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投稿日:2018年01月25日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
引越し時には色々な不用品が出てきます。
家電は、引越し時に不要になる品の一つでしょう。
「引越し先では新しい家電を使いたい!」という方は、古い家電は処分必要があります。
しかし、家電の処分は、家電の種類によって幾つかの方法に分かれます。
今回は、引越し時に出てくる家電の処分方法についてお伝えしていきたいと思います。
引越し時に出てくる家電には、3つの種類に分かれます。その3つとは、下記になります。
どの種類の家電を処分するのかによって、処分のルールが異なってきますので、注意しましょう。
それでは、以下から各家電毎の処分方法を見ていきましょう。
自分が処分したい引越し時の家電が何なのかを照らし合わせながら読み進めるようにして下さい。
まずは、引越し時に出た家電が家電リサイクル法のものだった場合の処分方法を見ていきましょう。
「家電リサイクル法」という言葉自体は非常に有名なので、聞いたことある方もいるかもしませんが、しっかりとチェックしてみて下さい。
ちなみに、家電リサイクル法の家電について詳しく知りたい方は、一般社団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページにアクセスして下さい。
家電リサイクル法の家電とは、下記の4つを指します。
ただし、各家電においても対象外のものがありますので、確認していきましょう。
家電リサイクル法で指定されている冷蔵庫・冷凍庫ですが、まず業務用のものは対象外です。
また、冷水機や製氷機、店舗でよく見かける飲み物を冷やしておくためのショーケースも対象外です。
なかなか引越し時に出てくる家電はないと思いますが、念のため覚えておきましょう。
洗濯機及び乾燥機で対象外のものは、まず業務用のものです。
また、脱水機やコインランドリーなどで使用されるコインボックス内蔵型の洗濯機・乾燥機も同様に対象外です。
よく間違いやすいのは、「ブラウン管は古いから対象外でしょ?」というものです。
しかし、ブラウン管のテレビは家電リサイクル法の対象になりますので、注意しましょう。
引越しする元のところが古いお家だったりすると今でもブラウン管のテレビは出てきます。
対象外のものは、パソコンなどで使うディスプレーモニターです。
また、携帯用の液晶テレビや車に取り付ける用の液晶テレビも同様に対象外です。
テレビも他の家電リサイクル法の家電と同様に、業務用のテレビは対象外です。
エアコンで対象外なのは、業務用のものです。
また、除湿機やウィンドファン、冷風機、天井埋込み式のエアコンも家電リサイクル法の対象外です。
家電リサイクル法の家電を処分する方法は3つあります。
それぞれの処分方法を見ていきましょう。
この方式で家電リサイクル法の家電を処分する場合、処分料金は小売業者に支払います。
引越し時に処分したい家電リサイクル法の家電を小売業者に自分で持ち込むか、取りに来てもらいます。
取りに来てもらう場合には、基本的には出張料金が掛かることを覚えておきましょう。
処分料金を支払ったら、家電リサイクル券の写しが交付されるので、それを保管しておきます。
この方式で家電リサイクル法の家電を処分する場合には、処分料金は一旦郵便局に支払います。
郵便局に支払うと家電リサイクル券を貰えるので、それを引越し時に処分したい家電に貼り付けて、小売業者や自治体などに持ち込みます。
持ち込むのではなく回収に来てもらうことも可能ですが、料金が掛かるので注意しましょう。
引き取ってもらったら家電リサイクル券の写しが交付されるので、それを保管しておきます。
不用品業者に依頼すると、引越し時の家電リサイクル法の家電を引き取ってもらえます。
場合によっては、買い取りしてもらえることもありますので、一度問い合わせみることをオススメします。
買い取りしてもらえるかは、下記の点を気にしてみましょう。
不用品回収業者が引き取った家電リサイクル法の家電は、基本的に転売されていきます。
転売されると言っても、状態が良くない限りタダ同然の価格なので、無料で引き取りしてもらうというのは殆ど不可能になります。
さて、ここまで引越し時に出てきた家電が、家電リサイクル法のものだった場合の方法論について見てきましたが、処分料金はどれくらい掛かるものなのでしょうか?
「家電リサイクル券を購入する方法」と「不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法」の2つのパターンから解説していきます。
先述通り、家電リサイクル法の家電を処分するには、処分料金を支払う必要があります。
この処分料金は、メーカーや年式、製品番号などによって変わってきます。
しかし、大体エアコンは2,000円前後、テレビは小型であれば約2,000円、大型であれば約3,000円、冷蔵庫は約5,000円、洗濯機は3,000円前後が相場となっています。
また、この処分料金に加えて、回収に来てもらう場合には、「出張料金」が加算されることになります。
引越し時に処分する家電リサイクル法の家電が、いくらの処分料金が掛かるのかは、下記のWEBサイトから確認することができます。
不用品業者に依頼する方法の場合、どの家電リサイクル法の家電であっても5,000円〜10,000円/個で回収してくれます。
回収する場所と不用品業者の距離が近いと、5,000円以下でも処分してくれる場合もあります。
また、先述通り家電リサイクル法の家電の状態によっては、買い取りしてもらえる可能性もあるので、そうなれば処分料金は一切かからなくなります。
次に、引越し時に出た小型家電リサイクル法の家電の処分方法について説明したいと思います。
そもそも「小型家電リサイクル法」とは、平性25年4月1日に施行された「小型家電リサイクル法(正式名称:使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)」のことを指します。
この法律では、今まで資源化されずに廃棄されていたデジタルカメラやゲーム機器等の使用済み小型電子機器等に利用されている金属などの有用なものを回収し、再資源化を促進することを目的にしています。
小型家電リサイクル法の家電とはどのようなものを指すのでしょうか?
代表的な小型家電リサイクル法の家電は、下記のようなものがあります。
小型家電リサイクル法の家電を処分する方法は3つあります。
それぞれの処分方法を見ていきましょう。
行政によっては、小型家電リサイクル法の家電を回収するボックスを公共施設やスーパー、家電小売店などに設置しています。
そのような行政に住んでいる方は、引越し時に出てきた小型家電リサイクル法の家電を持ち込んで処分することになります。
行政によっては、粗大ゴミや不燃ゴミと一緒に処分できるところがあります。
小型家電リサイクル法の家電だけを分けて出さなければいけない行政がある一方、分ける必要はなく、後で行政側で仕分けするところもあります。
自分が住んでいる行政のホームページにアクセスして、小型家電リサイクル法の家電の処分方法を確認するようにしましょう。
不用品回収業者に依頼して、小型家電リサイクル法の家電を回収してもらいます。
状態が良ければ、買い取りしてもらえる可能性があるので、一度お見積もりをしてもらうのが良いでしょう。
小型家電リサイクル法の家電の処分料金相場はどれくらいなのでしょうか?
実は、行政で小型家電リサイクル法の家電を処分する場合には、無料で処分できます。
粗大ゴミや不燃ゴミの日まで待つ必要がありますが、無料で処分できるのは嬉しいですね。
一方の不用品回収業者に依頼する場合には、基本的には処分料金が掛かると考えた方が良いでしょう。
5,000円以下で処分してくれる所が多いですが、家電を取りに行く場所への距離が遠いほど料金は高くなっていきます。
さて、ここまでは家電リサイクル法の家電や小型家電リサイクル法の家電の処分方法を見てきましたが、それ以外にも引越し時には家電が出てきます。
その場合にはどのようにして家電を処分すれば良いのでしょうか?
方法としては、2つあります。
どちらもこれまで説明してきた通りなので、これ以上詳しくは説明しません。
行政の不燃ゴミであれば無料ですし、不用品回収業者に依頼する場合には3,000円〜10,000円で処分してもらえるでしょう。
引越しまで時間があまり無い場合には、不用品回収業者に回収してもらい、余裕がある場合には不燃ゴミで処分すれば良いと思います。
状況に応じて、引越し時の家電の処分方法は決めるようにして下さい。
不用品回収業者に依頼して引越し時に出た家電を処分する際には、気をつける点があります。
不用品回収業者に依頼して引越し時の家電を処分してもらう方法は、手軽で早い点が売りですが、どうしても費用が掛かってしまいます。
また、回収した家電を不法投棄したり、最初に言っていた金額以上に請求する不当請求をしたりする悪徳業者がいることも事実です。
不用品回収業者の選定はしっかりと行うために、下記の点を注意するようにして下さい。
料金設定が分かりやすいか、明瞭かどうかを確認しましょう。
また、料金が決まったらお見積書を書面かデータで貰うようにして下さい。
これを行うことで、言った言わないのトラブルを避けることが出来ます。
もし、お見積書を発行することを嫌がる不用品回収業者がいれば、依頼するのは絶対に止めましょう。
インターネット上のホームページは良いことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。
実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
あまりにも対応が悪い業者には依頼しないのが安全です。
全国に片付けをしてくれる業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
引越し時の家電の処分方法をお伝えしてきました。
処分する家電の種類によって、処分方法が異なることに驚いた方もいらっしゃるかもしれません。
自分が引越し時にどのような家電を処分するのかをチェックして、適切な手段で処分するようにしましょう。
記事を読んで、家電や家具の処分方法についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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