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投稿日:2018年09月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
実家の片付けで皆さんが1番悩まれることは実家の荷物の量が多いことです。
実家の荷物はそもそも自分の荷物ではないので余計に片付けが難しいです。
片付けが難しい実家の荷物がやっとの思いで片付いたら今度は大量に出たゴミに悩みます。
そして、自分で片付けるにしても業者に依頼して片付けてもらうにしても、実家の片付けには費用がかかってしまいます。
今回はそんな実家の片付けにかかる費用を徹底解説していきます。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの片付けサービスの詳細については、「片付け|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
実家の片付けの費用について見ていく前に、実家の片付けの主要な2つの手順をお伝えしましょう。2つの手順とは下記の通りです。
実家の片付けでまずに行うことは、実家の荷物を「残すもの」と「処分するもの」に分けることです。とはいっても、自分の荷物ではないものもあるので難しい作業なのが現実です。
しかし、この作業は必ず自分で行いましょう。
片付けで「残すもの」と「捨てるもの」の分別に対応できる整理収納アドバイザーという職業がありますが、実家の片付けを整理収納アドバイザーに依頼しても効率的ではありません。
整理収納アドバイザーに依頼して一緒に要るものと要らないものの分別をやってもらうと2時間で4000円以上かかります。1時間で片付けられる量は多くてゴミ袋2,3袋分です。ゴミの回収は行ってもらえません。
したがって、実家の片付けの費用を節約するという意味でも、大量にゴミがある実家の片付けで「残すもの」と「処分するもの」に分ける段階は自分で行いましょう。
実家の荷物を片付けて、「残すもの」「処分するもの」に分けたら不要なものである「処分するもの」を捨てていきましょう。
実家の荷物の処分方法は下記の通りです。
上記の中で、実家の片付けで費用が発生するもの(費用を支払うもの)は、2・3・5・6となります。
2は粗大ゴミの場合に、自治体によっては費用が発生する事があります。3、5、6の方法における実家の片付け費用は後ほど解説します。
知人に譲ったり寄付したりする7や8の方法は限られたものだけになるので、家の片付けで出てきたもの全てを何とか出来る方法ではありません。時間や手間もかかってしまうので、余裕がある方意外は難しいでしょう。
9のインターネットオークションも同じです。売れるものが限られるうえ、出品や発送の手間がかかり効率的ではありません。
実家の片付けの手順を見ていきました。
ここからは実家の片付けにかかる費用をご紹介いたします。
実家の片付けにかかる費用には下記の2つがあります。
それぞれ見ていきましょう。
実家の片付けを不用品回収業者や遺品整理業者に依頼する場合にかかる費用は下記のようになります。
部屋の広さ | 片付け費用 |
---|---|
1R | 65,000〜130,000円 |
1DK | 135,000〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 250,000〜700,000円 |
4LDK・それ以上 | 270,000〜800,000円 |
上記の費用に幅があるのは、同じ間取りの家でも部屋にあるゴミの量が異なるためです。ゴミの量が少なめであれば1ルームで約3万5千円から、ゴミの量が多ければ13万円ほどになります。
正確な費用を出してもらうためには、業者に依頼して実際に家に下見に来てもらうようにしましょう。
業者によってはトラックで費用を定めているところもあります。
トラックで定められる費用は下記のようになります。
プラン | 片付け費用 |
---|---|
軽トラック | 55,000円前後 |
2tトラック | 90,000円前後 |
実家の不用品を1カ所にまとめられているときはトラック単位で考えるとわかりやすいです。
実家の片付けを業者に依頼する場合の費用を見てきましたが、これらはあくまでも一般的な部屋の状態の場合の相場になります。
しかし、離れて暮らしていた親がいつの間にか実家をゴミ屋敷にしてしまっているということがあります。
その場合、ゴミの量が非常に多くなるので上記の相場よりも費用が高くなってしまいます。
実家がゴミ屋敷になっていた場合の片付け費用も見ていきましょう。
部屋の広さ | 片付け費用 |
---|---|
1K・1R | 90,000円〜150,000円 |
1DK | 170,000円〜250,000円 |
1LDK・2DK | 260,000円〜380,000円 |
2LDK・3DK | 360,000円〜550,000円 |
3LDK・4DK | 450,000円〜700,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 550,000円〜850,000円 |
同じくトラックで定められる費用も見ていきましょう。
プラン | 片付け費用 |
---|---|
軽トラック | 70,000円前後 |
2tトラック | 120,000円前後 |
実家の片付けを業者に依頼する場合の費用を見てきました。
部屋の広さやゴミを積載するトラックの大きさ、ゴミの量などで費用は変わりますが、どのような業者に依頼するかでも費用が変わります。
もちろんそれぞれの業者で費用は異なるので一概には言えませんが、一般的には不用品回収業者の方が遺品整理業者よりも費用を安く抑えられます。
では、実家の片付けをするなら、手放しに不用品回収業者に依頼するのがいいのかというとそうではありません。
それぞれにメリット・デメリットがあるのです。
物をゴミや不用品として扱うので、遺品整理業者に比べて作業が大雑把になりがちです。
しかし、遺品整理業者に依頼する場合よりも費用を安く抑えることができます。
遺品整理として実家の片付けを行う場合ではなく、なるべく実家を安く早く片付けたい場合に不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
不用品回収業者と比べ、物を遺品として扱うので作業が丁寧です。
人形などの捨てにくい物を供養してもらえるなど、遺品整理を安心して依頼することができます。
しかし、その分費用が高くなってしまいます。
費用は高くなってしまいますが、遺品整理で実家の片付けを行う場合はやはりその専門の遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
クリーンセンターでは分別されているゴミを安いところで10㎏50円、高いところで10㎏250円前後にて引き取っています。
クリーンセンターでのゴミの処分費用は地域によって大きく変動するので、利用する際はご実家の近くのクリーンセンターのホームページで費用を確認しておきましょう。
また、クリーンセンターによっては営業時間、回収できるものの大きさや種類、量に限度があります。
クリーンセンターを利用すれば、実家の不用品を安く処分することが可能です。しかし自分で搬入する必要があるため、実家の不用品を分別したり搬出したりする必要があります。
先ほどは実家の片付けの費用をお伝えしましたが、片付け費用を抑えるコツはあるのでしょうか?
ここでは、「なんとかして実家の片付け費用を抑えたい!」という方へのアドバイスをお伝えしていきます。
実家の片付け費用を抑えるコツの1つ目は、出来る限り自分で捨てることです。
業者に処分を依頼するメリットは、自分が殆ど何もせずに不用品を捨ててくれることです。しかし、その分費用がかかってきてしまいます。
業者に片付けで出てきた不用品を処分してもらいたいとしても、その処分してもらう量を減らせば片付け費用を抑えることが出来ます。
時間や手間はかかってしまいますが、出来る限り自分で捨ててから業者に依頼すると費用を抑えることが出来ます。
実家の片付け費用を抑えるコツの2つ目は、買取をしてもらうことです。
実家にあるものの中には、買取をしてもらえるようなものがある可能性があります。
着物やタンスなどは現在では買取が殆ど難しいですが、ブランドバッグや家電、置き物などを買取してもらえる可能性はあります。
買取業者を呼んで、査定してもらうのが良いでしょう。
実家の片付けを業者に依頼するときに注意したいのは悪徳業者に依頼しないようにすることです。
悪徳業者とは、不当に高額な費用を請求してくる業者や追加費用を作業日当日に請求してくる業者のことです。不法投棄を行う悪徳業者も存在します。
「実家の片付け費用を出来るだけ安くしたい!」と感じる方は多いと思いますが、悪徳業者に依頼すると逆に片付け費用を高く取られてしまいます。
ここでは、実家の片付けを依頼する業者の選び方のポイントをお伝えします。
不用品回収業者に電話やメールで問い合わせした際、対応が丁寧かどうかをチェックしましょう。
評判がどんなに良くても、対応が悪ければその業者には依頼しない方が良いでしょう。
おそらく他のWEBサイトに書いてあった評判は、自分たちで書いたものだったり、お金を支払って書いてもらったに違いありません。
電話に出なかったり、作業中に電話に出たりする業者は非常に多くいますので、そのような不用品回収業者に依頼するのは避けましょう。
2つ目は、お見積り書をちゃんと出してくれるかをチェックしましょう。
不用品回収業者の中には、お見積り書を紙やPDFなどのデータで提出してくれない所があります。
お見積り書がないと、当日の作業日に突然追加料金が発生する場合があり、非常に危険です。
評判が良いからといって信じ切ってしまい、お見積り書を貰わないのは止めておきましょう。
お見積り書があれば、当日の不当な追加料金を防ぐ事ができますので、必ず貰うようにしてください。
そして3つ目は、実績のある不用品回収業者かどうか?という点です。
実績がしっかりある業者の方が、ない業者よりも安心して依頼できますよね。
経験豊富な不用品回収業者を選んで、トラブルのないように心掛けましょう。
実家の片付けにかかる費用をご紹介しました。
実家の片付けを業者に依頼するとそれなりに費用がかかります。
実家の片付けの費用を可能な限り抑えたい方はクリーンセンターや地方自治体のゴミ出しの日を可能な限り利用しましょう。
自分で片付けられる不用品を片付けたうえで、どうしても自分では搬出が困難なものだけを業者に依頼することも可能です。
記事を読んで、廃品回収や不用品回収についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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