男性の部屋の片付け方法【決定版】

一人暮らしの男性にとって、片付けはとても億劫なものです。

そのため、ついつい収納に押し込めるだけ押し込めて放置をしたり、汚れや埃を長期間放置して汚してしまったり…

その結果、だんだんと部屋が汚くなるのでその状態に慣れてしまい、さらに部屋が汚なくなっていくという悪循環に陥ります。

一人暮らしでしたら、そのような状況でもご本人さえよければそれでいいのですが、もし誰かが訪ねてきた場合、どのように思われるでしょうか。

同僚や友人が訪ねてきて、「部屋が汚い人」と思われることは、男性にとっても大きなマイナスです。また、恋人が訪ねてきた際に、部屋が片付いていなければ、その後の男女関係に大きく影響するでしょう。

いざという時のために、普段から片付けの習慣をつけておくことは、とても大切なことです。

今回は、どうやったら男性の部屋の片付けを、スムーズに、しっかりと習慣づけることができるのかを、考えていきたいと思います。

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男性の部屋の特徴

男性の部屋は、女性の部屋に比べて生活上の物は少ないと言われています。

確かに男性の部屋は、化粧品や洋服、靴などが女性に比べると少ないことが多く、一見片付けが簡単そうに思われます。

ただ、男性の部屋の片付けで問題となるのは趣味の物です。女性に比べて、男性は幅広い趣味に興味を持つことが指摘されることがあります。

アウトドア派の男性では、自転車、キャンプ用品、ボルダリング用品、サッカー用品、登山用品など、生活上必須ではないにも関わらず、多くの場所を占有してしまうような趣味の物で部屋が埋め尽くされることもあります。

インドア派の男性は、ゲーム関連、パソコン関連、漫画、本、DVDや、フィギア、ポスターなど、アウトドア派に負けるとも劣らず、多くの物で部屋が埋め尽くされてしまいます。

男性の部屋の片付けはこのように趣味のものが多くなり、これらは生活の必需品に比べて使用頻度が低い割に捨てることができないため、片付けをする上ではやっかいなものとなります。

どうしたらこれらの物に囲まれた男性の部屋の片付けを、スムーズに行うことができるのでしょうか。

男性の部屋の片付けは収納術がポイント

このような特徴のある男性の部屋の片付けでは、女性の部屋の片付け以上に、収納の仕方がポイントになってきます。

趣味のものが生活上の導線に入らないよう、しっかりと整理をし、きちんと綺麗な状況で管理するにはどうしたらいいのでしょうか。

ポイント1 - レンタルスペースを借りる

まず考えらえられるのが、レンタルスペースを借りる方法です。

普段の生活に必要のないものは、思い切って倉庫などを賃借し、そこに収納してしまいましょう。

今はレンタルスペースも様々なものがあり、段ボールひとつから預かってくれるものや、地方の倉庫を格安で借りられるものなど、豊富は種類から選択できます。

生活に必要のない趣味のものなどを、外部で保管することができれば、男性の部屋の片付けは格段に楽になります。インターネットなどで自分に合うレンタルスペースを検索してみてください。

ただし、外部に収納する方法は、あくまで対処療法のようなものです。根本的に物が少なくなるわけではないため、いずれは物が溢れてきますし、コストも多くかかります。

また、スポーツ用品や登山用品は劣化したものを使用することは大変危険です。倉庫に入れっぱなしになっていたのもを久しぶりに使ったら怪我をしてしまったなんてことになれば、目も当てられません。

コストを考慮し、自分に必要な広さ、費用感をしっかり判断するようにしましょう。

ポイント2 - 不要なものを捨てる

レンタルスペースはどうしても費用がかかってしまうため、費用を気にする方にとってはオススメできない方法です。

そうなるとやはり、自分の部屋にある不要なものを捨てる事が必要になってきます。

自分の部屋にあるものを「1年以内に使ったかどうか」という基準で、捨てるか取っておくかの判断をするのが良いでしょう。

コレクションしているものは、この際に「本当に必要なのか？」という事を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

物に囲まれて生活することが幸せの方もいますが、この記事を読んでいる方は少なくとも「少し自分の部屋を片付けないとな…」と思っている男性に違いないでしょう。

男性の部屋の片付けにおいては、「捨てる」という行為なしにはキレイでスッキリした部屋は手に入らないので、覚悟して片付けに取り組みましょう。

ポイント3 - 収納を分かりやすく

散らかりやすい部屋というのは、「物がそもそも多い」「収納が下手」という2つの原因が主にあります。

ポイント2では「物がそもそも多い」を解決できますが、「収納が下手」は未だ解決できていません。そこでポイント3では「収納が下手」をどうすれば解決できるのかをお伝えします。

収納は下記の2つを意識しましょう。

同じものはまとめる

使う頻度が高いものは前に入れる

様々なものが混ざった収納だと、何が入っているのかが分からずに探す度に中のものを確認しないといけません。

そこで同じものは同じものでまとめることで、何が入っているのかで迷うことが無くなります。

そうすれば素早く物を探すことが出来ますし、部屋を散らかす必要がなくなります。

また、使う頻度が高いものは前に入れることで、物が取り出しやすくなり、部屋を散らかりにくく出来ます。

「男性らしく、ガッと入れておけば良いんだ！」と考えず、キレイに収納をしていきましょう。

男性の部屋を業者へ依頼して簡単片付け

ただし、男性の部屋に多くある、生活必需品でない趣味の物などは、普通ゴミで捨てられないものや、重くて動かすことが大変な物も多くあります。

自転車や、筋トレ器具、電化製品などは、自治体ごとの捨て方を調べるだけでも一苦労です。そこで、こういった特殊な処分品の処分は、思い切って業者に依頼することをお勧めします。

業者に依頼する良い点

プロの業者であれば、部屋の片付けを驚くほど効果的な方法とスピードでやってくれます。

もちろん費用もかかりますが、使わずに肥やしになってしまうだけの物をレンタルスペースに入れて、レンタル料を払うことに比べれば、建設的なお金の使い方です。

また、男性の部屋の片付けでは、比較的状態のいい趣味のものなども多くあるため、思わぬお宝が出てきて最終的には片付け費用がほとんどかからなかったような嬉しい誤算も期待できます。

業者によっては、買取オプションもつく方法などもあるので、相談してみてはいかがでしょうか。

業者選びにはご注意を

ただし、男性の部屋の片付けを依頼する業者選びには、注意が必要です。

現在では、便利屋の参入などから、男性の部屋の片付けを請け負う業者は多数存在し、業者の質や片付け方法もまちまちです。

聞いていた金額と違うなどという料金に関するトラブルも起こりやすく、「部屋の片付けがこんなに安く済むのはラッキー」と思っていたら、とても高額になってしまったケースもよくあります。

それでも、男性の部屋の片付けを依頼し、しっかりときれいになるのであれば、頼んだ甲斐もあるのですが、片付け業者の経験不足や作業方法の知識不足などの理由から、業者に依頼をしたにも関わらず男性の部屋の片付けたい部分がきれいにならないというトラブルもあります。

さらに、考えられないようなことですが、片付けを頼んだら警察に事情聴取を受けたなどというケースもあります。

実は、廃棄物の処理は、各自治体で厳格に処分方法が決まっているのですが、これをしっかり守っていると、処分費用が高額になります。

そこで悪徳業者は、男性の部屋の片付けで出た不用品を、適切な方法で処分をするふりをして、周囲の山や、人目につきにくい空き地などに不法投棄をすることがあるのです。

もちろんこれは犯罪です。そのため、このことが明るみに出ると大変なことになります。

ある日突然、警察から「不法投棄されたゴミの中から、あなたの部屋からの片付け処分品だとわかるようなものが発見されたのでお話を聞かせてください」と、連絡がくるかもしれません。

これはもちろん大変な事態で、部屋を片付けたいと思っていただけなのに、犯罪者になってしまう危険性もあります。

残念ながら、以上のようなトラブルは、全国各地でたびたび起こっています。男性の部屋の片付けを依頼する際には、慎重に業者を選ぶようにしてください。