植木の手入れ方法や時期をご紹介
投稿日:2020年03月20日 更新日:2023年04月07日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
植木の手入れは、ご家庭に植木が増えている現代では非常に重要な作業です。
しかし、植木の手入れをせずにそのままにしていると、植木に新しい芽が出てきてしまい、見た目が悪くなってしまうだけではなく、害虫がついてしまったり、木が痛んだりしてしまうことがあります。
そこで今回は、自分で植木の手入れや剪定する方法、業者に植木の手入れや剪定を依頼する場合に必要な費用などについてご紹介します。
オコマリは、植木の手入れを始め庭の手入れ、木の伐採・抜根、剪定、遺品整理、ゴミ屋敷清掃といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。植木の手入れに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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植木の手入れや植木の剪定をまったく行わずに放置してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、木の内部に細かい枝が枯れている状態になり、日光が当たりにくくなっていたり、害虫がついてしまっていたりすることがあります。
植木の手入れの時期や植木の手入れの方法は、手入れをしたい植木の種類によって異なりますが、植木を元気な状態で保つために定期的に植木の手入れや剪定を行うようにしましょう。
また、剪定をする際は、ケガをしないためにも長袖長ズボンの着用、サンダルやスリッパでなく靴を履いて行ってください。
ちなみに、植木だけではなく、垣根の剪定の方法も学びたい!という方は、下記の記事が詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
植木の手入れをまったく行わずにいると、植木の内部に細かい枝が張り、日光が当たらずにそのまま枯れてしまっていることや、植木全体に日光が当たりにくくなってしまい、植木が弱ってしまうことがあります。
植木の内部までしっかり日光が届くように、定期的に枝の間引きを行うなどの剪定作業を行い、植木の手入れを行いましょう。
この作業を「透かし剪定」と言い、間引く度合いによって「大透かし」や「小透かし」と言われます。
植木に新芽が出てくる季節になると、いろんな場所から新芽だけが大きく成長して見た目が悪くなることがあります。
伸びすぎてしまった枝はバランスが良くなるように形を整えながら剪定を行います。
枝が成長している最中は形が整えにくいので、剪定作業は新芽が出る前の時期かまたは、新芽の成長が落ち着いた時期に剪定を行うと良いでしょう。
遠くから見ているときは気が付かないこともあるのですが、近くで植木を見ると木に害虫がびっしりついてしまっていたり、害虫が卵を産み付けていたりすることがあります。
そのまま放置してしまうと周りの植木にも害虫がついてしまう可能性がありますので、定期的に害虫が付いていないかを確認し、害虫を発見したらすぐに駆除を行いましょう。
自分では害虫の駆除ができないと思われる人は、こちらの記事をご覧ください。
植木の手入れを怠り、土の養分が足りなくなってしまうと、植木の色が悪くなる、花があまりつかない、実があまりならないといった状態になってしまうことがあります。
植木の手入れをせずにいたため肥料不足の状態になってしまったときは、植木の種類に応じて必要な肥料の追肥を行います。
追肥するときは、肥料が直接植木の根に触れてしまうと植木が痛んでしまうので注意しましょう。
最後に、剪定作業ででた葉や枝などのゴミを処分しましょう。
基本的には、「燃えるゴミ」として処分することが可能ですが、自治体によって処分方法は変わりますので、各自治体の処分方法に合わせてごみを捨ててください。
葉や枝を処分せずに、庭に放置する方がいらっしゃいますが、それはやめておきましょう。
放置することで害虫の巣になったり、腐敗することで異臭を放つ可能性があります。
近隣の方に迷惑をかけることにもなりますので、注意してください。
植木の成長を妨げたり、景観をそこねてしまうため剪定すべき枝を「忌み枝(いみえだ)」と言います。
忌み枝は基本的に枝の根元から剪定して問題ありませんが、太く重さのある枝を切る際は、枝の真ん中と根元の2回に分けて剪定するようにしましょう。
いきなり根本を切ろうとすると、枝が自重によって折れてしまうことがあり、その際に、幹まで亀裂が入ってしまう可能性があるためです。
また、剪定バサミはサビついていない切れ味の良いハサミを使用することをおすすめします。
植木の種類 | 手入れの時期 |
---|---|
全て | 夏 |
全て | 冬 |
常緑樹・針葉樹 | 3~5月頃 軽めの剪定は10~11月頃 |
落葉樹 | 12~3月頃 |
植木の手入れは、手入れをしたい樹木によって最適な手入れの方法や植木の手入れの適した時期、植木の剪定方法が異なります。
植木の手入れには、上記でご紹介したように剪定作業だけではなく、枝の間引き、害虫駆除、追肥などが必要です。
植木の剪定を行う場合は、剪定したい樹木に合った時期に剪定作業を行うようにしましょう。
ここからは、植木の手入れの時期とその理由を解説していきます。
夏剪定は、伸びすぎてしまった枝を切る、日当たりの改善をするために枝の間引きをするなどの植木の手入れや剪定を行います。
新芽が伸びる樹木の植木の手入れをする場合は、新芽が伸びる前の時期に剪定を行うか、または芽の成長が落ち着いてから剪定作業を行うようにしましょう。
枝が大きく張り出す木の場合は、夏剪定をして余分は枝を払っておくと台風による枝の落下を防ぐ効果もあります。
一般的に夏は木の成長が活発な時期なので、あまり剪定をしすぎてしまうと逆に樹木を痛めてしまうことがあります。
夏剪定で植木の手入れを行う場合は、伸びた枝を整えたり、余分な枝の間引きをしたりする程度にして、大きく刈り込んでしまわないように注意しましょう。
冬剪定は、樹木の休眠期に春の成長に備えて樹木の形を整える目的で剪定を行います。
夏剪定は伸びすぎた枝を整え、余分な枝を間引き、日当たりを良くすることを軽めに植木の手入れを行いますが、冬は樹木の成長が緩やかになっている時期なので、夏よりもしっかり剪定を行い、植木の手入れを行います。
落葉樹や耐寒性のある常緑樹の植木の手入れは冬剪定が基本ですが、地域によっては寒さが厳しい時期に植木の手入れや剪定作業を行ってしまうと、切り口から植木が枯れてしまう可能性があります。
寒い地域にお住まいの方が植木の手入れや剪定を行う場合は、寒中の寒さが厳しい時期の植木の手入れや剪定作業は避け、少し気温が上がってくる季節になってから植木の手入れをすることをおすすめします。
常緑樹や針葉樹の本格的な剪定や植木の手入れを行う場合の適切な時期は、3~5月頃です。
枯れ葉を落としたり、軽く形を整えたりするために剪定を行う場合は、本格的な冬を迎える前の10~11月頃に植木の手入れを行うと良いでしょう。
落葉樹の本格的な剪定や植木の手入れを行う場合の適切な時期は、葉が完全に落ちたあとの12~3月頃です。
ただし、冬剪定の項目でご紹介したように寒い地域にお住まいの場合は、剪定によって切り口から植木が枯れてしまう可能性がありますので、植木の手入れのために剪定を行う場合はあまり寒い時期は避けたほうが良いでしょう。
剪定後の切り口をそのまま放置することで以下のようなデメリットが発生します。
せっかくきれいに剪定したのに、枯れてしまっては元も子もありません。
そこで剪定後の切り口には「癒合剤」を塗布しましょう。
癒合剤とは切り口を保護する薬剤のことで、ホームセンターなどで簡単に購入することができます。
また、使い方も簡単で、刷毛で切り口に塗り込むだけなので初心者の方も安心して使えます。
ただし、癒合剤には様々な色があるため、オレンジ色の癒合剤などを購入してしまうと切り口が非常に目立ってしまうので、ご注意ください。
「植木のお手入れが済み、ゴミの処分も行ったので、問題はないだろう」と思われている方はいませんか?
剪定後は、水やりと肥料を与え、新芽の成長を促す必要がありますので、土が乾いていたら水をかけてあげましょう。
また、肥料を与えることで植木の成長も促進されるでしょう。
しかし、水も肥料も与えすぎには注意してください。
肥料はパッケージにある使用量を参考に、水は回数を減らし、1度にたくさんあげることがポイントです。
水を複数回に分けてたくさんあげると、根が腐ってしまいますので、やめておきましょう。
植木の手入れで必要な道具は剪定バサミと軍手になります。
しかし、剪定バサミでは切れる枝の太さが決まっていますので、事前に枝の太さを確認しつつ、剪定バサミで切れない際には、ノコギリを用意しておくと良いでしょう。
また、高さのある植木を手入れする際は、脚立も用意しておいた方が作業がしやすくなります。
ノコギリと脚立については、ご自身の植木の大きさを確認し、必要な場合は用意しておく事をおすすめします。
また、植木の手入れだけではなく生垣の手入れ方法も知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
毛虫やアブラムシなどの害虫がいた場合は、殺虫剤の使用や割りばしなどでつかむことができるので、対処に困ることはないでしょう。
しかし、植木にハチが巣を作っていた場合、どうすれば良いのか困る人も多いと思いますので、対処方法を2つご紹介していきます。
1つ目の対処方法は、殺虫剤を使用することです。
この際の注意点として、夜間に行うことと防護服を着用することをおすすめします。
ハチは夜間になると活動が鈍くなり、日中、巣の外にいたハチも巣に戻っているため、まとめて退治することができます。
逆に日中、ハチの巣を刺激してしまうと、刺される可能性が高くなるので十分注意してください。
2つ目の対処法は、冬が来るのを待つことです。
冬になると、ハチは冬眠したり、巣からいなくなるため、ほかの季節に比べ比較的安全に巣を撤去することができます。
しかし、ミツバチの巣を冬に刺激することは危険とされているため、万が一を考えて防護服の着用を忘れないようにしましょう。
植木の手入れや剪定は、手入れをしたい樹木によって適切な剪定時期が異なるため、適切な時期の見極めが難しく、松などの剪定を行う場合は、自己流の剪定で形をきれいに整えるのは想像以上に大変です。
ですが、植木の手入れや剪定を業者に依頼すれば、樹木に合わせた最適な時期に植木の手入れをしてもらうことができますし、植木も形よく剪定してもらうことができます。
そこで、気になるのは植木の手入れや剪定を依頼したときの相場ではないでしょうか。
依頼する植木の種類や大きさや地域によって相場の金額は変わりますが、植木の手入れに必要な一般的な費用の相場や、剪定費用の相場について具体的にご紹介します。
植木の手入れや植木の剪定を業者に依頼する場合、職人さん1人あたりの日当として請求する場合と、剪定する樹木の大きさや本数で料金が決められている場合があります。
計算方法によって、植木の手入れに必要な金額が大きく異なることがありますので注意しましょう。
職人さんの1人あたりの日当として請求する場合は、地域によっても異なりますが1日あたり15,000円~30,000円、作業料として時間単位で請求する場合は、1時間あたり2,000円~3,000円というのが相場と言われています。
ただし、植木の大きさや木の生えている位置によって、植木の手入れや剪定の難易度が変わるため、難易度の高い植木の手入れや剪定を行う場合は相場よりも高くなることもあります。
植木の手入れや剪定費用が樹木の大きさや本数で計算される場合の相場は、以下の通りです。
樹木の高さ | 植木の手入れや剪定に必要な費用の相場 |
3m未満 | 3,000円/本 |
3~5m未満 | 6,000~7,000円/本 |
5~7m未満 | 15,000~17,000円/本 |
7m以上 | 要見積もり |
樹木の大きさで植木の手入れや剪定費用が計算されている場合も、難易度によって相場の金額よりも高くなることがあります。
請求金額に不明な点がある場合は、植木の手入れや剪定を行う前に事前に確認しておきましょう。
通常の場合、植木の手入れや剪定を業者に依頼すると、植木の手入れや剪定費用の他にごみの処分費用がかかることが多いです。
45ℓのごみ袋1つ程度であれば500円~1,000円程度ですが、軽トラック1台分ほどのごみの処分費用は、3,000~8,000円が相場です。
植木の手入れや剪定を業者に依頼する場合は、植木の手入れや剪定費用の中にごみの処分代も含まれているかを確認しておきましょう。
植木の手入れや剪定を業者に依頼する場合、庭や樹木の知識があり、料金体系が明確な業者に依頼することが大切です。
信頼できる植木の手入れ業者を選ぶための基準をご紹介しますので、植木の手入れ業者を選ぶときの参考にしてみてください。
植木の手入れ業者の中には、安い見積もり金額で仕事を請け負ったあとで、あとから高額な追加料金を請求する悪徳業者もいます。
安心して植木の手入れや植木の剪定作業を依頼するために、ご紹介のような内容を事前にチェックしてから依頼するようにしましょう。
この記事を書いているオコマリが実際に請け負った植木の手入れの事例を2つご紹介します。
また、作業後にお客様からいただいた口コミもご紹介しますので、併せてご覧くださいませ。
サービス | 金額 | 住居 | 本数 | 剪定 | 39,000円 | 一軒家 | 複数本 |
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現地でのお見積りの際に、こちらの要望をしっかりと聞いてくれていると感じられました。安心して垣根と庭の木々の手入れを依頼できました。この度はどうもありがとうございました。
サービス | 金額 | 住居 | 本数 | 剪定 | 55,000円 | 一軒家 | 複数本 |
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こちらの庭の手入れに対する要望を聞いてくれましたし、良かったと思っています。相談して良かったと思っています。どうもありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
この他にも、たくさんの作業実績、口コミをいただいております。
気になる方は、「剪定の作業実績一覧」、もしくは「剪定の口コミ一覧」をご覧くださいませ。
全国に植木の手入れを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して植木の手入れを行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
植木の手入れを自分で行う方法や植木の手入れや剪定を業者に依頼する場合の相場についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
植木の手入れや剪定に必要な費用は、植木の種類や庭の形状、地域によっても大きく異なります。
ご紹介した相場はあくまでも目安なので、植木の手入れや剪定を業者に依頼する前に必ず見積もりを取り、必要な費用を確認してから作業を依頼するようにしましょう。
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