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投稿日:2017年10月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離の経験談のなかには、断捨離のあとにいいことがあった、という方が多くいらっしゃいます。
断捨離して身の回りのあらゆることが片付き、整理されたことで、いいことがあったというのです。
それには様々なものがあって、断捨離から得られるいいこと効果には、人によって大きな差があることも事実です。
また、断捨離の失敗例や、断捨離のデメリットについて語る人もいらっしゃいます。
ここでは、断捨離のいいこと、いいことがないのはなぜか、について紹介します。
断捨離と、いわゆる片付けとは根本的に違います。
断捨離は、片付け方を学ぶわけではなく、片付けられない原因を明らかにして、断捨離のあとに再び散らかさない考え方を身につけられることです。
断捨離の考え方を身に着ければ、いいことをたくさん実感できるようになります。
なかには、断捨離すると家の空気が変わる、という方もいるくらいです。
断捨離して目に見えてわかるいいことは、きれいな部屋づくりが実現することです。
自分の目指している部屋に作り替えることが、断捨離を通して行うことができます。
このとき、断捨離の考え方でもっとも大切な、モノへの執着を捨てることによって、一度片付いた部屋は、再び散らかることはなくなります。
1つ買ったら、2つ以上は手離す勇気が湧いてくるようになります。
洋服を断捨離して感じられるいいことは、アイロンがけから解放されたり、クローゼットから洋服を一目で捜せるようになることです。
クローゼットいっぱいに洋服が詰まっていると、洋服はシワだらけ、どんな洋服があるのかがわからないなど、お出かけ前に余計な時間がかかってしまいます。
しかし、断捨離してクローゼットの中身を最適な状態にすることで、アイロンがけのような無駄な作業から解放されます。
断捨離していいことのなかには、部屋がきれいになりモノが減ると、お友だちや恋人を自宅に呼ぶことが増えるという声もあります。
断捨離のときに、人を招くことをイメージして片付けると、ホームパーティも夢ではありません。
一方で、断捨離してもいいことなんてない!という方も少なからず存在します。
運気アップどころか、返って運気が下がったかも…という方もいらっしゃいます。
このような、断捨離していいことないと主張する方々の声をまとめると、いくつかのパターンが見えてきます。
きちんと断捨離しようとして陥るのが、プロの意見を鵜のみにしてしまうことではないでしょうか。
プロが言うのだから間違いない、という盲目的な態度は、そもそも断捨離に適しているとは言えません。
断捨離で捨てるモノは、部屋に散乱しているモノではありません。
モノにとらわれている「執着」や「観念」を捨て、断捨離という考え方を受け入れることなのです。
人によって、モノにとらわれている「執着」や「観念」には違いがあります。
したがって、片付けのプロのアドバイスのままに捨ててしまうと、後日、後悔することがあります。
断捨離していいことに出会うためには、やみくもになんでも捨ててしまえばよい、ということではありません。
捨ててはいけないモノや、捨てる前に考えて!というモノもあります。
たとえば書類や通帳は、5年間は保存しておくとよいでしょう。
後から内容が確認できるような手段が残されているのであれば問題ありませんが、それ自体がなくなってしまうと、後からは確認することができなくなるというタイプのものです。
また、実は高値で売れるようなモノも、捨ててしまうよりフリマアプリを利用して売ったほうがよいかもしれません。
なかでも、フィギュアや人形、昔のマンガなどは、オークションにて高値で取引されていたりして、後から後悔することが少なくないモノです。
ベビー用品も売ることができるものですから、捨てるよりもフリマに出品する方がよい種類のモノです。
また、赤ちゃんの予定がないはずだったのに2人目を偶然授かって、捨てなければ良かったということもありえます。
古いアルバムや写真など、思い出の品物は、捨てる前によく吟味したほうがよいものです。
たとえ嫌な思い出のあるアルバムや写真でも、一度捨ててしまったら、2度と見ることができなくなります。
子どもからもらった手紙や絵など、捨てた後に後悔しそうなものも、よくよく考えてから捨てるという判断をすべきでしょう。
後悔先に立たず、です。
断捨離をいいことにするために、片付けの専門業者に依頼することも一案です。
そのとき気を付けなければならないのは、どんな片付けを得意としている業者なのか、ということです。
ひとくちに片付けの専門業者といっても、取り扱う内容によって、得意な分野、不得意な分野があるのです。
片付けといえば不用品業者ですが、彼らはモノをゴミと同じように扱うため、依頼人にとって必要なのかどうかを考えて、仕分けしてくれません。
断捨離していいことがない、という方に多い「捨てて後悔する」パターンに陥りやすいのです。
では、家事代行業者はどうでしょうか。
家事代行業者は、依頼人に寄り添って丁寧に仕分けしてくれますが、不用品の処分ができません。
捨てて後悔するようなことにはなりませんが、断捨離したいモノが目の前からすべて消えてなくならないというデメリットがあります。
その点、生前整理を専門とする業者の場合、モノの仕分け、整理、不用品の処分まで同時に行ってくれるため、断捨離には最適の業者だといえるでしょう。
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断捨離していいことがあった、という経験をするためには、断捨離が単なる片付けではないということを理解することが大切です。
モノへの執着を捨てることで、きれいになった部屋をキープすることがもっとも大切な考え方です。
断捨離でいいことがないという方のなかには、必要なモノまで勢いで捨ててしまい、後悔している場合が少なくありません。
捨てていいものとそうではないものを、あらかじめ知っておくことで、断捨離でいいことがない、ということを避けることができるのではないでしょうか。
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