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投稿日:2017年11月14日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離とは、もともとヨガの「断行」、「捨行」、「離行」という考え方からきた、「物にとらわれない考え方を身につける」という生き方をいいますが、一般的には不用品の大掛かりな処分とだけ認識されていることもあります。
しかし、本来の断捨離とは、物にとらわれない心を持ち、シンプルライフを追求し続けることを言います。
断捨離をするときには物を必要なものと不要なものに分ける必要がありますが、その基準はいったいどのようなことなのでしょうか?
ここでは断捨離を行う際の「基準」について解説していきます。
断捨離を始めるときには、まず基準を決めると良いでしょう。
断捨離するものとしないものを区別するときに、一定の基準を決めておくと、断捨離がスムーズに進みます。
この断捨離の基準には下記の2段階あります。
まず、断捨離の第一段階では、「使えるもの」であるか、「使えないもの」であるかということを基準にしましょう。
ここでは、女性の持ち物の中で断捨離しやすい物を挙げて、その基準を説明していきます。
まず、女性にとって一番断捨離しやすい物が洋服です。
思い入れがあったり、いつか着ようと思ったままたんすやクローゼットの中に眠っていたりする服は、一度その中から出してみて、必要か不要か再検討してみましょう。
その時の断捨離の基準は、「着られるか」、「着られないか」です。
まずはサイズ的に大きすぎたり、小さすぎたりして今着ることができない物を、まずは「着られない」基準を満たしているとして、断捨離の対象とします。
さらにサイズが合うものの中から、明らかに年齢的に似合わないものを断捨離していきます。
年齢的に似合わない物の断捨離は、何も捨ててしまわなくても年下の友人などが望めばおさがりとして受け取ってもらうのも良い方法です。
さらに、黄ばみ、黒ずみ、ほつれ、型崩れなども「着られない」基準となるので、これらの物も潔く断捨離してしまいましょう。
このような物の中ほつれ以外はもう元に戻すことができないので、断捨離の基準は十分に満たしていますが、ほつれまたは毛玉などが気になるけれど、まだ着たいと思うものがあるかもしれません。
そのような時は、その時、その場でほつれや毛玉を手入れできるかどうかが断捨離するかどうかの基準になります。
その時に手入れできずに後回しにしてしまうならば、その洋服も断捨離してしまいましょう。
靴は通勤用、おしゃれ用、運動用などさまざまな用途に合わせて何足も持っていると思いますが、案外メインで履く靴は限られています。
その中から「履ける」、「履けない」を基準にして断捨離を行っていきましょう。
この「履ける」、「履けない」の基準には3つの考え方があり、痛んでいないか、流行に乗っているかどうか、脚に合うかどうかという基準があります。
まず、一番断捨離しやすいのが、痛んでいるという基準です。
そこのすり減り、傷、色あせなどが目立つものは履いていて恥ずかしい物なので、「履けない」基準を満たしているとして迷わず断捨離しましょう。
次に大切なのが足に合わないという基準での断捨離です。
履きにくい、履くと足が疲れる、靴擦れができやすいといった靴は「履けない」という基準を満たしているとして、断捨離の対象とします。
どんなに高価な靴であっても、合わない靴を履き続けると、第二の心臓といわれる足を痛め、最悪の場合健康を損ねてしまうことも考えられます。
健康を保つためにも、脚に合わない靴は断捨離してしまいましょう。さらに流行に後れた靴も「履けない」基準を十分に満たしているので、断捨離の対象です。
雑貨、小物、文具、本、CDなどその他身の回りのものも、「使える」、「使えない」の基準でどんどん断捨離していきます。
これらを断捨離するには、「ここ一年手に取っていないもの」を基準にすると良いでしょう。
また、1つで事足りるものが2つあった場合には、状態の良いほうを残して、あとは断捨離すると良いでしょう。
メモ帳、慶弔用の筆ペン、巻数を間違えて2冊目を買ってしまった本や雑誌、似た用途の雑貨や小物類などは「使えないもの」の基準として断捨離してしまいましょう。
このような小物類は収納場所をきちんと決めて管理することで、急に必要になったときに見つからずに買い足してしまう失敗をなくすことができます。
また、本やCDなどには思い入れがあって断捨離できないことも考えられますが、古い本には虫が湧くこともありますし、傷の入ったCDはもはやただのゴミです。
これらも「使えない」基準を満たしているので、思い切って断捨離し、改めて電子書籍やダウンロードといった形で購入しなおすことをおすすめします。
ここまでいろいろな物を断捨離すると、次は家具が断捨離の対象となります。
すでに家具に入っていたものの断捨離が終わっているので、家具の断捨離の基準は、「物が入っているか」、「物が入っていないか」ということになります。
お気に入りの家具から順番に断捨離で不用品と判断しなかったものを収納していくと、必ず空の家具が出てきます。
必要な家具から順番に物を収納していっているので、その片付けが終わったときに、「物が入っていない」家具はあまり気に入っていなかったということになり、基準を満たしているので、断捨離してしまいましょう。
断捨離の第一段階、「使えるもの」と「使えるもの」に分けた後には、手元に使えるものだけが残ります。
断捨離の第二段階は、「使えるもの」の中から「使うもの」と「使わないもの」という基準で断捨離していきます。
一番わかりやすい衣類や靴などで例えると、ワンシーズン使っていないものは「使わないもの」の基準から、不用品と判断して断捨離してしまいます。
その他身の回りの物も中にも、使わないものはあるはずなので、それも基準に照らし合わせて断捨離してしまいます。
コレクションなど思い入れの深い物に関しては、きちんと手入れできているかどうかを断捨離の基準として、充分に手入れできないものに関しては断捨離してしまいましょう。
断捨離する基準で迷って、「断捨離が進まない…」では勿体無いです。
折角断捨離を決意したのであれば、断捨離の基準を他人から教わるというのも一つの手です。
業者に依頼することによって、その断捨離の基準を教えてもらいながら進めていくことが可能です。
「どうしても断捨離が進まない…」という方は、業者を上手く活用して断捨離を行っていきましょう。
断捨離する基準に困って、断捨離を業者に依頼しようと思い立ったら、生前整理業者がオススメです。
断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
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ここまで、最初の断捨離の基準と、その後の断捨離の基準について説明してきました。
記事を読んでみて、断捨離すべきものの基準が明確になり、断捨離への一歩が踏み出しやすくなったのではないでしょうか?
もし、基準で悩んでいるようであれば、断捨離を業者に依頼して一緒に行っていくことも大事です。
ここで学んだ断捨離の基準を活かして、スッキリした部屋や空間を手に入れましょう!
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