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投稿日:2017年10月03日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
新しいタイプの片付け術として、今や定着してきた「断捨離」。
この言葉には「必要のないものを断ち、捨てることで執着から離れる」という意味があります。
モノが溢れ、飽和状態となった現代社会で、断捨離は「捨てる」ことに焦点をおいたことで大きな注目を浴びました。
実際に断捨離に挑戦してみた人も多いのではないでしょうか?
「断捨離」という言葉自体は過去に流行語大賞にもノミネートされたほど認知度が高いですが、皆さんは断捨離の本当の意味を知っていますか?
ここでは、「断捨離」が持つ意味と、そのやり方について解説していきます。
「断捨離」とは、自分にとって不要なものを断ち、さらにそれらを捨てることで物への執着心を失くそうとするおこないを意味しています。
多くは「断捨離」と表記しますが、場合によって「断捨利」と書かれることがあります。
漢字こそ違いますが、この2つは同じ意味を指しています。今では「断捨離」という言葉が商標登録されてしまったため、営利目的での言葉の使用ができなくなりました。
それを回避する意味も込めて「断捨利」が使われることがしばしばあるようです。
また「断捨離をおこなう人」を意味する「ダンシャリアン」という言葉も生まれています。
「断捨離」という言葉が意味するものは、本来ひとつの概念のことですが、現代社会で使われるうちにその他の意味が付随した印象があります。
「物への執着=無意識のうちに心の中に作り出している重荷」から自分を解放するということが目的で、身軽になって生活をより快適にしようという動きのことを意味します。
「断捨離」という言葉を構成する3つの漢字には、それぞれに意味があります。
漢字の意味を知れば、断捨離が持つ意味もよりわかるかも知れません。
このとおり「断捨離」は、3つの行を意味する漢字から成り立っています。
「断捨離」はヨーガの行法に基づいており、拘りと執着を捨てるという部分では仏教の教えに通じる部分もあります。
断捨離という言葉が意味するものは、本来この「物への執着を捨てる」ということなのです。
ただ片付けるのではなく、部屋の中に物がなくなっていく様子を視覚化することで、心にも影響が生まれます。
そして、そこから豊かな生活を手に入れることができるとされています。
また、「物を捨てる」ということの裏には、過去の良くない記憶や見えない未来への不安を捨てるという意味が隠されています。
自分と物との関係を認識し直すという意味でも、断捨離は現代の人々にとって重要な行いです。
また断捨離には、自分に必要な物を見直し、必要・不要を決める判断能力を養う意味もあります。
また「もったいない」と凝り固まらず、進んで身軽になろうという意味も含んでいるのです。
現代の日本は物質的には非常に豊かですが、心が満たされていないと感じる部分が多くあります。
「断捨離」という言葉の意味には、その社会自体を見直そうという意味も込められているのではないでしょうか。
ここまでは、「断捨離」という言葉が持つ意味について解説してきました。
皆さんにも、断捨離をおこなう意味について考えるきっかけを持ってもらえたかも知れません。
これからは、実際に意味を理解した上での断捨離の実践方法を紹介していきたいと思います。
断捨離のやり方として大切なのは、家の中を一気にやろうとしないことです。
まずは簡単にできそうな場所から始め、順番に断捨離していきます。場所が決まったら、そこにある物を全てカテゴリーごとに分類してみましょう。
おおまかに分けて、以上のような分類です。
分類後は、そこからさらに必要な物と不要な物に分けていきます。明らかにゴミであるものは捨て、残ったものからどんどん絞り込んでいきましょう。
必要か不要か、迷った時はとりあえず保留に。不要と判断した物はすぐに処分します。
リサイクルショップの買取サービスを活用してもいいかも知れません。
人に譲ったり買い取ってもらったりという行為も、断捨離の漢字が意味する3つの行に繋がっています。
断捨離をする際、どうしても「これはいつか使うかもしれない」という考えに陥りがちですが、使うことはほぼないと言っても過言ではありません。
少しでも「いらないかな?」と感じたら、断捨離として思い切って捨ててしまいましょう。
これを繰り返し、場所ごとに少しずつ断捨離をしていきます。
断捨離は一度では終わりません。根気よく続けることで、だんだんと衝動買いや無駄遣いが少なくなってきます。
断捨離をおこなった後は、意識して物を増やさないようにすることも大切です。
せっかく断捨離をおこなっても、そこにまた物が増えてしまっては意味がありません。
何か買いたい物がある時は、本当に必要なものかどうか、自分の中でよく確認してみてください。
断捨離によって部屋の中にスペースができてきたら、できるだけそれを維持して物を増やさないようにするのが断捨離を継続させるコツです。
いざ断捨離を決意したものの、忙しくてなかなか時間が取れない。または物が多すぎて自分ひとりでは手に負えない…そんな悩みを持つ人もいるかと思います。
その場合にぜひ利用したいのが、片付けのプロ業者です。
彼らは不用品の片付けから室内の清掃まで全て請け負ってくれるので、断捨離を目指す人は利用してみるのも手段の一つです。
断捨離において、プロの片付け業者を利用するメリットは他にもあります。
断捨離を業者に依頼するなら、断捨離のプロである生前整理専門業者に依頼しましょう。
生前整理とは、自分が生きているうちに部屋の中を整理、片付けしておくことです。
断捨離をできない方であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
不要な物を断ち、捨てることを意味する「断捨離」。それはもう一度自分の生活を見直そうという意味も持っています。
断捨離という言葉の意味を知ることで、忙しい毎日に少し疲れてしまった自分を解放してあげることができるかも知れません。
改めて自分と向き合うという意味でも、断捨離は非常に効果的です。
断捨離の意味を知り、効率よく物を処分して、よりライフスタイルを充実させたいですね。
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