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投稿日:2017年09月04日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
大掃除や引越し、買い替えなどのタイミングで出てくる不用品。
不用品の処分方法といえば、廃棄や譲渡、オークションや買取などいろいろありますが、できる事なら費用を支払うより、現金に換わった方がありがたいですね。
そこで、不用品買取の際にできるだけ高く買い取ってもらえるコツをご紹介します。
不用品回収を依頼する際には、基本的には処分前提で考えていると思います。
しかし、不用品回収業者の中には買取を行ってくれるところがあり、そのような業者に依頼すれば不用品の処分費用を抑えることができます。
リサイクルショップに持ち込んで買取してもらうこともできますが、持ち込んでみて買取できないとなると今度は処分に困ってしまいます。
不用品回収業者であれば、お見積りに来てもらったついでに買取できるかも判断してくれるのでオススメです。
不用品回収業者にお見積りに来てもらった際に買取をしてもらうには、何かするべき工夫はあるのでしょうか?
そこで、買取価格の上げるコツを見ていきましょう。
まずはすべての物品に当てはまる買取価格を上げるコツをお伝えした後に、各物品のコツをお伝えします。
まず、すべての物品について買取価格を上げる共通のコツをお伝えしたいと思います。
何をすれば買取価格が上がりやすくなるのでしょうか?
外見が汚いというだけで買取不可になってしまう事もありますので、買取前には出来るだけきれいに掃除をしておきましょう。
また、壊れている物は出来る範囲で直しておくと良いでしょう。
そのうち使うかもしれないと思って保管しておくだけでも、時間の経過が原因で売れなくなることもあります。
例えば、家電の場合は製造から5年までが買取対象などとルールが決まっていたり、衣類の場合は流行があります。
タイミングによって、買取価格が下がったり、買取対象外になることもありますので、不用だと思ったらすぐに売ってしまいましょう。
需要が高まるシーズンを狙う事も大切です。季節家電やシーズンスポーツ用品、衣類など、限られた季節に活躍するものは、買取店が買取強化キャンペーンを実施することがあります。
買取強化キャンペーンを利用することで買取価格を上げることができます。
箱は開封しない方が買取価格を上げる事ができます。特に、食器やタオルなど、新品でしか買い取らないものもありますので、使わないのであれば開封しないようにしましょう。
また、フィギュアなどは特に未開封へのこだわりを持っているコレクターが多いので、買取価格への影響が大きくなります。
付属品がないというだけでも価値が変わってしまいます。
ブランド品の外箱やギャランティの有無、CDの歌詞カード、家電のケーブルやリモコン、保証期間が残っている保証書も重要です。
出張買取の場合、点数が多い方が買取店側の出張費の削減になりますので、その分買取価格を上げてくれる場合が多いようです。
共通のコツでもご紹介した通り、家電の場合は製造からの年数が重要視されます。添付の取扱説明書などを紛失した場合は、家電の本体を確認してみましょう。
製造年は、一般的にエアコンは本体の下側に、冷蔵庫は扉の内側に、洗濯機はフタの内側に表示されていることが多くあります。
もしその表示が剥がれてしまっている場合、電源コードに書いてある事もあります。
また、年数が5年を超えている場合でも、状態によっては買取可能なこともありますし、一般の人が持っていないような多機能のオーブンレンジや大容量の冷凍庫などなら買取が可能なこともあります。
家具の場合、使用感や経年数などを元に買取価格が決められることが多いので、できるだけきれいにしてくことが大切です。
また、カッシーナやハーマンミラーなどのブランド家具は人気が高いため、買取価格が高くなることが多いようです。
購入時の鑑定書や購入証明書、領収書や保証書、仕切板やネジなどが揃っていればさらに買取価格が上がる可能性があります。
不用品回収業者が衣類を買取することは殆どありませんが、ブランド品などであると買取が可能になることがあるようです。
買取価格を上げるコツとしては、保存状態を良くしておくことと、キレイにしておくことが重要です。
書籍といっても漫画や小説、専門書など様々です。
衣類同様に不用品回収業者の中で、書籍を買取できるところはあまり多くないのが現状です。
もし、どうしても書籍も買取して欲しいのであれば、書籍の買取を得意としている業者に依頼するのが良いでしょう。
結婚式の引き出物やキャンペーン等でもらった食器がそのままになっていませんか?基本的に食器は新品のみが買取対象です。
しかし、いくら新品でも箱がボロボロだったり、劣化して変色してしまっているものは買取の対象外となります。
箱ごと保管しておくのはもちろんですが、箱が傷まないようにすることも大切です。
ただし、銀のフォークや金の盃などは食器ではなく貴金属の扱いになりますので、使用済みでも買取可能です。
また、イヤープレートのような飾り皿の場合、置物としての査定になるので箱がなくても買取の対象になることもあります。
意外にも、オーディオ機器は古くても売れる物品です。
レコードプレーヤーは古い物でも希少な物もありますし、MDウォークマンも逆に希少価値が高まり相場が上がりつつあります。
古くても自己判断せず、査定を依頼してみる価値があります。
また、動作確認で必要になりますので、レコードプレーヤーを売るならレコードも一緒に、コンポを売るならスピーカーも一緒に売ると買取価格が上がる可能性があります。
メジャーな邦楽や有名な洋楽は、時が経っても高く売れることが多くあります。
逆に、マイナーなジャンルや、日本であまり知られていない海外のアーティストだったりするとかなり買取価格は下がるでしょう。
また、CDにキズがあっても音源に問題がないこともありますが、買取の場合はマイナス要因です。
せめてCDケースに傷みがある場合などは、他のケースに交換しておくようにしましょう。
このコツは番外編になるのですが、交渉を上手く行うことによって買取価格を上げることができます。
下記には買取の査定時に不用品回収業者に伝えた方がいいことをご紹介します。
むやみに高額な希望を伝えても意味はありませんので、根拠のある希望価格を提示するようにしましょう。
先に相場を調べて適正な価格を提示することで、買取店に「知識を持っている客」というイメージを与えるのです。
他の業者での査定が済んでいて、そちらの買取価格の方が高額なのであれば、その査定額を伝えることも効果的です。
複数の見積もりを取っていると知るだけでも、頑張ってくれるでしょう。
せっかく購入した物でも、不用になることがあるのは当然です。かといって、家の中に不用品を貯め込んでも意味がありません。
今回の記事では、買取価格を上げる共通のコツ、物品別の買取価格を上げるコツをご紹介しました。
せっかくならば買取の査定を依頼し、買取が出来なければ処分するという風に、一度身辺を整理してみてはいかがでしょうか。
記事を読んで不用品の買取に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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