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投稿日:2017年11月05日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
本を読む人にとって一番の悩みどころとはなんでしょうか。
小説など文字数の多い本を読む人やとにかく大量の本を読みたい人にしてみれば、限りのある時間とお金は読書家にとっての悩みだと言えるでしょう。
それ以外の悩みとしては、徐々に家の中で溜まっていく本の片付けも挙げられます。
本はそれぞれ1冊なら軽いものだとしても、それらが大量にあると置き場所に困ります。
したがって、最終的には手元にある本を選別し、片付けて処分する必要が出てくるのです。
この記事では、本を片付ける為にその選別方法と処分方法をご説明いたします。
本を片付ける上でまず問題になるのが、本の選別方法です。
持っている本を全て片付けて処分するつもりなら、選別する必要はないでしょう。
しかし多くの場合、とっておきたい本と処分しても良い本に選別し、片付ける方法がとられています。
皆さんは片付けの合間、本の内容を知る為、最初は確認だけのつもりで本を開いたものの、いつの間にか熟読して日が暮れていたという経験はないでしょうか。
本好きならばこういった経験はよくある話ですが、これでは本の片付け作業が進みません。
また、気に入って買った本ばかりだと、優先順位をつけるのが難しい人もいらっしゃることでしょう。
この項目では、片付ける本の選別方法を3つに絞ってご説明いたします。
大量に本がある状態だと、どの本が自分にとって価値の高い本なのかが判断しにくいことと思います。
そこで現在、収納している本の位置で価値を決めるという選別方法があります。
本棚の手前に置いて取り出しやすくなっている本は、普段から読む頻度が高く、本棚の奥側に置いている本は手前の本よりも取り出しにくい為、読む頻度は控えめでしょう。
他にも、本棚へ入りきらない本が、自分の机やベッドの周りなど、自分にとって読みやすい位置にあった場合、更に読む頻度は高くなります。
このように本を置く位置から、自分にとって価値のある本を見つけ出すことができます。
したがって、片付ける時には読む頻度の高い本はとっておき、普段からあまり読まない本は処分するという選別をしましょう。
本棚にきちんと本を収納できており、片付けの必要性がないほどの量なら処分しなくても問題ないのです。
しかし、本棚に収まりきらず、あちらこちらに本が分散して置いてある状態ならば、本の量を制限しなければなりません。
そこで、本を収納できるスペースをあらかじめ決めておくという方法があります。
「本はそこに入る分だけしか持たない」というルールを定めておくことにより、本の選別をする際の基準になって、本が片付けやすくなります。
更には本の処分が終わった後もそのルールを守っていくことにより、適切な本の量を保ち続けることができます。
その為、家の中を散らかす心配がなく、本を片付ける必要もなくなります。
片付けている本の選別をしている時、途中でついつい作業の手が止まってしまう言葉があります。
それが「かもしれない」です。
「もしかしたらこの本は仕事で使うかもしれない」「もしかしたらこの本は後で読みたいと思うかもしれない」という風に、葛藤が生まれやすくなります。
現在の自分ではなく、未来の自分が目の前の本を必要とする可能性があると考えたら、どの本も重要に思えてなかなか片付けることができないのです。
しかし、それはただの推測です。未来の自分がどの本を読みたいと思うのか、それは今の時点では分からないことの方が多いでしょう。
予定ではなく、ただの推測ならば「かもしれない」は止めて、今の自分が必要と思えるかどうかに焦点を絞って本の選別をした方が片付けはしやすいです。
一度は読みたいと思って購入した本を手放してしまうのは、もったいないと感じるかもしれません。
しかし、本の置き場所には限りがありますから、これからも新しい本を購入する予定があるなら、思い切って処分してしまいましょう。
本の片付けが終わったら、処分方法を決めなくてはいけません。
処分の仕方にも様々な種類がありますが、自分にとってやりやすい方法を選んで処分して下さい。
この項目では、片付けた本の処分方法を3つに絞ってご説明いたします。
片付けた本の処分方法として、リサイクルショップに売るというのはいかがでしょうか。
ご近所のリサイクルショップに片付けてまとめた本を持って行き、査定をしてもらうのです。
ゴミとして処分するはずだった本に値段をつけて買い取ってもらえるので、金銭的にお得な処分方法だといえます。
気を付けておくべき点としては、最近出た新しい本でない限り、そこまで高い値段がつく訳ではないということです。
その為、古い本や損傷のある本の場合、買取金額に関してはあまり期待しない方が無難です。
片付けた本の処分方法として、学校や図書館、児童養護施設などに寄付するというやり方もあります。
リサイクルショップと違い、この処分方法に金銭的な利益は発生しませんが、ボランティア活動になる上、本の片付けもできて一石二鳥です。
注意点としては、どこの施設でも寄付を受け入れる訳ではないということです。
片付けた本を持ちこんでから断られては二度手間となってしまいますので、必ず行く前に寄付をしていいものか電話などで確認をとってください。
他に注意する点として、子供の絵本や青少年向けのマンガなど、寄付する施設によって喜ばれる本の内容は違ってきます。
したがって、寄付する本の内容についてもどういったものが良いか、先方に確認しておいた方が良いでしょう。
片付けた本の処分方法として、知り合いや友達などに譲るという手もあります。
こちらも金銭的な利益はありませんが、自分の本は知らない誰かに読まれるよりも、知り合いや友達など知っている人に読んで欲しいと考える人にお勧めです。
譲り方としては、片付けた本が少ないならばこちらから相手の方に持って行き、譲っても良いかどうか確認をしましょう。
逆に本が多くて持っていけないほどならば、本を譲る予定の相手を自宅へ招き、好きな本を持って行ってもらう形をとるのが良いです。
注意点としては、譲る予定の本が気に入ってもらえず、ほとんど受け取ってもらえなかった場合でも、不満を言わないようにすることです。
自分の都合で本を相手に渡そうとしているのですから、相手に断られたらすぐに諦めましょう。
片付けた本の処分方法をいくつかご紹介しましたが、人によっては家にある本が多すぎて自分1人だけでは片付けきれないという場合もあることでしょう。
本を処分するどころか、片付けすら難しいなら、専門の業者に本の片付けを依頼してみるのはいかがでしょうか。
大量の本の片付けを業者に依頼するなら、片付けのプロである生前整理専門業者に依頼しましょう。
生前整理とは、自分が生きているうちに部屋の中を整理、片付けしておくことです。
本の片付けであっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、収納し、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
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本の選別に必要な基準としては、本の量の制限や今の自分にとって価値のある本かどうかなどが挙げられます。
そして本の処分方法としては、知人・友人に譲る、様々な施設へ寄付する、リサイクルショップへ売るといった方法が考えられます。
本というのは不思議なもので、昔は面白いと感じていた本がつまらなくなり、逆に退屈だと思っていた本が楽しく読めたりするものです。
人が本を読む目的は娯楽の為だったり、知識を求める為だったりと様々ですが、いずれも人の成長に関わる大切なものです。
本を読むことは好きでも、片付けが必要なほど多ければ処分するのも手間がかかります。今回ご紹介した簡単な処分方法を参考に、本を片付けて楽しい読書生活を満喫しましょう。
記事を読んで、片付けのことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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