大木の伐採料金費用相場や費用を抑える方法を徹底解説
投稿日:2020年06月21日 更新日:2024年01月09日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
大木の伐採の料金・費用相場は、1本あたり100,000円前後になります。大木の伐採では通常の伐採とは異なり、クレーン車や高所作業車などの重機が必要になるほか、必要に応じて交通整理を行うために伐採の料金・費用相場が高くなるのです。
このページでは、大木の伐採の料金・費用相場については、料金・費用の決まり方や大木伐採の料金・費用を抑える方法を解説していきますので、大木を伐採したいと考えている方は最後まで読み進めていってください。
オコマリは、伐採を始め抜根や剪定、庭の手入れ、遺品整理、生前整理、片付けといった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。伐採に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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大木というと「大きな木」ということはわかりますが、具体的に何m以上の木なのかわからないと思います。
そこで、大木とはどのような大きさの木なのかご説明します。
大木の定義は明確にありませんが、ケヤキやヒノキのように成長すると20m以上になるような木々を大木と呼ぶことが多いようです。
つまり、お庭に植えている庭木というよりは、山などに生えている場合が多いでしょう。
また、「高木」という言葉もありますが、高木の定義は5m以上の木を高木と呼ぶそうです。
項目 | 料金費用 |
---|---|
大木の伐採費用 | 20,000円前後~/本 |
伐採のための重機費用 | 60,000円~100,000円/日 |
伐採後の処分費用 | 30,000~40,000円/2トン1台 |
その他の費用 | 交通整理などが必要になるとその人件費や届け出費用が加算される |
合計の料金費用相場 | 100,000円~/本 |
大木の伐採の料金・費用相場をまずは表にまとめてみました。大木の伐採は通常の伐採の料金費用相場と比較しても高くなる傾向にあります。
大木の伐採の料金・費用相場は、下記の4つの料金・費用項目から成り立っています。
ここからは大木の伐採の料金・費用項目をそれぞれ解説していきたいと思います。
大木の伐採の料金・費用項目の1つ目は、伐採費用になります。大木の伐採には人が必要です。伐採費用は伐採の作業を行う人の人件費と考えても良いでしょう。
伐採費用は大木の大きさや種類、周辺環境の難易度によっても変わってきます。例えば周辺環境が重機が入り込めないような狭い道にあるような家に生えている大木の伐採であれば、その分だけ作業に時間がかかるため伐採費用は高くなっていきます。
大木の伐採の場合、周りに何もなければ根元をチェーンソーで切ってしまって切り倒せば良いのですが、住宅地であったりする場合には倒しての伐採ができないために上から少しずつ伐採していく必要があります。その場合だと大木に上って伐採を行うことを繰り返し行う必要があり時間がかかるために伐採費用が高くなるのです。
上記でご紹介した大木の伐採の料金・費用表に「~」が付いていたのは、そのような状況によって料金・費用が変動するためです。
また、周りに建造物があったり電線などがある場合は、伐採した木を下に落とすことができませんので、重機を使った「吊るし切り」で伐採する方法になります。
吊るし切りとは、その名の通りクレーンで伐採する部分を上方向に吊るし(引っ張り)上げて少しずつ、慎重に行う伐採方法の1つです。
また、吊るし切りは通常の伐採よりも危険を伴う大がかりな作業になります。
したがって、通常の大木の伐採費用は1本あたり100,000円前後ですが、吊るし切りの場合、1本あたり200,000円前後になります。
次に重機を使用した場合の費用相場をお伝えしますので、ご覧ください。
大木の伐採の料金・費用項目の2つ目は、重機費用になります。大木の伐採を行う場合には、高所作業車やクレーン車が必須になってきます。周辺環境や大木の状況でどのサイズの重機を使用するのかは変動しますが、少なくとも人が梯子で上って伐採するのは困難だと言えるでしょう。
下記には大木の伐採で使用する可能性の高い、クレーン車と高所作業車のレンタルの料金費用相場表を記載しておきました。依頼する大木の伐採業者が所有している場合には、もう少し安くなる可能性もありますので参考にしてみてください。
大きさ | クレーン車の料金費用相場 |
---|---|
5t | 80,000円/1日~ |
12t | 50,000円/1日~ |
16t | 60,000円/1日~ |
35t | 90,000円/1日~ |
大きさ | 高所作業車の料金費用相場 |
---|---|
2t | 60,000円/1日~ |
3t | 70,000円/1日~ |
4t | 85,000円/1日~ |
8t | 130,000円/1日~ |
大木を伐採して出てきた木々を処分する費用も、大木の伐採の料金費用として加算されます。大木ではなく、高さのない木の伐採であれば伐採後の木々の処分を自分たちで行うことはできるでしょうが、大木のように大きい木に関しては、自分たちで処分するのは難しいと思っておいた方が良いでしょう。
木の処分費用については、軽トラック1台分で10,000円前後、2トントラック1台分で40,000円前後と言われています。どれくらい大木が生い茂っていたかなどでもこの処分費用は変動すると考えて良いでしょう。
大木伐採の料金費用相場表でも記載しましたが、その他の費用としては「交通整理」が挙げられます。また、もし抜根までも同時に行うのであれば「抜根費用」や「整地費用」が加算されます。
交通整理に関しては、大木の伐採の作業の際に交通整理が必要なケースでは、警察に届け出を提出する必要があります。道路使用許可の申請には手数料が必要となり、都道府県によって金額が異なりますが2,000~2,700円程度になっています。例えば福岡県では2,400円、大阪府では2,500円となっています。
伐根に関しては「大木の伐採費用は安くはないため、伐根はしなくても良いかな」と思われている方もいらっしゃると思いますが、伐根せずに切り株を放置すると、害虫の巣ができたり、腐敗して異臭が発生したり、切り株から新しい芽が生える可能性もあります。
大木は大きくしっかりと根を張っていることから、自力で抜根作業を行うのではなくプロの伐採業者に伐採と一緒に依頼する事をおすすめします。
大木の伐採の料金費用相場は説明してきたように、大木の状況や種類、周辺環境によって非常に変動してきます。最近ではインターネット上だけでお見積りができるようなサービスもありますが、原則としては現地にてお見積りをしてもらうようにしましょう。
現地のお見積りをなしに大木の伐採をすると、結果的に当日の追加料金になる可能性が高くなります。大木のように料金費用相場の変動が大きい伐採だからこそ、必ず現地にてお見積りを取ってもらうようにしてください。
大木の伐採は、木の種類と高さによって費用相場・単価が大きく変わってきます。
そこで、木の種類と高さ別に費用相場・単価をご紹介していきます。
ただし、クレーンなどの重機を使用することになったり、伐根、整地が必要な場合は、追加で費用が掛かるので注意しましょう。
木の種類 | 木の高さと伐採費用の相場 |
---|---|
ケヤキ | 10m未満:20,000円~70,000円 10m~15m:30,000円~90,000円 20m以上:100,000円以上 |
杉 | 3m未満:3,000円〜9,000円 3~5m未満:10,000円〜20,000円 5〜7m未満:22,000円〜35,000円 |
松 | 3m未満:3,000円〜9,000円 3~5m未満:10,000円〜19,000円 5〜7m未満:20,000円〜35,000円 |
ヒノキ | 3m未満:2,000円〜9,000円 3~5m未満:10,000円〜20,000円 5〜7m未満:20,000円〜40,000円 |
樫 | 3m未満:2,000円〜9,000円 3~5m未満:9,500円〜19,000円 5〜7m未満:25,000円〜40,000円 |
桐 | 1m未満:3,000円 3m未満:10,000円 3〜5m未満:20,000円 |
もみじ | 3m未満:1,000円〜5,000円 3~5m未満:5,000円〜20,000円 5m以上:20,000円〜 |
銀杏 | 1m未満:2,000円〜5,000円 1m以上:5,000円〜 – |
高木の伐採費用について詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
大木の伐採と同時に抜根も依頼する場合には、料金費用相場はどれくらい高くなるのでしょうか?下記には1本あたりの幹の太さあたりの抜根の料金費用相場表を掲載しております。
幹の太さ | 料金費用相場 |
---|---|
15㎝未満 | 3,000~5,000円 |
15㎝~30㎝ | 4,000~7,000円 |
30㎝以上 | 7,000円~ |
上記の表を見て分かる通り、大木の伐採後の抜根の料金費用相場は、通常の木の抜根と同様に幹の太さによって料金・費用が変動してきます。ただし、木の種類によっては根の広がり方が深い種類もあり、そのようなケースでは上記の料金相場表よりも高くなる可能性もあります。
また、上記には抜根に使用する重機費用(ユンボを使うことが一般的)が含まれていません。抜根は手掘りでもできなくはないですが、大木になると手掘りで行うには非常に時間がかかってしまうために重機を使用するケースが多いようです。
しかし、重機が入れない住宅や敷地での大木の抜根となると手掘りなどにならざるえない(薬剤を使う場合もある)でしょう。下記にはユンボをレンタルした場合の1日あたりの料金費用相場表を記載しておきますので参考にしてみてください。
大きさ | 重機の料金費用相場 |
---|---|
1.5t | 8,000円/1日~ |
3t | 11,000円/1日~ |
7t | 17,000円/1日~ |
また、抜根について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
この記事を書いているオコマリが実際に請け負った伐採・抜根事例を2つご紹介していきます。
お客様から作業後にいただいた口コミもご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
サービス | 金額 | 住居 |
---|---|---|
伐採・抜根 | 135,000円 | マンション |
早めに作業を進めて欲しかったこともちゃんと作業の工程に入れてくれて、思い通りの作業ができました。依頼して良かったと思っています。
サービス | 金額 | 住居 |
---|---|---|
伐採・抜根 | 125,000円 | 一軒家 |
木々の伐採の依頼をしました。重機が入るか?などしっかりとお見積りをしてくれたので安心感を持てました。
この他にも、数多くの口コミや作業実績がありますので、興味のある方は、「伐採・抜根の口コミ一覧」をご覧ください。
森林組合に大木の伐採を依頼した場合、必要になる費用は、1本あたり20,000円前後とあまり変わりません。
しかし、他の業者と同じように、大木が生えている位置が斜面であったり、重機を使用しなければならない場合は、さらに費用が掛かる恐れがあります。逆に、大木の位置や大きさによっては、費用を抑えれることもあります。
大木の料金費用相場は、現地見積もりをしないと正しい見積もりは出せないので、興味がある人は、地元の森林組合を一度調べているのはいかがですか?
山林の伐採費用に明確な費用相場はありません。
どういうことかといいますと、山林の伐採の費用料金相場は、どれくらいの本数の木を切るかで大きく変わってきます。山林の伐採といっても数本だけで良い方もいますし、数百本を伐採をしたい方もいるので、明確な費用相場を提示するのは難しいです。
ですので、まずは山林の伐採業者に見積もりを依頼する事をおすすめします。
山林の伐採費用について詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
大木の伐採費用は、都道府県別で変化するのでしょうか?
大木の伐採費用は、都道府県によって変化することもありますが、基本的に業者によって変動します。
大木の伐採業者が、各社で設定した金額で作業に取り組むため、業者による費用の違いが生まれるのです。
では、大木の伐採の料金・費用相場を抑える方法はないのでしょうか?
そんな人に向けて、次に大木伐採の料金・費用相場を抑える3つの方法をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
また、オコマリでは、大木の伐採も取り扱っております。
みなさまにお手頃価格でサービスを提供するために、料金の見直しや空き時間を活用するなど工夫をし、全国10,000社以上ある業者から優良な200社を厳選しておりますので、安心してご依頼いただけます。
無料見積もりも行っておりますので、ご相談お待ちしております。
大木の伐採の料金費用相場を抑える方法は3つあります。
ここからは上記で列挙した大木の伐採の料金費用相場を抑える3つの方法について、それぞれを解説していきたいと思います。
大木伐採の料金費用相場を抑える1つ目の方法は、自分で出来るところまで伐採することです。伐採をする時間や伐採の量によって大木伐採の料金費用相場が変動してくることは、これまででご理解いただけたかと思います。
そこで自分で出来るところまで大木の伐採を行うことで、大木の伐採業者に行ってもらう伐採の量を少なくして料金費用相場を抑えるのです。
ただし、これは伐採に慣れている人には可能ですが、伐採をやったことがない方は危険なので止めておいた方が良いでしょう。
自分で出来なくてもシルバー人材センターに依頼すればよいのでは?と考える方もいらっしゃいますが、シルバー人材センターでは「伐採」を行えるところが少ない上に、木の高さが高くて危険を伴うものに関しては仕事を受け付けていないので難しいでしょう。
大木伐採の料金費用相場を抑える2つ目の方法は、伐採した木の処分を自分たちで行うことです。伐採した木の処分を自分たちで自治体の燃えるゴミや木々を捨てられる日に処分することで、大木の伐採業者に支払う処分費用を節約できます。
ただし、すでに大木の伐採の料金・費用相場とは?費用の決まり方も紹介でお伝えしているように、大木で出た木々は相当な量になりますので、自分たちで処分できるかどうかは量をみて判断するのが良いでしょう。自分でトラックを所有しているのであれば、自治体が運営しているクリーンセンターに持ち込む方法も可能です。クリーンセンターであれば大量の木も一度に処分できるので便利です。
クリーンセンターは自治体によっては存在しないところもありますし、木々の持ち込みができないクリーンセンターもあります。クリーンセンターに持ち込むことで自分で木の処分を行いたい場合には、まずは自治体に問い合わせするところから始めましょう。
大木伐採の料金費用相場を抑える3つ目の方法は、しっかりとした大木の伐採業者に依頼することです。
上記には大木の伐採を依頼する業者の基準についてのチェック項目を列挙してみました。
大木の伐採の料金費用相場を依頼者が知らないことから、非常に高い金額を請求する伐採業者や当日になって当然の追加料金をする伐採業者が後を絶ちません。
そのような大木の伐採業者に依頼すると、大木伐採の料金費用相場よりも高くなってしまうため、伐採業者選びは非常に大切なのです。最終的には依頼するまでは作業の質は分かりませんが、自分が信頼できると思える大木伐採の業者に依頼するようにしましょう。
大木の伐採方法をお伝えしますが、ご自身で行うことはおすすめできません。
また、木の高さによっては重機を使用する必要もありますので、無理をせずに業者に依頼しましょう。
しかし、どのような手順で作業をしているか気になる人もいると思いますので、手順をお伝えしていきます。
「受け口」とは、幹の直径の1/3を目安に入れる、30度~45度の切れ込みのことです。この「受け口」の向きが、伐採する方向に大きく影響します。
「追い口」とは、真一文字の切れ込みのことです。こちらも幹の直径の1/3を目安に入れます。
あとは「追い口」から「受け口」に向かって力を入れると、木が倒れます。
文章だと簡単に感じるかもしれませんが、危険な行為なので、軽はずみな気持ちでチャレンジすることは絶対にやめましょう。
大木の伐採は自分で伐採するのではなく、プロの業者に依頼しましょう。
「大木の伐採方法をご紹介」をさせていただきましたが、自分で伐採ができる木の大きさは、3m以内で幹の直径が30cmが限界と言われています。
また、素人や初心者が無理に大木の伐採を行うと、周りの建造物にぶつかったり、車などを壊してしまう可能性もあるでしょう。
また、伐採後は伐根をすることをおすすめしていますが、大木の根は思っているより大きく、しっかり根を張っていますので、伐根作業も大変ですし、伐採した大木の処分方法にも困ると思います。
大木の伐採費用は安くありませんが、プロに依頼することでこれらの苦労がなくなり、ケガをする危険性もなくなるのです。
大木の伐採に適している時期は「冬」になります。
冬になると、葉が枯れることで作業がしやすいことが理由になります。
しかし、大木の伐採を業者に依頼しようと思っている方にとってみれば、作業のしやすさは関係ありません。
ご自身で伐採を考えていない方は、時期を気にする必要は特にありませんので、ご安心ください。
大木を伐採しようと思ったときが、伐採のタイミングになります。
全国に大木の伐採を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して大木の伐採を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
大木の伐採の料金費用相場をお伝えしてきました。
大木の伐採の料金費用相場は、通常の木の伐採の料金費用相場よりも高くなる理由をご理解いただけたかと思います。
大木の伐採の料金費用相場を抑える方法も一緒にお伝えしてきましたので、折角であれば大木の伐採の料金費用を少しでも安く行ってもらえるようになってもらえれば幸いです。
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