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投稿日:2017年11月01日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離をしたいのに捨てられない!という方は少なくありません。
断捨離できない人のなかには、「もったいない」という理由で断捨離できない方がいます。
また、高かったものは断捨離できず、しまい込んでいるという方もいます。
思い出に執着していたり、「いつか使うかもしれない」と期待したりして断捨離できないという人もいます。
断捨離は、ライフスタイルを変えることができる片付け術です。
「捨てられない」を克服して、断捨離ができるようになるためにはどうしたらよいのかを紹介します。
まずは、断捨離で捨てられないと思ってしまうものを紹介していこうと思います。
「捨てられない!」と思っていても、考え方を変えれば断捨離をすることが可能になります。
どのような考え方に変えれば、「捨てられない」を打破できるのでしょうか?
断捨離で捨てられないモノの代表は洋服ではないでしょうか。
洋服は上手に収納すれば案外場所をとりません。
そして、収納上手な人ほど、着なくなった洋服を大量にしまい込んでいるものです。
丁寧に収納していれば、汚れもなく、今にも着られそうな状態で保存されています。
しかし、昔は似合った流行の洋服も今では時代遅れだと悟り、断捨離しましょう。
洋服同様に、家のなかの収納スペースの多くを占めていながら捨てられないのが食器です。
家族の人数分、必要な数だけそろっていれば、食器は不足しないものですが、なぜかセットで購入したがる人がいます。
また、自分の得意料理にそぐわない食器を買ったり、インテリアに合わない食器を買ったりする人もいて、一度しか使わなかった食器がどんどん増えて困ったという場合もあります。
食器は必要最低限だけ残して、すべて断捨離しましょう。
本を断捨離できない人の多くは、本は消耗品ではないという意識を持っています。
たしかに日本が貧しかった時代には、本は貴重品でした。
本を読むことはとても贅沢で、家庭的にも恵まれているという認識がありました。
しかし、本にはシミという害虫が住み、ダニの温床でもあります。断捨離で最有力候補にあげられるのが、実は本なのです。
写真アルバムや賞状、子どもの作品などは、思い出の詰まったもののため、なかなか断捨離できない、捨てられないモノの代表です。
しかし、すべてを残しておくことは物理的にも不可能です。
絶対に捨てられないと考えるモノだけを残して、残りを断捨離します。
写真などはデジタルデータに変換して、写真アルバムは断捨離します。
データはクラウドサービスにアップロードして共有することで、いつでも写真を見直すことができるようになります。
カテゴリに関係なく、買った時に値段が高かったものは捨てられないという人は多いものです。
背伸びして買った高価な物には、買った時に受けた経済的な打撃という記憶もついて回ります。
また、「あんなに高かったんだから、いつかどこかで使えるかもしれない」という気持ちも強まる傾向にあります。
しかし、値段が高かったものの断捨離こそが、「捨てられない」を克服するキモなのです。
さて、断捨離で「捨てられない」と思ってしまうものを見てきましたが、なぜ「捨てられない」と思うのでしょうか?
ここからは、「捨てられない」と感じる原因を探ります。
どれも正論のように聞こえます。
しかし、こんな考え方に縛られていると、断捨離でモノを捨てられない人になってしまいます。
捨てられない人の多くは、「これはゴミではない」に縛られて断捨離ができません。
そして、部屋のなかにモノをしまい込み、倉庫状態にしてしまいます。
そんな時は、今は使わないモノ、今は必要がないモノを「これはゴミではない」と判断することは正しいことだろうかと、自分に問いかけてみてください。
「これはゴミではない」という思考が間違っているかもしれないと思えたら、断捨離は一歩前進です。
断捨離をはじめても、すぐに気が散ってしまって、結局捨てられないという人がいます。
片付けようと思って出した品物を、捨てるかどうか悩んでしまう人に多いタイプです。
なぜ悩んでしまうかといえば、断捨離のルールを決めていない上に、手順を考えずに断捨離を始めてしまっているからです。
また、一気に全部断捨離しようすると、時間が長引くために集中力が持続せず、結局は途中でやめてしまう場合もあります。
すぐに気が散って、思うように捨てられないという人は、断捨離の前に捨てるルールを決めてからはじめましょう。
収納上手が理由で捨てられないという人もいらっしゃいます。
捨てるよりも、収納できるスペースを作り、隙間なく並べることに生きがいを感じるタイプです。
しかし、収納でいっぱいの家が片付いている家と言えるでしょうか。
モノを整然と並べることが目的となってしまっていて、使いもしないモノを大量に保存しているかもしれません。
収納上手な人は、細かく分類したり、収納ごとにラベルを貼ったりすることもお好きです。
収納のための収納に時間をかけることはムダではないかと振り返ってみることが大切です。
それでは、断捨離で「捨てられない」を克服する方法をご紹介していきたいと思います。
捨てられない人にとって断捨離はストレスになります。
捨てられないを克服するためには、断捨離の時間は長くても30分以内、毎日少しずつ断捨離するようにしてみましょう。
断捨離に時間をかけすぎると、集中力が途切れて、捨てるかどうかを瞬時に決めることができなくなります。
そうなると、やる気がそがれ、断捨離を途中で止めたくなります。毎日少しずつ断捨離することで、捨てられないを克服しましょう。
毎日の短時間断捨離を続けて、片付いたスペースを少しずつ拡大していきましょう。
捨てられないを克服するためには、「断捨離できた」という達成感を積み上げていくことも有効です。
今日は洗面台の引き出し、明日はキッチンのシンクの下と場所を決めて断捨離をすれば良いのです。
片付いたスペースが拡大すれば、捨てられない気持ちにも変化が出てくるはずです。
どうしても捨てられないのであれば、仕分けをして、しばらく保管してみましょう。
カテゴリ別にモノを仕分けして、ビニール袋や段ボールに入れて、しばらくの間は保管しておくのです。
1カ月後、3カ月後に、保管していた品物を見直してみて、捨ててもいいなと思ったものから捨てていきます。
捨てられないのであれば捨てないという決断も必要かもしれません。
自分ではどうしても捨てられない、断捨離ができないという人は、プロの業者に相談してはいかがでしょうか。
専門業者に協力してもらって、捨てられないを捨てるに変えるのです。
断捨離を専門業者に依頼するときは、どんな片付けを得意とする業者かを確認しましょう。
ひとくちに片付けの専門業者といっても、得意な分野、不得意な分野があります。
モノの仕分け、整理、不用品の処分まで、一貫して対応してくれるのは生前整理業者です。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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「断捨離で捨てられない!」を克服するためには、小さな場所から断捨離して捨てる訓練をすることです。
期限切れの食品や薬のように、安心して捨てられるモノから断捨離したり、破れたり壊れたりしているモノから捨てていったりして、捨てられないを克服していくのです。
断捨離は、モノへの執着心を捨てさり、自分を中心に置いた生活を取り戻すことです。
断捨離の基本的な考え方を身に着けることができれば、捨てられないを克服できるでしょう。
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