オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2018年03月16日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
人形は、自分の家や実家を片付けていると高い確率で出てくるものの一つです。
大切にしてきた人形もあれば、誰かからもらった人形もあるでしょう。
人形は金属製のものが入っていなければ、燃えるごみとして処分することが出来ますが、単にごみとして捨てるには気が引けるという方は多いのではないでしょうか?
今回は、そんな人形を寄付する方法を3つご紹介したいと思います。
寄付する人形もある程度選別する必要がありますので、選別で外れた人形は適切な方法で処分するようにしましょう。
さて、早速人形を寄付する方法についてお伝えしていきたいと思います。
3つの方法をご紹介しますので、一番合った方法を選ぶようにして下さい。
人形を寄付する方法の1つ目は、NGOやNPOに寄付することです。
NGOやNPOでは、寄付してもらった人形を発展途上国の子どもたちに届けています。
寄付をする際には、無料のところと有料のところが存在しています。
無料で寄付できる有名な団体は、NPO法人もったいないジャパンです。
もったいないジャパンでは、特に事前連絡の必要はなく、人形を任意の箱に詰めて送るだけで寄付が完了です。
もったいないジャパンでは、衣類や日用品、スポーツ用品など人形以外にも寄付出来るので、人形以外にも寄付出来そうなものがあれば、一緒に寄付してみてはいかがでしょうか。
人形を寄付する方法の2つ目は、幼稚園・保育園に寄付することです。
幼稚園や保育園に人形を寄付するには、まず幼稚園や保育園を探すところからです。
寄付を受け付けている幼稚園や保育園はあまり多くありません。
ホームページを持っている幼稚園や保育園自体数が少ないので、少し探すのに手間が掛かってしまうかもしれません。
ホームページが見つからない場合には、最寄りの保育園や幼稚園に電話で問い合わせしてみるのが良いでしょう。
人形を寄付する方法の3つ目は、知人や親族に寄付することです。
これは寄付するというよりは、譲るという性質の方のものでしょう。
しかし、寄付の特徴でもある「他の誰かに使ってもらえる」という意味では同じです。
知人や親族に寄付する場合には、SNSなどを活用して広く人形を引き取ってくれる人がいないかと募集することをオススメします。
思っているよりも寄付先を探すのは大変ですので、気合を入れて募集しましょう。
ここまで人形を寄付する方法を3つご紹介してきました。
しかし、人形を寄付する際にはいくつか注意する点があります。注意点を無視して寄付すると、寄付先に迷惑をかけることになりますので気をつけて下さい。
人形を寄付する際の注意点の1つ目は、人形を選別することです。
寄付するのは、出来る限りキレイな人形を選ぶようにして下さい。また、破損していたり、破れていたりするのものは避けるようにしましょう。
寄付する前にも、一度人形をタオルで拭き取ってあげるなど、寄付をされた側が喜んでくれるような工夫をするようにしましょう。
人形を寄付する際の注意点の2つ目は、箱の詰め方です。
人形を箱に詰めて持っていく場合や郵送する場合、ぎゅうぎゅう詰めをして人形の形が変わってしまったということがあります。
寄付を受けた側が箱を開けた際に困ってしまうので、余裕を持った箱にするようにしてあげましょう。
寄付する人形の数が多い時には、箱を2つに分けるなど工夫をしてあげて下さい。
ここまでは人形を寄付する方法や注意点をお伝えしましたが、人形の選別で寄付できなくなってしまったものもあると思います。
そこで、寄付出来なかった人形の処分方法についてご紹介したいと思います。
人形を寄付する以外で処分する方法の1つ目は、寺社で供養してもらう方法です。
大切にしてきた人形を普通に捨てるのはちょっと気持ちが悪い・・・という方にはオススメの方法です。
供養してもらうには、まず供養してもらえる寺社を探すところからになります。
人形供養をしてくれる寺社はあまり多くないため、インターネットを活用して探すのが良いでしょう。
人形供養はほとんどの寺社で有料になり、大体みかん箱1つあたり5,000〜30,000円ほどします。
持ち込みのみの所もあれば、郵送も受け付けているところもありますので、問い合わせの時に聞いてみましょう。
自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています。
オコマリで人形供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
人形を寄付する以外で処分する方法の2つ目は、自治体のごみで処分する方法です。
自治体のごみで処分する際には、人形に金属製のものが使われているかどうかをチェックしましょう。
もし金属製のものが使われている場合には、不燃ごみになる可能性があります。
自分の住んでいる自治体のごみの処分ルールに従って捨てるようにしましょう。
人形を寄付する以外で処分する方法の3つ目は、不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法です。
人形が大量にある場合や、今日・明日に処分したい場合などでは、不用品回収業者がオススメです。
相場観は、45リットルのごみ袋10個〜20個で10,000円ほどです。
不用品回収業者の所在地と、人形を回収して欲しい場所の住所の距離によって料金は変動するので、明確な料金を知りたい方は、不用品回収業者に問い合わせるするのが良いでしょう。
人形を寄付する方法を3つお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
寄付すると言っても複数の選択肢があることがご理解いただけたのではないでしょうか。
また、寄付するからといってどんな人形でも送って良い訳ではありません。
寄付された相手が嬉しいような人形だけを寄付するようにして、寄付されて困ってしまう人形は除外するようにして下さい。
除外された人形の処分に困った時には、寄付以外の処分方法を参考にして捨てるようにしましょう。
記事を読んで、人形の処分や寄付、供養についてもっと知りたい方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。