樹木の伐採費用相場や伐採費用を安く抑えるポイントをお伝えします
投稿日:2020年01月24日 更新日:2022年11月02日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
樹木の伐採費用相場は3m~5m未満の樹木で15,000円~20,000円前後になります。
樹木の伐採をしたいけれど、大きな木はご自身で伐採するのは難しいですよね。
そんなときに頼りになるのが樹木伐採業者です。
しかし、業者に依頼するとなると必ず発生するのが費用です。
費用がかかるのは仕方ないとしても、できるだけ安く抑えたいというのが本音ですよね。
また、最近は多くの業者が存在していますので、どの業者に依頼すればいいのかも迷ってしまいます。
そこでここでは、樹木伐採にかかる費用の相場や費用を安く抑える方法、業者を見極めるポイントを中心にご紹介していきます。
樹木伐採業者選びに失敗しないためにも、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
オコマリは、伐採を始め抜根や剪定、庭の手入れ、遺品整理、生前整理、片付けといった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。伐採に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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樹木伐採の「費用の相場」はどのくらいなのでしょうか?
樹木の伐採にかかる費用の相場や、追加料金の相場についてご説明していきます。
また、高木や大木などの樹木の種類別にご紹介していきますので、ご覧ください。
樹木の伐採は1本から依頼することができ、樹木の高さによって費用が異なります。
樹木の高さ | 3m未満 | 3m~5m未満 | 5m以上 |
---|---|---|---|
費用 | ~5,000円前後 | 15,000円~20,000円前後 | 25,000円~30,000円前後 |
なお、樹木が大きいほど、また伐採する本数が多いほど職人の数が必要になるため、料金が高額になるのが一般的です。
次に、山林での樹木の伐採相場をご紹介します。
山林での樹木の伐採相場は以下の通りです。
樹木の高さ | 3m未満 | 3m~5m未満 | 5m以上 |
---|---|---|---|
費用 | 10,000円/本 | 20,000円/本 | 25.000円以上/本 |
山林の伐採では、1本だけではなく複数本伐採をしようと考えておられるかたもいるでしょう。そのようなときは1本当たりの伐採費用も変わってきますので、現地見積もりを取るようにしましょう。
山林の伐採について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
大木の場合、費用相場はどうなるのでしょうか?
まず始めに、大木の定義をご説明します。
大木の定義は明確にありませんが、ケヤキやヒノキのように成長すると20m以上になるような木々のことを指すことが多いようです。
大木の伐採費用相場は以下の通りです。
項目 | 料金費用 |
---|---|
大木の伐採費用 | 20,000円前後~/本 |
伐採のための重機費用 | 60,000円~100,000円/日 |
伐採後の処分費用 | 30,000~40,000円/2トン1台 |
その他の費用 | 交通整理などが必要になるとその人件費や届け出費用が加算される |
合計の料金費用相場 | 100,000円~/本 |
大木の伐採では、普通の樹木と違い、クレーン車などの重機が必要になるケースが多いため、その分費用も多くなります。
大木の伐採を考えている方も、業者によって伐採費用が変わってくるので、まずは現地見積もりを出してもらいましょう。
大木の伐採について詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
高木の伐採費用相場は、以下の通りになります。
作業項目 | 費用相場 |
---|---|
高木の伐採費用 | 20,000円~/本 |
重機の使用料 | 20,000円~105,000円/日 |
木の処分費用 | 5,500~10,000円/軽トラック1台 |
高木伐採の合計の費用相場 | 45,500円~/本 |
45,000円~/本と大木よりは費用は抑えられますが、それでも安くはありません。
また、高木の伐採における重機のレンタル費用や木の処分費用について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
特殊伐採とは、高木や大木を根元から切り倒さずに、少しずつ上部から伐採していく方法のことで、素人や初心者の方には作業が難しいでしょう。
危険木とは、太さや高さには明確な定義はありませんが、幹の直径が20cm以上、樹高が5m以上の樹木を指すことが多いようです。
そんな特殊伐採と危険木の伐採費用の相場をご紹介します。
木の高さ | 伐採費用 |
---|---|
1~3m | 15,500円程度 |
3〜6m | 24,000円程度 |
6〜9m | 36,000円前程度 |
作業項目 | 費用相場 |
---|---|
危険木の伐採費用 | 20,000円前後~/本 |
重機の使用料 | 24,000円~110,000円/日 |
木の処分費用 | 6,000~10,000円/軽トラック1台分 |
危険木の伐採費用の合計 | 50,000円~/本 |
危険木の伐採費用相場は、50,000円~/本になります。
特殊伐採の費用相場は、上記の伐採費用に加え、重機の費用や処分費を含めると5万円~7万円/本になります。
特殊伐採について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
伐採した樹木を処分してもらう際にも次のような費用がかかります。
樹木の高さ | 3m未満 | 3m~5m未満 | 5m以上 |
---|---|---|---|
費用 | 3,000円~5,000円前後 | 8,000円~10,000円前後 | 10,000円~15,000円前後 |
こちらは1本ごとの回収費用になりますので、伐採した樹木の本数が増えると金額も高額になります。
樹木の状態によっては抜根まで必要になるケースがあります。
抜根を依頼すると、抜根作業そのものに対する費用と、抜根した根を回収してもらう費用が必要になります。
抜根費用や根の回収費用は、伐採する樹木の幹周りによって費用が異なりますので、相場をご紹介します。
樹木の幹周り | 30㎝未満 | 30㎝以上50㎝未満 | 50㎝以上80㎝未満 | 80㎝以上 |
---|---|---|---|---|
費用 | 5,000円~10,000円前後 | 15,000円~25,000円前後 | 25,000円~35,000円前後 | 35,000円~50,000円前後 |
樹木の幹周り | 30㎝未満 | 30㎝以上50㎝未満 | 50㎝以上80㎝未満 | 80㎝以上 |
---|---|---|---|---|
費用 | 3,000円~5,000円前後 | 5,000円~10,000円前後 | 10,000円~15,000円前後 | 10,000円~30,000円前後 |
伐根の費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
それでは、樹木の伐採にかかる費用はどのように決まるのかについて確認していきましょう。
樹木の伐採にかかる費用がどのように決まるのか分かれば、業者への依頼や交渉もしやすくなります。
樹木の伐採にかかる費用には、主に以下のものがあります。
この他にも、根を抜く場合には抜根費用が、害虫駆除をする場合には害虫駆除費用などがかかります。
また、伐採する樹木の種類や周辺の状況によって、同じ作業でも費用に差が出ます。
では主な費用についてひとつずつご説明していきます。
樹木の伐採をする作業自体にかかる費用を指します。
一般的に、伐採に必要な職人の人数で計算されることが多いです。
伐採した樹木の処分にかかる費用で、大きな樹木の場合は運びやすくするために小さく裁断する作業も含まれます。
通常、伐採した樹木は「燃えるゴミ」として回収してもらうことは難しいため、樹木伐採業者に処分してもらうことになります。
樹木の伐採には、クレーンで木を支えるためのユンボやハーベスタ、クレーンを搭載したトラックといった重機が必要になります。
これらの重機なしには樹木の伐採は難しいので、原則として重機使用費用はかかると認識しておきましょう。
なお、クレーンなどの重機を敷地内に入れるために、「敷鉄板」を敷くことがありますが、その際には「敷鉄板費用」が別途かかる場合もあります。
重機を使った特殊伐採について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
樹木の伐採の費用の決まり方をご紹介してきましたが、その費用の計算方法は、各伐採業者によって違います。また、大きく分けて、以下の2種類に分かれます。
1つずつ、わかりやすくご紹介していきます。
人件費による伐採費用の計算方法とは、作業員の人数×作業員1人にかかる費用になります。
一般的な人件費の相場は、作業員1人当たり、13,000円~40,000円/1日です。
また、作業の難易度が高かったり、特別な技術を持っている作業員を必要とする場合には、相場よりも費用が必要になりますのでご注意ください。
作業員がたくさん必要だと予想できるくらい大きな木を伐採している方には、向いていない方法かもしれません。
木の高さによる伐採費用の計算方法は、木の高さ×難易度で料金を求められます。
また、木の高さによる伐採費用を出す業者も多いですが、業者によって木の高さの測り方は違います。
例えば、土に埋まっている木の根まで高さの一部に入れる業者と土の中までは高さに入れないと認識する業者があります。
また、難易度は「0.5~2」のように各伐採業者によって数値が定められていますが、この基準も業者によって違うので、見積もりをとった際に、確認してください。
樹木の伐採を業者に依頼すると費用がかかってしまいますが、できるだけ安く抑えたいと思う方がほとんどだと思います。
そこで、樹木の伐採費用を安くする方法を2つご紹介します。
樹木伐採業者に依頼する前に、ご自身で剪定をしてみましょう。
もし伐採したい理由が景観や風通しをよくするためであれば、剪定することによって解決できることがあります。
それでも解決しないときは、樹木の大きさにもよりますが、ご自身で伐採することも選択肢の一つになります。
ただし、樹木の伐採には電気チェーンソーやノコギリといった道具を揃える必要があるため、購入する場合は費用がかかってしまいます。
庭木の伐採や伐根を自分で行う方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
「樹木伐採にかかる費用の相場が分からない」というのは誰しも思うことだと思います。
そんな時、樹木の伐採が必要な日に余裕を持って業者に費用を算出してもらう様にしましょう。
今日問い合わせして、明日作業して欲しいという話だと、特急料金が加算されたり、「特急料金」として計上されなくても急いでいる事を良いことに樹木の伐採費用を高く見積もられたりします。
樹木の伐採が必要な期間が決まっているのであれば、早めに費用の見積もりを取るようにしましょう。
次に、樹木の伐採における注意事項やポイントをご紹介していきます。
業者に依頼するときと自分で伐採作業を行うとき、どちらの場合でも役に立つ情報を記載しますので、ぜひチェックしてみてください。
ご紹介する注意事項やポイントは以下の4点です。
樹木の伐採に適している時期は、空気が乾燥する「冬」になります。
空気が乾燥することで、木に含まれる水分量も減り、伐採作業がしやすくなるためです。
また、業者に伐採を依頼した際に、処分費用が必要になるケースが多いですが、木の処分費用を重さで測る業者もいるため、木自体が軽い「冬」に依頼することで費用を抑えることができるといったメリットもあります。
以上のことから、自分で伐採する人にも業者に依頼する人にも適した時期は「冬」になります。
樹木の伐採にかかる日数は、1本あたり1日あれば完了するケースが多いです。
具体例として、3m程度の樹木の伐採であれば1本2時間程度で伐採が完了します。
(木のサイズや、根の張り方によって作業時間は前後します)
しかし、伐採した樹木を回収してほしかったり、伐根までしてほしい人は時間に余裕をもっておきましょう。
特に3m程度の樹木を2本以上伐採、抜根、回収してほしい人は1日以上かかる可能性があるので、お気を付けください。
※自分で伐採をする人は1日以上かかる可能性があります。
多くの人が心配しているのが、伐採時に出る騒音が近所迷惑にならないかということです。
しかし、優良な業者は、できるだけ騒音を出さないようにエンジン式のチェーンソーではなく、電動式のチェーンソーを使用するなどの対策を取っていますのでご安心ください。
また、作業が始まる前に近隣の方へ事前にご挨拶に回る伐採業者もいますので、ご希望の方は事前に伐採業者に相談してみましょう。
ご自身がご挨拶するのも、近隣トラブルを防ぐ1つの方法です。
大木や高木、特殊伐採を必要とする木を素人が伐採することは、経験的にも知識的にもおすすめはできませんが、3m未満の庭木程度なら自分で伐採することも可能です。
しかし、注意事項も確認せずに作業を始めると大ケガを負うリスクもありますし、伐採した木が、周りの建造物にぶつかってしまう可能性もあります。
まずは、下記の方法を確認した上で作業に取り掛かりましょう。
伐採を自分でしようと決めたのなら、まずは計画を練ることが大事です。
まずは、以下の3つの項目については、事前にしっかりと決めておきましょう。
特に、木を倒す向きや方向を決めていない場合、車や建造物を傷つけてしまい高額なお金を支払うことになります。
伐採業者に依頼するよりも高くつく可能性があるので、気を付けましょう。
伐採作業に必要な道具は、木の高さや太さによって変わってきますので、ご自身が必要だと思うものを購入してください。
以下に必要な道具を表でまとめましたので、参考になれば幸いです。
伐採作業に必要な道具 | 使用意図 |
---|---|
ノコギリ、チェーンソー | 木を切るため |
ロープ | 木が倒れる向きを固定するときに使う |
軍手 | 作業中にケガをしないため |
ゴミ袋 | 伐採した後の樹木を処理するときに使う (処理方法によって異なる) |
スコップ、シャベル | ※伐根作業をするときに使用する |
伐採後のゴミの処理方法は、各自治体によって異なりますので、お住まいの自治体に合わせて処理してください。
また、ノコギリやチェーンソーを使う際は、必ず注意事項を確認の上、お使いください。
樹木の伐採費用についてご紹介していますが、実は自治体によって、樹木を伐採すると補助金がもらえるところもあるのです。
補助金がもらえる条件として、樹木が交通の妨げになる、または倒木被害を与えかねないといった「危険木」や「支障木」であることが挙げられます。
危険木や支障木として認められるためには、自治体ごとに一定の基準が設けられていますので、伐採をする前に問い合わせて確認することをおすすめします。
補助金として受け取れる金額は自治体により決められていますが、たとえば費用の2分の1が補助されるところもあります。
樹木の伐採を業者に依頼しようとしても、多くの業者があるのでどこを選べばいいのか迷ってしまいますね。
そこで、樹木伐採業者を選ぶ際の見極めポイントを費用以外の面で4つご紹介します。
インターネットで樹木伐採業者を選ぶ場合は、掲載されている作業実績について確認しましょう。
どのような伐採を行ってきたのか具体的な例が掲載されていれば、ご自身が依頼する樹木の伐採も安心してお任せできるか判断できます。作業実績の箇所に樹木の伐採費用が掲載されているケースもありますので、そこも合わせて確認しておきます。
また、業者によっては「利用者の口コミ」も掲載されているところがありますので、参考にできます。
樹木伐採業者から提示された費用の見積書が、明確な作業内容とともに金額が記載されているかどうか確認します。
さらに、樹木伐採の作業後に別途費用を請求されることのないように、最終的な見積額を提示してくれる業者であれば安心です。
なお、明細書に不明な点がある場合は樹木伐採の依頼を決定する前に確認しておきましょう。
樹木伐採の業者が質問に答えてくれないようであれば契約は見送った方がいいでしょう。
電話やインターネットで問い合わせた際の、樹木伐採業者の対応をチェックしましょう。
こちらの質問や疑問に丁寧に答えてくれているか、受け答え方に問題がないかなどに注意してみます。
ぞんざいな対応をとる業者は、どんなに樹木の伐採費用が安くても依頼しない方がトラブルに巻き込まれない為にも重要です。
大手業者にするか地元密着業者にするかも迷うところです。
大手業者は資本基盤がしっかりしているので、最新の道具を利用したり、従業員も多いためスケジュールが組みやすかったりなどのメリットがあります。
一方で地元密着業者は、作業の融通がききやすい、費用交渉がしやすいといったメリットがあります。
どちらがいいかは決められない場合は、双方に見積もりを取って比較するのも一つの方法です。
全国に樹木の伐採を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して樹木の伐採を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
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樹木の伐採費用について、樹木の伐採費用の内訳や費用を安くする方法、業者の見極めポイントをお伝えしてきました。
樹木伐採にかかる費用は一定の相場がありますが、ご自身が依頼する樹木の場合にどのくらいかかるのかは、やはり見積もりを取るのが一番明確です。
安心して作業をお任せできる業者を選ぶには、実際に問い合わせて作業内容や費用を確認し、親切丁寧に受け答えをしてくれるところを選ぶことがベストです。
折角樹木の伐採をするのであれば、費用に納得した業者に依頼して、気持ち良い伐採をしてもらうようにしましょう。
庭木の伐採について更に詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
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