実家の整理整頓の方法を伝授します！

実家に帰った時、ご両親に整理整頓をするよう説得したことのある方は多いかと思います。

しかし、物に対する執着心が強いのか、整理整頓に対する意識が薄いのか、注意してもなかなか行動に移れないという方もまた多いそうです。

「このままではいずれゴミ屋敷となってしまうかもしれない」「そこまでいかなくても、両親が亡くなった後の片付けを自分がやると思うと頭が痛い」と思う方は今すぐ対策を取りましょう。

今回は、実家の整理整頓をする方法についてご説明いたします。

いずれかの方法で実家の中を全て整理整頓し、すっきりさせましょう。

実家の整理整頓の前にやること

実家を整理整頓する上で一番大きな壁は、「実家の片付けに反対するご両親」だと思います。まずは整理整頓の前にご両親の説得をする必要があるのです。

注意点として、説得をする時の言葉選びに気を付けましょう。ご両親も実家を片付けていない事に対し、罪悪感を持っているはずです。

そこへ上から目線の物言いや相手の気持ちを尊重しない言葉を投げかけられると余計に話がこじれます。常に相手を気遣う気持ちを忘れないようにしましょう。

そもそも親が自身の言葉に耳を貸さないという場合、実家にある自分の物を先に片付けるという手もあります。

親は「子供の思い出の品だから」という理由で机や教科書などをとっておきがちです。

そういったものを先に片付け、綺麗になった部屋を見せる事で、整理整頓に対する興味を持ちやすくなります。すると、子供の話にも自然と聞く姿勢を持ってくれる事でしょう。

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「実家の整理の方法を伝授！」

実家の整理整頓を自分たちで行う

ご両親の説得が終わったなら、いよいよ整理整頓の始まりです。

もしもご自分たちの手で片付けることをお望みならば、手間や時間はかかってもさほどお金をかけることなく片付けられます。

業者に依頼する事を希望しているならば、お金はかかりますが無駄な時間はとられません。更に業者を頼る場合は、状況によって依頼する業者が変わってきます。

ここからは、「ご自分でやる場合」と「業者へ依頼する場合」に大きく分けて、それぞれご説明をしていきます。

実家の整理整頓を自分たちの手でやる場合

慣れ親しんだ実家なのだから、自分たちの手で片付けたいと思うのは自然なことと思います。

他にも、自分たちを知らない人にはあまり見せたくないものがある、とにかくお金をかけずに実家を片付けたい、といった理由から業者の手を借りずに整理整頓を始める方々は意外と多いのです。

この項目では、実家の整理整頓方法を4つに絞ってご説明いたします。

実家の整理整頓方法～真っ先に必要ないものを捨てる～

最初に必要なことは、要らない物を捨てていくことです。

目についたものを一々捨てたり、しまったりを繰り返していると整理整頓がいつまでたっても終わりません。

その為、まず要らない物を全て捨て、その後に要るものをよける作業に入りましょう。その際、もう一つ必要なのが期間限定スペースです。

これを使うポイントは、「そのモノが要るか要らないか」を問われて、持ち主が即座に答えられるかどうかです。生活必需品や本気で大事なものはすぐに答えることが出来るはずなので、迷いが生じるのは「理由はないがとっておきたいもの」と考えられます。

そういったものは期間限定スペースに入れておきましょう。話し合ってとっておく期間を決めておき、その間一度も使わなかったら処分といったルールなどを設定すると物を減らしやすいです。

実家の整理整頓方法～収納スペースを減らす～

収納スペースが余分にあると、その分だけ物が増えやすくなります。

しかし、そのスペースを失くしてやれば以前よりも物の置き場所について考えるようになるので、新しい物が増えにくくなります。

したがって、大きなタンスや小さな入れ物などを思い切って処分して下さい。クローゼットの中も服しか入れないなどのルールを決めておきましょう。

実家の整理整頓方法～やる日を分ける～

実家の整理整頓の実施日を分ける理由は2つあります。

片付ける量が多ければ多い程、一気にやろうとしても1日で終わるはずがありません。
一気にやろうとして無理だった時、やる気がかなり低下します。

他にも、自宅が実家から遠い上に泊まり込んで行う時間がない場合、休日などに実家へ通う形になる為、強制的に日を分けることになります。

あらかじめ、日付ごとにゴミの仕分けや粗大ごみの運搬など、やることを小分けにして当てはめておくと作業がはかどります。

また、どこまでやったかわからなくなるのを防ぐ為に、処分した物・してない物、とっておく予定のものなどをリストアップしておくと良いでしょう。

実家の整理整頓方法～人海戦術～

他のご家族は勿論のこと、近くに住んでいるご親戚や知人・友人に頼む方法です。

見知らぬ他人に頼るよりも、親しい相手に頼むほうが抵抗は少ないと思います。更に人数が多ければ多い程、実家の片付けも早く終わらせることが出来ます。

しかし、全ての作業が終わった後は、必ず何かしらの形でお礼をするのは忘れないようにしましょう。

実家の整理整頓を業者に依頼して行う

ここまで自分たちで実家の整理整頓する方法をご説明いたしました。

しかし、整理整頓する量や作業する人の数、整理整頓にとられる時間などによって、自分たちでは手に負えないと感じることもあるでしょう。

そんな時は無理をせずに、専門の業者へ依頼することをお勧めします。費用はかかってしまうものの、専門の知識と技術を駆使して実家の整理整頓をしてもらえます。

この項目では、不用品回収業者と生前整理・遺品整理業者について、ご紹介いたします。

基本的に実家の整理整頓は不用品回収業者へ

基本的には、不用品回収業者へ依頼するのが良いでしょう。ただ不用品を回収するだけではなく整理整頓を重視して、整理収納アドバイザーの資格を有したスタッフが在籍している業者を選ぶのがお勧めです。

整理収納アドバイザーとは「何故散らかってしまうのか」「何故片付けられないのか」等、根本的な原因を見つけて解決出来る知識や技術を身に付けた人が持つ資格のことです。

この資格を有したスタッフが、依頼者に合わせた整理整頓の仕方や散らかるのを防ぐ方法などを教えてくれます。

不用品回収業者に依頼したときの料金相場

料金相場は業者によって金額が曖昧です。例えば、時間に応じて料金設定がされている業者だと、3,000円〜の所が多いようです。

作業内容に応じて料金設定がされているパック料金だと、1万円〜の所もあれば、最高で6万円以上の所もあります。

このように金額がバラバラなのは、片付ける量や作業する際に必要な人員数、荷物を積み込む車の種類など、依頼者の状況によってかかる費用が変わってくる為です。

実家の整理整頓目的が生前整理や遺品整理の場合は専門の業者へ

生前整理は、生前に自分の荷物を整理しておくことで、自分が亡くなったあとの遺品の整理の負担を減らすことを目的としています。

一方の遺品整理は、亡くなった後の遺品の片付けのことをいいます。

上記のような状況の場合は、生前整理・遺品整理業者へ依頼すると良いでしょう。

生前整理・遺品整理業者に依頼したときの料金相場

部屋の広さ	料金
1K・1R	70,000円〜
1DK	135,000円〜
1LDK・2DK	160,000円〜
2LDK・3DK	190,000円〜
3LDK・4DK	250,000円〜

不用品回収業者の項目でもご説明しましたように、必要な人員数や作業量、作業がしやすい環境であるかなど、様々な要素を考慮した上で最終的な料金が決まります。

その為、必ず見積もりをとってどれくらいかかるのかをご確認下さい。

生前整理・遺品整理業者に依頼する時のポイントを3つ紹介したいと思います。

生前整理・遺品整理業者に依頼する時のポイント

料金表示が明確であること
見積もりをしなければ最終的な金額は分かりませんが、サイトに表示されている段階で料金の上限が表示されているかどうかも確認することをおすすめします。
業者によっては、上限が表示されていないと後で追加請求をされる恐れがあるからです。
見積もりが無料であること
複数の業者を見積もり比較することは非常に重要です。そこに見積もりが有料の業者が入っていると余計な出費が出てしまいます。
スタッフの対応が誠実であること
お客様に対する対応がいい加減だと、物もぞんざいに扱う可能性があります。問い合わせや見積もりの際にスタッフの対応を注意深く観察しましょう。

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