草刈りの値段や業者の選び方をわかりやすく解説します
投稿日:2020年04月25日 更新日:2022年08月01日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
草刈りの値段は、面積(1坪あたり)の値段設定の場合には1,000円/坪程度、時間あたりの値段設定の場合には2,000円/時間程度です。
草刈りは、庭がある家なら必ずしなければならない作業です。雑草が伸び放題になっていると、害虫が発生したりアレルギーの原因になったりしますし、近隣の迷惑になることもあります。
また、防犯上も空き巣などに狙われやすくなりますので、草刈りはやっておかなればなりません。
今回はそんな方のために、業者に草刈りを依頼した場合の値段について、草刈りの値段の相場や草刈り業者の選び方をご紹介していきます。
オコマリは、草刈りを始め庭の手入れ、木の伐採・抜根、剪定、遺品整理、ゴミ屋敷清掃といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。草刈りに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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草刈りに適している時期は、年に3回あり、6~7月、9~10月、11~12月になります。
6~7月は、雑草が一番伸びる季節ですので、この時期に草刈りをすると雑草の伸びすぎを防ぐことができます。
9~10月は、雑草の成長速度が遅くなる時期ですので、この時期に草刈りをすることで雑草にダメージを与え、成長速度をさらに遅くさせます。
11~12月は、雑草の成長が止まる時期になるので、この時期に草刈りをすると冬から春にかけての景観をきれいに保つことができます。
1年に3回、草刈りをするのがベストですが、1年に1回だけ草刈りをしたい人もいるでしょう。
そんな人は、6~7月に草刈りをしましょう。
一番雑草が伸びる時期に草刈りをしておくことで、比較的景観を保つことができます。
草刈りの値段の決まり方は、面積・作業時間の2つの決め方があります。
草刈り業者によって、どの値段の決め方をしているのか違いますが、面積で草刈りの値段を決めている業者が多いのが現状です。
とはいっても今回はこの2つの値段の決まり方をご紹介したいと思います。
面積で草刈りの値段を設定している場合には、まず草刈りが必要な庭などの場所の広さを把握することから始めましょう。
面積によって草刈りの値段を決める場合には、1㎡あたりまたは、「〇〇平方メートルまで〇〇〇円」という設定をしています。
面積の単位は「坪」単位と「平方メートル」単位の2通りの設定方法がありますので、草刈りをしたい自分の庭の広さを把握しておきましょう。
面積の測り方は、「たて(〇m)×横(〇m)=〇〇平方メートル」と計算することができます。
全体の土地の面積から家の面積分を引いて、庭の面積を出すのも良いでしょう。
坪数を知りたい場合は、事前に計算して置いた面積×0.3025で求めることができます。
また、面積にプラスして草の伸び具合に応じて草刈りの値段が加算される場合もあります。
草刈りの値段を作業時間で決める場合は、「作業員1人あたり1時間〇〇円」という設定になります。
草刈りの庭の面積が数坪程度であれば、面積での値段よりもこちらの方が安くなります。
作業時間での草刈りの値段の設定は、シルバー人材センターなどで採用されていることが多い計算方法です。
上記の2つは基本的な草刈りの値段の決まり方でしたが、それに加えて追加料金が発生するケースがあります。
草刈りの基本的な値段以外に追加料金が必要になるのは下記のケースです。
1の草刈り機以外に手での除草というのは、大きな木や塀のそばなど草刈り機での作業が危険な場所で発生します。
追加値段で一番大きいのは、2の雑草の処分代金です。草刈りの値段に含まれていない場合には数千円の追加料金が必要になります。
草刈りを依頼したい場所が、ご自宅のお庭ではなく、田んぼや農地の場合もあると思います。
そんな時、草刈りの値段が高くなってしまうのではないかと心配になる人もいるかもしれませんが安心してください。
草刈りをしたい場所が、田んぼや農地の場合でも、草刈りの値段は変わりません。
次に詳しく説明しますが、面積の広さ、草の高さ、作業時間のどれかによって草刈りの値段は決まります。
ただし、田んぼや農地では、草を刈る面積が広いと思われますので、作業時間によって値段が決まる業者に依頼することはおすすめしません。
面積の広さや草の高さで、草刈りの値段を設定している草刈り業者を選びましょう。
さて、ここまで草刈りの値段の決まり方を見てきましたが、実際の値段の相場を見ていくようにしましょう。
草刈りの値段はには大きな幅がありますが、草刈りの作業を、手作業(草抜きやカマ、ハサミなどを使っての作業)か、草刈り機で一気に刈り取るかによっての手間の違いによるもので、手作業の方が値段は高くなります。
面積によって値段を決める場合
1坪(3.3m2)あたり | 1,000円程度 |
15坪(約50m2) | 8,000円程度 |
50坪(約165m2) | 15,000円程度 |
100坪(約330m2) | 20,000円程度 |
200坪(約660m2) | 40,000円程度 |
1000坪(約3300m2) | 170,000円程度※要相談 |
草の高さと面積によって値段を決める場合
雑草の高さが50㎝以下 | 1㎡あたり150円程度 |
雑草の高さが100㎝まで | 1㎡あたり160円程度 |
雑草の高さが150㎝まで | 1㎡あたり170円程度 |
作業時間によって値段を決める場合
1時間あたり | 作業員1名につき2,000円程度 |
1時間以上追加料金 | 1時間ごとに1,500~2,500円程度 |
芝生の除草について詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
草刈りした後の雑草をどう処分するのかも、重要なポイントです。
業者による雑草の処分は、各市町村のごみ処理場や環境処理センターなどへの搬入による処分となります。
ゴミ袋で計算する場合 | 45ℓの袋1つ500円程度 |
軽トラックで計算する場合 | 1台分10,000円~30,000円程度 |
草刈りした面積で計算する場合 | 1㎡あたり3,500円~10,000円程度 |
処分費用の値段が意外とかかるものなので、自分でゴミの日に捨てれば安く済む、と考える方もいるかと思いますが、この捨てる作業は大変です。
手作業で袋詰めしていくことになりますので、草刈りを業者に依頼するほどの雑草の量であれば、かなりの体力が必要です。
また、一度に捨てるゴミ袋の量が決まっている自治体も多いので、草刈りをした後の雑草を処分してしまうまで相当日数がかかることも想像に難くありません。
処分の値段を抑えたい気持ちは分かりますが、なるべく草刈りと同時にゴミの処分も業者にお願いすることをおすすめします。
草刈りをした後に除草剤の散布をする場合や防草シート・砂利を敷いて雑草の発生を抑えるなどの作業をする場合には、新たな料金が発生します。
下記はその値段相場になります。
草刈り後の除草剤散布料金 | 1㎡あたり500円程度~ |
砂利(白玉砂利の場合)敷き料金 | 砂利代20㎏あたり3,000円~4,000円程度/工事代金1㎡あたり1,500円~3,000円程度 |
防草シート施工料金 | 5㎡あたり4,000円程度~ |
以上見てきたように、草刈りの値段はどこまでの草刈りを依頼するか?によって随分と変わってきます。
自分のお財布事情も鑑みて、草刈りを依頼する範囲を決めるとよいでしょう。
草刈りの値段の決まり方や草刈りの値段相場をご紹介してきましたが、ここからはさらに分かりやすく3つの業者とシルバー人材センターの草刈りの値段を比較していきます。
以下に表をまとめましたので、ぜひご覧ください。
草刈り業者名 | 草刈りの値段(50坪の場合) |
---|---|
草刈り業者A | 20,000円程度 |
便利屋B | 30,000円程度 |
シルバー人材センター【東京都町田市】 | 除草料金:1,069円から(1時間あたり、材料・処理費は別途) 草刈(刈払機)料金:1,185円から(1時間あたり、材料・処理費は別途) |
費用をできる限り抑えたい人は、シルバー人材センターに依頼することをおすすめしますが、時期によっては非常に込み合うため、「草刈り作業ができるのが6か月後」ということもあり得ます。
また、便利屋に依頼すると少し費用が高くなりますが、不用品の処分なども依頼することができます。どの業者が良いのかは、人によってそれぞれ違いますので、自分のニーズに合った業者を選んでください。
庭木の伐採について詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
草刈りの値段を見て、できるだけ値段を抑えたい!と思うのは自然なことです。
しかし草刈りの値段は、依頼する側の望む作業内容にかなり違いがあるので、値段が安いというだけで選ぶのは危険といえます。
なるべく細かい値段設定をしている業者を選ぶことをおすすめします。
ここでは草抜きの値段設定のチェックポイントを3つご紹介していきます。
草抜きの値段設定をチェックするポイントの一つは、草刈り作業以外の値段設定があるかどうかということです。
「1㎡あたり〇〇円」ということだけしか提示されず、ゴミ処分代金について記載がない場合には、当日になって当然のようにゴミの追加料金が請求される、ということもありますから、確認が必要です。
また、多くの業者は草刈りの値段の中に車両の使用料、機材の使用料などを含んでいますが、別に請求するある場合もあるので、この点も他の業者と比較する際のチェックポイントです。
なお、除草剤の散布がサービスでついていることもあるのでそういう業者を選べば、追加料金が節約できますね。
草抜きの値段の見積書の欄外などに、「別途追加料金がかかります」という記載がある場合には、駐車料金・高速道路通行料・出張費などが当日追加で請求されることがあります。
事前の見積もりの際に、追加料金の詳しい内訳について尋ねると、業者によって違いが見つかりますので、確認するのがおすすめです。
草抜きの値段を1㎡や坪単価で設定している場合、塀や花壇のそば、樹木の根の周辺などはどうやって草抜きするのかは確認しておきましょう。
草払い機のみでの草刈りを依頼した場合、コンクリート塀や花壇などのすぐそばは草刈りできませんから、取り残しになってしまうことがあります。
そういう場合には、手作業での草むしりが必要になりますが、追加料金が発生するかしないかは業者次第です。
草刈り機と手作業の割合で値段がどれくらい変更になるかはチェックポイントです。
なるべくなら、お金をかけずに手入れしたいものですよね。草刈りの値段を抑えるためには、やはり日々の努力が必要です。
ここでは、草刈りの値段を抑えるための4つの施策をご紹介します。
草刈りの値段を抑える施策の1つ目は草抜きをする事です。
週に1回とか2週間に1回15分くらい、などと時間を決めて草抜きをしましょう。
あまり広さがない庭であれば、そのペースを守って草抜きをしていれば、草刈りというほど大きく雑草が育つことはないはずです。
しかし、体力と時間、根気がある方は問題なく草抜き自体はできるのですが、50㎡以上(約15坪)の広さがある場合には大変な作業になってしまい、1回15分くらいでは雑草の生育に追いつかないかもしれません。
草刈りの値段を抑える施策の2つ目は、除草剤をまく事です。
除草剤は、薄めるタイプのものを使用すればコストを低く抑えることが可能で、一本で広範囲に撒けます。
ただ、庭の構造上、地植えにした花や球根、樹木などが多いある場合には、うっかり除草剤がかかると枯れてしまいますので、細心の注意が必要で、かなり手間がかかるのは間違いありません。
草刈りの値段を抑える施策の3つ目は、機械で刈る事です。
手作業で草抜きをするには伸びすぎてしまった、という場合は草刈り機を購入して自分で刈るという方法もあります。
庭の広さと草刈り機が使いこなせるかをよく考えてから購入しないと、買ったは良いけれど使わなくなったと後悔することになってしまいます。草刈り機を使用する際にはケガにも注意が必要です。
草刈りの値段を抑える施策の4つ目は、ゴミの処分を自分でする事です。
「草刈り後の雑草の処分費用の値段」でご紹介しましたが、草刈り後のゴミの処分を業者に依頼すると、その分費用が必要になります。
したがって、この作業を自分ですることによって、草刈り費用を抑えることができるという訳です。
また、草刈り後のゴミ(雑草)の処分は、お住まいの各自治体に従って行ってください。
※ゴミ(雑草)が大量にある場合は、想像するよりも重労働な作業になりますので、体力に自信がない人や時間に余裕がない人には向かない方法かもしれません。
くれぐれもケガには、ご注意ください。
また、その他に庭の除草について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
「草刈りの値段を抑えるために自分でやれること|コツを解説」で、3つの草刈りの値段を抑える施策をご紹介してきましたが、そのためには必要になる道具があります。
1つは除草剤をまくときに必要な除草剤、もう1つは機械で草を刈るときの草刈り機です。
どのような除草剤・草刈り機を購入するのが良いのかわからない人がたくさんいらっしゃると思いますので、購入するときに迷うことがないよう解説していきます。
まず、除草剤には、大きく分けて2つの種類があります。
それは、顆粒タイプと液体タイプです。
顆粒タイプは、土に混ぜて使用する除草剤になるので、今後雑草が生えてきにくくなるメリットがあります。
しかし、即効性がないことと他に枯らしたくない花などがある場合には、使用する事をおすすめできません。
液体タイプは、草に直接液体をかけて使用する除草剤です。
こちらは即効性があるため、新たに植物を植えたい方に向いているでしょう。
しかし、これから生えてくる雑草などの対策はできませんのでご注意ください。
また、農地で除草剤を使われる予定の人は、「農耕地用」の除草剤を使いましょう。「非農耕地用」の除草剤とは成分が違いますので、お気を付けください。
草刈り機は以下の3点を注意することで、選択肢を狭められます。
平地のお庭で草刈りをする初心者の方なら、コンセント式、ナイロンカッター、両手ハンドルの草刈り機をおすすめします。近くに電源がない場合なら、充電式の草刈り機が良いでしょう。
また有名なメーカーには「ビーバー」や「マキタ」などがありますし、他にも、ルンバのような自動草刈り機も発売されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
草刈りを業者に依頼する場合と自力で行う場合を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
自力で草刈りを行う場合には、時間と体力、そして危険性が伴いますが、業者に任せることで、その不安がすべてなくなります。
また、草刈り業者が失敗することはありませんので、満足のいく結果が得られます。
以上のことから、草刈り作業は業者に依頼することをおすすめしますので、参考にしてみてください。
また、植木の伐採について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
全国に草刈りを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して草刈りの依頼を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
草刈りの値段について、値段を決まり方から値段の相場まで様々見てきました。
草刈りを依頼する場合には、業者にどこまでやって貰うかをイメージしてから依頼するようにしましょう。
草刈りをする場所の広さや生えている雑草の繁り具合などにより、草刈りの値段は変動します。
希望しない作業までオプションでついていて高くなってしまった…と後悔がないように、しっかりと草刈りの値段を確認してくださいね。
記事を読んで、草刈りや除草についてもっと知りたい方は下記の記事もチェックしてみてください。
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