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投稿日:2018年01月17日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
各地でゴミ屋敷が社会問題化していますが、その一歩手前の状態の汚部屋もかなり多く存在しています。
事情があって、汚部屋から引っ越しをしなければならないけれど、片付けられるか自信がないとお悩みの方も多いかもしれません。
しかし、引っ越しはうまく利用すれば汚部屋から完全脱出できる、またとないチャンスなんです。
ここでは、引っ越しを通じて汚部屋にさよならする方法についてご説明しています。
汚部屋は慣れてしまうと、ぬるま湯のような抜け出しにくい環境になります。
必要な物はすぐ手の届く場所に置いている、布団は敷きっぱなしだからすぐ寝られるなど特に不便に感じることはあまりありません。
ゴミが目につくことや友達を部屋に呼びにくいなどのデメリットもありますが、慣れれば平気になってしまうものです。
しかし、引っ越しとなるとそうはいきません。
すべての物を転居先へ移動させるという大きなミッションが課せられます。
さらに、引っ越しの際に汚部屋のままだと、以下のように大きく損をしてしまうことがよくあるのです。
汚部屋では引越しが出来ない時もあります。
引っ越しするためには、引っ越し業者に家まで来てもらい、見積もりを作成してもらう必要があります。
見積もりは部屋の荷物や家財道具などの量から判断されるのですが、汚部屋の場合にはゴミと荷物との区別がつきにくく、引っ越し業者も判断に困ってしまいます。
また、汚部屋に住んでいるということは、片付けや整理整頓ができないということを証明しているようなものです。
引っ越し業者の立場から考えると、引っ越し当日までにきちんと荷造りができるのか不安に感じてしまいます。
もしかすると、引っ越し当日になって梱包やゴミ処理など、見積もりに含まれていない作業まで増やされてしまうかもしれず、引っ越し業者にとっては汚部屋の引っ越しはハイリスクになってしまうものです。
そのため、汚部屋の引っ越しは引き受けてもらえない場合もありますので、きちんと部屋の片付けをしておきましょう。
汚部屋の場合は、引っ越しにかかる費用が高くなってしまうこともあります。
上でもお伝えしましたが、引っ越しの見積もりを作成する際には、部屋にある荷物や家財道具などの量から、人員配置やトラックの大きさ、ダンボールの数などを決定します。
汚部屋での引っ越し見積もりでは、どこまでが荷物でどこまでがゴミなのか分かりにくく、とにかく部屋にある物すべてで見積もるため、費用が高くなりがちです。
また、住人側から汚部屋の引っ越しを断ってもらいたいという引っ越し業者側の思惑で、かなり高い見積もり額を提示する場合もあるようです。
やはり汚部屋の引っ越しはトラブルになることも多く、可能ならば引き受けたくはないというのが引っ越し業者の本音かもしれません。
通常の引っ越しなら、退去後に入居時に支払った敷金が原状回復にかかった費用を差し引いて返ってきます。
しかし、ひどい汚部屋の場合、水回りなどの特殊クリーニングや床などの補修費用、匂いが残った場合の特殊清掃などがかかることがあり、敷金が返ってこない上に追加の費用が請求されることがあります。
引越しをする際には、水回りや床などの清掃もきちんとしておきましょう。
このように、汚部屋のままで引っ越しすることはデメリットしかありません。
引っ越しが決まったら、早めに汚部屋脱出の計画を立てましょう。
次に、自分で引っ越し前に汚部屋を脱出するポイントについて解説します。
引っ越しを機に、せっかく汚部屋の片付けや清掃を始めても、途中で足りない物が出てくると、作業が中断されてしまいます。
せっかくのモチベーションが途切れてしまうこともあるので、準備は入念に行いましょう。
汚部屋の片付けや清掃を行う際には、汚れてもよい格好で行います。最低限用意しておきたい物は、以下の通りです。
可能な限り人手は多い方が、効率的に汚部屋の片付けを行うことができます。
汚部屋の片付けをする前に行っておきたいのが、害虫駆除です。
数年、数ヶ月単位で片付けも掃除もされていない汚部屋には、多くの場合、害虫が住みついています。
くん煙タイプの害虫駆除剤を、片付けを始める前に焚くなどするのがおすすめです。
ようやく片付けの作業の段階に入ったら、目につくゴミをどんどん捨てていきましょう。
汚部屋を見渡してみると、飲みかけのペットボトルや空っぽになったお菓子の袋など、多くのゴミが散乱しています。
それらをすべて拾って捨てるだけで、物はかなり減らせるはずです。
ほとんどのゴミを捨て終わったら、次は必要な物とそうでない物との仕分けを行います。
しかし、汚部屋に住む人は、この仕分けが苦手なことが多いものです。
物をすんなりと捨てることができていたら、家は汚部屋化してしまいませんよね。
そのため、仕分けの作業は進みにくい場合もあります。
仕分けのコツは、思い切ってほとんどの物を捨ててしまうことです。
必要最低限の物と貴重品だけをピックアップして、それ以外は捨てるくらいの気持ちで作業しましょう。
仕分けがうまくいかず、結局、引っ越し後の転居先にも多くの荷物を持っていってしまっては、また汚部屋へ逆戻りしてしまう可能性もあります。
また必要になったら引っ越し後に購入すればよい、というくらいの気持ちで仕分けを行うことが重要です。
ここまで、引っ越しを前に自分で汚部屋から脱出する方法について解説してきました。
しかし、もう引っ越しまで日にちがない!自分で汚部屋の片付けをするのは難しい、というような場合には、ゴミ屋敷を専門に清掃している業者に依頼することをおすすめします。
業者に依頼するということは、他人に汚部屋を見られてしまう、お金がかかってしまうなどといったデメリットも存在します。
しかし、それらのデメリットを差し引いても、以下のように業者へ依頼するメリットの方が高く、確実に汚部屋から抜け出すことができます。
業者は汚部屋片付け・清掃のプロなので、素人が行うよりもずっと手早く、確実にきれいにしてくれます。
場合によっては即日対応してくれることもあるので、相談してみることをおすすめします。
自分たちで汚部屋の清掃を行うと、不用品や粗大ゴミは自分たちで処分しなければなりませんが、業者に依頼すると片付けや清掃と一緒にそれらも回収してくれます。
ひどい汚部屋になると、床に自分ではきれいにできないシミがついてしまったり部屋全体に匂いが染み付いてしまったりしていることもあります。
それらの作業にも対応してくれる業者も多いので、相談してみるとよいでしょう。
全国に汚部屋の清掃業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して汚部屋清掃を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの109,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている汚部屋の清掃業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
引っ越しは汚部屋との生活から脱する、大きなチャンスです。
時間の余裕があり、人手も集められるようなら、思い切って自分で汚部屋の片付けをやってみましょう。
しかし、引っ越しまであまり日がない、人手も集めるのが難しいという場合には、業者に依頼することをおすすめします。
引っ越しをよい機会に、新しい転居先では心機一転、きれいな部屋で快適な生活を送りましょう!
記事を読んで、引っ越し時の片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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