オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2020年01月27日 更新日:2023年05月06日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
伐採の料金費用相場は、処分費用も含めたら低木で8,000円/本程度です。伐採の料金費用相場は、伐採費・重機使用費・処分費が基本的な料金費用項目で、抜根費・整地費などがオプションで加算されます。
このページでは、少し複雑な伐採の料金費用相場や料金費用相場の計算方法、大木や山林の場合の料金費用相場などをわかりやすく解説していきます。伐採を行いたいと考えている方にはピッタリの内容となっていますので、ぜひ最後まで読み進めていってください。
樹木1本の伐採から処分までを行う際にかかる費用相場はどのくらいでしょうか。
伐採の料金費用相場を低木・中木・高木の3種類で表にまとめてみました。伐採の料金費用相場は低木であれば8,000円/本~、中木であれば30,000円/本~、高木であれば55,000円/本~となっています。
樹木の中には「大木」や「高木」とよばれるサイズの樹木があります。しかし、厳密に大木や高木の定義がある訳ではありません。ここでは、樹木の高さが5m以上あるものを大木や高木と言っています。このサイズになると、素人で伐採を行う事は難しくなるからです。
伐採費用の種類 | 低木 | 中木 | 高木(大木) |
---|---|---|---|
伐採費用 | 3,000~5,000円/本 | 15,000~20,000円/本 | 25,000~30,000円/本 |
処分費用 | 5,000円前後 | 15,000円前後 | 30,000円前後 |
重機費用 | 20,000~150,000円/日(使用する重機によって変動) | ||
その他費用 | 整地や抜根、交通整理が必要であればその分が加算される | ||
合計※重機費用は含まず | 8,000円~ | 30,000円~ | 55,000円~ |
伐採の料金費用相場は先ほどお伝えしたとおりですが、合計の伐採費用は、下記の計算式で計算できます。
依頼者が支払う費用=「伐採費用」+「処分費用」+「重機費用」+「その他費用(抜根や整地費用など)」
伐採の料金費用相場の計算方法は、伐採の費用内訳に分解すると分かりやすくなります。伐採の料金費用は大きく分けて、「伐採費」「重機使用費」「処分費」、伐採した樹木の抜根まで行う場合には「その他の費用」として「抜根費用」や「整地費用」などがかかります。
その他に、伐採の際に道路を塞ぐために交通整理が必要であれば「交通整理の費用(人件費や届け出費用)」がかかります。
では、それぞれの伐採の料金費用内訳について簡単にご紹介します。
伐採の料金費用内訳 | 費用内訳の内容 |
---|---|
伐採費用 | 伐採を行う際の費用のことです。人件費や出張費用などが含まれています。大掛かりな伐採になるほど人数が必要になる分、費用が高額になります |
処分費用 | 伐採した樹木を処分するための費用です。1本あたりいくらで計算されるので、処分する樹木が多いほど高額になります。また、抜根を行えば根っこの処分費用もかかる事になります |
重機使用費 | 伐採に必要なクレーンやユンボ、高所作業車といった重機を使用した際にかかる費用です |
抜根費 | その他の費用の一つで、抜根作業にかかる費用です。重機を使用するとその分費用がかかり、業者によっては処分費が別途かかるケースもあります |
整地費 | その他の費用の一つで、抜根した後の穴を埋めて土地を平らにする作業にかかる費用です |
交通整理の費用 | その他の費用の一つで、伐採や抜根を行う際に、道路を塞いでしまう場合には警察署への届け出が必要になります。届け出自体は無料ですが、届け出の代行費用や交通整理の人件費がかかります |
それでは、ここからはそれぞれの伐採費用の項目について、単価をご紹介していきたいと思います。それぞれの伐採費用項目がどれくらいになるのかを確認してみましょう。
伐採費用は、樹木1本から依頼することができ、費用は一般的に樹木の高さによって次のように異なります。
樹木の高さ | 伐採の料金費用相場 |
---|---|
低木(~3m) | 3,000円~5,000円 |
中木(3m~5m) | 15,000円~20,000円 |
高木(大木)(5m~) | 25,000円~30,000円 |
伐採費用はこのような相場となっていますが、伐採する本数が多いほど、また樹木が大きくなるほど作業に要する人数や時間が多くなるため、費用が高額になっていきます。
樹木の伐採に使用する主な重機としては、ユンボやクレーン、高所作業車があります。それぞれの重機を使用した場合の1日あたりの費用は次の通りです。
重機の種類 | 大きさ/高さ | 重機の料金費用相場 |
---|---|---|
ユンボ | 1.5t | 8,000円/1日 |
ユンボ | 3t | 12,000円/1日 |
ユンボ | 7t | 18,000円/1日 |
クレーン | 10t | 35,000円/1日 |
クレーン | 20t | 50,000円~100,000円/1日 |
高所作業車 | 10m | 30,000円/1日 |
高所作業車 | 17m | 45,000円~/1日 |
高所作業車 | 21m | 50,000円~/1日 |
重機使用費用は1日ごとに料金が加算されていくので、作業日数が数日にわたる場合はその日数分の費用が必要になります。
なお、重機を使えるのは国家資格を有している人に限られ、誰でもできるわけではないので依頼する費用が割高になります。
伐採した樹木をそのまま放置しておくと、シロアリなどの害虫の格好のすみかとなり周辺の建物に被害を及ぼしかねません。そのため、伐採後は業者に回収までを依頼することが多いです。
処分費用には、ただ単に処分するだけの費用だけでなく、伐採した樹木を運び出しやすいように小さく切断する作業も含まれます。伐採した木々の処分の料金費用相場は次の通りです。
樹木の種類 | 処分の料金費用相場 |
---|---|
低木(~3m) | 5,000円前後 |
中木(3m~5m) | 15,000円前後 |
高木(大木)(5m~) | 30,000円前後 |
伐採後の処分費用も、樹木1本あたりを処分した費用になりますので、複数本ある場合はその分の費用が必要になります。
また、回収作業に重機が必要になれば、重機使用費用も加算されます。
樹木の伐採後に、抜根まで依頼するケースがあります。抜根を依頼すると、抜根費用や回収費用、整地費用といったものを伐採費用とは別に支払わなければなりません。
抜根は小さな根であれば人力で引き抜くこともできますが、通常は重機を利用することになります。また、抜根した樹木はそのまま放置してしまうのは危険なので、回収してもらわなくてはなりません。
では、抜根の料金費用相場はどのくらいなのか確認していきましょう。
抜根費用は、根の幹周りや直径によって費用が設定されていることが多く、費用の相場は次のようになっています。
幹周り | 抜根の料金費用相場 |
---|---|
30㎝未満 | 5,000円~10,000円 |
30㎝以上50㎝未満 | 15,000円~25,000円 |
50㎝以上80㎝未満 | 25,000円~35,000円 |
80㎝以上 | 35,000円~50,000円 |
なお、クレーンやユンボといった重機を利用する場合は、別途費用を支払う必要があります。
抜根した庭木の処分を依頼する場合は、抜根費用と同様に幹周りなどによって費用が設定されています。
幹周り | 抜根後の処分の料金費用相場 |
---|---|
~30㎝ | 3,000円~5,000円 |
31㎝~50㎝ | 5,000円~8,000円 |
51㎝~80㎝ | 8,000円~15,000円 |
81㎝~ | 10,000円~30,000円 |
伐採と抜根を行った後に整地をして欲しい場合には、1平方メートルあたり300円~900円が整地の料金費用相場になります。
ただし、整地の程度や重機が使用できるかなどで整地費用は変動してきます。
面積 | 費用相場 |
---|---|
1平米(m2) | 300円~900円 |
100平米(m2) | 30,000円~90,000円 |
200平米(m2) | 60,000円~180,000円 |
300平米(m2) | 90,000円~270,000円 |
400平米(m2) | 120,000円~360,000円 |
500平米(m2) | 150,000円~450,000円 |
伐採の料金費用相場は、いくつかの要因によって変動します。特に大きく変動する要因としては下記の3つです。
ここではそれぞれの要因について、どのように伐採の料金費用相場に影響するのかを見ていきましょう。
伐採の料金費用相場を大きく変動させる要因の1つ目は、樹木の種類や高さです。伐採する樹木の種類によっては作業が困難なものもあるため、職人の数が必要になるほど伐採費用は高額になっていきます。
また、樹木の高さが高くなるほど伐採作業は危険度が上がるため、費用が割増になることがあります。もちろん、高い樹木の伐採には重機も必要になりますので、別途重機費用がかかります。
伐採の料金費用相場を大きく変動させる要因の2つ目は、作業の難易度です。伐採する樹木が広大な敷地にぽつんとあるといったように、作業がしやすいケースでは伐採費用は高額になりません。
しかし、樹木が建物のすぐ横にあったり、電線に入り組んでいたりするケースでは作業がしづらくなるため、伐採費用がその分だけ加算されることがあります。
伐採の料金費用相場を大きく変動させる要因の3つ目は、整地の必要性の有無です。
木を伐採した後に建物を建てるなど土地の整地までを希望する場合は、抜根しさらにその後、土地を平らにならすために整地までを行う必要があります。抜根・整地する場合はその分の人件費、重機使用費用、処分費用がかかりますので、伐採費用が高額になります。
一方で、整地の必要性が無く、整地の工程を省いてしまえばその分の費用はかかりません。整地にも状況によって費用が高額になるため、依頼者が支払う合計の費用は整地作業の有無によって大きく変動することになるのです。
具体的に樹木の種類では伐採費用にどのくらいの変動があるのか、表にしてまとめてみました。自身が伐採したい樹木の種類が分かる方は参考にしましょう。
木の種類 | 木の高さと伐採費用の相場 | ||
---|---|---|---|
ゴールドクレスト | 5m:8,000円〜15,000円 | 10m未満:40,000円〜80,000円 | 10m以上:80,000円〜150,000円 |
松 | 3m未満:2,000円〜8,000円 | 3~5m未満:9,000円〜18,000円 | 5〜7m未満:20,000円〜30,000円 |
ヒノキ | 3m未満:2,000円〜9,000円 | 3~5m未満:9,000円〜20,000円 | 5〜7m未満:20,000円〜40,000円 |
杉 | 3m未満:3,000円〜9,000円 | 3~5m未満:10,000円〜20,000円 | 5〜7m未満:22,000円〜35,000円 |
樫 | 3m未満:2,000円〜9,000円 | 3~5m未満:9,500円〜19,000円 | 5〜7m未満:25,000円〜40,000円 |
ヒバ | 3m未満:7,000円 | 3~5m未満:18,000円 | 5m以上:20,000円 |
椿 | 5〜7m未満:23,000円〜50,000円 | 7m以上:50,000円〜 | - |
いちじく | 3m未満:3,000円〜8,000円 | 3~5m未満:12,000円〜18,000円 | - |
桐 | 1m未満:3,000円 | 3m未満:10,000円 | 3〜5m未満:20,000円 |
もくれん | 3m未満:2,000円〜5,000円 | 3~5m未満:8,000円〜18,000円 | 5〜7m未満:12,000円〜30,000円 |
銀杏 | 1m未満:2,000円〜5,000円 | 1m以上:5,000円〜 | - |
もみじ | 3m未満:1,000円〜5,000円 | 3~5m未満:5,000円〜20,000円 | 5m以上:20,000円〜 |
山林や雑木林の平米(m2)当たりの伐採費用相場も紹介しておきましょう。伐採は樹木1本ごとに行うだけではなく、所有している土地などの区画ごとに伐採を行う事もあるからです。山林や雑木林には、樹木が密集しているため伐採作業は平米ごとの費用で行う事もあります。以下の表は、伐採から整地まで行った場合の合計の費用になります。
面積(平米) | 費用相場 |
---|---|
1平米(m2) | 6,000円~ |
50平米(m2) | 300,000円~500,000円 |
100平米(m2) | 600,000円~1,000,000円 |
200平米(m2) | 1,200,000円~2,000,000円 |
300平米(m2) | 1,800,000円~3,000,000円 |
400平米(m2) | 2,400,000円~4,000,000円 |
500平米(m2) | 3,000,000円~5,000,000円 |
伐採の作業には特殊伐採と呼ばれる難度の高い作業を行う事もあります。これまでに紹介してきたように高所の作業を行う場合は伐採費用が高額になっています。ここからは、通常の伐採作業では出来ないような難易度の高い特殊伐採について説明していきましょう。
伐採業者に依頼した場合は、下見をしてもらって難易度の高い作業なのかどうかを見てもらわなければいけません。もしも、作業が困難で特殊伐採作業になった場合の費用相場を紹介していきます。また、特殊伐採になるのはどのような場合になるのかを解説していきます。
特殊伐採の費用相場は、以下の計算式で費用を計算することが出来ます。
依頼者の支払い費用=木の高さ+重機費用+届け出費用+ゴミの処分費用
ただし、一概に特殊伐採の費用を紹介することは出来ません。こちらの費用相場を参考にして、必ず業者の方に下見をしてもらい、見積もりを出してもらうようにしましょう。
木の高さ | 費用相場 |
---|---|
1m~3m | 35,000円~145,000円 |
3m~6m | 45,000円~165,000円 |
6m~9m | 55,000円~235,000円 |
9m以上 | 75,000円~300,000円 |
特殊伐採は、樹木を倒すことなく伐採することであり、難易度の高い作業の事を言います。特に、高木や大木を伐採する際に倒してしまうと、家を傷つけてしまう事もありますし、道路などのインフラを阻害してしまいます。
また、作業員一人が入っていけないような狭い空間には特殊な機材を使用したり、特別な技術を必要とします。具体的には以下の様な場所は特殊伐採が必要となる場所になります。
特殊伐採はその名の通り、特殊な作業であり技術を必要とするため一般的な伐採作業よりも費用が高額になってしまっているのです。
伐採は森林組合でも行ってくれます。ここでは、民間の伐採業者ではなく、森林組合の伐採費用相場をも紹介しておきましょう。基本的には民間の業者と費用は変わりません。
しかし、伐採する面積が500平米以上などの大規模になる場合は、費用の交渉が出来るようです。以下の費用相場は伐採から整地まで行った場合に依頼者が支払う合計の費用相場になります。
面積(平米) | 費用相場 |
---|---|
1平米(m2) | 5,000円~6,000円 |
50平米(m2) | 250,000円~550,000円 |
100平米(m2) | 550,000円~1,100,000円 |
200平米(m2) | 1,100,000円~2,100,000円 |
300平米(m2) | 1,700,000円~3,200,000円 |
400平米(m2) | 2,200,000円~4,200,000円 |
500平米(m2) | 2,900,000円~5,500,000円 |
※実際の費用を知りたい場合は、近くの森林組合に連絡をして直接聞く必要があります。
伐採の料金費用を安くする方法は、下記の3つがあります。
それぞれの伐採料金費用を安くする方法を見ていきましょう。
伐採の料金費用を安くする方法の1つ目は、自分で伐採した木々の処分をすることです。
伐採した木の本数や量が少ない場合には、自分の家で燃えるゴミとして木を処分することができます。自分たちで伐採後の木を処分すれば、その分だけ処分費用を抑えることができます。
自治体によっては、樹木は「木々の処分日」というものがあったりしますので、自分の住んでいる自治体のホームページなどで確認することを忘れないでください。
伐採の料金費用を安くする方法の2つ目は、伐採業者の選定をしっかりと行うことです。
伐採業者の中には悪徳業者が存在しており、伐採当日に「想定していたよりも作業が大変だったので、追加料金になります」といって事前に知らされていた料金費用よりも高く請求されてしまいます。
そのような伐採業者とのトラブルを回避するためには、下記のような選定基準を持っておくと良いでしょう。伐採業者にお見積りやお問い合わせをした際にチェック項目を確認し、一番安心して依頼できると感じた伐採業者に依頼するようにしましょう。
伐採の料金費用を安くする方法の3つ目は、木を買取してもらうことです。
伐採した樹木には処分費用が必要ですが、実は樹木の種類によっては買い取ってもらえる可能性があるのです。買取り対象となる樹木は業者により異なりますが、ケヤキ、クスノキ、クヌギ、松、いちょう、ヒノキなどが挙げられます。
ただし、腐食している、薬品が塗布されているといった樹木は買取り不可となることがありますので注意しましょう。伐採した業者に買い取ってもえれば請求額から相殺してもらうことができるので、伐採の料金費用を抑える効果が期待できます。
自身が伐採する樹木の種類を把握しておけば、費用を相殺できるので、きちんと樹木の種類を確認しておきましょう。
伐採の料金費用を節約するために、できるのであれば「自分で伐採をしよう!」と思う方もいるかもしれません。しかし、樹木の伐採はあまり経験したことがないとご自身でできるのかどうか疑問ですが、「高さ3m以内、直径20㎝以下」程度の樹木であれば、素人でも無理なく伐採することができます。
ただし、伐採に必要な道具であるノコギリ・チェーンソー、ロープ、シャベル、ゴミ袋といった道具が必要になるため、最低限の伐採費用はかかります。
自身で伐採した場合、伐採した後の樹木を処分する方法も考えなくてはなりません。自治体によっては、可燃ごみとして樹木を回収してもらえる場合もありますが、すべての自治体で可能というわけではありませんので、事前に確認しておくことをおすすめします。
可燃ごみとして回収してもらう場合は、ゴミ袋に入るように樹木を切断し、通常の家庭ごみを出すときのように集積所に出します。もしすぐに樹木を処分したいという場合は、クリーンセンターに自身で持ち込むという方法もあります。
なお、可燃ごみとして回収してもらえない自治体の場合は、有料になりますが不用品回収業者に処分を依頼するといった方法があります。
伐採の料金費用は見積もりを必ずとって、しっかりとした見積り書を作成してもらうようにしましょう。
そして、伐採の料金費用の見積もりを取ったあとは、料金や費用だけで決めないように注意しましょう。伐採を業者に依頼するのであれば、できれば伐採費用が安いところに依頼したい気持ちもあり、「業者選びは伐採の費用次第」と思ってしまいがちです。
しかし、伐採の料金や費用の安いところはそれなりに理由があるところがあるのです。たとえば、伐採料金や費用の見積もりは安く出しておいて作業終了後に追加料金を加算してくる業者がいます。伐採の見積もりが安いから依頼したにもかかわらず、結果的に他の業者よりも高額な伐採費用を支払ってしまうというケースが後を絶ちません。
伐採の見積もりを出してもらったら、「作業内容に見合った内訳になっている」、また「最終的な金額を提示しているのか」をしっかりと業者に確認する必要があります。
業者から提示された伐採費用の見積額が適切であるかどうかを見極めるには次の3つのポイントを中心に確認するといいでしょう。
伐採見積書のチェック事項のそれぞれについて詳しく紹介していきます。
事前に樹木のサイズを計っておくと、伐採見積書の費用内容をチェックすることが可能になります。
これまでも説明してきたように、樹木の伐採の料金費用は樹木の高さによって料金費用相場が変動します。自身で樹木の高さを測ることは難しいですが、樹木の直径を測るとある程度の高さを知ることができます。
高さが分かれば、費用の相場からおおよその伐採費用が導き出せます。
まずは、自身で樹木のサイズを計っておいて伐採見積書の費用を費用相場を照らし合せてみましょう。
自身が伐採作業をしてもらいたい場所では、重機を使用する必要があるのか確認しましょう。
樹木の伐採に重機を使用するとその分費用がかさみますが、伐採する本数によっては手作業で行うよりも伐採の料金費用が安くなる可能性があります。また逆に、本数が少ないのに重機を使用すると伐採費用が高くなることも考えられます。
したがって、伐採費用の見積もりを依頼する時は「重機使用ありとなし」の場合に分けて作成してもらうといいでしょう。
伐採する本数をあらかじめ決めておけば、無駄な費用の出費は無くなります。
採する樹木の本数が増えるほど伐採の料金費用が高くなりますが、たとえば伐採の理由が「風通しをよくするため」などであればすべての樹木を伐採する必要はないかもしれません。
自身の希望本数を業者に相談し、伐採する樹木の本数を減らすのも一つの方法です。以上が伐採見積書の費用金額が適正なものかを判断する目安となるものですが、やはり一番大切なのは伐採見積書の内訳や費用面で分からないことや不明な点がある場合、伐採業者に確認し納得の上依頼するということです。
伐採の料金費用相場は、処分費用も含めたら低木で8,000円/本程度です。面積別の山林や雑木林の伐採費用相場は、100平米(m2)で600,000円~1,000,000円になります。
この記事では伐採の料金費用相場に関して、料金費用相場の決まり方や単価、料金費用相場を抑える方法などをご紹介していきました。伐採は自分でも行うこともできますが、伐採業者に依頼して行ってもらう方も多いかと思います。伐採の料金費用相場を知らないと、伐採業者の言い値で依頼することになって、料金費用相場よりも高い費用を請求される可能性もあります。
適正な料金費用相場で伐採を行ってもらえるようにするためには、「事前に樹木のサイズを測っておく」、「重機を使用する必要性を確認する」、「伐採する本数を決める」などをしておくことが大事です
記事を読んで、伐採についてもっと知りたいと感じた方は、下記の記事も参考にしてみてください。
伐採・抜根のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは伐採・抜根について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に伐採・抜根に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。