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投稿日:2017年03月31日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
実家の遺品整理の料金費用相場はどれくらいかかるのでしょうか?
部屋の大きさ | 遺品整理の料金費用相場 |
---|---|
1K・1R | 18,000円〜100,000円 |
1DK | 36,000円〜150,000円 |
1LDK・2DK | 54,000円〜200,000円 |
2LDK・3DK | 72,000円〜350,000円 |
3LDK・4DK | 90,000円〜500,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 108,000円〜650,000円 |
上記は、実家の遺品整理の料金費用相場になります。実家の遺品整理といっても、実家が賃貸で1Kのような小さめのお部屋もあれば、2階建てで4LDKもあるような実家もあるでしょう。
実家の遺品整理の料金費用相場は、遺品整理をしたい部屋の間取りによって変わってきます。自分が遺品整理を行いたい実家の間取りを考えてみて、料金費用相場がどれくらいになるのか?をチェックしてみましょう。
このページでは、実家の遺品整理に関して、実家の遺品整理の料金費用相場や空き家の場合の対処法を解説していきます。実家の遺品整理に困っている方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
実家の遺品整理の料金費用相場は、冒頭でお伝えした通り1Kであれば18,000円~、1DKであれば36,000円~となっています。実家の遺品整理を行う際には、一度自分たちで実家に帰って現状を見ることが多いですが、その際に実家がゴミ屋敷になっていたというケースも少なくありません。
実家の遺品整理でもゴミ屋敷のように物が通常よりも多いケースでは、実家の遺品整理の料金費用相場も少し高くなってしまいます。
間取り | 実家の遺品整理の料金費用相場(ゴミ屋敷の場合) |
---|---|
1K/1R | 20,000〜130,000円 |
1DK/2K | 50,000〜200,000円 |
1LDK/2DK/3K | 80,000〜270,000円 |
2LDK/3DK | 110,000〜370,000円 |
3LDK/4DK | 150,000〜470,000円 |
4LDK/5DK | 180,000〜600,000円 |
上記は実家の遺品整理の料金費用相場をゴミ屋敷の場合で表にしたものです。冒頭でご紹介した実家の遺品整理の料金費用相場表よりも数万円ほど高くなっているのが分かるかと思います。
自分が一緒に実家に住んでいた時には普通の家でも、実家を出た後の状況が変わってしまっていることは多くあります。実家の遺品整理の料金費用相場は、通常の遺品整理とゴミ屋敷の場合とでは異なることは覚えておきましょう。
実家の遺品整理の料金費用は間取りによって区分けされていることは料金費用相場表をみてご理解いただけたかと思います。しかし、実際に遺品整理業者は間取りで料金費用を決めているのではありません。
「間取り」は依頼者にとって分かりやすいように単位を設定しているだけであり、本当は「立米」という体積で実家の遺品整理の料金費用を計算しているのです。
上記は実家の遺品整理の料金費用を決めるのに重要な単位である「1立米」を図にしたものです。1立米は縦横高さがそれぞれ1mの立方体を1立米といいます
遺品整理業者が実家に来てくれてお見積りをしてくれる際には、実家にどれくらいの「立米」があるか?で遺品整理の料金費用を計算しています。
遺品整理業者が実家にお見積りに来ると、メジャーや巻き尺でタンスや食器棚を計測することを見るかもしれません。それは実家の部屋の中にどれくらいの立方体があるのかを計算しているのです。
実家の遺品整理の料金費用は、1立米に対して「1~2万円」を掛け算すれば算出できます。たとえば、遺品整理業者が実家の片付けに10万円かかると言ったら、家の中には凡そ5~10立米の立方体があると同義なのです。
実家の遺品整理のオプション作業 | オプション作業の料金費用相場 |
---|---|
ハウスクリーニング | 10,000円~/部屋 |
エアコンクリーニング | 8,000円~/台 |
物置の撤去 | 10,000~30,000円 |
石のレンガの撤去 | 100個あたり10,000~50,000円 |
木の伐採 | 4,000~16,000円/本 |
木の抜根 | 6,000~28,000円/本 |
剪定 | 3,000~4,000円/時間 |
実家の遺品整理を遺品整理業者に依頼する際に、オプション作業を依頼する方も少なくありません。特に実家の遺品整理を終えた後に自分たちが住むというケースでは、ハウスクリーニングやエアコンクリーニング、木の伐採・抜根・剪定は依頼する方が多くいらっしゃいます。
もちろん自分たちでも行おうと思えば行えますが、遺品整理業者に実家の遺品整理を依頼するついでに行ってもらおうという事で同時に依頼する方が多いのです。実家の遺品整理を行ってもらうついでに依頼する方が別途他の業者に作業を依頼するよりも安く抑えられるケースが多いためにオプション作業を依頼するのです。
実家が空き家になる場合には遺品整理はすべき?なのかという点は質問を多くいただきます。答えとしては「必要最低限の実家の遺品整理は空き家にするとしても行うべきです」とお伝えしています。
実家が空き家になったあと、誰も住まわないままだと実家の腐敗が進んでいきます。家は人が住まなくなると一気に老朽化していくからです。実家を空き家にするにしても貴金属類や株券、土地の権利書といった相続に関係のあるものと、アルバムや写真といった形見分けになる遺品整理は必ず行っておくようにしましょう。
また冷蔵庫の中の生ごみや食品類などの腐っていくものに関しても、空き家にするにしても実家の遺品整理として行っておきべきでしょう。
ペットを飼っていたり、植物を育てている場合には他の方に管理を依頼することをする必要もあります。
上記のような遺品については、空き家に実家をするとしても遺品整理をしっかりと行っておくことをオススメします。
実家の遺品整理を自分たちで行うという方法もあります。遺品整理業者にお金をかけたくないので依頼したくない場合や、まずは自分たちで遺品整理を行うと決めてスタートする場合です。
実際、実家の遺品整理を遺品整理業者に依頼する方の中でも約半数は一度は自分たちで遺品整理をしてから遺品整理業者に依頼する方になります。特に相続に関係あるものは自分たちで遺品整理をしたいという依頼者は多くいらっしゃいます。
ここからは自分で実家の遺品整理を行う手順を下記のとおりにお伝えしていきたいと思います。
関連記事:自分で遺品整理をする方法について詳しく知りたい方はこちら
「遺品整理を自分でする時の3つのポイント」
まず、いつまでに遺品整理を完了し実家を空にする必要があるかを考えます。
遺品整理をする実家が持ち家の場合、いずれは売却や賃貸に出すとしても、こちらの意向で時期は決めることが出来るのですから、十分な時間がありますね。
しかし賃貸のアパート、マンション、借家の場合は、遺品整理の作業で実家を明け渡す時期までが長くなれば、その分の賃貸料もかさみます。
ですから、どのくらいの期間で作業を完了するかを決めて、ひとつひとつの手順をいつまでにするのか、先にスケジュールを立てておくのが重要になってきます。
時間がかかっても出来るだけ丁寧に遺品整理をして実家を片付けたいという場合には、支払い可能な賃貸料から考えて完了時期を決めてもいいですし、時間的にも経済的にもあまり余裕が取れないという場合には、亡くなった当月中の退去を考えて、スケジュールを立て方法を考えます。
下記には自分たちで実家の遺品整理を行った場合の間取り別の必要な人数と作業日数を表にまとめてみました。実家の遺品整理のスケジュールを決める際の参考にしてみてください。
間取り | 遺品整理の作業人数 | 遺品整理の作業時間 |
---|---|---|
1K/1R | 3~5名 | 2~3日 |
1DK/2K | 3~6名 | 3~5日 |
1LDK/2DK/3K | 4~7名 | 4~6日 |
2LDK/3DK | 5~7名 | 4~8日 |
3LDK/4DK | 5~8名 | 5~10日 |
遺品整理で実家を片付ける時、スケジュールをしっかり立てたら次は遺品の分類になります。まず、亡くなった後の様々な手続きに必要なもの・例えば保険証や通帳、印鑑、カードなどは、まとめて除けておき、決まった人が管理できるようにします。
遺品整理を実家でするときに、この段階では重要な物・プライベートな物もそのまま家にある状態なので、遺品整理作業を実家で手伝ってもらうのは兄弟など親しい身内に限ったほうがトラブルがありません。
遺言などが出てくることもあるので、封筒の中なども注意して確認するようにし、故人の住所録や手帳なども、連絡が必要な人が居たときに役立つので保管しておきます。
また貴金属など金銭的な価値のあるものが遺品整理で実家から出てくることも多くありますが、後でもめることが無いように、これらは一旦まとめておき、身内で話し合って形見分けなど整理方法を決めます。
ほかの衣類、日用品、家具、電化製品などは、自分や身内が使うことで再利用できそうなもの、買い取りを依頼するもの、不用品として廃棄するものに分けます。
遺品整理用として実家に段ボール箱を多めに用意しておくと、分類に便利です。ガムテープや油性ペン、ハサミや荷造り用のひも、ごみ袋なども準備しておくと作業を進めやすくなります。
遺品整理で実家にあるものを、再利用するもの、売却したり買い取りの依頼をするもの、廃棄するものに分類したら、それぞれ以下のように処理をします。
遺品整理を実家で行う時に、兄弟や身内もいっしょに作業しているのなら、まず自分が使えるもの、欲しいものなどを選び、その場で分けてしまうと作業が早まります。
大きな家具や電化製品など、後から運んで持ち帰るものにはメモなどを貼り付け、わかるようにしておきます。
また遺品整理で実家から出てくるものには、親の遺品だけではなく子どもたちが置いていったもの(例えば学生時代のアルバムや写真など)も見られます。取っておきたい思い出の写真などは、その場で整理するにも時間がかかるので、それぞれ持ち帰り、自宅でゆっくり整理するのがおすすめです。
遺品整理で実家から出たもののうち、買い取りの可能性があるのは、ブランドもので傷みの少ない衣類や着物、電話機、炊飯器などの小型家電で、これらはリサイクルショップに持ち込むといいでしょう。遺品整理での買取は近年注目されている分野で、「亡くなった方に申し訳ない・・・」と感じる必要はありません。むしろ次の方が生かしてくれるという意味で亡くなった方も喜ばれるはずです。
ただ、買取金額はあまり高値は望めず、家電であれば型式や年代、着物や衣類ではサイズや状態によって引き取ってもらえない場合もあります。その他冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの大型家電は、電話で型式や年代を伝え買取しているか確認してみるといいでしょう。可能な場合は訪問買い取りをしてくれます。
再利用先もなく、買い取りも不可能な遺品は、廃棄処分となります。
実家のある自治体のゴミの日を確認してゴミを出していきましょう。粗大ごみのようにある一定の大きさ以上のごみを出す際には費用がかかる場合もありますので、自治体のホームページなどで確認しましょう。
自治体によってはクリーンセンターと呼ばれる行政のごみ処理施設があり、そこに自分たちで持ち込むすることもできます。クリーンセンターに持ち込みすれば、ゴミの日を待たずともゴミを処分できるので便利です。
もし自分たちでの遺品の処分が難しい場合には遺品整理業者にサポートしてもらうと良いでしょう。
廃棄予定の家具・家電・寝具などの個数や大きさなどを確認してから、遺品整理回収業者に実家に来てもらい見積もりを頼みます。
見積もり時の対応などから、信頼できる業者かどうかある程度判断できますし、作業後の追加料金などでトラブルにならないためにも、必ず見積もりをお願いしましょう。
トラック1台◯◯円という設定の不用品を回収・廃棄するだけの業者から、遺品整理と実家の清掃・不用品の廃棄や遺品のお焚き上げまでをセットで行っている業者など、内容や料金設定も様々なので、ニーズに合わせて選びます。
実家の遺品整理について、料金費用相場や空き家になる場合の対処法、自分で遺品整理を行う場合をお伝えしてきました。
これまで住み慣れた実家の遺品整理は、遺品の量の多さや思い出に浸ってしまうことから自分たちで行うと非常に時間がかかってしまいます。実感の遺品整理は遺品整理業者を上手く活用しながら、スムーズに遺品整理を行っていくことをオススメします。
記事を通して学んだことを実践して、実家の遺品整理をぜひ成功させていただければと思います。
記事を読んで遺品整理に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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