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投稿日:2018年01月31日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
休みの日に実家に帰った時や遺品整理の必要があって実家に帰った時、実家にある物の多さに驚かれたことがある方は多いのではないでしょうか。
実家の整理を自分たちで行うことも可能ですが、忙しい毎日の中で実家を何度も行き来して整理することは、現実的に難しい方もいます。
そのような時には、整理業者に依頼して実家の片付けをしてもらうことをオススメします。
今回は、どのような整理業者に依頼すべきなのか、整理業者に依頼する時に気をつけることは何かなどをお伝えしていきたいと思います。
実家の整理業者には、いくつか種類があります。
各種類の整理業者の特徴などを紹介していきたいと思います。
遺品整理業者は、遺品整理を代行して行ってくれる業者です。
遺品整理とは、故人の遺品を相続が必要な物や形見として残しておく「必要な物」と、処分する「不要な物」に分けて家や部屋を片付けていくことです。
実家で遺品整理が必要になるのは、ご両親が亡くなった場合になるでしょう。
遺品整理業者は、普通の不用品回収業者と異なり、故人を偲んでの片付けを行うことを意識しています。
他人にとってはゴミだったとしても、遺族にとっては大事な遺品です。
遺品整理業者は、遺族に寄り添って実家の整理を進めていきますので、誰かが亡くなった状況であれば遺品整理業者に依頼するのがオススメです。
続いての実家の整理業者は、生前整理業者です。
生前整理とは、生きている内に自分の身の回りの物を整理することです。
生前整理を行うことで物が減り、実家がスッキリすることによって、新たな気持ちで生活をすることが出来ます。
また、万が一自分が亡くなったとしても、残っている遺品が少ないので、遺族に負担をかけないというメリットがあります。
生前整理というと高齢の方が行うイメージですが、最近では30代から生前整理を行う方もいらっしゃいます。
実家の整理を親が存命のうちにある程度しておきたいという方は、生前整理業者がオススメです。
実家の整理業者の3つ目は、不用品回収業者です。
不用品回収業者を実家の整理で活用するのは、「実家を出て老人ホームに入るので一式処分したい」、または「使っていないタンスや冷蔵庫を処分したい」という場合が多いでしょう。
最後に紹介するのが、特殊清掃業者です。
実家の整理業者としては、特殊な部類に入ると思います。
特殊清掃とは、孤独死や自殺が起きた現場において、死体から発せられる死臭を取り除き、原状回復を行うことを目的とした作業のことです。
特殊清掃業者を実家の整理業者として呼ぶ場合は、「親が孤独死した」といった場合でしょう。
一人暮らしの65歳以上の高齢者が既に650万人以上いる日本社会においては、特殊清掃もより一般的になっていく可能性があります。
さて、ここまで実家の整理を業者に依頼する場合の整理業者の種類についてお伝えしてきました。
ここからは、実家の整理を業者に依頼した際、実際に発生したトラブルについてご紹介します。
実家の整理を業者に依頼してのトラブルで一番多いのが不当請求です。
不当請求とは、最初に言っていた金額よりも多くの金額を後になって請求することです。
「想定していたよりも量が増えた」「トラックがもう一台必要なので追加料金になる」など、ありそうな言い訳を作って請求金額を上げてきます。
「支払わないなら置いていく」などと脅す整理業者もいるので注意しましょう。
次のトラブル事例は、盗難です。
実家の整理を業者にしてもらう場合、家に上がり作業してもらうことになります。
「外に出してある洗濯機や冷蔵庫だけを回収して欲しい」といった要望であれば別ですが、実家の整理中に業者が現金を見つけて、懐に入れるというトラブルが発生しています。
立会をして整理をしてもらっていたとしても、現金や貴金属は小さいので、気づかない内に盗難されてしまうのです。
実家の整理のトラブル事例の3つ目は、不法投棄です。
実家の整理の金額があまりにも安い場合には、不法投棄を疑った方が良いかもしれません。
実家の整理をした後の物は、売るか捨てるかします。
その際捨てる場合には、処分料金が掛かってきてしまいます。
悪徳な整理業者は、処分料金を浮かせるために不法投棄をして利益としてしまうのです。
不法投棄をされた場合、もし持ち主が自分だとわかると、罰せられてしまう可能性もありますので注意して下さい。
トラブルの事例を見て、「こんなトラブルに巻き込まれたくない!」と誰もが思うでしょう。
それでは、ちゃんとした整理業者を選ぶにはどのようにすれば良いのでしょうか?
実家の整理業者の選び方をお伝えします。
実家の整理業者の選び方の一つ目は、ホームページです。
実家の整理を依頼しようと思っている業者のホームページは、しっかりとチェックするようにしましょう。
「ホームページはお金を掛ければ、キレイに作れるから意味ない」と思うかもしれません。
たしかにそれは一理ありますが、ホームページにしっかりとお金を掛けて自分たちのことを伝えようとしている姿勢は評価されるべきだと思います。
特にスタッフの顔写真やメッセージ、お客さまの声などを公開している整理業者は信頼感が増します。
逆に女性のオペレーターの素材写真だけだったり、適当なホームページ作成サイトで作った整理業者は、気をつけるようにして下さい。
実家の整理業者の選び方の2つ目は、整理業者の対応です。
電話対応やメール対応など一度問い合わせをしてみて、その実家の整理業者の対応を見ましょう。
実家に来てもらってお見積をしてもらった際には、身なりや口調などをチェックするのが良いです。
礼儀正しく、納得して依頼できる整理業者を選ぶことが大事になります。
次の選ぶ基準がお見積書です。
実家でお見積をしてもらったら、お見積書を紙またはPDFなどで貰うようにして下さい。
面倒くさいとしても、口頭だけで済ませるのは非常に危険です。
整理業者が発した金額が、税込なのか税別なのか、どういう場合に追加料金が発生するのかなど書面に落としておくことで、後でもトラブルを無くせます。
追加料金が発生すること自体は、あり得ないことではありません。
問題なのは、最初から言っていたことが違う場合なのです。
メールでも構いませんので、しっかりと証拠が残る形でお見積書を貰うようにして下さい。
全国に片付け業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して片付けを行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
実家の整理業者の選び方をご紹介してきました。
「実家の整理を業者に依頼する」という事はあまりないため、依頼しようと思ってから「どの整理業者に依頼すれば良いのか分からない…」と悩んでしまうことが多いようです。
今回ご紹介した整理業者のうち、一番適切な種類の業者に依頼するようにして、依頼する際には整理業者の選び方を参考にして選定していきましょう。
記事を読んで、実家の整理についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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