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投稿日:2017年08月21日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
人は産まれた時、誰もが裸です。服を着ていたり何かおもちゃを持って産まれてくる子は、まずいないでしょう。
赤ちゃんが産まれてきた時、一番に何が与えられるでしょうか?まず考えられるのがベビーウェアやおむつ、ベビーベッドだと思います。
遺品整理から遠い赤ちゃんの話をしましたが、何が言いたいのかというと人は産まれてから死に至るまで、状況に応じた「モノ」を様々所有するのです。そのモノは、年を重ねるにつれて思い出などと共に増えるのが一般的です。
今回は、そのモノの最後について遺品整理の現場から衝撃な事実をいくつかお伝えしていきたいと思います。
「モノ」の最後は、自分が終活や断捨離をしない限り、親族または遺品整理業者が遺品整理をして片付けます。
近年核家族化が進んでおり、自分たちで遺品整理をするのではなく、遺品整理業者に依頼して遺品整理を行ってもらうという方々が急増しています。
そんな、遺品整理業者は様々な遺品整理現場を見てきており、修羅場を幾度となく経験しています。
一体どんな修羅場なのでしょうか?!ここでは3つの実際にあったケースをお伝えしていきます。
遺品整理の現場には様々なモノが眠っていますが、時として生前の本人からは想像もしないモノが出てくる時もあります。
実際の遺品整理士の方が体験したのは、元小学生教師が1,000本を超えるアダルトビデオを自宅に隠していたというものです。
当然、遺品整理に立ち会っていた親族の方も絶句していたそうです。
この事実は極端ではありますが、実際にアダルトな雑誌やDVDが遺品として発見されるケースは多いです。
またアダルトなモノだと男性を思い浮かべてしまいますが、女性の場合でも同様です。
女性専用のアダルトグッズが女性の部屋から出てくることは、男性同様よくあります。
他にも、発見されたらまずいモノが遺品整理の現場では発見されます。
例えば、30代既婚のサラリーマン男性が突然死した時の話です。
遺品として会社のデスクの中には、愛人とのツーショット・風俗店の名刺やラブレター、不正な領収書などが発見されました。
また、ある男性既婚会社員の遺品整理をした時には、会社のデスクにアダルトビデオや愛人との裸ツーショット・社内不倫をにおわせる写真・ブラジャーやパンティが出てきたそうです。
こんな事が親族に知れたら、故人を悲しむ気持ちも薄れてしまいますよね。まさに、修羅場です…
デジタル遺品とは、故人のパソコンやスマートフォンに遺されたデータの事を指します。
最近ではスマートフォンの普及と機能拡大により、個人情報はスマートフォンに集約されていると言っても過言ではありません。
個人的なファイル・購入履歴・検索履歴・交友記録などのプライバシーに関わる情報がデバイス上に全て入っています。
当然、その中には親族に知られたくない情報もあるわけで、実際にデジタル遺品でのトラブルは頻発しています。
例えば遺品整理時に、故人の携帯を見ていたら知らない女性と密に連絡を取り合っていて浮気をしていた、故人のパソコンを見ていたら不倫女性との旅行写真が出てきたなどのトラブルが続出しています。
他にも、故人が行っていた資産運用の取引を停止しなかったばっかりに多額の負債を抱えたり、使ってもいないサービスに利用料を払い続けていたりとお金に関わるトラブルも多くあります。
近年、世間ではデジタル化が進んでいますが、遺品整理もデジタル化が起きていると言えそうです。
ここまで様々な例を上げてきましたが、多くの人が家族にも知られたくない事実を持っていると思います。
亡くなった後に、恥を欠かない為にも、またトラブルを起こさない為にも、亡くなる前に"亡くなる準備"が必要になってきます。
つまりは、終活です。終活は今ブームが起きており、多くの芸能人も始めています。あの坂上忍や中尾彬夫妻も終活を始めているそうです。
ここでは簡単に終活でやるべき5つのことを紹介したいと思います。
自分が亡くなった後にトラブル、修羅場を起こさないためには、生前整理が一番重要になってきます。
自分が亡くなった後に見られてまずいモノや、トラブルになりそうなモノはしっかり整理をして、捨てる決断をしましょう。それが、自分が亡くなった後に恥を欠かない一番の方法です。
また、もしそれがスマートフォンやパソコンのデータである場合は、勘付かれないパスワードを設定して何か起こった時でも見られないようにしておけば安心です。
死はいつ訪れるかわかりません。突如として現れるかもしれません。いつ来ても万全の体制が整っているように、他人に見られたくないモノがある方は早めに手を打っておきましょう。
今回は、遺品整理現場の修羅場についてまとめました。
遺品整理業者は、何千と現場を目撃しているため本当に衝撃の修羅場を経験しています。
みなさんも、自分が亡くなった後に都合の悪いモノがでてくる恐れはありませんか?
死後に自分が恨まれて看取られるのは辛いと思います。
その為にも、もう一度ここで終活及び生前整理の重要性を認識しておきましょう。
墓まで持っていきたい隠し事がある方はは、終活でしっかり対処するのが良いです。
死後に、トラブル、修羅場を起こさない為にも親族の気持ちを考えても早めに行動を起こすのが賢いと言えそうです。
遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。