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投稿日:2018年01月21日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
汚部屋になってしまった場合の片付け方は2つのパターンがあります。
一つは自分自身で片付けるパターン、もう一つは業者に依頼して片付けてもらうパターンです。
汚部屋の片付け方のブログはたくさんありますが、しっかりとこの2つのパターンに分けて説明している所は殆どありません。
今回は汚部屋の片付けの方法について、2つのパターンに分けて説明していこうと思います。
「汚部屋の片付けを行いたいけど、どうしたら良いか分からない…」という方は必見の記事です。
汚部屋の片付けを始める前に、するべきことが3つあります。
手を動かす前に事前準備を行うことで、スムーズに汚部屋の片付けが捗ります。
しっかりと始める前の準備を行うようにしましょう。
「汚部屋の片付けを行って、どのような部屋にしたいのか」を考えます。
つまり、理想の部屋の姿を思い浮かべるのです。
思い浮かべられなかったらインターネットなどで調べるのも良いでしょう。
何事にも目標設定が大事です。
汚部屋の片付けにおいても、「こういう部屋にしたい」という目標を設定することで前に進むことができます。
もし業者に依頼して汚部屋の片付けを行ってもらう場合でも、どういう部屋にして欲しいのかを伝える必要があるため、重要になるのです。
汚部屋の片付けを行う場合には、殆どの物を捨てる覚悟を持つようにしましょう。
「使うかも・・・」という感情は一切排除して、必要最小限のものだけで済ませるようにします。
「捨てた後に買えばいい」くらいの気持ちの方が良いので、勿体無いの精神は無くすようにして下さい。
一日で終わればよいですが、汚部屋の程度がひどい場合だと一日では終わらせることができません。
業者に汚部屋の片付けを依頼する場合でも、一日で終わるかは状況によります。
自分で汚部屋の片付けを行おうとしている場合には、スケジュールを立てて行っていくようにしましょう。
さて、ここからは汚部屋の片付け方の具体的な手順を見ていきたいと思います。
汚部屋の片付けを自分で行う場合には、幾つかの手順があります。
手順通りに進めることで効率よく汚部屋の片付けが進められますので、しっかりと覚えてもらえればと思います。
先ほど3つの事前準備のコツをお伝えしましたが、ゴミ袋やマスクといったものも準備としては必須になってきます。
下記のものは、汚部屋の片付けをするにあたって必要なものになってきます。
必ず準備してから始めるようにしましょう。
また、もし自分の友人や家族に協力を仰げるのであれば行いましょう。
自分一人で行うよりも、確実に早く終わります。
自治体指定のものがある場合にはそれを用意しましょう。
ない場合には、できるだけ厚手のゴミ袋を用意します。
必要な枚数は、部屋にある物の量にもよるので一概には言えませんが、汚い部屋の掃除の前に数十枚単位でできるだけ多く用意することをおすすめします。
汚い部屋の掃除をしていると、ホコリが舞い上がったり正体不明の物や危険な物があったりするため、マスクや軍手、スリッパを着用することをおすすめします。
部屋の状況によっては、スリッパよりも靴や長靴などの方がよい場合もあるので、汚い部屋では気をつけて掃除を行いましょう。
汚い部屋を掃除する際にあると便利なのがダンボールです。
必要な物とそうでない物とに仕分けを行う際に使います。数個ほど用意しておくとよいでしょう。
長い期間掃除をしていない汚い部屋には、害虫が住み着いています。
作業を始める前には、くん煙タイプの害虫駆除剤で部屋全体の害虫を退治しておきましょう。
作業の最中にも、駆除しきれなかった害虫が出てくることが多いので、汚い部屋を掃除する際には、手の届きやすい場所に殺虫剤などを置いておくことをおすすめします。
掃除機やほうき、雑巾、中性洗剤などを用意しておきましょう。
汚い部屋を掃除するためにわざわざ揃えると、また物が増える原因なので、できるだけ家にある物を使うことをおすすめします。
雑巾がなければ、着古したTシャツや古いタオルなどを利用しましょう。
準備が完了したら、汚部屋を片付ける作業に入ります。
まずは、「これは絶対ゴミ!」と分かる物から片付けていきましょう。
汚部屋の片付けを行う場合、このステップでかなりの量の物を減らすことが出来るはずです。
心を鬼にして片付けていくのがコツです。
次に、必要な物とそうでない物との選別を行います。
カテゴリとしては、「必要/不要/保留」の3つに分けるのが良いでしょう。
「保留」は1週間〜1ヶ月ほど保管しておいて、使わなかったらすべて捨てるといったルールを作ることが大切です。
ただし、「保留」のカテゴリに分類するのは出来るだけ少なくして下さい。
これが多くなってしまうと物が全く減らないことになってしまいます。
本当に必要な物以外は、すべて捨てる気持ちで仕分けていきましょう。
汚部屋の仕分けが完了したら、不要な物はできるだけ早めに処分してしまいましょう。
仕分けたことに満足してしまい、そのまま部屋の中に置いたままにしていては意味がありません。
早めにゴミとして処分しましょう。
また、状態がよくまだ使える物は、リサイクルショップなどに売ることもおすすめです。
しかし、できるだけ早く売ってしまわなければ、いつまでも部屋に置き去りになり、また汚部屋へ逆戻りしてしまいます。
可能ならその日のうちにリサイクルショップへ持っていく方がよいですが、出張買取や宅配買取のサービスもあるので利用するとよいでしょう。
ゴミと不要な物をすべて処分したら、ようやく整理整頓と掃除にとりかかります。
物をしまうときは、よく使う物を手前にたまにしか使わない物は奥へ、と頻度に合わせて整理整頓すると使いやすくなります。
また、掃除では電灯や箪笥の上から掃除するようにしましょう。
ホコリ等は落ちてくるので、先に床を掃除してしまうと2度手間になってしまうからです。
汚部屋の片付けでは特に「奥から手前に、高いところから低いところへ」を意識すると、効率よくきれいにすることができます。
すべての作業が完了したら、汚部屋へリバウンドしないための片付けシステムを決めましょう。
持っている物にはすべて住所を決めて、出したらしまうを徹底します。
また、買い物をするときは、値段にかかわらず、本当に必要な物なのかしっかりと考えてから購入するようにします。
部屋をきれいな状態でキープするためには、物に対して厳しい目線を持つことが重要です。
上記に挙げた手順通りに進めていけば汚部屋の片付けはスムーズに行くはずです。
もう一つコツを伝えるとすれば、片付けをする場所をしっかり決めて行うことです。
もし汚部屋が複数あったなら、どこの汚部屋から始めるかを決めます。
また、汚部屋が一つだけだったならば、その汚部屋のどこの箇所から片付けを始めるのかを決めます。
よくある間違いは色々なところに手を出して、結局何も片付けられなかったということです。
ある一カ所を集中的に片付けることで、汚部屋がキレイな部屋へと変わっていくことでしょう。
これまでは汚部屋の片付けを自分たちで行うことを前提としてきました。
しかし、汚部屋の片付けを行う方法は、自分たちで行うだけではありません。業者に依頼して、汚部屋を片付けてもらう方法もあります。
など自分たちだけで汚部屋を解決するのが困難なケースもあると思います。
その際には、プロの業者に依頼して汚部屋を片付けてもらうのも一つの手です。
片付けられないで汚部屋のままであるよりは、業者に依頼してキレイにしてもらった方が良いでしょう。
必要であれば、仕分けの手伝いもしてくれるので、依頼する時に相談をしてみましょう。
汚部屋を業者に依頼して片付けてもらう場合、どれくらの料金がかかるのでしょうか?
汚部屋の片付け料金は、部屋の大きさやゴミの量、スタッフの人数などによって変わってきます。
ここでは、参考として一部屋のゴミの量に対する費用をご紹介します。
ゴミの量 | 作業員数 | 作業時間 | 費用 |
床全体がゴミ | 1~2人 | 2~3時間 | 100,000円~180,000円 |
腰の高さまでゴミ | 2~4人 | 4~5時間 | 180,000円~350,000円 |
天井の高さまでゴミ | 5~7人 | 1~3日 | 350,000円~700,000円 |
業者では、オプションとして、畳の撤去やエアコンの取り外し、ハウスクリーニング、壁紙の張り替えなど、掃除の代行だけでなく、部屋の掃除で困っていることがあれば、相談に応じてくれます。
その際の費用は別途必要になりますので、事前によく相談し確認しておくことが大切です。
実家の汚部屋を業者に依頼する場合、注意点がいくつかあります。
汚部屋の片付けを業者に依頼するとはいえ、部屋に入って作業をしてもらうことになるため、衛生管理の面や貴重品の取り扱いの面など、料金だけでなくサービスの質も納得のいく業者を選ぶ必要があります。
では、汚部屋の片付けを業者に依頼する場合の注意点について詳しく見ていきましょう。
汚部屋の片付けを業者に依頼する際は、できれば料金は安く抑えたい気持ちもあります。
しかし、相場よりも極端に料金設定が安すぎる業者は注意が必要です。
例えば「△△△円~」と表示されている場合、これはあくまでも最低料金の表示なので、追加料金が発生する可能性が大いにあります。
見積もりの際に追加料金についてしっかりと確認し、あやふやな返答しか帰ってこない場合は、依頼を見送った方が賢明でしょう。
汚部屋の片付けを依頼すれば、自分の部屋に業者のスタッフが何人も出入りすることになります。
汚部屋とはいえ、他の人を入れるわけですから、どのような人が作業にあたるのかは心配なところもあるでしょう。
最近は、ネット上にサイトを持っている業者は、スタッフの顔も掲載しているところが多いです。
事前にどのような人が来るのかあらかじめ分かっていると少し安心できますね。
また、見積もり時の担当者の対応の仕方なども業者を判断する大事なポイントになります。
家の片付けで一番多いトラブルは、「言った言わない」からの追加料金です。
お見積り書を書面やメールの文面上で残していないと「そんな事は言ってません」「ここの処分は含まれていないと言いました」などというトラブルが発生してしまいます。
そういったトラブルを避けるためにも、お見積り書は何かしらの形でちゃんともらうようにしてください。
もしお見積り書を発行するのを嫌がる業者がいれば、それは依頼しない方が身のためでしょう。
全国に汚部屋の清掃業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して汚部屋清掃を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの109,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている汚部屋の清掃業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
汚部屋の片付け方を2つのパターンに分けて紹介してきました。
自分たちで行う方法は、費用がかからず自分たちで進められる反面、時間が非常に掛かってしまいます。
一方で業者に依頼して汚部屋の片付けをしてもらう方法は、時間や手間が掛からない反面、費用が掛かってしまいます。
どちらの方法が良いかは、状況によって異なるでしょう。
自分の状況を鑑みて、最適な方法を選ぶようにしましょう。
記事を読んで、汚部屋の片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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