オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年03月20日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品整理業務とは、言葉の通り、遺品を整理する業務のことです。遺品整理業務の需要は増加し続けています。
その主な原因は近年の生活スタイルが変化してきたことです。遺品整理はこれまで遺族が行うのが一般的でしたが、近年では核家族化や高齢化などの生活スタイルの変化により、遺品整理を専門の業者に依頼する人が増えてきています。
遺品整理業務の需要は急増している一方で、法律の整備がまだ整っていません。遺品整理業は、届け出の必要がないため、異業種からの参入も多く悪質な業者も少なからず存在します。
今回は遺品整理業務の内容や流れをはじめ、悪質な遺品整理業者に依頼しないためにできることについてご紹介させていただきます。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
遺品整理業務とは仕分けから廃棄処理まで、文字通り遺品をすべて整理することです。
遺品整理業務では、遺品整理に関する専門知識のほかに、法規制の知識が必要です。
また、遺品整理業務で整理するのは遺品ではなく思い出です。遺品整理とは、故人が生前に使用した思いのこもった品々を供養することでもあります。
つまり、遺品整理業務で必要なのは、遺品整理に関する専門的知識・法規制の知識のほかに、遺族の思いに寄り添えるモラルなのです。この3つの要素をすべて兼ね備えているのが遺品整理士なのです。
遺品整理士とは遺品整理の専門家です。
遺品整理士になるためには認定資格を得る必要があります。遺品整理士という認定資格を得る過程で、遺品整理に関する法令について学びます。
例えば、「古物営業法」、「廃棄物処理法」、「家電リサイクル法」、「小型家電リサイクル法」、「運送法」などがあります。『遺品整理士』の認定資格を得るための最後の過程で合否を決定づけるためのレポートを提出する必要があります。
『遺品整理士』の認定資格を獲得できる人は、専門知識のほかに、遺族の思いに寄り添うことのできるモラルを持った方です。
親が亡くなった後の誰も住まなくなった実家に取り残された遺品を整理・処分します。
最初に、遺品整理をする家に行き、見積もりをします。そして、作業日は1,2日かけて家の中を仕分けし、処分するものを搬出して、室内を掃除します。
搬出したものは、信頼できる処分場に運びます。ここで注意すべきことは、仕分けがきちんとされているか、正規の処理場を使用しているかです。
遺品整理業務の料金は、業者によって異なりますが、あまりにも安い業者は、仕分けや廃棄物処理をずさんにしている可能性があります。
遺品整理をするタイミングは非常につかみにくいです。
というのも、遺品整理を行う必要が出てくるとき、遺族は葬儀の準備、遺産に関する手続きなどで精神的にも体力的にも疲れている場合が多いからです。
この状態の中では遺品整理を行うタイミングはつかみづらく、また遺品整理を負担に感じるでしょう。
遺品には故人との思い出が詰まっています。しかし、全部取っておくことは現実的に考えて厳しいです。
もしも故人が膨大な量の品物を残していた場合、遺族はそれを片付けるのに何日かかるでしょうか。おそらく、何日かけてもなかなか片付けが進まないはずです。そんな時には、遺品整理業務を業者に依頼するべきです。
日本では、昔から「ものには魂が宿る」と考えられています。
特に、お守りやお札には神が宿るとされています。そのような品は粗末にせずに神社や寺院に儀式を行ってもらうのが一般的でした。
そのような習慣によって今でも物を粗末に捨てることは容易ではありません。故人の遺品はなおさらです。
このような理由によって、遺品の供養を希望する人は少なくありません。
供養の対象になる遺品は様々です。特に、人形。
人形は人の形をしているため「魂が宿りやすい」と言われていて、人形の供養を希望する人が多いです。
そのほかにも、故人がよく着ていた洋服、大切に保管していた手紙や写真なども供養の依頼対象となります。
遺品の供養の仕方には個別供養と合同供養の2種類があります。合同供養とは、ほかの人の遺品と一緒に供養することです。
個別供養とは、ほかの人の遺品とは一緒にせずに、個別に供養することです。ほとんどの場合は合同供養になります。また、費用は個別供養のほうが高いです。
遺品の供養は神社やお寺で行うことが多いです。
しかし、遺品整理業者に依頼することもでき、大体は遺品整理の料金に別途追加となります。
その場合は約1万円~5万円程度になります。料金は遺品の種類や大きさによっても変わってきます。
自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています。
オコマリで人形供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
遺品整理業務の需要の増加に伴って、悪質な業者が後を絶ちません。
悪質な業者は、見積もり時に出した金額よりも高い金額を請求してきたり、不当な方法で遺品を廃棄したりします。ではそんな悪質な遺品整理業者を選ばないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
遺品整理業者を選ぶ際は疑問点を納得するまで聞くことで、信頼できる業者を見分けることが出来ます。
「通帳を見つけてほしい」「20年前の旅行の写真を探してほしい」など、どんな細かい要望でもぶつけてみましょう。
その時に、どれだけ真摯に対応してくれるかで、業者の質がわかります。
遺品は人の人生そのものです。粗末に扱われて後悔しないためにも、丁寧に作業をしてくれる業者を選びましょう。
業者選びの注意点はもうひとつあります。それは、安すぎる業者には注意することです。
料金は「仕分け作業代」「人件費」「廃棄処分代」によって決まります。人件費は、家の広さ・物の量・作業にかかる日数で算出します。
マンションの場合は、エレベーターの有無でも料金が変わってきます。丁寧に仕分けをするにはある程度の人数が必要です。
また、個人情報の塊のような遺品を処分するには、適正な廃棄処分場に依頼する必要があります。
あまりにも安い業者は、仕分けがずさんであったり、違法な廃棄物処理をしていたりする可能性があります。後から追加請求をしてくる業者もいるので、遺品整理業者選びは慎重に行いましょう。
遺品整理業者を慎重に選びましょうとお伝えしましたが、選ぶ基準がないと難しいですよね。
ここでは、遺品整理業者を選ぶ3つのポイントをお伝えしていきます。
遺品整理業者選びのポイントの1つ目は、遺品整理業者に電話した際の電話対応の質のチェックです。
遺品整理業者によっては、「8時〜20時」とWEBサイトに書いてあるにも関わらず、電話しても出なかったり、作業中に電話に出る業者もいます。
また寝起きで電話に出る遺品整理業者もいるのが現実です。
このようにお客様対応の悪い遺品整理業者に依頼するのは、当日の作業も適当になる可能性があり危険です。
最近ではメールでの問い合わせも増えていますが、メール返信が1日以上もかかったりする業者も避けておきましょう。
お客様対応という基本中の基本が出来ていない業者には依頼しない方が安心です。
遺品整理業者選びのポイントの2つ目は、お見積り書をしっかりと貰うことです。
遺品整理業者によっては、お見積書を提出してくれない所がありますが、そのような業者には依頼しない方が安心です。
お見積書が無いと、当日になって「○○万円追加です」と不当な追加料金を取られかねません。
そのようなトラブルを避けるためには、しっかりとお見積書でいくらでやってくれるのかを確認しておく方が良いでしょう。
遺品整理業者選びのポイントの3つ目は、WEBサイトをチェックすることです。
WEBサイトは確かにお金を支払えば良いものを作成できますが、それでもお金をちゃんと支払ってお客様にアピールしようとする姿勢は大切です。
雑なWEBサイトよりも、しっかりと安心感のある方が良いですよね。
トラブルを防ぐためにも、遺品整理業者が作業する前にあらかじめしておいたほうがいいことがあります。
それは、貴金属類を自分で確認して持ち出しておくことです。こうすることで、余分なトラブルのほかに、業務当日の確認の時間も減らすことが出来ます。
遺品整理業務では、遺品の仕分けから廃棄処理までを全てやります。
遺品整理業務で必要なのは、遺品整理に関する専門的知識・法規制の知識のほかに、遺族の思いに寄り添えるモラルです。
遺品整理業者の中には悪質な業者も存在します。悪質な業者を選ばないためには、疑問点を納得するまで聞いてみることが大切です。
また、依頼料金が安すぎる業者にも注意しなくてはなりません。今回の記事を参考に、満足のいく遺品整理が出来たら幸いです。
記事を読んで遺品整理に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。