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投稿日:2017年11月01日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
汚い部屋になるのには、荷物が多すぎる、仕事で多忙すぎて掃除できないなどの色々な理由があります。
しかし、汚い部屋よりきれいな部屋に住む方が心身の健康に良いことは間違いありません。
汚い部屋を掃除したいけれど、どうしたら良いか分からない方に向けて、汚い部屋を掃除する方法を解説していきます。
汚い部屋だから運気が下がる、というのは本当でしょうか。
汚い部屋にはカビやホコリが漂い、それを吸い込みながら生活することによって体調が悪くなり、だんだん仕事や勉強に支障が出てきます。
また、探し物がなかなか見つからないとストレスが溜まります。
汚い部屋を見て、片付けないといけないけど片付けられない、というストレスも抱え込んでしまいます。
風水ではホコリは運気を停滞させる元凶と考えます。
体調不良にストレス、ホコリによる運気の停滞・・・・汚い部屋に住んでいると、様々な運気が下がるのは間違いないようです。
汚い部屋のままでいるよりは、しっかりと掃除をして汚い部屋を脱出する方が間違いなく良いでしょう。
次の章からは、汚い部屋の掃除方法をご紹介していきたいと思います。
汚い部屋の掃除は、準備もせずに目についたものから片付けはじめてはいけません。
汚い部屋を掃除するには、必要な物がありますので、それらを準備することから始めます。
用意するものは、下記のようなものが挙げられます。
ポリ袋は汚い部屋の中の物量によりますが、45ℓ・70ℓ合わせて30枚~50枚くらいは準備しておくようにします。
このポリ袋は、自治体のゴミ袋が破れそうな時に二重にして使用しますが、捨てるかどうか迷っている物、衣類・下着などの柔らかい物を一時的に保管するためにも使います。
透明でも半透明でも、中に何が入っているかすぐにわかるものであればどちらでもかまいません。
ダンボールなどの収納用の入れ物は、ポリ袋では破れてしまう恐れのある、CD、DVDや書籍、重たい物、角があるものや化粧小物などを一時保管するために用意します。
用意が整ったら、どこから掃除を始めるかを考えます。
汚い部屋の中で、気になっていた場所から始めるのも良いですが、効率が良いのは、部屋の入口から片付け始める方法です。
汚い部屋は、床に積み重なっているものを足で押しやりながら移動する生活しています。
入口から掃除を始めると、奥に進むにしたがって通路ができていきますので、ゴミを運び出すのに便利です。
汚い部屋にある物は、一つ一つのものを捨てようかどうしようかと迷っていると、時間がいくらあっても掃除が進みません。
お菓子の包装紙、食べ物の空き袋、生ごみなどのはっきりと、ゴミとわかるものをどんどんゴミ袋に入れていきます。
開封してから何年もたっている化粧水は、捨てるべきですが、中身を処分しなければなりません。
汚い部屋の掃除をしている途中で、ビンの中身を処分して洗って、水気をとる、ということをすると掃除の勢いが止まってしまいますので、いったんビン類としてまとめて置いておきます。
CD・DVD・本などは、処分方法に迷うことが多く、どれを捨てて、どれを保管して、どれを売って・・・と考えて掃除が止まってしまいますので、これもCD、DVD、本に分けてまとめておきます。
衣類もポリ袋にまとめて行きます。外出着、室内着、靴下、下着くらいの分け方で入れていきましょう。
雑誌やDMがたくさんある場合は、読んでから捨てよう、と思うと溜まる一方になります。今まで読まなかったものは、今後も読むことはないはずです。思い切って捨てましょう。
大きさが色々で、まとめてヒモでくくる作業に時間がかかるようなら、いったんダンボールにまとめて後から仕分けして括っていくようにします。
テーブルの上や棚の上の雑多な物も、どこにしまおうかと迷うようなら、ひとまとめにしてダンボールかポリ袋に入れておきます。
タンスや引き出しからはみ出した状態や、引き出しの中身が多すぎて閉まらない状態になっている場合は、出した中身を
など、大きな分類で自分が分けやすいようにダンボールかポリ袋に分けて、部屋の隅にまとめます。
ベッドや布団の上に物が積みあがっている場合も、はっきりとしたゴミ以外はいったん全部ポリ袋などに入れてまとめます。
寝具はたたみ、掃除の時に汚れないようカバーをかけておきます。
ゴミと迷うものなどの整理が済んだら、ベランダや廊下にポリ袋やダンボールを全て出し、室内に家具と電化製品以外がない状態にして、掃除にとりかかります。
汚い部屋には上の方にもホコリが溜まっています。
電気のカサ、家具の上などに溜まっているホコリや小さなゴミから掃除しましょう。ハタキやモップをかけて、床に落とします。
この時に、ホコリが空中に舞いますので、ひどい場合には吸い込まないようにマスクを着用しましょう。
次に掃除機をかけますが、汚い部屋の床の汚れは厚く積もっていることがあり、ヘッドの部分が詰まってしまうことがありますので、ヘッドを外して吸い込んで行きます。
だいたいの汚れを吸い込んだら、もう一度ヘッドをつけて掃除機をかけます。
これでホコリなどは取れましたが、汚い部屋の床には、不潔なものがこびりついている場合もありますので、雑巾でしっかり水拭きします。
必要に応じて掃除用の洗剤使うようにしましょう。
汚い部屋がワンルームの場合は、キッチンがあり、腐敗しているものが放置されていることもあります。
他の場所を掃除していても、悪臭が漂ったり、小バエが飛んでいたりするような状態では、作業に集中できませんので、キッチンの掃除は、玄関からの通り道ができたら最初に着手しましょう。
腐敗しているもの、放置していた食べかけのお菓子などは捨てます。
食器や調理器具などを汚れたまま放置している場合は洗いますが、それ以前に排水口に汚物が溜まって排水が出来ない事態になって居るかもしれません。
その時は、排水口を、除菌クリーナーなどの薬剤を使って掃除します。排水が出来るようになったら、シンクも除菌クリーナーで洗います。
次に、食器や調理器具の洗浄に取り掛かります。
長く放置していた場合は、こびりついたものがすぐには取れませんので、洗い桶につけるか、洗剤を塗ってしばらく放置します。
その間に、冷蔵庫の掃除をします。
冷蔵庫の中にも、腐敗した食べ物や消費期限の切れた調味料などが入っているかも知れません。
この時に期限切れのポン酢やドレッシングの中身を捨てる作業を始めるのではなく、いったん、ダンボールかポリ袋にまとめます。
先ほどの化粧品のビンなどと一緒にしておくと処分する作業の時に一緒にできますのでラクになります。
期限切れの瓶詰、缶詰などがあればそれも一緒にまとめておきます。
先ほど、捨てるか捨てないか判断できなかったものは、掃除が済んだ清潔な部屋で選別します。
汚い部屋の片付けは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、汚い部屋にはなっていなかったでしょう。
家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。
やはり、汚い部屋の片付けは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
汚い部屋の清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片付けを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今の汚家から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
汚家の片付けに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
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汚い部屋の掃除は、一日でやり切ると、がらりと生活が変わり、晴れ晴れとした気持ちになれます。
しかし、今まで掃除して来なかった汚い部屋の住人には、丸一日掃除を続けることはハードルが高すぎるかもしれません。
そういう場合は、完璧を求めず、今日はテープルの上だけ片付けよう、週末にはシンクを洗おう、と一つ一つ掃除していくというのも、時間はかかりますが、汚い部屋の掃除方法の一つです。
思い切って、掃除に取り掛かりましょう!
記事を読んで、掃除や片付けに興味を持った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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