オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年08月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
自殺や孤独死が起きた現場では、多くの場合「特殊清掃」という作業が必要になってきます。
特殊清掃は、遺体があった部屋から発せられる強烈な死臭を取り除く作業になります。
素人には扱えない作業のため、特殊清掃を専門にしている業者が存在しているのですが、どのように彼らのスキルを判断すれば良いのでしょうか?
今回は特殊清掃に関する資格をご紹介していきたいと思います。
オコマリは、特殊清掃を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。特殊清掃に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの特殊清掃のサービスの詳細ついては、「特殊清掃|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
ここでは4つの特殊清掃に関連のある資格をご紹介していきたいと思います。
ただし、特殊清掃自体は資格が無くても行うことができるので、これらの資格を持っていたとしても良い特殊清掃業者だとは限りません。
あくまで判断する際の材料程度にしておきましょう。
事故現場特殊清掃センターが発行している特殊清掃に関する資格になります。
受講資格は誰でも受講ができ、受講資格は2ヶ月間(目安)となっています。
受講料は入会金として25,000円、会費が2年間有効で5,000円です。
学べる内容としては、下記になります。
一見、特殊清掃に関して現場の実習なども踏まえた本格的な資格に見えますが、そうではありません。
あくまで机の上で勉強するだけの、実践練習もない資格になります。
一般社団法人遺品整理士協会が発行している特殊清掃に関する資格になります。
事故現場特殊清掃士の資格を発行している団体と名前は違えど組織は一緒になります。
遺品整理士の場合、事故現場特殊清掃士と一緒で、受講資格は誰でも受講ができ、受講資格は2ヶ月間(目安)となっています。
また、受講料は入会金として25,000円、会費が2年間有効で5,000円です。
学べる内容としては、下記になります。
こちらの資格は合格率が70%と非常に高く、しっかり勉強すれば誰でも合格することができるものになっています。
特殊清掃を行うと、家の中のものを運び出す作業が必要になります。
その後運び出したものを処理場まで持っていく必要があり、その際には大体の場合トラックを活用します。
小さい場合には軽トラック、大きいと2トン、3トン車のトラックを運転することになります。
トラックの免許と特殊清掃のスキルに相関関係は無いですが、トラックの免許がない特殊清掃業者だと現場の物の運び出しに時間がかかり、料金が高くなる可能性があります。
一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会が発行しているのが、脱臭マイスターという特殊清掃に関する資格です。
協会会員は30,000円、一般は50,000円という料金を支払って1日、もしくは2日間に渡る講義を聞くことで取得することが出来ます。
臭いを除去することに重きを置いた知識を身につけられるということで、特殊清掃を行う場合には適した資格と言えるでしょう。
さて、これまでいくつか資格を見てきて、どれも持っているからといって100%信頼できるようなものではないことはご理解頂けたのでは無いでしょうか?
この章では、特殊清掃の資格以外で信頼できる特殊清掃業者だと判断する基準値をお伝えしたいと思います。
特殊清掃の現場は、同じという現場はあまりなく、どういう状況で亡くなったのかによって業務内容が変化します。
経験の浅い特殊清掃業者では対応しきれない案件も、経験が豊富な特殊清掃業者ではあれば安心です。
特殊清掃業者のWEBサイトをチェックして、どれくらいの実績を積んできているのかは見るようにしましょう。
しっかりとした特殊清掃業者かを見極めるポイントとして、電話・メール対応を入れました。
やはり電話・メール対応は、お客様を大切にしようとすれば丁寧になるものですよね。
ここを疎かになるということは、作業が煩雑な特殊清掃業者の可能性も否定できません。
特殊清掃業者が丁寧な対応をしてくれるかどうかは、厳しい目でチェックするようにしましょう。
特殊清掃を行ったあとに、残置物の片付けを行ったり、不動産の売却を支援してくれたりするかもチェックすると良いでしょう。
もちろん他の業者に依頼する事もできますが、ワンストップで依頼できた方が色々と楽になります。
まずは自分が行って欲しいことをリスト化して、問い合わせした業者が対応してくれるかを聞いてみるのがオススメです。
見積書はその特殊清掃業者がちゃんと現場を診断してくれているかのチェックポイントになります。
杜撰な特殊清掃業者は、適当に見積もりを作って請求額を出します。
これは後々に不当請求のトラブルに発展する可能性を示唆しています。
特殊清掃業者に下見をしてもらった際には、必ず見積書を出してもらい、見積書に記載してある項目についてもチェックするようにしましょう。
分からないことがあれば、特殊清掃業者に納得するまで質問をすることも重要です。しっかりと答えられない特殊清掃業者は要注意です。
特殊清掃が必要になった場合、悪臭や害虫により周辺住民の方に迷惑を掛けてしまうので「緊急でとにかく早く対処して欲しい!」という要望が多いと思います。
しかし、いくら緊急とはいえ、焦って業者を選んで悪質な業者に依頼してしまっては意味がありません。
では、なるべく時間を掛けずに安心できる業者を選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか?
この記事を執筆しているオコマリでは、依頼者さまに最適な特殊清掃業者を紹介するサービスを提供しています。
オコマリに登録されている特殊清掃業者は、オコマリのスタッフが一社一社面談して厳選しているので安心です。
さらに、オコマリで依頼すれば、24時間以内に対応可能な業者を紹介してくれるのと同時に、お見積もり金額以上の追加請求がないのも安心できるポイントです。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
特殊清掃は、素人が手を付けられない現場のため、特殊清掃業者に依頼する以外には方法がありません。
それ故に特殊清掃業者を選び間違えると、トラブルに陥る可能性があります。
ここでは、特殊清掃業者を選び間違えたために発生したトラブルを2つご紹介したいと思います。
特殊清掃の料金は、遺品整理だけを依頼するのに比べて高額になってしまいます。
そんな時に「少しでも安くやりたいな…」と思ってしまうのは当然のことです。
しかしあまりにも「安さ」だけを追い求めてしまうとトラブルに巻き込まれてしまうのも事実です。
「特殊清掃業者ならどこでもいいや」と適当に選んでしまい、スキルのない特殊清掃業者を選択すると、特殊清掃の作業後に「臭いが取れていない…」というトラブルに巻き込まれてしまいます。
そうなると、その特殊清掃業者ではもう扱えないため、他の特殊清掃業者に依頼して再度やってもらう必要があります。
1社目の特殊清掃業者は作業自体はしてくれているため、一切料金を支払わないという訳にはいきません。
しっかりとした特殊清掃業者を選んでおけば1回で済んだにも関わらず、2回も特殊清掃作業をやってもらうことで、2倍の料金が発生してしまうというトラブルです。
上記のトラブルに少し似ているのですが、こちらは1社で特殊清掃作業は完結したものの、請求額が当初の3倍にもなってしまったというトラブルです。
「当初には無かった作業が発生した」「予想以上に現場が酷かった」といった難癖をつけることで、請求額を何倍にもしてくる特殊清掃業者がいます。
この手のトラブルに陥るのは、最初に提示される特殊清掃の金額が異様に安い場合です。
安く案件を受注しておいて、あとになって特殊清掃の金額を上げるのが、悪徳特殊清掃業者のやり口です。
あまりにも安い特殊清掃業者には気をつけるようにして下さい。
特殊清掃の資格について説明をしてきました。
結論としては、「特殊清掃のスキルを担保する絶対的な資格は存在しない」ということです。
したがって、依頼者自身が特殊清掃業者のWEBサイトなどをチェックして、信頼のおける特殊清掃業者に依頼する他ありません。
もしくは、特殊清掃業者を紹介してくれるサービスを利用するのも一つの手でしょう。
特殊清掃が必要となった時に、慌てて変な特殊清掃業者に依頼することの無いよう事前に学んでおくようにしましょう。
記事を読んで、特殊清掃についてもっと知りたい!という方がいれば、下記の記事もチェックしてみて下さい。
特殊清掃のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは特殊清掃について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に特殊清掃に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。