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投稿日:2017年11月20日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
家の片付けや引越しをする時など、粗大ゴミがたくさん出ますよね。
粗大ゴミの処理方法は一般のごみとは異なるため、どのような方法で処理していいのかはっきりと分からない方も少なくありません。
ここでは、行政の粗大ゴミ収集を利用する場合や、ゴミ処理センターへ自分で持ち込む場合の手順について詳しくご説明いたします。
また、粗大ごみ処理に困った時におすすめしたい粗大ゴミ処理業者について、気になる料金やメリット、さらに依頼する際の注意点などについてもご説明いたします。
粗大ゴミを処理する場合は、一般のゴミとは異なり手続きが必要になります。
では、粗大ゴミを処理する際の手順と方法についてご説明します。
粗大ゴミの処理方法をご説明する前に、まずは「粗大ゴミ」とはどのようなものをさすのか確認しておきましょう。
粗大ゴミとは、一般的に家庭用電化製品類、自転車、テーブル、棚などで、一辺が30㎝(自治体によっては40㎝)以上のもののゴミを指します。
また、一片が30㎝(または40㎝)未満のものであっても、ストーブやカセットコンロなど一般収集では危険があるものについても、粗大ゴミとして扱われています。
ではまず、粗大ゴミの収集を依頼して処理する方法からご説明します。
「粗大ゴミ受付センター(自治体により名称は異なります)」に電話するか、インターネットから申し込みます。
インターネットでの申し込みは24時間申し込みが可能なので、お忙しい方にも便利ですね。
自治体により、一度に申し込める粗大ゴミの処理数が決められている場合がありますので、確認しておくことをおすすめします。
特定廃棄物処理券を、取扱店で購入します。
取扱店については、自治体によってはホームページ上で「取扱店一覧」として掲載しているところもありますので、確認してみましょう。
購入した特定廃棄物処理券に、収集日、氏名、受付番号を記入して、粗大ゴミの目立つところに添付します。
収集日当日の朝8時までに、玄関の前や敷地の入口などに粗大ゴミを出しておきます。
粗大ゴミの収集に立ち会う必要はありませんが、処理券の控は収集が済むまで保管しておくようにしましょう。
粗大ゴミの処理方法としては、自分でゴミ処理センターへ持ち込む方法もあります。
ゴミ処理センターへ電話で申し込みをします。
ゴミ処理センターの電話番号や受付時間などは、自治体のホームページで確認することができます。
また、一度に持ち込める粗大ゴミは金額に上限が決められていることが多いので、たくさんの粗大ゴミを処理してもらいたい場合には、金額についても併せて確認するようにします。
特定廃棄物処理券を取扱店で購入します。従来の粗大ゴミ処理券がある場合はそちらも使えます。
特定廃棄物処理券に、収集日、氏名、受付番号を記入し、粗大ゴミの目立つところに添付します。
受付時に予約した日の指定した時間帯に粗大ゴミをゴミ処理センターへ持ち込みます。
持ち込みの際に、住所を確認することがあるため、免許証などの身分証明書を持参することを忘れないようにしましょう。
粗大ゴミの処理を自治体のゴミ収集や自分でゴミ処理センターに持ち込む方法をご紹介しましたが、中には忙しくて粗大ゴミ収集の申し込みや持ち込むための時間が取れない方もいらっしゃると思います。
そのような場合は、粗大ゴミの処理を業者に依頼するという方法をおすすめします。
粗大ゴミの処理を業者に依頼する場合、どのようなメリットがあるのか、またどの位の費用がかかるのかなどについてまとめてみました。
粗大ゴミの処理を業者に依頼すると次のようなメリットがあります。
粗大ゴミ処理業者に依頼すると、このようなメリットがあります。
電話一本で申し込みができ、早ければその日のうちに粗大ゴミ処理を行ってもらえます。
行政の場合は、申し込みから処理までに2~3週間かかってしまうこともあるので、すぐにでも粗大ゴミを処理したい方にはうれしいメリットです。
また、作業は全て業者が行ってくれたり、行政では引取不可のものでも処理してもらえたり、再利用できるものは買取してくれるというようなメリットもあります。
粗大ごみの処理を業者に依頼すると、様々なメリットがあることが分かりました。
しかし、そこで気になってくるのが費用です。
粗大ゴミ処理業者に依頼すると、どの位の費用がかかるのか、料金体系を確認してみましょう。
粗大ゴミ回収業者の料金設定は各業者によって異なりますが、大きく3つのパターンに分けることができます。
基本料金は一般的に5,000円前後で、そこに粗大ゴミとして処理する品目の料金が加算されます。
例えば、液晶テレビが2,000円、冷蔵庫が3,500円といったように、金額が決められています。
基本料金は無く、品目の料金のみで計算します。
最近多く見られるのが、トラック1台分で○○円というパック料金を設定しているケースです。
例えば、軽トラック1台分で30,000円弱、2トントラック1台分で60,000円弱程です。
処理したい粗大ゴミがたくさんある場合には、このパック料金がお得です。
粗大ゴミの処理を業者に依頼する場合は、信頼できる業者に依頼することが大切です。
中には悪質な業者もあり、処理を依頼した粗大ゴミを不法投棄したり、高額な金額を請求されたりなど、被害にあったケースが少なくありません。
安心して粗大ゴミの処理を任せられるように、担当者の対応や金額の妥当性などを考慮して信頼できる業者を選ぶことが大切です。
全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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引越しや家の片付けなどで出た粗大ゴミの処理の仕方は一見ややこしそうですが、手順が分かれば安心して処理することができますね。
粗大ゴミを自分で処理することが難しいときは、業者に依頼して一気に回収してもらうのもおすすめですよ。
記事を読んで、粗大ゴミの処理についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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