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投稿日:2017年12月03日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「ふようひん」、は不要品と書く場合と不用品と書く場合がありますね。
この二つはどう使い分けているのでしょうか。
不要品と不用品の違いについて、また不要品の処分の仕方についてをお伝えしていきたいと思います。
不要品と不用品は、違うものです。
不要品は、使わなくなって自分には必要が無くなったものを指します。
他の人に譲ることができたり、売ることができたりする状態であることが多いものです。
不用品の方は、使うことできないもの、壊れているもの傷んでいるものを指す言葉です。
こちらの方は、廃棄処分することになります。
また、不要品の処分方法と不用品では、処分の方法が違って来ますので、よく考えて不要品と不用品をわけましょう。
不要品には、自分には必要がないが捨てずに取っていた、というものもあれば、持っていることすら忘れていて、使わないまま何年も経過してしまったというものもあります。
しかし、不要品でも保管しているだけで品質は劣化して行き、結局は使えなくなります。
不要品か不用品になっているかどうかを見極めて、処分する方法を考えましょう。
不要品の中で、未使用の物や、頂いた物で使わないものは、リサイクルショップやネットオークションで売るという方法があります。
不要品が新しい物ほど高く買い取って貰えますし、本類はネットオークションで売ると、マニアの人などが買うため、古書店に買い取って貰うよりも高く売れることもあります。
また、不要品が大きい家具や家電製品の場合も、出張買付などで自宅まで来てくれるリサイクルショップに査定して貰いましょう。
他の不要品も、一緒に買い取って貰えるかもしれませんので、一度試してみるのも良いのではないでしょうか。
不要品は物によっては寄付することができます。
寄付した不要品を海外の被災地や発展途上国に送る活動や、寄付した不要品で障害者のアート活動を支援する活動などがあります。
寄付できる不要品は、ぬいぐるみや人形、おもちゃ、スポーツ用品、釣り具、洋服・バッグ、食器、置物、ベビー用品、未使用の下着などから、小型家電やパソコン、缶詰やレトルト食品なども寄付できます。
基本的に、汚れていない不要品、壊れていない不要品が対象です。
宅配便で業者に送り(送料が無料の団体もあります)、業者が海外の被災地や発展途上国に寄付するという形です。
ここなら自分の持っている不要品を寄付できる、というところを選ぶことができますよ。
また、団体によって受け付けている不要品に違いがありますので、よくホームページを確認して下さい。
不要品を寄付しても、まだ多くの不要品が残っている場合、その不要品は、誰も買っても、貰ってもくれない状態になっていることでしょう。
一括して業者に引き取って貰うと便利です。
部屋の中に不要品がたくさんある場合には、部屋の掃除もかねて業者に見積もって貰いましょう。
不用品回収業者のホームページを見ていくと、いくつものプランがあります。
軽トラックや1トントラック、2トントラックを使って回収するパック料金の設定をしている業者や、一部屋の広さによって料金の設定をしている業者、作業員とトラックの大きさで料金の設定をしている業者などがありますので、不要品の量によってぴったりのプランを見つけて下さいね。
なお、オプションや追加料金の設定もありますので、不用品回収業者に依頼する場合には、それらを見落とさないようにしましょう。
不要品の処分で、費用を抑えたい場合には、可能な限り自治体のゴミ回収を利用するのが良いでしょう。
週に2回~3回の回収がある、燃えないゴミや不燃ゴミ(資源ごみ)は、計画を立てて捨てるようにしていけば、確実に不要品を減らすことができます。
粗大ごみも、予約をしてシールなどの購入で費用を払えば持って行って貰うこができます。
自治体のゴミで不要品を捨てることのメリットは、費用が安いことに尽きます。
ただ、基本的に自治体のゴミ出しは家族が自分で出さなればならないため、ご近所と疎遠の一人暮らしや少人数の家族で、大きな家具を粗大ゴミの収集場所までどうって運ぶのか、運搬方法が問題になります。
自治体によって、ゴミ出し支援を行っていることもありますので、相談してみるのも良い解決方法が見つかります。
自治体では、適正処理困難物とされている自動車のタイヤ、ベッドのスプリングマットレス、テレビ、冷蔵庫は基本的には引き取りませんが、スプリングマットレスだけは、回収を行っている自治体もあります。
ご参考までに政令指定都市の回収費用をいくつか調べてみました。
自治体名 | ベッド本体 | マットレス |
北九州市 | 700円~1,000円 | 700円 |
神戸市 | 900円〜1,200円 | 300円〜1,200円 |
大阪市 | 1,000円 | 200円 |
名古屋市 | 1,500円 | 1,000円 |
さいたま市 | 540円 | 2,160円 |
仙台市 | 400円~1,600円 | 3,000円 |
ここまで不要品を処分してもらう方法をお伝えしてきましたが、気をつけることはあるのでしょうか?
寄付する物は一度洗うなり、汚れを落とすなりしましょう。
汚れが付いていると返送されてしまう可能性もありますし、寄付された側も迷惑になってしまいます。
「寄付するんだからいいでしょ!」と傲慢になるのではなく、しっかりと寄付をされる側の気持ちを考えてあげるようにして下さい。
自治体のゴミでは回収できないものもあるので要注意です。
下記のような物は、回収できないゴミとして代表的なものなので、自治体のホームページなどをチェックするようにしましょう。
ペンキ缶 | 消火器 | レンガ |
鉄アレイ | カセットボンベ | オートバイ |
セメント | 石・土 | ガスボンベ |
コンクリート | バッテリー | シンナー |
ピアノ | ガソリン | 農薬類 |
ボタン電池 | 灯油 | 金庫 |
全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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不要品と不用品は、使えるか使えないかの違いがありますが、不要品もただしまっておくだけでは、いつか不用品になってしまいます。
持て余している不要品にどの処分方法があてはまるかを決めて、不用品になる前に不要品を減らしましょう。
記事を読んで、不用品回収についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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