オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年12月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離という言葉か、今ではすっかり馴染み深い言葉になっており、50代の人でも聞いたことがないという人は、非常に少ないと思います。
断捨離とは自分にとって不要な数々のものを断ち、状況や環境によって見極めて捨て、物に執着しないで離れることを言います。
50代の断捨離というと、一般的な断捨離となにが違うのか?と思うかも知れませんが、断捨離は断捨離でも、年令によって断捨離する物理的な量や、不要になるものが異なるのが特徴です。
断捨離を50代の人がする場合のコツや、なぜ50代で断捨離にチャレンジすることをおすすめするのかなどについてご紹介します!
「なぜ50代の人が断捨離をやった方がいいのか?」と不思議に思う人も多いと思いますが、人間は50年も生きていると、さまざまな不要品を抱え込んでいるものです。
今現在、50代に突入したばかりの人と、50代半ばの人、50代後半の人でも断捨離をするのに年齢は関係ないので、思い立ったら即吉日の勢いで、断捨離に励んでみましょう。
50代での断捨離は、今まで溜め込んで来た不要品を、自分自身の目でしっかりと確認することができて、大変だけど楽しい作業です。
断捨離は、片づけることが不得意な人や年を重ねると作業するのが面倒臭くなってしまい、溜め込む一方になってしまいがちですが、まだまだ元気な50代なら体力的にも難しいことはありません。
年令が50代になると、20代や30代の頃のようにものに対する執着心が少なくなります。
断捨離は、物への執着心を捨てることが重要なので、50代の人が積み上げて来た人生経験をもとに、先の将来を見据えた断捨離ができる唯一の年代ではないでしょうか。
精神的にも元気な50代は、人生の中でも落ち着いた年代になるため、若かりし頃にコレクションしていた物や、40代まで問題なく着こなしていた洋服類、溜め込んできたさまざまな品物を潔く断捨離できるようになる年代でもあるのです。
今まで子どもが主体になって生活してきた人も、50代になると生活状況や環境が大きく変わる場合も多くあります。
これから夫婦二人だけで生活するのに、不必要になるものをまとめて断捨離して、自分達が年老いた場合に体が思うように動けなくなり、断捨離することも難しくなってしまうので、50代にやったほうがいいといえます。
50代からの人生設計は、断捨離をしながら考えるのもおススメで、これから先の年を取った場合の生活をリアルに考えることによって、物への執着心もなくなるのではないでしょうか。
年老いた自分や配偶者などを想像しながら、本当に必要なものだけを残して快適な空間を作り上げる断捨離ができるでしょう。
50代の断捨離は、実は対象になるのは物だけではなく、人間関係でも同様のことが言えるのです。
正直なことを言うと、まだ50代と思ってはいても、実はもう50代でもあるのです。
これが何を物語るのかというと、50代は既に人生の終点へ向かって突っ走っている年代でもあります。
この大事な50代という年代にとって、ムダな人間と関わって、ムダな労力を使う必要はありませんので、不要な人間関係は断捨離することです。
意地の悪い人間や一緒にいてストレスや不快感を感じてしまう人間は、50代という年齢で人間関係を断捨離するのにふさわしいと言えます。
人生の残りは長くはないので、自分が大事にしたい人間とだけの関わりを持って生きていくのがおすすめです。
もし人間関係に悩んだら、自分はこの人が亡くなった時にお葬式に行くか、行かないかを基準にして考えるようにすると、不要な人間関係を断捨離することができますよ。
断捨離を50代がするときのコツは、これからの人生の終活準備と心得て、物への執着心を完全に捨てるようにしましょう。
50代ぐらいになると、親戚や会社関係などの結婚式に出席することも多く、不要な引き出物などが、たくさん貯まることがありますが、新品だからとか効果だからと言って、執着せずに断捨離をするようにしましょう。
そして何より、50代の断捨離のコツは、今でなくてはできない場所から片付ける!これに限ります。
50代の断捨離は、絶対に高い場所から初めて行くのがコツといえるでしょう。
例えば、押し入れの天袋の中や、キッチンの吊戸棚の中に閉まってある、ほとんど使っていなくて記憶から忘れ去られているものから始めると、気分がアップします。
なぜ50代の断捨離には高いところからなのかというと、椅子や脚立に乗って、閉まってあるものを上げ下げするというのは、かなりの重労働を伴うもの作業です。
40代と50代で体力の差を顕著に知るように、50代と60代では断捨離をするからといって、気軽にホイホイと高い場所のものを動かすことはできません。
誰か手伝ってくれる人がいる場合には問題ないでしょうが、自分ひとりで断捨離をするのであれば、上り下りの動作が問題なくできる50代のうちが、絶対的におすすめです。
しかも断捨離対象品は、キッチンの吊戸棚の場合には、過去に出席した結婚式の引き出物などの重いものが多く入っている場合もあるので、ぎっくり腰にも注意しましょう。
50代の断捨離のコツは、一度に全部をやろうとしないことが大切です。
若い頃と違って、家の中に溜め込んでいる不用品の数は半端ではないので、断捨離には時間がかかります。
若い頃と違って、体力的にも追いつかないことがあるので、絶対に無理をしないようにしましょう。
50代になると、男女共に更年期障害に悩まされることもあり、肩凝りが酷くて腕が上がりにくかったり、貧血気味になったりなどの体調不良に陥る場合もあるので、動作はゆっくり行いましょう。
50代は高齢ではないとは言え、ひとりで断捨離するものを上げ下げするのは、かなりの体力を要するので、できれば家人がいる時の方がおすすめです。
一度に断捨離しようと思うと、断捨離しなくてもいいものまで処分してしまったり、逆に断捨離しなくてはいけないものを間違って残してしまったりなどもあるので、要注意です。
50代で断捨離をしても、経済的には余裕がある世代なので、よほど注意をしないとガンガン物を買い込むことになってしまいます。
せっかく断捨離したのに意味がないのでは困ってしまうので、物を減らして出来た空間は必ず維持するように心がけておきましょう。
そして断捨離に迷ったときには、これはあの世に持って行けるか持って行けないかで判断するのも究極の手段といえます。
物を買う時にも、必ず「今これを買うことは必要なのか」をじっくり考えるようにして、自分が使わなくなっても使う人がいるかどうかを考えると良いでしょう。
かと言って、断捨離を気にし過ぎて、毎日の日常生活に支障が出てしまうのでは、本末転倒なので、断捨離後に必要なものができた場合には、絶対に買わないのではなく、見極めることが肝心です。
50代の断捨離では、あの世に持って行きたいぐらいのものなのか、持って行こうと思わないものなのかを基準にするのも良いかもしれません。
50代になると、今まで子どもの使っていたものなども多く保存していることと思いますが、それらの物をいつまでも残しておくのはやめましょう。
子どもが結婚して孫ができた時のためにとか、親戚で必要になるかもしれないと考えて、物を溜め込んでおいても、実際に使わないことが多いので、断捨離するほうが良いでしょう。
一般家庭で保管してあるものは、あまり保管状態が良いとは言えないものが多く、ベビー用品でも数年ごとに新しいものが安く買えるようになっているので、断捨離で処分してしまっても問題ありません。
現像した写真やアルバムなども、自分が必要な枚数だけを保管して、あとは写っている本人に託すか、断捨離するようにしましょう。
写真などの断捨離後には、不思議と無駄に写真を撮らなくなるのでおすすめの方法です。
50代になってから、断捨離に挑戦してみようと思っても、時間的に忙しくてできない人や、親の代からの不要品が積もり積もってしまい、全くヤル気が起きない人などもいると思います。
あまり片づけることが好きでない人や、整理整頓が三度の飯より大嫌いという人には、50代になってから断捨離するなんて考えられないかも知れません。
断捨離というのは、独り暮らしでもない場合には、家の中で自分ひとりが頑張ってみたところで、特に変化はないのが特徴で、酷いときには断捨離したスペースや部屋に、新たに不用品を持ち込んでしまう家人もいます。
理想は夫婦二人で断捨離をすることですが、仕事をしていると思うようにはいかないのが現実で、もし自分や自分達での断捨離ができない場合には、業者に依頼する手段もあります。
断捨離する基準に困って、断捨離を業者に依頼しようと思い立ったら、生前整理業者がオススメです。
生前整理とは、自分が生きているうちに物の整理をしておくことです。
断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
また、50代ということでちょうど生前整理を行う年齢としては適切だからです。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
断捨離は定期的にすることによって、家の中の空間を快適に保つことができるようになり、精神的にも気分がスッキリする効果が得られることが実証されています。
50代での断捨離には、体力的な大変さを伴うこともありますが、物理的な断捨離に関しては業者に依頼するなどの方法を取るようにしましょう。
50代で行う人間関係の断捨離においては、自分の本心でキッパリと関係を切るようにしましょう。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。