「自分でゴミ屋敷にしてしまった」、「親の家がゴミ屋敷になってしまった」など様々な理由で、ゴミ屋敷の片付けを行わなければならなくなった時に、ゴミ屋敷の片付け相場を知っていると適切な相場でゴミ屋敷の片付けができます。

ここでは、ゴミ屋敷の片付け相場を説明しています。

目次

ゴミ屋敷を片付けない場合はどうなる?

ゴミ屋敷を片付けないとどうなるのか?

人によって物に対する価値観が違い、例え家の中にあるゴミでも私有財産となり、第三者が勝手に処分することができないのがゴミ屋敷問題で一番難しい点です。

しかし、ゴミ屋敷を片付けない場合には、ゴキブリやネズミなどの害虫の大量発生による近隣家への侵入や生ゴミから出る悪臭などによって近隣の住民の健康を脅かす恐れがあります。

また、ゴミ屋敷内にある埃や塵が積もった家電製品やコンセントから火災が発生する恐れもあります。

このように、近隣住民に多大な不安を起こさせるゴミ屋敷ですが、ゴミ屋敷の住人が自分の私有財産だからと言ってゴミ屋敷の片付けを断っていった場合には、どのような処分になるのでしょうか。

ゴミ屋敷に関する法律とは?

現在、ゴミ屋敷に関する法的な規制は、国レベルの法律はなく、地方自治体ごとで「ゴミ屋敷条例」によって行われています

このゴミ屋敷条例は、ゴミ屋敷自体が法的に表記されていないため、一般的に言われる条例名で、各自治体によって条例名に違いがあります。

このゴミ屋敷に関する条例は、病害虫や悪臭などの発生で、既に社会的な問題となっている場合や周辺住民から何らかの苦情等が寄せられている場合のゴミ屋敷が対象です。

この条例では、対象となるゴミ屋敷の住人に対して、ゴミ屋敷の片付けの指導や勧告が行えるもので、ゴミ屋敷の片付けの指導や勧告に従わない場合には、ゴミ屋敷の強制撤去を行い、ゴミ屋敷住人に費用を請求することができます。

これを「行政代執行」といいます。

行政代執行のゴミ屋敷の片付け費用はゴミ屋敷の住人が負担しなければなりません。

ゴミ屋敷の条例による片付け費用の相場とは?

では、ゴミ屋敷に関する条例でゴミ屋敷の片付けを行う場合には、かなりのゴミが家に溜まっている状態であるため、数十万円の片付け費用だけでは処理することができません。

ゴミ屋敷の中には、100万円を超える費用を請求される場合もあります。

このように、行政代執行によって高額な片付け費用を請求される前に、ゴミ屋敷の片付けを行ってしまいましょう。

ゴミ屋敷の片付けを行うには、ゴミ屋敷の片付けを自分でする方法とゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する方法があります。

では、ゴミ屋敷の片付け方法ごとに片付けの相場を紹介します。

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合の相場

ゴミ屋敷の片付けを自分でする

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合は、全ての片付け作業を自分が行うので、業者に頼むよりも片付け費用がかかりません。

片付けにかかる費用は、ゴミ屋敷を片付ける際に必要な掃除道具などと片付けで出たゴミの処分費用になります。

ゴミ屋敷の片付けで出たゴミの処分費用には、粗大ゴミの回収手数料や家電製品のリサイクル料金と収集運搬料金、自治体で回収してもらえない処理困難物の処分費用がかかります。

次に、それぞれの相場を見てみましょう。

ゴミ屋敷の片付けに必要な掃除用具等の費用相場

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合には、片付けで出たゴミの分別に必要なものや片付け後の部屋を掃除するための掃除用具等が必要になります。

ゴミ屋敷の片付けには次のような掃除用具等が必要になります。

  • 軍手・ビニール手袋
  • ゴミを入れる自治体指定のごみ袋
  • 古新聞や雑誌をしばる紐
  • 食器用洗剤と住居用洗剤
  • ぞうきんやぼろ布、除菌シート、箒や塵取り、掃除機など
  • 殺虫剤など

片付けに必要なこれらの掃除用具等を揃えると、おおよそ3,000~5,000円位の相場になります。

粗大ゴミとは?

一般的に言われている粗大ごみとは、「家庭用パソコンを除く家庭生活で生じた高さ・幅・奥行のいずれか1辺が30㎝を超える家電リサイクル法で指定されていない家電製品とガスや石油器具、家具、寝具、自転車など」になります。

しかし、粗大ゴミの定義は、自治体ごとに決められているので、自分の居住地の自治体に確認しましょう。

片付けで出た粗大ゴミの手数料の相場

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合には、自分で自治体に片付けで出てきた粗大ゴミの回収依頼をしなければなりません。

粗大ゴミの回収手数料は、自治体によって設定されていますので、自分が居住している自治体に問い合わせする必要があります。

では、自分でゴミ屋敷の片付けを行った時に出た粗大ゴミの回収を自治体に依頼する場合の回収手数料の相場を一部みていきましょう(東京都練馬区の例)。

品目 料金
ベッド(本体のみ) 1,200円~2,800円
掛け布団 400円
敷き布団 400円
タンス 400円~2,000円
ソファ 800円~2,000円
テーブル 800円~2,000円
1,200円
食器棚 400円~2,000円
収納ケース 400円~2,000円
カーペット 400円~2,000円

自治体で回収しない粗大ゴミ:家電5品目

自治体では全ての粗大ゴミを回収しているわけではありません。

テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機の家電5品目は、電電リサイクル法でリサイクルが義務付けられているために、回収方法が決められています。

家電5品目を処分するには、次の3つの方法があります。

  1. 「家電販売店」や「家電の買い替え店」に片付けを依頼する方法
  2. 自治体が指定した収集運搬許可業者に片付けを依頼する方法
  3. 自分で自治体の指定引取場所まで持ち込む片付け方法

これらの処分方法には、料金がかかります。

1と2の場合は、「リサイクル料金と収集運搬料金」がかかり、3は「リサイクル料金」がかかります。

リサイクル料金は、各メーカーによって、収集運搬料金は業者によって設定されているので、料金に違いがあります。

リサイクル料金の相場は、1,500円から5,000円、収集運搬料金の相場は、500円~3,000円になります。

では、家電5品目の相場をビックカメラの例でみていきましょう。

ビックカメラ家電5品目料金(※全て税別)

品目 リサイクル料 収集運搬料
エアコン 900円~9,000円 1,500円
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下) 3,400円~5,090円 1,500円
冷蔵庫・冷凍庫(171L以上) 4,300円~5,590円 1,500円
洗濯機 2,300円~2,965円 1,500円
衣類乾燥機 2,300円~2,965円 1,500円
テレビ(15型以下) 1,200円~3,048円 1,500円
テレビ(16型以上) 2,200円~3,415円 1,500円

【参考・参照サイト】ビックカメラホームページ「リサイクル料金(再商品化等料金)+収集運搬料について」

自治体で回収しない粗大ゴミ:処理困難物

自治体で全てのゴミを回収してもらえません。

それは、「処理困難物」と言われているゴミで、粗大ゴミ以下の大きさでも回収処分してもらえません。

片付けで出た処理困難物を購入した販売店や廃棄物処理事業者に処理を依頼しなければなりません。

処理困難物のゴミとは、次のようなものになります。

  • 自動車の部品
  • バイクの部品
  • タイヤ
  • バッテリー
  • 浴槽
  • 消火器
  • 耐火金庫
  • ピアノ
  • レンガ
  • コンクリート
  • ブロック

これらの物以外にも処理困難物として、自治体で回収処分できないものがありますので、居住地の自治体に確認を取りましょう。

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合でも費用がかかる?

ゴミ屋敷の片付けを自分で行う場合には、ゴミ屋敷片付け業者に依頼する場合に比べて、費用が安く済むというメリットがあるように思われます。

しかし、出すゴミの量や物によっては、処分方法が異なるため、思っている以上に費用が嵩むことがあります

また、片付けで出た粗大ゴミなどを指定集積所に運ぶ際や家電製品の処分を運搬する場合には、ゴミを積載するためのトラックなどをレンタルする必要もあります

そして、ゴミ屋敷の片付けを自分一人で行うには限度があるために、親族や友人に頼む場合には、それなりの謝礼が必要となります。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する時の相場

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合の費用相場をみてきました。

では、次に、ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する時の相場は、どのくらいなのかをみていきましょう。

ゴミ屋敷には、戸建て全体がゴミ屋敷になっている場合や、賃貸住宅の一部屋がゴミ屋敷になっている場合などがあります。

また、部屋に入れない程のゴミが部屋中にあるゴミ屋敷なのか、部屋の中で移動できるが床一面がゴミで覆いつくされてはいるゴミ屋敷なのか、ゴミ屋敷の状態で相場が違います。

業者のゴミ屋敷の片付けの基本料金設定相場とは?

ゴミ屋敷の片付け料金は基本的に、「車両費用」、「人件費・作業費」、「ゴミの処分代」の3つからなります。

  • 車両費用:ゴミを回収する際に使用する車両費用
  • 人件費・作業費:ゴミ屋敷のゴミの仕分け・分別・梱包・搬出にかかる人件費
  • ゴミの処分代:不用品やゴミの処分代、リサイクルにかかる費用

また、部屋の広さと使用するトラックによって、算出する方法があります。

片付けるゴミ屋敷の部屋の広さによる相場

片付けをおこなうゴミ屋敷の広さによって、相場が設定されています。

間取り 料金
1K 90,000円〜
1K〜1LDK 180,000円〜
2DK〜2LDK 270,000円〜
2LDK〜3DK 360,000円〜
3DK〜3LDK 450,000円~

片付けるゴミ屋敷のゴミをトラックに積載する場合の相場

ゴミ屋敷を片付けた際に出たゴミを積載するトラックの大きさによって料金設定する場合です。

プラン 料金
軽トラック 30,000円前後
2t平トラック 50,000円〜80,000円前後
2t箱トラック 80,000円以上

ゴミ屋敷の片付け費用以外にかかる費用相場とは?

ゴミ屋敷の片付けの基本料金以外にも状態によって、ハウスクリーニング代や消臭処理代、害虫駆除代などのオプション料金がかかります。

また、賃貸住宅のなどの場合には、部屋の明け渡しの際に原状回復を行わなければならないために、リフォーム工事の必要もでてきます。

オプション料金の一例として相場を紹介します。

ハウスクリーニングの相場

ハウスクリーニングは部屋の広さや汚れの状態によって相場が違います。

  • 1K:50,000円前後
  • 2LDK:100,000円前後
  • 3LDK以上:100,000円以上

消臭処理代の相場

部屋の消臭処理代の相場は、1部屋2万円前後からになります。

害虫駆除代の相場

ゴミ屋敷で発生したゴキブリやネズミ等の害虫駆除の相場は、1部屋2万円前後からになります。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する時の相場事例

ここではゴミ屋敷の片付けを業者に依頼した時の相場事例を3つご紹介します。

部屋の広さ 作業内容 使用トラック 作業人数 作業日数 料金
賃貸アパート1K ゴミの撤去処分、室内清掃 2tトラック一台 2名 3日 150,000円
賃貸アパート1R 不要品の分別・梱包・撤去・処分 2tトラック2台 4名 1日 250,000円
戸建て住宅(1階5部屋、2階3部屋) ゴミの撤去、害虫駆除、消臭・消毒 2tトラック5台 24名 4日 950,000円

ゴミ屋敷の片付けを適正な相場で行ってもらうには

ゴミ屋敷の片付けを適正な相場で行ってもらう

業者によってゴミ屋敷の片付け相場が違いますが、なるべくならば適切な相場でゴミ屋敷の片付けを行う業者に依頼したいですよね。

ここからはゴミ屋敷の片付けを適正な相場で行ってもらうための方法をお伝えしていきます。

見積もりをしっかり出してもらう

ゴミ屋敷の片付け業者にお問い合わせしたら、お見積りを必ず取りましょう

お見積りを出してくれない業者は往々にして下記のようなことを言います。

  • 「最低でも50万円くらいはかかりますね。あとは作業をしながら決めていければと思います」
  • 「見えていない部分があるので、作業後に金額を決定できればと思います」

このように金額を曖昧にしておいて、当日追加料金を取ってくるのです。

お見積りを取ったら追加料金があるのか?あるならばどのような条件下で発生するのか?を聞いておきましょう。

電話やメールの対応をチェックする

次にチェックしたい項目は、電話やメールの対応です。

電話やメールの対応が適当だったりする場合には要注意です。

基本とされる仕事が出来ない業者が、作業を真面目にやってくれるとは到底考えられません。

したがって、お問い合わせした際の電話やメールのチェックは欠かさず行うようにしましょう。

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「ゴミ屋敷の片付け相場をご紹介」まとめ

ゴミ屋敷の片付け相場

ゴミ屋敷の片付け相場をゴミ屋敷の片付け方法ごとに紹介しました。

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合には、業者に片付けを依頼する場合の相場に比べて、安く済むメリットがあります。

しかし、片付けで出たゴミの処分費用などはある程度かかります。

また、ゴミ屋敷の片付けの全ての作業を自分一人ですることで、片付けにかかる日数や労力が必要となります。

逆に、ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する場合には、日数や自分の労力がかからない反面、業者の片付けにかかる費用が発生します。

ゴミ屋敷の片付けを行政代執行される前に、しっかりと見積もりしてもらい、適切な相場でゴミ屋敷の片付けを業者に依頼しましょう。

記事を読んで、ゴミ屋敷の片付け相場のことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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