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投稿日:2018年02月28日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
実家の掃除をしていたり、家の物置や押入れを片付けていると出てくるのが雛人形です。
子どもが小さいころは毎年飾っていた雛人形も、子どもが成人してしまうと飾らなくなり、ずっと放置してしまっている人は多いようです。
今回はそんな雛人形を廃棄する方法についてお伝えしていきたいと思います。
雛人形の廃棄方法は、無料のものから有料のものまでありますので、自分にあった廃棄方法を選択するようにしましょう。
さて、早速雛人形の廃棄方法について見ていきたいと思います。
廃棄方法を無料と有料に分けて、解説していきます。
雛人形を無料で廃棄する方法の1つ目は、自治体のごみで廃棄する方法です。
雛人形自体は基本的には燃えるごみとして捨てることが出来ます。ただし、ガラスケースなど30cm角を超えるものは、粗大ごみに分類されることが多いようです。
ごみの捨て方は各自治体によって異なるので、自分が住んでいるところの廃棄方法を調べて、その廃棄方法のルールに則って捨てるようにしましょう。
雛人形を自治体のごみで廃棄するメリットは、圧倒的な安さです。
燃えるごみとして廃棄すれば費用は掛かりませんし、ガラスケース類を粗大ごみで廃棄しても数百円程度です。※東京都のような自治体では粗大ごみは有料なので、このような書き方をしました。
安さを追求したい方は、自治体のごみで廃棄されることをオススメいたします。
雛人形を自治体のごみで廃棄するデメリットは、めんどくさい点です。
燃えるごみの日は1週間に1度ないしは2度ありますが、粗大ごみの日は1ヶ月に1度や自分で申し込みする必要があります。
「すぐに廃棄したい!」と思っても、そのようにならないのが、自治体のごみで雛人形を廃棄するデメリットです。
雛人形を無料で廃棄する方法の2つ目は、寄付する方法です。
雛人形はキレイであれば幼稚園や保育園に寄付することが出来ますし、無料で寄付を受け付けているNPOやNGOも存在します。
幼稚園や保育園は、最寄りのところに電話で問い合わせてみるのが良いでしょう。
NPOやNGOでは、NPO法人もったいないジャパンが有名です。
NPO法人もったいないジャパンでは、特に事前連絡の必要はなく、雛人形を任意の箱に詰めて送るだけで寄付が完了です。
衣類や日用品、おもちゃ、スポーツ用品など雛人形以外にも寄付出来るので、雛人形以外にも寄付出来そうなものがあれば、一緒に寄付してみてはいかがでしょうか。
雛人形を寄付するメリットは、廃棄になってしまう雛人形を新しい誰かに利用してもらえる事です。
「どうせ捨ててしまうなら誰かに使って欲しい…」という想いはあると思いますので、そのような場合にはオススメです。
雛人形を寄付するデメリットは、幼稚園や保育園に寄付する場合には、寄付する先を自力で探す必要がある点でしょう。
すぐに見つかれば良いですが、必ずしもそういう訳ではありません。
廃棄するまでに時間がかかってしまう点は、デメリットと言えるでしょう。
雛人形を無料で廃棄する方法の3つ目は、誰かに譲ることです。
知人や親戚などに雛人形を必要としていないか聞いてみると良いでしょう。
SNSなどで広く聞いてみるとより良いかもしれません。意外な人が手を挙げてくれるくれるかもしれませんよ。
雛人形を譲るメリットは、寄付同様に誰かに使ってもらえることです。
廃棄するより使ってもらえる方が雛人形にとっても嬉しいはずです。
雛人形を譲るデメリットは、譲る人を探すのに時間と手間が掛かるという点です。
すぐに見つかれば良いですが、なかなか見つからない場合には、廃棄したい雛人形を家に置いておく必要があります。
雛人形を無料で廃棄する方法の4つ目は、売ることです。
リサイクルショップやオークション、専門業者への売却などが考えられます。
売れるのはキレイで販売価値のある雛人形に限られてしまいますが、廃棄料金を支払うどころか、料金を貰えるのは嬉しいですよね。
雛人形を売るメリットは、お金がもらえることです。また他の誰かに使ってもらえることもメリットでしょう。
寄付したり譲るのと同様に、廃棄するくらいであれば、誰かに使ってもらいたいという思いがある方にはオススメです。
雛人形を売るデメリットは、売り先を探すのに時間が掛かる可能性があるという点です。
また、古かったり、汚い雛人形は商品価値が無いと見なされ売ることが出来ません。
オークションの場合には、雛人形が売れるまでの間はずっと家で保管しておく必要があるため、面倒である点もデメリットになるでしょう。
さてここまでは雛人形を無料で廃棄する方法をお伝えしてきましたが、ここからは有料で廃棄する方法をお伝えしたいと思います。
「無料で廃棄できるのに、わざわざ有料で廃棄する理由がわからない」という方もいらっしゃると思いますが、有料には有料なりの良さがあります。
まず一つ目の廃棄方法は、供養をして廃棄してもらう方法です。
これは寺社に依頼することで、雛人形の魂抜きをしてもらってから廃棄になります。
無料で雛人形を廃棄する方法として、自分で自治体のごみとして廃棄する方法を紹介しましたが、雛人形に申し訳ないという気持ちを持ってしまう方には、供養して廃棄してもらうのが良いでしょう。
雛人形を供養してもらってから廃棄する費用は、みかん箱1個で5000〜30,000円になります。
もちろん寺社によって異なりますので、供養して欲しい寺社に確認しておくようにしましょう。
雛人形を供養して廃棄するメリットは、雛人形への気持ちの整理を付けられるという点です。
供養して廃棄してもらうことで、普通にごみとして廃棄するよりは気持ちの整理が付けられます。
雛人形を供養して廃棄するデメリットは、供養してもらえる寺社を探す手間が掛かる点です。
特に最寄りの寺社で供養してもらいたい場合には、1つ1つ電話をして問い合わせする必要があります。
寺社は自分たちのウェブサイトを持っていないことが多いので、簡単に供養してもらえるのかチェック出来ないのは面倒です。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
雛人形を有料で廃棄する方法の2つ目は、業者に依頼することです。
不用品回収業者に依頼して雛人形を廃棄してもらうことで、早ければ即日に対応してくれます。
雛人形の数が多かったり、自分で廃棄手続きをするのが面倒という方は、オススメの方法になります。
雛人形を業者に依頼して廃棄するメリットは、その簡単さです。
業者を選んで依頼してしまえば、部屋まで取りに来てくれるので、簡単に廃棄が可能です。
自分自身ではほぼ何もしなくてよいのは楽ですよね!
一方のデメリットは、費用が掛かるのと悪徳業者が存在する点です。
費用は三段飾りの雛人形で大体6,000〜30,000円くらいで、あとはどれくらいの雛人形を廃棄してもらいたいかによります。
また、業者によっては不法投棄をしたり、回収に行った時に物を盗んだりするところもあるので、注意が必要になります。
雛人形を業者に依頼して廃棄してもらう方法は、費用が掛かるものの、即日・翌日対応してくれる点や、自分自身では殆ど何もしなくてよい点から人気です。
しかし、デメリットでもお伝えした通り、悪徳業者がいるのも事実です。
それでは、どのようにして悪徳業者を見抜き、しっかりとした不用品回収業者に廃棄を依頼することが出来るのでしょうか?
お雛様の廃棄を業者に依頼する際には、いくつかポイントがあります。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
複数の業者を比較して判断する材料として、なるべく相見積もりを取るよう心がけてください。
料金の安い業者を見極めるだけではなく、こちらの請求通りにきちんとした見積もり金額を出してくれるか、またその内容が明確かという業者の信頼性を見ることができます。
特に料金面での利用者と業者のトラブルは大変多くなっていますので、業者にゴミの処分を依頼しようと考えている人は、念頭に置いておきましょう。
自分でしっかり情報を得て、悪徳業者に騙されないようにすることが最も重要です。
「相見積もりを取りましょう」とお伝えしましたが、見積もりには業者の下見が必要になり、その下見には1時間ほどかかります。
一般的に相見積もりは3社が適切と言われているので、3時間も下見に費やさなくてはなりません。
この相見積もりの問題を解決したのがオコマリです。この記事を執筆しているオコマリでは業界初の1回の下見で相見積もりが取れるサービスを提供しているので、通常3時間かかっていた下見がたった1時間で済みます。
また、登録されている不用品回収業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
雛人形を廃棄する方法を6つお伝えしてきました。
雛人形の廃棄方法のそれぞれに良い点と悪い点があり、自分がどのような状況にいるかによってベストな廃棄方法は変わります。
それぞれの雛人形の廃棄方法を見比べて、自分に最適の方法を選ぶようにしましょう。
記事を読んで、雛人形の廃棄についてもっと知りたい!という方は下記の記事も参考にしてみて下さい。
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