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投稿日:2017年11月03日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
最近、汚屋敷や汚部屋などが増加し、ニュースでも話題に上がることがあります。
部屋の中だけならまだしも、庭や家の外までゴミや荷物があふれ出ていると、周囲の住民に迷惑が掛かってしまいます。
近隣トラブルにならないためにも、汚屋敷となってしまったら早急に改善するようにしなければなりません。
しかし、もともと片付けが苦手であるがゆえに汚屋敷となってしまうのでしょう。
汚屋敷から脱出するためにはどうすればよいのか、片付けの方法を伝授いたします。
「汚屋敷」という言葉をご存知でしょうか?
汚部屋やゴミ屋敷という言葉は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
汚屋敷もほぼ同じような状況の家であると考えられます。
家中に物が散乱し、足の踏み場もないようになった生活スペース、収納は物が押し込められ機能しなくなっているなど、部屋が異常なほど散らかった状態が汚屋敷であるといえます。
では、ゴミ屋敷と汚屋敷は何が違うのでしょうか?
基本的には、ゴミ屋敷と汚屋敷にはそれほど違いはありません。
しかし、汚屋敷は片付けができておらず散らかっている、ゴミ屋敷は生ゴミなどが山積みになって散らかっているという違いがあります。
もちろん、汚屋敷の中にもゴミはありますが、周囲のとらえ方によって違いが出るように感じます。
周囲の人が見ても、明らかにゴミといえるものが家の外にまで散乱していたら、「ゴミ屋敷だ」と思いますよね。
しかし、家の外まで物が出ていたとしても、ゴミとは判別できないような物なら、ゴミ屋敷というよりも、「散らかった家だな」と思うのではないでしょうか?
とはいえ、汚屋敷もゴミ屋敷も同様に周囲に迷惑となることには違いありません。
汚屋敷になる原因は、ほんの些細なことがきっかけである場合がほとんどです。
例えば、忙しくて片付けを怠ってしまったり、お買い得だからと買い置きを必要以上にしてしまったりと、小さなきっかけが汚屋敷化を進行させます。
誰もが、引越しなどをして新しい生活がスタートしたときは、きれいな家だったはずです。
「汚屋敷にしよう」と思って、わざと汚屋敷化したという人はおそらくいないでしょう。
「今日は疲れたから明日片付けよう」と後回しにしてしまい、気づいたら汚屋敷になっていたということは少なくありません。
もちろん、実家が汚屋敷で、自分も片付け方がわからず汚屋敷となってしまったということもあります。
この場合は、汚屋敷の状態に慣れてしまい、散らかっていることに気づかない、もしくは散らかっているほうが安心するという心理になっている可能性があります。
汚屋敷になるきっかけは様々ですが、汚屋敷となる原因の多くは、物が多いことにあります。
汚屋敷にあるものを見てみると、古くて使えない家電や着ない衣類、空き箱などをなぜか大切にとっておいてしまったり、日用品を収納できないほど買い置きしたりするなどして物が増えていることがわかります。
汚屋敷を片付けてみると、驚くほど不要な物に囲まれていたことに気が付くはずです。
汚屋敷は、周囲に迷惑をかけるだけでなく、体調を崩しやすくなったり、地震などにより物が崩れてけがをしたりする可能性があり、危険です。
汚屋敷の状態では決して良いことはありません。
できるだけ早く、汚屋敷の片付けに取り掛かりましょう。
汚屋敷の片付けは、庭や玄関を片付けることからはじめましょう。
ゴミを部屋から排出するにも、庭や玄関が片付いていないと外に出すこともできません。
その為、汚屋敷の片付けのスタートは、庭や玄関が最優先です。
庭がある場合は、庭あるゴミなどを廃棄します。
木や植木などが隣家に入っている場合は、迷惑となるので切ってしまいましょう。
玄関は、今履いている以外の靴は捨ててしまいましょう。
汚屋敷の住人の多くは、靴の空き箱や履かなくなった靴まで保管していることがあります。靴の空き箱は、予想以上にかさばります。
靴箱の収納スペースを確保するために、不要な空き箱は捨ててしまいましょう。
また、汚屋敷では、傘が家族以上に出てくることも良くあります。
出先で雨に降られて購入することを続けていると、次々と増えてしまいますよね。
傘は家族の人数以上必要ありませんので、余計な傘は捨ててしまいましょう。
これで玄関はかなりすっきりします。
続いて汚屋敷の片付けを行うのは、キッチンです。
汚屋敷の片付けを行う際に一番進めやすいのが、キッチンです。
キッチンにある食品は、賞味期限で判断すれば迷いなく廃棄することができますし、キッチン用品は衣類などと比べ思い入れの少ないことが多いので、片付けしやすいといわれています。
まずは、冷蔵庫の中などの食品を整理しましょう。
汚屋敷では、散らかり始めると炊事をせずに惣菜を購入して生活することが多いため、冷蔵庫の中は賞味期限切れの食品がたくさん入っている可能性が高いです。
食品は賞味期限を一つ一つチェックして、切れていたら捨てるようにします。
鍋やフライパンなどは、よく使うもの以外は捨ててしまいましょう。
スプーンなどのカトラリーや食器類は、家族の人数以外は捨ててしまいます。
物が減ったら、コンロやシンクを掃除します。キッチンは油汚れにより掃除が大変なので、取り切れない汚れは清掃サービスなどを依頼しても良いでしょう。
次に、お風呂やトイレの水回りの片付けです。
汚屋敷の中でも、おそらく物が少ない場所なのではないでしょうか?
また、お風呂やトイレには収納する物がないので、簡単に片付けることができます。
まずは、お風呂やトイレの中にあるものを全て捨てましょう。全てを空にしたら、掃除をします。
お風呂やトイレは水垢やカビなどが発生しているので、マスクやゴム手袋などを使用して掃除します。
ここからが、汚屋敷の片付けで苦労するところなのではないでしょうか?
汚屋敷の中で、一番散らかりやすいのがクローゼットなどの収納や、寝室、仕事部屋などです。
クローゼットは、物を詰め込み、物が溢れているでしょう。
寝室は、寝るスペース以外には物が散乱しているのではないでしょうか?
仕事部屋は、作業スペースから手をのばせば必要な物が全て取れる配置になっていませんか?
まずはこれらを全て出します。
必要なものと不要なものに仕分けをしていきますが、基本的に全てゴミだと考えるようにしましょう。クローゼットの中のものは何年も使っていないはずです。
何年も使っていないものは、今後も使うことはないので、捨ててしまいましょう。
服やかばんは、日常的に使っている物以外は全て捨てましょう。いるものといらないものを仕分けたら、収納していきます。
クローゼットなどに収納できる容量を超えて物を持ってはいけません。
収納スペースに入りきらない場合は、持ち物を見直して入るまで物を減らしましょう。
ここまで来たら汚屋敷の片付けはあと一歩です。
最後に、リビングやダイニングを片付けます。
リビングやダイニングには収納がないこともあるため、片付けが最も大変な場所でもあります。
先ほどのように、クローゼットに入る分だけ物を残すという基準がないため、片付けが苦手な方は、リビングなどから再び汚屋敷化してしまいます。
まずは、先ほどと同様に、いるものといらないものを仕分けしていきます。仕分けが終わったら、片付けていきます。
汚屋敷の方は、物を使った後にあった場所に戻さず、手近なところに放置してしまいやすいです。
その為、収納は「使いやすいよりもしまいやすくする」ことが重要です。収納ボックスなどを活用し、アイテムごとに分類していきます。
その際、ボックスの表面に中身をラベリングしておくとわかりやすくなります。
ここまで終われば、汚屋敷の片付けはほぼ完了です。
見た目をきれいに片付けたからと言って、汚屋敷から脱出したとはいえません。
汚屋敷化しないようにする最大のポイントは、使ったらその都度片付けることにあります。
面倒だからと後回しにすると、片付けることを忘れてしまい、再び汚屋敷化がスタートします。
「面倒」「後でやろう」という気持ちは捨てましょう。きちんと心を入れ替えたら、汚屋敷の片付けは完了です。
汚屋敷の片付けは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれができていたのなら、汚屋敷にはなっていなかったでしょう。
もし、家族や友達に手伝ってもらうことができれば、それでも問題ありませんが、やはり汚屋敷の片付けは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
汚屋敷の清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片付けを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今の汚屋敷から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
汚屋敷の片付けに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
全国に汚部屋の清掃業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して汚部屋清掃を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
汚屋敷は、自分が気にならないからと言って放置してはいけません。
物が溢れていると、カビやほこりなどからいつか体調を崩してしまいます。
汚屋敷での生活で、いいことは決してないということを頭に入れておいてほしいと思います。
汚屋敷の片付けは、1日2日で完了するほど簡単なものではありませんが、汚屋敷から脱出して、健康で快適な生活を送れるようになると良いと思います。
記事を読んで、片付けのことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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