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投稿日:2017年10月14日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
部屋を片付けられない!と自負している人は、意外にも多いようですね。
「いつかやろう、いつかやろう」と思っても、なかなか部屋を片付けられない期間が長引いてしまう事も多いのではないでしょうか。
しかし、部屋の片付けを「いつかやろう」ではなく、「今やろう」という気持ちになりたくはありませんか?
やりたい気持ちは山々だけど、現実は家事や仕事で疲れて部屋の片付けまで手が回らないし・・・。
そのように感じた片付けられない人の為に、今回は部屋の片付けができるようになる「片付けられない!を解消する方法」について、お伝えしていきたいと思います。
部屋を片付けられない方がまず思うのは、「なぜ自分は部屋を片付けられないのだろう・・・」という自分への疑問です。
「なぜ?」という疑問が部屋を片付けられない自分への嫌悪感になってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、まず部屋を片付けられない原因についてを解説していきます。
部屋を片付けられない原因を把握することで、解決に向けて動きやすくなります。
部屋を片付けられない理由の大半は、やはり忙しいという事ではないでしょうか。
日本人は働きすぎと言われるほど、朝早く出勤し、夜は残業までこなしてしまう事もしょっちゅうですよね。
また、専業主婦も部屋の片付けする余裕もらえるなら欲しい!と思うほど、毎日家事や育児で大忙しです。
生活における最低限の作業が終われば、もうお風呂に入って寝てしまいたい、という気持ちから、多少部屋が片付けられない状態でも、そのままにして翌朝を迎えてしまいます。
部屋が片付けられない原因の2つ目は、家族間での協力不足です。
家族と生活している場合、部屋の片付けは母親だけの仕事というわけではありません。
お父さん、息子、娘、おじいちゃんおばあちゃん等、それぞれ自分の部屋がある場合は、その部屋を使っている人が片付けをすればよいのです。
しかし、「片付けは妻の仕事だ!」と考えるお父さん、「お母さんが片付けてくれるから僕は片付けなくていいや」と思う息子など、片付けを自分でやらない家族がいる事も原因のひとつです。
リビングやキッチン、水回りの片付けはしていても、家族の部屋の片付けまで手が回らず、その部屋を使う家族も片付けられないなら、永遠と片付けられない部屋のままです。
部屋を片付けられないのは、そもそもやる気がないから、という方もいるでしょう。
よく使うものは手の届くところに置いておきたいから、片付けないで床やテーブルの上に出したまま。
今片付けてしまうと逆にどこに何があるか分からなくなり、効率が悪くなるので片付けられない。
このように、片付けられない理由をつけているうちに、片付けに対するやる気がなくなってきてしまいます。
部屋が片付けられない原因の4つ目は、片付けに対する苦手意識が挙げられます。
部屋の片付けをするたびに、頭を使って疲れてしまい、結局部屋のどこに何をしまえばいいのか分からなくなってしまう人がいます。
うまくやれば、部屋の片付けは頭をフル回転させなくても、簡単にできる事なのです。
しかし、一度心も体もしんどくなるような片付けを経験してしまうと、「片付け=疲れる仕事」という位置づけから、苦手意識が生まれてくる人もいるようです。
これによって片付けられない部屋が生まれてしまい、片付けられない部屋での生活が完成してしまうというわけです。
部屋が片付けられない原因として、物を多く持ち過ぎているという事も挙げられます。
本当は片付けられない性格ではないけれど、欲しい物は収納場所がなくても買ってしまうというパターンです。
物を買う時は、この家電はここに置こう、この服は持ってないから買おう、というように、頭で考えて買い物をすると思います。
しかし、物欲が高く、買いたい!と思ったら、衝動的に買ってしまう人は、買ってからどうするかという事まで考えられません。
その商品を持っているという事に喜びを感じる為、大げさに言えば、気づいたら部屋が物で溢れかえっているという事もあるでしょう。
部屋が片付けられない原因の6つ目は、ADHDや鬱といった病気やストレスによるものです。
ストレスを抱えて鬱になってしまった方やADHDの方は、部屋を片付ける事が苦手な傾向にあります。
鬱だと食欲は出るので食べ物は口に入れるものの、その後の容器やゴミの片付けとなるとやる気が起きず、部屋に散らかりっぱなしという事が多く発生します。
また、ADHDだと課題や活動を順序立てることがむずかしいため、物を整然と片付けておく事が苦手なのです。
部屋を片付けられない原因を5つ挙げましたが、共感できる部分がありましたでしょうか。
自分がなぜ部屋を片付けられないのかを解消する為には、どこに原因があるのか見つめ直す事も大切です。
では次に、部屋を片付けられない人にはどのような特徴があるのかご紹介していきましょう。
全てに当てはまる事はないと思いますが、このような特徴のある人は、部屋が片付けられない生活に結びついていくと思います。
部屋を片付けられない人に一番多くみられるのが、めんどくさがりという性格です。
途中まで部屋を掃除するけど、中途半端に進んだ所で諦めてしまうという方もあてはまるでしょう。
仕事や学校には行くけれど、自分の部屋に戻ったら何もしたくなくなってしまう、という自分の部屋ならではの「ダラダラしたくなる魔法」にかかってしまう方は少なくないはずです。
帰宅後や休日に数時間はダラダラしても、そのあとはしっかりと生活できればよいのですが、基本的にめんどくさがりですと、そのまま寝るまでダラダラしてしまいます。
長い人生を歩んでいると、ポジティブな時もネガティブな時もあります。
いつもは明るい人でも、悩んだり落ち込んだりする時期もありますし、基本的になんでもネガティブに考えてしまう人もいるでしょう。
部屋が片付けられない時は、心がネガティブになっているという特徴もあります。
ネガティブな人やネガティブな時期は、生活に必要最低限の事以外あまりやりたくありません。
部屋が片付いていない状態でもおかまいなし。自然とその状態が普通になって、片付けられない部屋が完成してしまうのです。
人前に出る時は身なりも綺麗で、持っている物もおしゃれな人でも、部屋が片付けられない人がいます。
簡単に言うと見栄を張りたい人があてはまるのですが、人からの見られ方を気にしすぎるあまり、見られてない部分、特に部屋の片付けなどには無頓着になってしまうのです。
その為、流行りのファッションに身を包み、いつもSNSでおしゃれな写真をあげているのに、自分の部屋は整理整頓できないまま。
誰かが訪ねてくる時だけは片付けるけれど、全てを押し入れに突っ込むだけ、という状況に心当たりある方もいるのではないでしょうか。
さて、ここまでは部屋を片付けられない原因や部屋を片付けられない人の特徴を紹介してきました。
下記以降は、「部屋を片付けられない」を解消する3つの方法を解説していきたいと思います。
部屋を片付けられないのに「頑張れ」とだけお伝えするのは、無責任ですよね。
しかし、今この記事を読んでいる方は、部屋が片付けられない事にお悩みだからではないでしょうか。
ゆくゆくは片付けられた部屋で生活したいと思っているはずです。その気持ちがあれば、部屋の片付けを進める事は可能です。
いきなり衝動的に部屋を片付けたくなった深夜でも、今は無理なので来月の休日でも構いません。
一度だけやる気を奮い立たせて、大掃除をしてみましょう。
「部屋を片付けられない」と思っていたけど、1度片付けられた事をキッカケに片付けられるようになる事もありますよ。
もし、「時間がなくて一気に片付けるのは無理」という方は、一日10分の片付け時間を作ってみて下さい。
今日は本を棚にしまう日、明日は服をクローゼットに入れる日・・・という風に、細かくする事で部屋の片付けに踏み出す事ができます。
もちろん10分でなくても、5分でも30分でも構いません。自分が続けられる時間で区切ってみましょう。
習慣化する事で部屋を片付けられない!という習慣が劇的に変化するかもしれません!
部屋が片付けられない!を解消する方法の3つ目は、部屋の一角になんでもBOXを作る事です。
部屋に物が散乱する原因は、物の置き場所が定まっていないからです。
しかし、今まで片付けられなかった人が、急に「出したものを元の位置にしまう」のはなかなか大変です。
そこで部屋の一角になんでもBOXを設置してみましょう。基本は定位置に戻しますが、どこに片付けていいか分からないものは、何でもBOXに入れていくのです。
何でもBOXがたまらないように努力したいところですが、最初はたまってしまうと思うので、たまったら片付けるという方法が効率的です。
綺麗な部屋を目の当たりにすると、このまま綺麗な状態を継続しようと努力する気持ちが生まれます。
しかし、3つの方法でも部屋が片付けられない場合は、以下のような方法もあります。
部屋を片付けられない場合、まずは片付いた部屋を想像してみる事も大切です。
行動が起きないなら、精神的な面で片付けたい気持ちを作っていきましょう。
おすすめはインテリアブックのようなおしゃれな部屋が掲載されている本を読む事です。
片付けが得意な友人の部屋を訪ねてみるのもよいでしょう。
片付いた部屋では、コーヒーも食事もおいしく感じますし、本を読んだり、ゲームをする時間すら優雅に感じます。
まずは理想の部屋のイメージから作ってみてはいかがでしょうか。
部屋数が多く、片付け範囲が広い場合は、家族の協力も大切です。
主婦の方の場合、夫や子供の部屋は自分で片付けるよう促し、言っても片付けてもらえない場合は、何でもBOXだけ設置して、後の片付けは任せてしまいましょう。
一人暮らしの場合なら、親が訪問した時に一気に一緒に片付けたり、片付けの得意な友人を招いたり、協力を仰ぐ方法は様々あります。
手伝ってもらったら、夕食をごちそうするなど感謝気持ちを表す事も大切にして下さい。
部屋が片付けられない原因の一つに、ADHDや鬱といった病気があることは紹介したとおりです。
このようなケースでは、自分自身の力ではどうしようも出来ないのが現状です。
専門医のアドバイスに従って治療を進めていく方が、部屋を片付けられない現状を克服する一番の近道になる事もあります。
「部屋を片付けられない」という状況から医師のもとへ出向くのは勇気のいる行動ですが、まずは気軽に相談してみましょう。
最後に、どうしても部屋が片付けられない場合の、最終手段をお伝えしましょう。
部屋が片付けられない原因は、性格ややる気の問題だけではありません。考える回路に障害があり、病気として片付けられない場合あります。
どうしても自分では部屋が片付けられない…となってしまった時は、本格的な部屋の片付け業者に依頼する事がおすすめです。
様々な業者がありますが、整理整頓や不用品処分にも長けている生前整理業者は特におすすめです。
生前整理業者に依頼する事で、部屋をみるみるうちにスッキリさせる事ができます。
部屋が片付けられないので業者に依頼しようと思った時、気になるのは料金相場ですよね。
業者に片付けを依頼する場合の相場観を分かっている方は殆どいないので、知らなくても恥ずかしがる必要はありません。
部屋を業者に片付けてもらう場合、部屋の間取りで大体の料金相場は決まっています。
部屋の間取りが重要というよりは、部屋にどれくらいの物が溜まっていて、どれくらい片付けるのか?という点がポイントです。
片付けの場合「人件費」「片付け費」という2つが費用の大半を占めるので、片付けて欲しい量が多ければ多いほど「人件費」「片付け費」が高くなって、全体の料金が高くなるのです。
間取り | 回収料金 |
1K | 18,000円~70,000円 |
1DK | 36,000円~170,000円 |
1LDK・2DK | 54,000円~270,000円 |
2LDK | 72,000円~370,000円 |
3LDK | 90,000円~470,000円 |
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
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部屋を片付けられない状態が続くと、なんとなくやる気や元気も低下し、仕事や勉強もはかどらないという負のスパイラルにはまってしまいます。
今回は部屋が片付けられない原因や片付けられない人の特徴、そして部屋が片付けられない!を解消する方法をご紹介してきました。
無理に一気に綺麗な部屋を目指さなくてもよいのです。まずは、理想のライフスタイルに近づく為にも、一度だけで良いので綺麗な部屋を作り上げて下さい。
自力でも、友人知人に手伝ってもらっても、業者に依頼しても、多種多様な方法があるので、自分に合った方法で部屋の片付けを始めてみましょう。
記事を読んで、部屋の片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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