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投稿日:2017年08月02日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品が処分できない、この悩みは多くの遺族が抱えている問題です。
遺品を整理しようと思っても、すべての遺品に大切な思い出があって処分できない、故人の匂いがするようで処分できないなどその理由は様々です。
しかし遺品がいつまでも残っていると、残された家族には遺品によって思いがけないリスクが生まれてしまうこともあります。
遺品を上手に整理したい、処分したいという方は、なぜ自分が遺品を処分できないのかその原因をもう一度探り対策方法を考えていきましょう。
[banner_to]まずはどうして遺品が処分できないのか、その主な原因を5つ見てみましょう。
遺品が処分できない原因として、真っ先に考えられるのが「故人のものを捨てることができない」という遺族の心情によるものです。
特に前触れもなく急に親が亡くなってしまった、幼くして子供が他界してしまった、
家族が自死してしまったという場合に多いようです。
このような状態で遺品処分ができない遺族の多くが「遺品があれば戻ってくる気がして処分できない」と語ります。
日本人では古くから物には魂が宿るという考えがあり、その考えが心に根付いているためこういった考えに陥りやすいと考えられます。
遺品が多すぎて「遺品を処分したいのに処分できない」ことに悩んでいる遺族も多くいます。
長く連れ添った伴侶がいなくなり、年老いた妻や夫だけで遺品整理しなくてはならない場合に多いようです。
家族を失くしてしまったという、大きな精神的ストレスが原因となって遺品が処分できない遺族もいます。
大切な家族がいなくなるというストレスを抱えながら、遺品を整理したり処分したりするのはとても大変な作業ですし、一時的なうつ状態で遺品が処分できないということもあります。
仕事や毎日の生活が忙しく、遺品整理が進まない場合が多くあります。働き盛りの人や、小さい子供がいる家庭では遺品の処分まで手が回らないのです。
遺品の整理は素人だととても時間がかかるものです。毎日少しずつ遺品の処分に時間を割けばできると考えていたところ、実際には一度手を付けると処分するものが大量に出てきてしまって全く片付かなくなってしまいます。
遺品がすべて遠方の実家にあるという場合、自分たちだけで遺品整理を行うのは到底無理な話になります。
週末ごと、大型連休ごとに時間をかけて実家に行って遺品整理をする。考えただけでも大変な作業です。遺品の処分ができないのも無理はないでしょう。
様々な理由で放置されてしまう遺品ですが、遺品を処分せず遺品をそのままにしておくことで思いがけない問題が起こることがあります。
遺品をそのままにしていると後々どのようなトラブルが起こるのか、遺品放置のリスクについて考えて行きましょう。
遺品整理しに行くことができないからと、遠方にある実家の遺品を放置していることで空き巣が入り込む可能性が高くなります。
また、空き巣だけではなくホームレスなどが誰もいないのをいいことに、好き勝手に実家を使い始める可能性もあります。
そこからさらに治安が悪化し、別の犯罪を誘発してしまうことも考えられますので注意しましょう。
遺品放置によって、害虫が発生し近隣トラブルにつながることもあります。
食べ物などの生ごみがなければ虫が発生しないと考えがちですが、衣服を食べて繁殖する虫や建材を食べる害虫、本などの紙類を食べる害虫なども存在していることを忘れてはいけません。
一度害虫が大量発生してしまうと、近隣の住宅にも被害が及ぶ可能性があります。
遺品を放置し長年空き家を放っておくと、時に放火魔のターゲットになってしまうことがあります。
また、大量のゴミから自然に発火してしまう可能性もありますので、もし空き家にしてしまっている家屋がある場合には速やかに家屋内の遺品を処分しましょう。
自宅内に遺品を残している方は、目につく場所に遺品があることでいつまでも心の整理ができないということもあります。
遺品が処分できないから心が晴れない、心が晴れないから余計に遺品に縋り付いてしまう、このような悪循環に陥りがちです。
少しずつ遺品を整理していくことで心の整理にもつながります。小さなものからでも少しずつ片付けていきましょう。
遺品が処分できない原因が解れば、どうすることで遺品と故人に向き合い遺品を処分していけばいいのか、その答えは少しずつ見えてくるはずです。
遺品放置によるトラブルを避けるためにも、遺品処分に向けて次の5つの対策を試してみましょう。
思い出が強い遺品は、故人の友人や親類などに形見分けとして持って行ってもらいましょう。
これなら「遺品を捨ててしまった」という後悔も残りませんし、故人の思い出とその品がいつまでも誰かに大切にしてもらえるという満足感もあります。
但し、遺品の押し付けはいけません。その人が必要だと思うもの、必要そうなもの1点、もしくは2~3点にとどめておきましょう。
どの遺品も処分できない、という場合には処分しやすい遺品から片付けてみましょう。
もう誰も使えない下着や靴下などから片付け始めると、「勢い」がついて意外と遺品整理が捗ることもあります。
「遺品はすべて絶対に処分しなければいけない」ということはありません。
もし残された遺品が現在自分の住んでいる家にあるのなら、焦って処分しなくてもいいのです。
処分したくない遺品を無理やり処分してしまうことで、心の中の暗い気持ちが広がってしまうことがあります。素直に「遺品を処分しよう」と思えるまで、自分のそばに遺品をおいておきましょう。
本当に大切な遺品は、形を変えて残すこともできます。
例えばランドセルをリメイクして小さなランドセルにしてもらったり、宝石類やコート類、布製品などもリメイクしてもらうことができます。
大型のものであれば家具などもリメイクしてもらえる場合がありますので、思い出の強い遺品は処分せずにリメイクしてもらいましょう。
実家が遠方にあって遺品が処分できない、忙しくて遺品整理をする時間が取れないといった時には、遺品整理の専門業者に依頼するのがおすすめです。
遺品整理の中でも難しいのが、「ゴミの分別」と「粗大ごみなど特殊なゴミの処分」です。このようなゴミの処分も、遺品整理業者なら適切かつ迅速に仕分け、処分してもらうことができます。
また、大量のゴミが残るような実家の遺品整理も遺品整理業者に任せたほうがいいでしょう。この場合、残されたごみによって様々なトラブルに発展する前に、なるべく早く遺品整理業者に依頼して遺品整理することをお勧めします。
しかしいざ遺品整理を業者に依頼しよう!と行動に移したときに、意外と遺品整理業者が多く「どの業者を選べばいいのかわからない」と感じる方が多いようです。
業者によって金額やシステムがまちまちで、どんな業者を選べば満足のいく遺品整理をしてもらえるのかはネットの情報だけではわかりません。
全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
[banner_to]遺品が処分できない悩みは、一人で抱え込まずに様々な人と共有し解決していくことが大切です。
親しくしている親類などに相談し、少しずつ形見分けしていきましょう。そして遺品整理に心理的な負担を感じた時には無理せず休んでください。
心理的な問題ではない遺品整理は、遺品整理業者に依頼してなるべく早く処分してもらいトラブルを回避しましょう。
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