家を遺品整理する場合、どのくらいの費用相場となるのでしょうか。
遺品整理は、状況によってかかる費用が大きく異なります。
部屋の広さによっても料金が変わってくるため、例え一軒家であっても費用を抑えたい場合は自分たちでおこなうのが一番ですが、一般の人であれば仕事や労力の都合上、それはなかなかスムーズにいかないのが現状です。
一軒家の遺品整理をおこなうとなれば、家族の方にもそれなりの準備と時間が必要になってきます。
遺品整理業者に依頼をした場合、基本的に遺品整理の料金は「部屋の広さ×作業人数」で算出されます。ここにオプションとして運搬費や回収費用が加算される形式が相場として一般的です。
部屋の間取りと作業人数の目安、基本料金の参考金額の相場は下記の表のとおりですが、業者によって前後することもあります。
部屋の大きさ | 料金相場 |
1K・1R | 75,000円〜130,000円 |
1DK | 135,000円〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000円〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000円〜450,000円 |
3LDK・4DK | 250,000円〜700,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 270,000円〜850,000円 |
身寄りのないお年寄りが、賃貸アパートの部屋の中でたった一人で亡くなっていた、ということも現代では非常に多いケースですが、遺品整理業者に依頼してワンルームの部屋で遺品整理をおこなった場合、料金相場はおよそ75,000円~130,000円ほどとなります。
この料金には部屋の清掃や洗浄は含まれていないことが多く、それらがオプションとして別料金が必要になります。
一軒家に住んでいた人が亡くなった場合、ワンルームなどと比べて残される遺品の量は非常に多くなります。
一軒家となると遺品の量も大幅に増えるため、必然的に遺品整理業者の作業人数も増えることになります。例として、住居が一軒家で3LDKの場合、遺品整理業者の作業員はおおむね5人~6人必要となります。
これにあたり、基本料金の相場も250,000円~700,000円と大幅に上昇します。
一軒家ということで、もちろん部屋数が増えればそれだけ家具や家電も処分量も増えますので、リサイクル料金等も別途必要になってくることも考えられます。
また、その他に費用が高くなるケースとして、遺品整理と特殊清掃を併せて依頼した場合があります。
加えて、一軒家では、家財が大量にある・大型の家具があり運搬が必要になるなどということが考えられます。また、急ぎで依頼した場合なども、追加料金の対象となる可能性があります。
遺品整理における料金の支払方法は、ほとんどが作業日当日の現金払いです。
業者によっては後日請求書を郵送してくるところもありますが、料金未払い等のトラブルを回避するために当日支払いを採用している業者が多数です。
しかし、最近ではクレジットカードが利用できる遺品整理業者もあるようですので、依頼をする前に必ず確認しましょう。
一軒家の遺品整理の相場感についてはお伝えしましたが、その相場よりも安くしたい!と思ったらどうすればよいのでしょうか?
ここでは、一軒家の遺品整理を相場よりも安くする方法を2つご紹介します。
一軒家の遺品整理を業者に依頼する場合、値段に左右するのは一軒家の中にある物の量です。
広い一軒家であっても荷物の量が少なければ費用は相場よりも安くなりますし、狭い一軒家であっても物の量が多ければ相場よりも高くなってしまいます。
したがって、物の量を自分である程度片付ければ、一軒家の遺品整理の料金相場よりも安くすることが出来るという事です。
大きな荷物は仕方がないとしても、小さな荷物については自分で捨てることをすれば、それだけ一軒家の中にある物の量が減ります。
そうすれば結果的に、遺品整理の相場よりも安く片付ける事が出来るのです。
一軒家の遺品整理の相場よりも安くするもう1つの方法は、買取できるものを買取してもらって支払う合計費用を下げることです。
買取できるものがある前提の方法ですが、買取をしてもらって数万円でも売れれば、そのお金を遺品整理を依頼する費用に使用することが出来ます。
一軒家の遺品整理を業者に依頼する前に買取業者にお見積りに来てもらう方が良いでしょう。
遺品整理の料金相場は、依頼する業者によっていろいろと差があります。
指定できるオプションも業者により様々ですので、オプションも含めどのくらいの差があるか事前に相場を調査することが重要になります。
遺品整理の業者に依頼する際には、必ずお見積りをしてもらい、お見積り書をもらうようにしましょう。
遺品整理において多いトラブルは、「言った言わない」のトラブルです。
つまり、当日の作業になって「これは回収できないと言いました」「この金額はここまでしか出来ないと言っています」「その金額で確定とは言ってません。当日追加があると言いました」などのトラブルが発生するという事です。
したがって、お見積り書を紙もしくはPDFなどのデータでもらうか、費用を文章でもらうようにしましょう。そのようにすることで、トラブルを避けることができます。
お見積りを取る際には電話やメールの対応から当日のお見積りの対応の質をチェックしましょう。
少しでも不安に思ったならば、その遺品整理業者に一軒家の片付けを依頼するのは止めておいた方が安全です。
お客様への対応の質が悪い業者がまともな作業を行えるはずがないのです。
全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して遺品整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている遺品整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
[banner_to]一軒家の遺品整理をおこなううえで、まず費用の相場を知ることは非常に大切なことだといえます。
相場を知ることで遺品整理に費やす時間や費用の計画が立てられ、より効率的に遺品整理をおこなうことができるからです。
遺品整理は、その必要性がいつ自分の身にかかってくるかわからないものです。だからこそ事前に相場知識を得ておくことが、準備のひとつとなるのではないでしょうか。
遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。