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投稿日:2017年10月04日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
よりよい老後をと考えている方は、民間の経営する有料老人ホームに魅力を感じる人が多いようです。
しかし現在、有料老人ホームには大きく分けて「介護付き」「住宅型」があり、それぞれ特徴も費用も異なります。
今回は、有料老人ホームへの入所を考え始めたら知っておきたい、介護付きと住宅型それぞれの違いと費用、さらにメリット・デメリットについて解説していきます。
はじめに、介護付き有料老人ホームの特徴についてみていきましょう。
介護付き有料老人ホームとは、施設で働くスタッフにより手厚い介護サービスを24時間体制、追加費用なしで受けることができる施設のことを言います。
介護付き老人ホームには、入居時自立型、介護専用型、混合型の3種類があります。
いずれも月額の費用は15~30万円と幅があり、施設によっては入居時に多額の入居資金を要求されることもあります。
入居時自立型の場合、入居者は申し込み時に要支援・要介護認定を受けていない人に限られます。
介護型専用では、申し込み時に要介護認定1以上を受けている人のみが入居可能です。
混合型の場合にはどのような状態でも老人であれば入居可能です。サービスも他の介護付き老人ホームと変わりなく受けることができます。
介護付き有料老人ホームの最大のメリットは、月額料金だけでその他の費用が掛からないことです。
毎月支払う料金に介護サービス料も食事代も含まれていますから、金銭的な心配をせずに入所することができます。
また、月額費用が明確であれば「老後の資金計画が立てやすい」というのもメリットでしょう。
さらに介護付き有料老人ホームでは、介護の専門スタッフが24時間常駐し、介護にあたってくれます。
家庭で24時間介護するというのはとても大変なことですので、割安な料金で安心の介護が受けられるのは家族にとっても入所者にとってもうれしいことですよね。
介護付き有料老人ホームのデメリットとしては、「入居時の費用が高い場合がある」ことが挙げられます。
いずれも民間企業が経営している老人ホームですから、やはり「利益」を重視しているため、介護付きの高いところでは何千万と一時金を要求するホームもあります。
また、「施設によってサービスの質にばらつきがある」のもデメリットと言えるでしょう。同じく介護スタッフが24時間常駐していても、その質が違えば受けられるサービスが同じとは言えません。
介護付き有料老人ホームの中には、入所者ができるだけ健康に長生きできるよう、様々なプログラムを行っているところもあります。よりよい介護付き有料老人ホームを選ぶために、気になる施設の口コミなどは十分に調べておいた方がいいでしょう。
次に、住宅型有料老人ホームの特徴についてみていきましょう。
住宅型老人ホームでは、基本的に自立して支援がほとんど必要ない高齢者が入居の対象となります。介護付きとの違いは、「介護スタッフによる24時間体制の介護」を無料で受けられない点です。
住宅型老人ホームに入居すると、介護サービスは訪問介護となり、訪問介護分は月額の料金と別に用意しなければいけません
しかし「より自由な老後生活」を送れるのも住宅型の特徴です。住宅型有料老人ホームでは、自分がどう生き、どう生活していくのかをいつでも自分で考えて決定することができます。
住宅型の月額一定にかかる費用は介護型と変わらず15~30万円ですが、うけられる介護サービスについては前述のとおり有料となっていますので注意しましょう。
住宅型有料老人ホームのメリットとしては、「自分らしく老後を過ごすことができる」ということです。
自分でできることは最後まで自分でやりたい、まだ介護はそんなに必要ないという方は住宅型に大きな魅力を感じるでしょう。
住宅型ではうけられる介護サービスも自分で選択することができ、人生の最後の時まで自分流の生活を貫くことができます。
住宅型に入居前から介護サービスを自宅で受けていた方は、住宅型に入居後も同じサービスを利用できるというメリットもあります。
住宅型有料老人ホームのデメリットは、「介護度が高くなると入居継続できなくなる」可能性があることです。
思わぬ病気やけがによって寝たきりになってしまったり、認知症が進んでしまうことで入居継続を断られてしまうこともあります。
ただし、住宅型でも施設によっては介護度が進んでもそのまま入居していい施設もありますので、入居申し込みの時にはそれらについても良く調べておくといいでしょう。
もう一つ、住宅型有料老人ホームは「月額料金は高くなくとも介護サービスが高い」という施設もあります。
健康な間は支払いがスムーズだったものが、介護度が高くなることで住宅型に入居し続けるための資金が足りなくなってしまうこともあるでしょう。
住宅型を選ぶときには、最後のときまでお金の面でも安心して暮らせる施設なのかよく計算してから入居する必要があります。
介護付きと住宅型、二つの施設にはこのように大きな違いがありました。
では最終的に、介護付きと住宅型ではどちらを選ぶべきなのか考えていきましょう。
介護付き有料老人ホームは、「すでに要介護状態となっている人」、「家族みんなで料金を負担しなければいけない人」におすすめです。
既に要介護度が高く、住宅型にはそもそも入居できない方、住宅型に入居しても介護サービス料が割高になってしまう方は介護付きを選ぶといいでしょう。
また、施設に入居する本人だけでは介護費用を賄えない場合にも介護型はおすすめです。
介護型では、月々にかかる料金が明瞭ですから、「子供3人で毎月施設の料金を分割する」というような場合にはとても分かりやすく、料金を負担する人の生活プランも立てやすくなります。
一方、住宅型は「殆ど介護を必要としない自立した人」におすすめです。
現在、有料老人ホームは介護付きよりも住宅型の棟数が増えており、ある程度健康な入居者は住宅型を選ぶ傾向にあります。
これはやはり、「いくら年をとっても自分らしく生きていきたい」という人が多くなってきているからでしょう。
介護は必要ないけれど、子供のことは頼りたくない、しかし伴侶を失って一人では心細いという方は、住宅型を検討してみるといいでしょう。
介護付きか住宅型か、入居したい施設が決まったらそろそろ自宅を片付けておきましょう。
どんな施設に入居するにせよ、一度入ればそこが終の棲家となり、自宅は整理または処分しなければいけません。
しかし年を取ってからの片付けは面倒そのもの、そんな時には生前整理業者を利用しましょう。
生前整理業者は、いずれも片付けのプロです。必要のないものをすべて処分するのはもちろん、必要のありそうなもの、貴重品などはよりわけ無暗に処分しません。
大型の家具や家電製品、ため込んでしまったさまざまな不必要なものを、自治体のルールにのっとって処分してくれます。
しかし生前整理業者を選ぶのは難しいものです。知識のない素人でも優良な生前整理業者を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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介護付きと住宅型の最大の違いは「介護サービスに費用がかかるかどうか」です。
最初から介護を必要としている場合には、料金体系がわかりやすい介護付きがおすすめですが、まだまだ介護は必要ないという時には住宅型の方が暮らしやすいでしょう。
自分にあった介護施設を探して、豊かな老後を送りましょう。
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