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投稿日:2017年03月29日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
終活ノートの書き方を知っている方は少ないのではないでしょうか?終活ノートという言葉は知っていても、具体的な書く内容までは分からないことが多いようです。
このページでは、終活ノートの書き方について、終活ノートの様式や終活ノートの項目から解説していきます。終活ノートの書き方を知りたい方は、ぜひ最後まで読み進めていってください。
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終活ノートの書き方の「終活ノートの様式」について解説していきたいと思います。
終活ノートがどのようなもので、どこで手に入るのかなどを学んでいきましょう。
書店や文房具店へ行くと、色々な種類の終活ノートが販売されています。
終活ノートとは、そもそも家族や親せきに伝えたいことを書き込むノートの事であり、実は様式に決まりはありません。
したがって、好きなことを記入して良いのです。ただ、終活ノートの書き方が分からない人のために、終活ノートが販売されていると考えてもらって結構だと思います。
終活ノートは遺言とは違い法的拘束力はありません。
あくまで、家族や親しい人間に自分の希望を伝える手段の一つですから、どのように書いても良いのです。
ただ、遺族があなたの残した数々のノートの中身を一つ一つ確認するかといえば、そうではないでしょうから、背表紙や表紙に「終活ノート」と記載しておくと、見忘れを防止できるでしょう。
しかし、いくら好きに書いて良いとしても、見た人が内容を理解できなければ意味がありません。したがって、終活ノートの書く場合には、記載する項目を決め、それぞれ項目を作って作成することをお勧めします。
終活ノート、別名エンディングノートはどこで手に入れることが出来るのでしょうか?
終活ノートは有料と無料のものがあり、有料で有名なのはコクヨが出している『もしもの時に役立つノート』という終活ノートです。
無料の終活ノートが有料に劣るか?というとそんな事もありません。無料の終活ノートは自治体や終活の非営利組織が配布しているケースが多いです。「無料 終活ノート」と検索すると終活ノートと共に、その終活ノートの書き方も記載されています。ぜひ調べてみましょう
終活ノートを書き直すことはあっても、終活ノート自体を変えることはあまりないと思いますので、比較して検討してみましょう。
終活ノートの書き方では、どの程度まで、何を書いていけばよいのでしょうか?
市販の終活ノートには様々な項目が記載されており、これに沿った内容を書くだけでも良いのですが、「終活」に意味を絞った場合、あまり必要ではない項目もあります。
例えば、自分の生立ちや友人、知人については自伝を作成するのであれば必要となってきますが、終活としてはあまり必要ではない場合も多いと思います。
それでは、最低限どのような項目を記載すれば良いのでしょうか。
せっかく終活を行うのですから、今後家族があなたの事で迷わないような内容を記載したいものです。まずは、記載することを強くお勧めする項目についてお伝えします。
終活ノートの書き方の1つ目は資産状況です。資産状況については必ず記載されることをお勧めいたします。
家族に伝えたいことという趣旨から少し外れるかもしれませんが、個人の資産状況について、他の人はなかなか分かりません。
資産状況は常に変動するものではありますが、早い段階からまとめられることをお勧めします。
それぞれの資産状況を把握し、銀行であればその銀行印の場所、そのほか生命保険の加入状況や土地の権利書についての説明を付け加えましょう。
相続開始時に故人の資産を把握しまとめるのには骨が折れます。専門家に相続財産の調査を依頼する場合もありますが、費用もかかりますし、時間もかかります。
仮に借金があった場合には把握が遅くなると利息にも影響しますから、すべて包み隠さず終活ノートに記載してください。
終活ノートを見た人は、記載された内容ですべてだと思いますから、漏れや隠し事があっては全ての資産状況を把握することができず、不要なトラブルを巻き起こす恐れがあります。
折角トラブルを予防するために作成した終活ノートにもかかわらず、内容に不備があるおかげでトラブルに発展しては本末転倒です。
終活ノートを作成する以上、必ず漏れなく正確に記載してください。ノートの書き方以上に、内容にこだわった作成を心がけましょう。
終活ノートの書き方の2つ目は、自分の介護に関してです。今後介護が必要な状態に立った場合、どのような介護を希望するのか記載しておいた方が良いでしょう。
昨今介護の方針を巡って親族間でトラブルとなる案件が見受けられます。もしもの際や、痴ほうが進んでしまった際に、自らがどのような介護を受け、どこまでの医療を受けたいのか事前によく考え家族に伝えておくことで、親族間のトラブルや心労を軽減できるのではないでしょうか。
介護と一口に行っても種類は様々あり、例えば訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、デイサービス、デイケア、ショートステイ、老人ホームなど様々な方法があります。
絶対に老人ホームには入りたくないと考えている人もいるでしょうし、その逆の方もいらっしゃることでしょう。
それぞれ長所・短所があります。色々な種類があり素人が適切な選択をするのはとても難しいです。ですから、どのような介護を選択すればよいのか、まずは専門家に聞いてみましょう。
公的な相談窓口として、各区市町村には「地域包括支援センター」という機関が設置されています。
ここには保健師、主任ケアマネージャー、社会福祉士が置かれており、それぞれの専門家が相互に連携しながら業務にあたっているため、総合的な相談をすることができます。自分に必要な介護はどれなのか、まずは地域包括支援センターを訪ねてみましょう。
終活ノートの書き方の3つ目は、自分の葬儀の方法についてです。葬儀の方法を記載することで、家族を亡くし悲しみに暮れる中、葬儀の準備をしなければならない遺族を助けることができます。
葬儀の準備は非常に大変です。泣いている暇などなく、葬儀の方法以外にも、様々なやることがあります。
葬儀の方法って葬儀会社がすべて手配してくれるんじゃないの?と思った方もいらっしゃると思いますが、手配するにも宗派が分からなければ進められません(宗派を無視することも可能ですが)。
無宗教者が多いと言われる日本ですが、意外と家族ごとに葬儀の際の宗教(宗派)が決められていることが多いです。
なかなか自分の家族の宗派を把握している方は少ないのが現状だと思いますので、終活ノートに記載しておくと遺族が困らないでしょう。
終活ノートの書き方で必ず押さえおきたい項目は先ほどの3つでしたが、他にも書いておくと家族にとって便利な項目もご紹介します。
意外と親のこれまでの人生について知らないことも多いのではないでしょうか。
特に、単身赴任期間が長いご家族ですと、その赴任期間に起こったことは伝わっていないことも多いでしょう。自分のこれまでの人生を遺族に伝える、そんな終活ノートも良いと思います。
現代において家系図がある家庭は少ないのではないでしょうか。自分のルーツについて再発見いたしませんか?家族に残す大きな財産にもなると思います。
しかし、いざ家系図を作成しようとすると、膨大な作業が必要となります。なぜなら、高祖父母だけで16人もいますから、それぞれの祖先について自分で調査しようとすると、とても時間がかかってしまいます。
人によっては家系図の作成に時間をとられ、終活ノートの作成が嫌になってしまうかもしれません。ですから、お金はかかりますが、家系図作成を専門家(行政書士など)に頼むことをお勧めいたします。
家族について伝えたいことを文字として記載することも良いかもしれません。
いつもは照れくさくて言えないようなことでも、文章でならいかがでしょうか。あなたの心のこもった一言一言が記載された終活ノートは、きっと家族の宝物になるでしょう。
ネガティブなイメージもある終活ノートですが、書く内容を変えるだけで、意外にポジティブなものになりませんか?
終活ノートの書き方をお伝えしてきましたが、終活ノートに書くべき内容は理解できましたでしょうか?
終活を始めると、それは必ず何か見える形で残す必要があります。それが終活ノートです。初めにある程度項目を決め、その項目に沿った活動を行うと、スムーズな終活が行えます。
上記はその項目の一例ですが、是非記載していただきたい内容となっておりますので、参考にしてみてください。
記事を読んで終活やエンディングノートに関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事をチェックしてみましょう。
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