オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2018年09月29日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
引っ越し時には粗大ゴミや家電などの様々なゴミが出ます。
粗大ゴミや家電などの引っ越しゴミの処分に慣れていない方が多くいます。また、部屋の退去の期限もあるため、引っ越し前は大変忙しくなります。
今回は引っ越しの時に出たこれらの粗大ゴミや家電の処分にかかる費用。処分料金を安くするコツについてご紹介していきます。
オコマリは、不用品回収を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。不用品回収に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの不用品回収のサービスの詳細については、「不用品回収|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
引っ越しゴミの主な処分方法は下記の4通りです。
それぞれの処分方法のメリットとデメリットを見ていきましょう。
普段、生活している際にゴミを捨てているように、引っ越し時の不用品の処分も自治体ゴミで対処可能です。
自治体ゴミで捨てるため、無料若しくは格安で引っ越し時の不用品の処分をすることが出来ます。
「格安で」と書いたのは、粗大ゴミのみの場合には有料になってしまう自治体があるからです。
とはいえ、費用を一番抑えたいのであれば、この方法が一番良いでしょう。
自治体ゴミで処分する場合には、費用は抑えられますが、処分できる曜日が決まっているので面倒です。
また粗大ゴミの場合には、事前に申し込みをする必要がある自治体もあるため、急な引っ越しゴミの処分には不向きになっています。
引っ越し業者で不用品回収も対応可能な業者は大手が中心です。引っ越し会社のホームページで不用品回収が可能かどうかを確認するようにしましょう。
引っ越しの見積もりを取る際に併せて相談すると安心です。
引っ越しと同日に作業をしてもらえるので手間がかかりません。
引っ越し業者は不用品回収の専門業者ではないので、物によっては引き取ってもらえない場合があります。
また、不用品の引き取りをやっていない場合があるので、引っ越し業者の選定が必要です。
クリーンセンターとは、行政が管理するゴミ処理施設です。地域ごとに設置されており、安い料金でゴミを引き取ってもらうことが可能です。
クリーンセンターを利用することは業者に依頼することよりも安い費用でゴミ処理ができます。
なぜなら、自分でゴミを搬出したり分別したりするので、その分だけ人件費がかからないからです。
また、行政が運営しているため、処分費用を安くしてもらえています。
クリーンセンターを利用する際は自分でゴミを搬入する必要があります。また、搬入できるゴミは分別されていなくてはならないという決まりが設けられているところが多いです。
行政によって搬入するものによって、対応が変わるので注意が必要です。
クリーンセンターにゴミを持ち込む前にはお近くの行政のホームページで確認しておきましょう。
「不用品回収業者」は、不用品の搬出から処分までの1通りの作業を行ってくれる業者です。処分費や人件費が少なからず発生するため、有料で行う業者が正常です。
不用品回収業者に引っ越しゴミの引き取りを依頼すれば、ゴミを分別する必要がありません。全てまとめて引き取ってもらうことが可能です。
また、自宅までゴミを引き取りに来てくれるので重い荷物を自分で搬出する必要もありません。
さらに、引っ越し作業や買取作業も併せて担当してくれる業者もいます。
不用品回収業者の中には作業や対応が雑な業者がいます。
また、不法投棄や高額請求をする悪徳な不用品回収業者もいます。そのため、業者選びには細心の注意を払う必要があります。
エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)、洗濯機・乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫の4種の家電は家電リサイクル法に基づいて適正に処分する必要があります。
家電リサイクル法の正式名称は特定家庭用機器再商品化法です。平成13年4月1日に施行された法律です。
家電リサイクル法では、廃棄されていた家電の中から有用な部品や材料などを取り出して再利用しすることを目的としています。家電リサイクル法の対象となるリサイクル家電を廃棄する時には「家電リサイクル券」が必要になり、郵便局で購入することができます。その価格は以下の通りです。
エアコン | 972円~ |
---|---|
テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)15型以下 | 1,836円~ |
テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)16型以上 | 2,916円~ |
洗濯機・乾燥機 | 2,484円~ |
冷蔵庫・冷凍庫170L以下 | 3,672円~ |
冷蔵庫・冷凍庫171L以上 | 4,644円~ |
上記の価格は製造したメーカーによって異ります。
また、外国製の家電製品でも、国内で廃棄する際には家電リサイクル法が適用されます。
家電リサイクル法が適用される家電を自分で廃棄する場合には、まず郵便局で「家電リサイクル券」購入する必要があります。この「家電リサイクル券」購入した後に指定の引き取り場所に持ち込みます。
その他の家電製品を自分で廃棄する場合には、各自治体で廃棄方法が異なるので、自治体に問い合わせてから、ルールに沿った方法で廃棄するようにしましょう。
自分で家電を処分することのメリットはコストが安いことです。
家電リサイクル法が適用される家電製品を廃棄する場合には、郵便局で家電リサイクル券を購入し、収集所に持ち込む必要があります。
不用品回収業者に家電の処分を依頼する場合にかかる費用は1つにつき5,000円~20,000円です。
上記の金額に幅があるのは、家電の種類や大きさ、搬出経路によって人件費が異なるからです。
家電リサイクル法が適用される家電についてはリサイクル料がかかります。それ以外の家電でも引き取り料がかかります。
不用品回収業者に家電の処分を依頼する場合のメリットとしては、家電の搬出から処分までの全ての作業をまとめて行ってもらうことができるため、1番早く、楽に処分が可能な点です。
不用品回収業者に家電の処分を依頼する場合のデメリットとしては、無許可で不用品回収の営業を行っている業者もおり、依頼したお客様が家電の不法投棄などのトラブルに巻き込まれてしまう危険性がある点です。
また、業者に依頼して不要の家電を引き取ってもらうためには自分で処分するよりもその分だけ費用がかかります。
粗大ゴミを自治体に従って自分で処分するときと業者に依頼して処分してもらう時のそれぞれの場合にかかる費用を見ていきましょう。
粗大ごみの日に引越し時の粗大ごみを捨てる場合、有料の行政と無料の行政があります。
下記には東京都における粗大ごみの処分料金を掲載しておきますが、各行政のホームページで確認するようにして下さい。
品目 | 料金 |
---|---|
ベッド(本体のみ) | 1,200円~2,800円 |
掛け布団 | 400円 |
敷き布団 | 400円 |
タンス | 400円~2,000円 |
ソファー | 800円~2,000円 |
テーブル | 800円~2,000円 |
机 | 1,200円 |
食器棚 | 400円~2,000円 |
収納ケース | 400円~2,000円 |
カーペット | 400円~2,000円 |
自治体に従って粗大ごみを処分するメリットは、非常に安い料金で処分できるという点です。
粗大ごみを処分する中では、一番手頃な価格でしょう。
自治体に従って粗大ごみを処分するデメリットは、処分するのに時間と手間がかかるという点です。
粗大ごみを自分で捨てる際には指定された場所まで運ぶ必要があります。これは、体が不自由な場合には厳しいです。
また、引越し日が決まっている場合には、引っ越し後に粗大ごみを処分することが現実的ではありません。
計画立てて粗大ごみを処分する必要があります。
不用品回収業者に依頼して引越し時の粗大ごみを処分してもらう場合には、粗大ごみの量によって料金が変わってきます。
下記に記載する料金相場は、「トラック1台分でいくら」で計算しています。
プラン | 料金 |
---|---|
軽トラパック(荷台容量2.5m3) | 50,000円 |
1トントラックパック(荷台容量5m3) | 80,000円 |
2トントラックパック(荷台容量14m3) | 180,000円 |
4トントラックパック(荷台容量20m3) | 255,000円 |
不用品回収業者に依頼して粗大ごみを処分してもらうメリットとは、楽に早く処分してもらえる点でしょう。
問い合わせをして日程調整をすれば、数日以内に粗大ごみを回収してもらえます。ゴミを分別したり搬出したりする必要は一切ありません。
不用品回収業者に依頼して粗大ごみを処分してもらうデメリットは、費用が掛かる点と悪徳業者に注意する必要がある点です。
業者に粗大ごみの処分を依頼する場合、自治体の決まりに従って自分でで処分するよりは、どうしても費用が掛かってしまいます。
また、業者の中には悪徳なところがあり、高額請求や不法投棄などのトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。
不用品回収業者のHPなどをしっかりチェックするなどして、トラブルに巻き込まれないように工夫することが重要です。
ここからは、出来るだけ安く引っ越しゴミを安く抑えたい方向けに、大量のゴミを安く処分するコツをご紹介します。
引っ越しゴミを出来る限り安く処分したい方は下記の流れで作業するのがオススメです。
まずは買い取り業者に見積もりをもらい買い取れそうなものを全て買い取ってもらいましょう。これによって自分で処分しなくてはならないものを減らしていきます。
次に、不用品を分別してゴミ袋に詰めていきます。ゴミ回収日に少しずつ出していきましょう。
最後に、ゴミ回収日だけでは処分が困難な大型のゴミをクリーンセンターに搬入して引き取ってもらいましょう。
クリーンセンターを利用する前には、必ずお近くのクリーンセンターのホームページでクリーンセンターの利用方法を確認するようにしましょう。
実家の掃除で出たゴミを業者に依頼するとゴミの分別や搬出をする必要がなく非常に便利ですが、果たして業者に依頼する場合の料金はどうなのでしょうか。
実家の掃除で出たゴミの処分を業者に依頼する場合にかかる費用は下記のようになります。
部屋の広さ | 費用の相場 |
---|---|
1R | 70,000〜130,000円 |
1DK | 120,000〜150,000円 |
1LDK・2DK | 150,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 250,000〜700,000円 |
4LDK・それ以上 | 270,000〜800,000円 |
上記の値段に幅があるのは、同じ間取りの家でも部屋にあるゴミの量が異なるためです。ゴミの量が少なめであれば1ルームで約3万5千円から、ゴミの量が多ければ13万円ほどになります。
正確な値段を出してもらうためには業者に依頼して無料で家に下見に来てもらうようにしましょう。
トラック単位で処分費用を定めている業者もあります。トラックで定められる費用は下記のようになります。
プラン | 費用 |
---|---|
軽トラック | 50,000円前後 |
2tトラック | 80,000円前後 |
引っ越しゴミを1カ所にまとめられているときはトラック単位で考えるとわかりやすいです。
業者の中には破格に安い料金で引っ越しゴミを処分すると謳っている業者が存在します。大変魅力的ですが、ゴミの処分には少なからず処分料金と人件費が発生します。
極端に安い業者は後から追加料金を請求したり、不法投棄を行ったりする危険性があります。
不要に高額な料金を請求されることを防ぐには、自分の案件の相場を把握する必要があります。
そのために複数の業者から見積もりをもらうことをお勧めします。
複数の業者からお見積りを取ることによって、今回のゴミ回収の値段相場を知り、納得感を持って依頼することができます。
処分するゴミの量が変わっていないにもかかわらず、作業当日に追加料金を取る業者は多くいます。
この場合は、業者が現場に下見に来ていない場合が多いです。
従って、下見に来てくれる業者や追加料金は取らないと宣言している業者に依頼するようにしましょう。
不法投棄をする業者はゴミの処理料金を節約できるのでその分だけ安く作業することが出来ます。
しかし、ゴミを不法投棄されることで後々に警察から電話がかかってきたり、環境破壊に繋がったりするケースがあります。
ゴミを不法投棄されることを防ぐためには、業者の対応が適当かどうか、料金が異常に安すぎないかどうかを確認するようにしましょう。
引っ越し時に出た家電や粗大ゴミの処分費用をご紹介しました。
引っ越しゴミの処分を業者に依頼するとそれなりに費用がかかります。それはゴミの搬出にかかる人件費が少なからず加わるためです。
しかし、業者に依頼をすればゴミを分別する手間や時間がかかりません。引っ越しの日程が緊迫している方は業者に依頼することも1つの手です。
記事を読んで、廃品回収や不用品回収についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
不用品回収のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは不用品回収について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に不用品回収に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。