「人形供養」という言葉自体は聞いたことがある方が殆どだと思います。

しかし、「人形供養をなぜするのか？」という点について、知っている方は少ないのではないでしょうか？

今回は、そんな人形供養の意味と人形供養の依頼を仕方についてお伝えしていこうと思います。

目次

• 人形供養の意味
• 人形供養はすべきもの？
• 人形供養の依頼の仕方
• 「人形供養の意味とは？」まとめ

人形供養の意味

人形供養の意味は、これまで大切にしてきた人形に対して供養を行うことです。

ちなみに供養の意味は、「死者の霊に供え物などをして、その冥福を祈ること」です。

「死者」と書いてあるので基本的には人間を指していますが、動物のような人間以外の生き物、アルバムや人形といった生き物でないものを対象とした供養もする時があります。

昔から目・鼻・口が付いているものは簡単に捨ててはいけないと言われており、人々が人形供養を行うのもそういった意識があるからです。

「人形には魂が宿る」という宗教観は日本独自のもので、海外では存在しません。

「人形に呪われた！」という風に言われる背景は、人形を供養せずに処分してしまったために、その魂が悪霊となり、捨てた本人を呪いに来るというものです。

人形供養はすべきもの？

人形供養の意味は理解出来たと思いますが、「じゃあ人形供養はすべきなの？」となると、最終的には個人の判断になります。

この記事を執筆しているオコマリでは、遺品整理や生前整理といった現場で人形が出てきた際には、「人形供養をされますか？」と常に確認しています。

その結果として、下記のような反応が返ってきます。

• 絶対に人形供養をして下さい：1割
• 値段が合えば人形供養をして下さい：4割
• 人形供養はしなくて結構です：5割

この数字は、遺品整理や生前整理を業者さんに依頼するお客様からの回答なので、ご自身でお片付けをされる方や人形だけを処分したいというお客様の行動は不明です。

しかし、人形をそのまま捨てることに対しては抵抗があるものの、値段と相談というのが現実だと思います。

人形供養の依頼の仕方

さてここまでは、人形供養の意味と人形供養をすべきかどうかについてお伝えしてきました。

ここからは、人形供養を依頼したいと思った方向けに、人形供養の依頼の仕方をご紹介したいと思います。

人形供養の依頼の仕方1 - 寺社を探す

人形供養の依頼の仕方の1つ目は、寺社を探すことです。

意外に思われる方も多いかもしれませんが、人形供養を行っている寺社は、あまり多くないのが現状です。

「自分の最寄りの寺社で供養してもらえばいいや」と考えていても、実際に問い合わせてみると断られてしまうことが起こりえます。

インターネットを活用し、人形を処分や供養してもらえる寺社を探すようにしましょう。

人形供養の依頼の仕方2 - 問い合わせてみる

人形供養の依頼の仕方の2つ目は、実際に問い合わせをしてみることです。

寺社に問い合わせをしてみて、人形供養が可能ということになったら下記の点を聞いてみましょう。

寺社によって対応が違うため、しっかり聞いて本当にその寺社で良いのか判断して下さい。

• 供養して欲しいものは、どのように送るべきか？（郵送か持ち込みか）
• 供養の費用は掛かるのか？
• 供養の証明書は発行してくれるのか？
• 実際に供養を見に行けるか？

人形供養の依頼の仕方3 - 実際に供養してもらう

人形供養の依頼の仕方の3つ目は、実際に供養してもらうことです。

人形供養をしてもらうには、その対象の人形を郵送する方法と持ち込む方法の2つが存在します。

どちらの方法でも可能なのか、それともいずれの方法だけなのかは、その寺社によって異なりますので、人形供養の依頼の仕方2の問い合わせの時に聞いてみましょう。

また、特に人形供養をしてもらった後は、寺社から供養証明書が発行してもらいましょう。

これも、寺社によって発行していないところや、証明書ではなくお守りのところもあります。

オコマリの人形供養を利用しよう

自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。

この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています。

オコマリで人形供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。

費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。

供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。

人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。

お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。

「人形供養の意味とは？」まとめ

人形供養の意味と人形供養の依頼の仕方についてお伝えしてきました。

「人形供養」という言葉は聞いたことがあっても、その意味については知らない方も多いと思います。

記事を通して人形供養への理解を深めていただき、納得して人形供養をしてもらうようにしましょう。

記事を読んで、人形供養についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

• 人形供養の正しい方法
• 人形供養は神社でやるのが正しい？
• 人形供養の費用相場はどれくらい？

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