遺品整理と特殊清掃の料金費用相場や求人についてもご紹介
投稿日:2017年03月31日 更新日:2021年07月06日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品整理と特殊清掃の繋がりは、特殊清掃の中には殆どのケースで遺品整理の作業が含まれているという意味で、遺品整理の中のオプション作業として特殊清掃があるというイメージです。
遺品整理を業者に依頼する際には必ず特殊清掃をする必要はありません。特殊清掃は孤独死や孤立死、自殺が発生した現場にて現場に残っている死臭や汚物を除去するのに必要な作業だからです。
今回は遺品整理と特殊清掃の関係性について、遺品整理と特殊清掃の違いや料金・費用相場、免許や求人の探し方を解説していきます。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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遺品整理と特殊清掃の料金・費用相場は、遺品整理の料金・費用相場は部屋の広さ・間取りによって決まってくるケースが多く、特殊清掃の料金・費用相場は特殊清掃の難易度によって決まってくるケースが多いです。
ここからは遺品整理と特殊清掃の料金・費用相場をそれぞれ見ていきましょう。
遺品整理の料金相場は、遺品整理をする部屋や家の大きさに比例して高くなっていきます。
これは、部屋や家の大きさが大きくなればなるほど、遺品整理をする面積が大きくなり、結果としてその分作業要員やトラックが多く必要となるからです。
下記が部屋の大きさ毎の遺品整理料金相場になります。
部屋の大きさ | 遺品整理の料金相場 |
---|---|
1K・1R | 18,000円〜100,000円 |
1DK | 36,000円〜150,000円 |
1LDK・2DK | 54,000円〜200,000円 |
2LDK・3DK | 72,000円〜350,000円 |
3LDK・4DK | 90,000円〜500,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 108,000円〜650,000円 |
遺品整理の料金相場は、このように料金の幅が存在しています。この理由は、処分する遺品の量や遺品の搬出経路、部屋・家の階数、エレベーターの有無、トラック車両を駐車できる場所の有無などによって、料金が変動するからです。
また、「明日やってほしい!」といった急な対応の場合には、遺品整理業者によっては別途料金が必要なときもあります。
また、上記の項目以外にも、「ゴミ屋敷のように普通では考えられない大量の遺品がある」「孤独死や自殺などの事故現場で特殊清掃が必要になる」などの特別な理由があると、上記の遺品整理の料金相場を大きく超えることになります。
特殊清掃料金・費用項目 | 料金・費用相場 |
---|---|
オゾン脱臭・消臭 | 40,000円~ |
除菌剤・消臭剤の散布 | 13,000円~ |
浴槽の清掃 | 60,000円~ |
畳の撤去 | 6,000円~ |
床上の特殊清掃 | 35,000円~ |
リフォーム工事 | 要見積もり |
特殊清掃の料金・費用相場は、上記のように作業項目別に設定されているケースが多いです。
特殊清掃の料金・費用相場の一般的な傾向として、「高い技術や専門の道具が必要となる特殊清掃作業はオプション扱いになり、料金も高くなる」ということがいえます。
たとえば、遺体がソファやベッド上にあり、床などに体液がもれていない状態であれば、特殊清掃も簡単になるため料金も安くなります。
しかし、浴室で亡くなったような場合、腐敗した体液などが配管に達するため、配管内部も十分にクリーニングしなければなりません。そのためほとんどの特殊清掃業者で、浴室の特殊清掃につき最低でも6万円〜と割高の基本料金を設定しています。
また、最新の脱臭法であるオゾンショックトリートメントを用いた特殊清掃作業なども、従来の脱臭法(消臭剤の散布)よりも割高になります。
東京や大阪、福岡などの都市部と地方では、遺品整理や特殊清掃の料金費用相場が変わるのでしょうか?
結論を申し上げますと、都道府県によって遺品整理や特殊清掃の料金が変わるということはありません。
遺品整理や特殊清掃の料金が変わる理由は、各業者が料金を設定していることが原因になります。
したがって、費用をできる限り抑えたい人は業者選びが大事なポイントになるということを忘れないでください。
しかし、遺品整理や特殊清掃をどの業者に依頼したらよいのかわからない人もいると思います。
そんな人は、下記の「遺品整理や特殊清掃をどの業者に依頼しようか迷われている方へ」をぜひチェックしてみてください。
それでは早速、遺品整理と特殊清掃について、それぞれの意味や違い、繋がりを解説していきます。
遺品整理とは、故人のお部屋の片付けをし、形見として残しておくもの、処分するものとを仕分け、整理することです。遺品整理は、「遺留品整理」「遺品片付け」「遺品回収」とも呼ばれています。
遺品整理をすることは、悲しみが深まるというデメリットがある反面、故人の人と改めて向き合うことができるというメリットがあります。これまで生きていて当然だった人がいなくなってしまった状況を、遺品整理をしていくことで心を落ち着かせることが出来るのです。
遺品整理では、生活雑貨のように経済的価値のほとんどないもの以外にも、現金や通帳のように相続財産として扱われるべきものや、故人の趣味のコレクションや手紙のように処分に困るものなど、実にさまざまなものを扱います。
そのため、故人の家族(すなわち相続人)が見つからない場合は大変です。相続財産は、たとえ相続人が見つからなかったとしても、部屋の大家さんや遺品整理業者が勝手に処分するのは違法です。
この場合、家庭裁判所に相続財産管理人選任の手続きを申し立てて、第三者を相続財産管理人に選定し、その人に故人の遺品を整理させる必要があります。このように、遺品整理とは非常に手間隙のかかる仕事なのです。
また、遺品整理業者はゴミの分別からゴミの処理まで行ってくれます。
布団や大型家具など「自分で処分するのは少ししんどいな」と思われるものがあった場合、非常に作業が楽なことから遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
しかし、遺族が残したものや思い出を1つ1つ確認する時間もなく、あっという間に掃除が完了するので、ゆっくり故人との思い出と向き合いたい方には向かないかもしれません。
「遺品整理」についてより詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
特殊清掃とは、遺体発見現場を薬剤など専用の道具を使って清掃・消毒・除菌・脱臭などを行う原状回復作業のことです。
ずっと1人暮らしをしていた人が、不慮の病気や自殺などにより孤独死を迎えた場合、亡くなったことに気づかれるまで時間がかかる場合があります。
人間は、心臓が止まり、脳の活動を停止した瞬間から、体内の臓器や血液などの腐敗が始まります。孤独死によって長時間放置された遺体からは、腐敗した血液、体液、糞便が体からにじみ出てくるため、遺体発見現場を著しく汚してしまいます。この現場を清掃するのが特殊清掃なのです。
独居老人などが死後に発見された場合、必ず警察による検視が行われます。これは、日本では立会人のいない状態での人の死が「不審死」として扱われるからです。
とはいえ、ほとんどの場合、事件性のないことがすぐに明らかになるので、故人の家族に連絡が取れれば、死亡の事実がすみやかに通知され、遺体が引き渡されることになります。
孤独死が問題になるのは、その亡くなり方にあります。現実に社会問題として扱われる孤独死は、遺体発見まで1週間以上かかるケースも稀ではありません。
ニッセイ基礎研究所が2011年に発表した調査では、独り暮らしの高齢者等の孤独死を全国の自治体に問い合わせた結果、亡くなってから発見されるまでに4日~7日かかったケースが16,000例、8日以上かかったケースが9,000例もあったそうです。このように孤独死が発生した部屋では部屋の汚染が進んでしまうために、特殊清掃が必要となるのです。
遺品整理と特殊清掃の違いは、冒頭でもお伝えしたとおり遺品整理の作業の中には必ずしも特殊清掃が必要な訳ではありません。特殊清掃が必要なのは、孤独死や自殺現場にて部屋が汚染されているケースのみになるからです。
特殊清掃が行われる現場においては、死体から発生した体液や死臭が部屋にある遺品に染み付いてしまう可能性が高いため、死体があった部屋の遺品整理は必須となります。部屋に何もない場合には遺品整理は不要になりますが、外で亡くなったりしない限りは周りに物は置いてあることが殆どだと思いますので、遺品整理は殆ど現場で行われるのです。
遺品整理と特殊清掃の繋がりについては、特殊清掃の作業の中には遺品整理の作業が含まれているという関係性があります。
特殊清掃での作業の手順は「遺品整理と特殊清掃の現場ではどのような作業をするのか」で詳しく解説していますが、特殊清掃でまずは部屋を簡単に消臭と除菌をした後に遺品整理を行って、部屋を空っぽにしていきます。
遺品整理で部屋を空っぽにした後に、特殊清掃を行って死臭や汚染箇所を撤去していくのです。
遺品整理と特殊清掃の現場での作業がどのように行われるのかをここからは見ていきましょう。特殊清掃の中でどのように遺品整理が行われるのかもしっかり確認してみましょう。
特殊清掃が必要な部屋に入る際、簡単な除菌をまずは行います。部屋にウイルスが蔓延している可能性があるからで、アルコールなどを使って除菌を行うのです。
特殊清掃のお見積りの際にも業者によっては簡易的な除菌を行ってから部屋に入るようです。
遺体が接触していた箇所は、血液・体液・汚物などによりひどく汚れるため、念入りな清掃が必要です。
もっとも、孤独死の現場が、セルフネグレクトなどが原因でゴミ屋敷と化した部屋だった場合、特殊清掃に着手する前に、まず大量のゴミを遺品整理として処理しなければなりません。
現場が一軒家のような広い場所では、処分するゴミの量がトラック数台分に達するケースもめずらしくありません。
このようなケースでの特殊清掃は、遺体発見現場の脱臭や消毒などを実施する前に、それらの作業が可能な状態にまで現場を片付ける、つまり遺品整理をすることから着手します。
布団やソファなどの家財道具の上で亡くなっていた場合、血液や汚物などが大量にしみこんでいる場合があります。
そのような家財道具を粗大ごみとして処分する際、もし現場周辺の貸し部屋や道路など公共スペースに血液や汚物などがこぼれたりすると大変な問題になるので、運搬する際は細心の注意を払います。
遺体からもれ出した血液、体液や汚物は、人の健康に悪影響を与える菌やウイルスに汚染されていることもあります。特に空気にさらされた体液や糞便は、乾燥すると大気中に拡散します。そのままでは、近隣の住民や特殊清掃員に危険が及ぶこともあります。
菌やウイルスは通常の清掃や脱臭処理だけでは除去できないので、専用の薬剤を使って十分に消毒、除菌することが欠かせません。必要に応じてオゾン脱臭機を用いて、部屋の除菌と消臭を念入りに行っていきます。
ちなみに、遺体のある場所が床や風呂場などだった場合、血液、体液や汚物などが床下の基礎部分や配管内部にまで達してしまうこともあります。こうなると、表面部分をどれだけ清掃・脱臭しても、汚れや臭いはまったく消せません。
このような場合、床板を外して建物の基礎や配管の内部まで徹底して清掃、脱臭処理をし、できるかぎり完全な脱臭(つまり無臭状態)を目指します。
この作業を怠ると、表面上は元通りに現状回復できていても、時間が経つにつれて腐敗臭が床下や配管から漂ってきてしまいます。こうなってしまうと、現場の部屋だけでなく近隣の部屋や住宅にまで悪臭が広がります。
現場となった物件は、周辺住民から「悪臭の発生場所」として煙たがられてしまいますから、その物件が賃貸だったとしたら、もう二度と人の貸すことはできなくなるでしょう。
夏の暑い最中、長時間遺体が放置されていると、腐敗した遺体から蛆(うじ)がわき出し、大量のハエやゴキブリがたかります。
害虫は人の健康を害する菌やウイルスの運び屋となることもあるため、近隣住民だけでなく現場で特殊清掃を行う作業員の安全のためにも、必ず害虫駆除を特殊清掃の一環として行う必要があります。
遺体発見現場の清掃、脱臭、消毒、除菌そして害虫駆除が完了したら、最後に部屋全体のクリーニングを行います。
もっとも、これは特殊清掃に直接関係する作業ではないので、故人の関係者や大家さんの希望があった場合のオプションサービスとして実施されます。
特殊清掃を業者に依頼したとき、気になるのが本当に消臭できるのかどうかだと思います。結論からいうと、特殊な洗剤やオゾン消臭器などを使い、キレイに消臭してくれます。
では、特殊清掃業者が消臭できる臭いはどれくらいあるのでしょうか?以下に特殊清掃業者が消臭できる3つの臭いを記載しましたので、ご覧ください。
また、『遺品整理と特殊清掃の現場ではどのような作業をするのか』の「流れ2 – 遺品の片付け」でもご説明したように遺品にも臭いが移ることがあるので、遺品の消臭も行います。
遺品を処分したくない場合、消臭してもらうことになりますが、その分費用はかさむのでご注意ください。
遺品整理と特殊清掃の料金・費用相場についてお伝えしましたが、予想していたよりも費用が掛かると驚かれた方もいるのではないでしょうか?
ご親族が亡くなられた場合や、身内がいないときは大家さんなどが遺品整理をする必要があります。
しかし、これまでは遺品の量が多いことで、どんどん廃棄してしまおうと考える人が多く価値のあるものまで捨ててしまっていたというケースが非常に多かったのです。
そこで現在、遺品整理の際の遺品の買取の需要の高まりが注目されているのです。
遺品を買い取ってもらうことでできたお金を使って、遺品整理業者の作業費に充てたり、遺品の処分費に充てることもできます。
金銭的な問題を少しでも取り除きたいと思われる方は、一度、遺品買取業者について調べてみましょう。
遺品の買取について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
遺品とご不要物を同じものだと考えている人が、もしかしたらいるかもしれません。そこで、遺品とご不要物の違いを解説していきます。
遺品とは、故人が残された遺族にとって思い入れのあるものです。一方の不要物は、その名の通り不要なもの=処分するものです。
遺品と不要物では、処分の方法ももちろん変わってきます。
遺品の場合、まず遺族の中でだれが譲り受けるかを決め、その後、残った遺品を処分するかどうか話し合います。処分することが決定すれば、あとは不用品と同じ処分方法です。
つまり、遺品と不要物の大きな違いは、遺族の中で話し合いを行い、「整理」する必要があるものかどうかです。
遺品整理をしていないのに、不用品回収業者に依頼すると、必要なものまで処分されてしまう恐れがあるので注意してください。
「遺品とは何か?」についてをもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
遺品整理や特殊清掃を業者に依頼する際に注意すべき点はあるのでしょうか?ここでは、遺品整理や特殊清掃を業者に依頼する場合、特に注意すべき点を2つあげます。
遺品整理や特殊清掃を業者に依頼する際の注意点の1つ目は、悪徳な遺品整理や特殊清掃業者に注意することです。悪徳な遺品整理や特殊清掃業者は、現金など金目のものをネコババしたり、家財道具を「もう価値がないから当社でまとめて処分しましょう」などと偽りリサイクルショップで売りさばいたり、ゴミを正規の方法で処分せずにどこかの山中に不法投棄したりします。
悪質な遺品整理や特殊清掃業者に依頼しないためには、下記のような点を注意して選定しましょう。
上記のような特徴がある遺品整理や特殊清掃業者は比較的安心して依頼できるといえます。最終的には依頼してみないと分からないことではありますが、事前の段階でしっかりと業者の査定を行うようにしましょう。
遺品整理や特殊清掃の相場感を知らないと、一番安い業者に依頼すればよいと考えてしまいます。しかし、実際に依頼してみると「実は、今日こちらで作業を始めてみて判明したのですが、この現場の汚れや臭いを完全に落とすためには、○○という最新技術を使った特殊清掃が必要で、そのためには別途料金がかかります」などと、もっともらしい理由をつけて高額なオプション代を請求してくる悪質な遺品整理や特殊清掃業者もいます。
遺品整理や特殊清掃の料金・費用相場を理解しておけば、料金・費用相場よりも明らかに安い業者については怪しいと思えます。また「なぜこんなに安くできるのですか?」と質問をすることで、その安い背景を知ることが出来ます。営利企業である以上必ず利益が発生する料金体系になっているはずなので、料金費用相場より明らかに安い業者には依頼しない方が安心だと言っても良いでしょう。
遺品整理と特殊清掃の資格 | 資格の内容 | 資格取得の難易度 | 資格取得の費用 |
---|---|---|---|
遺品整理士 | 遺品整理の基礎知識から、遺品整理の現場でどのように振る舞うかなどをテキスト形式で学ぶことできます | ★★☆ | 25,000円と2年後の更新費が5,000円 |
事故現場特殊清掃士 | 特殊清掃に関する基礎知識をテキストベースで学ぶことできます。また、実際の特殊清掃の事例研究を通じて特殊清掃の現場の様子も理解できます | ★★☆ | 25,000円と2年後の更新費が5,000円 |
脱臭マイスター | 脱臭に関する基礎知識を学ぶことができ、特殊清掃の業務に生かすことができます。講義形式で受講します | ★☆☆ | 協会会員は30,000円、一般は50,000円 |
普通自動車免許 | 軽トラックやトラックを運転するのに必要な資格になります。現在取得すると車両総重量3.5トン、最大積載量2.0トン未満までしか運転できません | ★★★ | 20〜25万円 |
上記には遺品整理と特殊清掃の資格について表にまとめてみましたが、遺品整理や特殊清掃の免許は特に存在していませんので、ご注意ください。
遺品整理の資格では「遺品整理士」、特殊清掃の資格では「事故現場特殊清掃士」が業界の中ではある程度有名ではありますが、民間資格となっているので持っていなくても作業を行うことはできるのです。
遺品整理や特殊清掃の免許や資格を気にするくらいであれば、遺品整理や特殊清掃の現場で経験をつむ方がよっぽど大切です。実際の遺品整理や特殊清掃の業者に聞いても、「実践でやってみないと色々な現場があるから、対応できない」というお話でした。
もし遺品整理や特殊清掃の分野で独立したいと考えているならば、実際の業者で経験させてもらうようにしましょう。
遺品整理業者や特殊清掃員になるための求人は、多くあります。
そこで、遺品整理業者や特殊清掃員にどうしたらなれるのかを2つのポイントからお伝えしていきます。
いきなり正社員として入社することに少し抵抗がある人は、アルバイトから始めてみるのもおすすめです。実際の現場や作業内容、給料などを見たうえで自分がこれからも働いていくことができるのか考えましょう。また、作業内容や勤務形態もしっかりと確認しましょう。
遺品整理や特殊清掃の求人を探すのであれば、一番良い方法は業者のホームページで採用情報を確認することです。遺品整理や特殊清掃業者のホームページでは、採用情報が比較的しっかりと掲載されているところが多いです。もし採用情報が掲載されていなくても、電話をしてみれば募集している可能性もありますので実践してみましょう。
また、知り合いに遺品整理や特殊清掃業者の人がいれば、その人に聞いてみるのも良いでしょう。遺品整理や特殊清掃の業界は離職率が高いこともあって人不足になることが多々あります。ホームページを持っていない遺品整理や特殊清掃業者もいますので、その場合には直接知り合いを通じて聞いてみるのが良いでしょう。
2つ目の遺品整理や特殊清掃の求人を探す方法としては、「ハローワークで探す」「転職・アルバイトサイトで探す」「派遣登録をして探す」というものもあります。
とはいえ、遺品整理や特殊清掃業者は採用費用をあまりかけたいと思っていないこともあり、探すのは大変かもしれません。とはいえ、最近は採用の初期費用が無料の転職サイトも登場していますので、そのようなサイトで調べてみるのも良いでしょう。
また、面接時には勤務時間や給与などが募集要項と一致するか確認しましょう。実際に働いておられる従業員の雰囲気なども確認できると、なお良いです。
3つ目の遺品整理や特殊清掃の求人を探す方法は、都道府県別に特殊清掃や遺品整理の求人を探すことです。
1つ目の方法として『遺品整理業者や特殊清掃業者のホームページを確認する』という事で、各業者のホームページを確認することをおすすめしましたが、あまり遠い地域の業者を探しても勤務が難しいと思います。
したがって、インターネットで遺品整理業者や特殊清掃業者の求人を探すときは、自分の通勤時間のことも考えるようにしてください。検索例としては、「特殊清掃 大阪 求人」のように自分の地域を入れて検索すると探しやすいですよ!
業種 | 遺品整理業者 | 特殊清掃員 |
---|---|---|
給料 | 月収約20万円~約45万円 年収約250万円~約550万円 |
月収約20万円~約50万円 年収約250万円~約600万円 |
正社員や契約社員として働き始めは月収20万円程度からスタートしますが、勤続年数を重ねていくと月収も40~50万円程度と平均よりも多めの給料をもらうことができます。
また、特殊清掃や遺品整理は、離職率が高いこともあり、給料や福利厚生は他の業種よりも優遇されているところが多いです。
もし、面接を受ける際は、給料だけでなく福利厚生や退職金の有無なども確認し、納得した上で入社しましょう。
特殊清掃の給料について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
遺品整理業者は全国に多くあると思いますが、遺品整理プログレスさんやオコマリは遺品整理だけでなく特殊清掃のサービスも行っています。
遺品整理と特殊清掃を依頼したいけど、別々の業者に依頼するのは2度手間になってしまうのが嫌だと思われる人は一度相談してみてください。
オコマリは、優良業者と提携を組んでいる上に、価格にも自信があります。また、お客様から高い評価をいただいいていますので、安心してご相談ください!
番外編では、遺品整理や特殊清掃を題材にした漫画についてご紹介していきます。
「命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~」は遺品整理を題材にしている漫画です。
漫画家のみきさえさんが描かれている漫画で、遺品整理を通じて生と死を見つめなおすことがテーマになっています。
「不浄を拭うひと」は特殊清掃業者を題材にした沖田×華さんが描く漫画です。
特殊清掃業者で主人公の山田正人が故人の生前に思いをはせながら部屋をきれいにしていく物語です。
遺品整理や特殊清掃に興味がある方は、読んでみてくださいね!
全国に遺品整理や特殊清掃を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して遺品整理や特殊清掃を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
遺品整理や特殊清掃の違いや繋がり、料金費用相場や業者に依頼する際の注意点などをお伝えしてきました。
遺品整理や特殊清掃を依頼することは、アパートの大家さんでもないかぎり一生に一度あるかどうかです。でも一度きりの機会だからこそ失敗は避けたいものですよね。信頼できる遺品整理・特殊清掃業者を選べるよう、ご紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。
記事を読んで遺品整理や特殊清掃に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
特殊清掃のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは特殊清掃について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に特殊清掃に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。