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投稿日:2018年09月25日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「空き家になっている実家を片付けようと思うけど、どこから手をつければいいのかわからない。」といった悩みを持つ方が増えています。
空き家になった実家の片付けはとにかくものの量が多くて大変ですし、ものを分別するのもゴミとして処分するのも一苦労です。
そのような場合には、空き家になった実家を片付けてくれる業者に依頼すると片付けを効率的にすすめることができます。
空き家となった実家を片付けてくれる業者には、「遺品整理業者」「生前整理業者」「ゴミ屋敷清掃業者」があります。
とはいえ、それぞれがどのような作業を行うのか、どのように依頼すればいいのか、料金はどのくらいなのか、気になることがたくさんありますよね。
今回は皆さんのお悩みに答えながら、空き家の実家の片付けを業者に依頼する方法と料金などを中心にご紹介いたします。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの片付けのサービスの詳細については、「片付け|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
空き家になった実家の片付けは、ご自身の力だけでは作業に限界があります。
まず、実家の中のものを必要なものと不要なものとに分け、さらに不要なものを自治体の決まりに従って分別していかなくてはならないのです。
また、大型の家電や家具などは、一人で運び出すことは無理ですし、自治体の回収日を待っているといつまでたっても片付けが終わらないということになりかねません。
そこで検討していただきたいのが、片付け業者です。
片付け業者は不用品を分別することなくまとめて回収してくれますし、業者によっては分別作業から手伝ってくれるところもあります。
空き家になっている実家の片付けを請け負ってくれる業者には、主に次の3つがあります。
実家がどのような理由で空き家となったのかによって、依頼する片付け業者が異なります。
どの片付け業者がいいのか判断に迷われることかと思いますので、それぞれの片付け業者について詳しくご紹介していきます。
実家の片付け業者の1つ目は、遺品整理業者です。
遺品整理業者は、その名の通り亡くなった方の遺品を整理してくれる業者です。空き家となった実家は、亡くなった方の遺品と不用品が混在している状態です。
それらのものを遺品と不用品とに分別する仕分け作業から行ってくれるので、あらかじめご自身で分別しておく必要がありません。
また、遺品整理業者は故人の残されたものをすべて「遺品」として扱っているので、ひとつひとつのものを大切に扱ってくれます。
実家の片付けで出た不用品やゴミも回収してくれるので遺品整理業者に依頼すれば、他の業者を依頼する必要がありません。
作業内容は、片付けをする実家の規模やものの量によっても異なりますが、だいたい6~8時間程で終わることが多いです。
実家の片付け作業には立ち会うこともできますし、もし遠方に住んでいて来るのが難しいという場合は立ち会わずに作業を進めてもらうこともできます。
実家の片付けを遺品整理業者に依頼するのがおすすめなのは、次のような方です。
実家の片付け業者の2つ目は、生前整理業者です。
生前整理業者は、施設に入居するなどで実家が空き家になる場合に片付けを依頼するのに便利です。
実家の中の貴重品や不用品、ゴミなどを片付けてすっきりとしてから施設に入居したい方は多いと思います。
また、実家にある物の中から施設に持参する貴重品をきちんと選り分けておくことで、入居準備をスムーズに進めることができます。
業務内容は遺品整理業者とほぼ同じで、住居内のものを必要なものと不要なものとに分け、不用品やゴミを回収してくれます。
ご自身の死後、残された家族に実家の片付けを任せてしまうのは大きな負担となりますので、その負担を生存中に軽くしておけるというメリットもあります。
さらに、これまでの人生を振り返る良い機会にもなりますので、生前整理に対する関心は高まりつつあります。
実家の片付けを生前整理業者に依頼するのがおすすめなのは、次のような方です。
実家の片付け業者の3つ目は、ゴミ屋敷清掃業者です。
空き家の実家がすでにゴミ屋敷化しているというケースもめずらしくありません。
人が住んでいない住居は傷みやすく、害虫や害獣も棲みつき、衛生面に問題があります。隣近所にも害虫・害獣や悪臭などの被害が出て、トラブルになるケースも多発しています。そのような状態の実家を片付けるのは至難の業です。
そういった場合にゴミ屋敷清掃業者が便利です。
ゴミ屋敷清掃業者は、実家の中にあふれているものを片付けて回収してくれます。
さらに、必要に応じて実家の除菌や消臭、ハウスクリーニングなどを行い、実家をきれいな状態に戻してくれます。
ゴミ屋敷の実家の片付けは時間もかかり衛生面も問題になりますので、プロの力を借りて効率的に片付けることをおすすめします。
実家の片付けをゴミ屋敷清掃業者に依頼するのがおすすめなのは、次のような方です。
以上が、遺品整理業者、生前整理業者、ゴミ屋敷清掃業者の紹介になります。ご自身がどの業者を選べばいいのかお分かりになったでしょうか?
では次からは、実家の片付けを依頼するときの手順についてご紹介していきます。
さてここまで、実家の状況に合わせて、どの片付け業者に依頼すれば良いのかをご紹介してきました。ここからは、実家の片付けを業者に依頼するときの手順についてご紹介していきます。
実家の片付けを業者に依頼するときの流れは下記のようになります。
ではそれぞれについてご説明していきます。
多くのケースでは、一度実家に片付け業者が来て、お見積りを出すパターンになります。その際の流れとしては、下記のようになります。
続いて、片付け業者が電話で見積もりを出してくれるパターンです。
片付け業者の人が電話で見積もりを出すパターンでは、電話で見積りをもらっても作業当日に追加料金を要求される可能性があります。
これは、電話だけでは現場の状態を十分に把握することができないためです。
また、電話の時点でわざと安く見積もり金額を伝えて正式に依頼を受けてから現場で追加料金を要求する悪徳の業者も存在します。
したがって、電話で実家の片付けの見積もりをもらう際には追加料金が発生する可能性がないかどうかを注意しましょう。
空き家となった実家の片付けを業者に依頼すると、ゴミの分別や搬出をする必要がなく非常に便利ですが、果たして片付け業者に依頼する場合の料金はどれくらいなのでしょうか?
空き家の実家の片付けを業者に依頼する場合にかかる費用は、下記のようになります。
部屋の広さ | 費用の相場 |
---|---|
1R | 65,000〜130,000円 |
1DK | 135,000〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 250,000〜500,000円 |
4LDK・それ以上 | 270,000〜800,000円 |
上記の値段に幅があるのは、同じ間取りの家でも部屋にあるゴミの量が異なるためです。ゴミの量が少なめであれば1ルームで約6万5千円から、ゴミの量が多ければ13万円ほどになります。
正確な値段を出してもらうためには実家の片付け業者に依頼して無料で実家にお見積りを出しに来てもらうようにしましょう。
また、トラック単位で処分費用を定めている実家の片付け業者もあります。トラックで定められる費用は下記のようになります。
プラン | 費用 |
---|---|
軽トラック | 65,000円前後 |
2tトラック | 85,000円前後 |
空き家の実家で不用品が1カ所にまとめられている場合は、トラック単位で考えるとわかりやすいです。
空き家となった実家にある不要なものを片付けてもらうのに加えて、掃除も一緒に依頼する場合にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
1部屋3分くらいの掃き掃除であれば、無料で行ってくれるところが多いです。
しかし、1部屋30分といった具合に念入りに掃除をしてもらうと、1時間あたり5,000円〜10,000円くらいかかってくる場合が多いです。
特殊な薬剤を使わなければ、基本的には人件費のみが必要になるため、上記の費用感となるのです。
「自分で空き家の実家の片付けをするのは困難。でも片付け業者に依頼するのは高い…」そんな方向けに、実家の片付けを業者に依頼する際の費用をできるだけ安くするコツをご紹介いたします。
実家の片付けをできるだけ安い費用で業者に依頼するコツは下記の2点です。
ではそれぞれのコツについて詳しくみていきましょう。
最近は、たくさんの片付け業者があるため、どの片付け業者を選べばいいのか迷ってしまいます。
「できるだけ安く済ませたい。」という方が多いと思いますが、安さだけで選んでしまうのは控えましょう。
「作業内容に見合った費用設定になっているか」が、片付け業者選びのポイントになります。
とはいえ、遺品整理業者や生前整理業者、ゴミ屋敷清掃業者を選ぶのは初めてだという方がほとんどだと思います。そのため、妥当な費用と言われても検討がつきませんよね。
そこで、いくつかの片付け業者に見積もりを依頼し、それぞれの業務内容や費用を比べてみましょう。
その中で、納得のいく価格を提示してくれる業者を選ぶといいでしょう。
実家の片付けの費用を抑えるコツの2つ目は、買取をしてもらうことです。
実家にあるものの中には、買取をしてもらえるものがある可能性があります。
着物やタンスなどは現在では買取が殆ど難しいですが、ブランドバッグや家電、置き物などを買取してもらえる可能性はあります。
遺品整理業者や生前整理業者では、買取にも対応している業者がほとんどですので、希望する場合は査定してもらうといいでしょう。
今回は空き家となった実家の片付けを業者に依頼する方法や料金についてご紹介しました。
実家の片付けを業者に依頼すると、自分で片付けるよりも楽に、また早く終わらせる事ができます。
しかし、片付け業者に依頼するのは費用がかかるという欠点があります。また、片付け業者の中には悪徳業者もいるので注意が必要です。
ご自身または故人にとって大切な「もの」を片付けるのですから、実家の片付け業者選びはしっかりと行うようにしましょう。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。