床の張り替えを業者に依頼した場合の費用相場を徹底解説します!
投稿日:2021年01月29日 更新日:2021年07月18日
せいじ |壁紙・床張り替え部編集長
父親が大工をやっていたため、幼いころから家の組み立て作業を見ながら育ちました。高校卒業後は父親の会社を手伝いながら、リフォーム業者の作業員としても働いていました。独立後、主に家のリフォーム作業を多く手がけています。壁紙から床の張り替えまで多くの実績と経験があります。誰にでもわかりやすいように、壁紙や床の張替え作業について解説します。
床の張り替えを業者に依頼した場合、無垢材を使用して6畳の張り替えをするのに120,000円、重ね張りをすると110,000円程が費用相場になります。
床のリフォームは、工法や床の素材の種類によって費用が変動します。DIYで行えば、費用を抑えることも可能になります。この記事では、床の張り替えの費用相場と注意点、DIYで床の張り替えを行う方法を解説しています。これから床の張り替えを検討している方は、ぜひ参考してください。
まずは、床の張り替えを業者に依頼した際の費用相場を見ていきましょう。床の張り替え費用相場を見ていく際に気を付けなければいけないのは、床の張り替えは工法と床の素材によって大きく費用相場が異なってくることです。工法としては「張り替え」と「重ね張り」という2つの工法によって費用相場が異なります。また、床の素材は「無垢材」と「クッションフロア」でも異なります。
ここでは、無垢材で床のフローリングを張り替えた場合と重ね張りした場合の費用相場、クッションフロアでフローリングを張り替えした場合と重ね張りした場合の費用相場に分けて紹介していきます。床の張り替えをする前に費用相場を確認してから、無垢材かクッションフロアか、張り替えか重ね張りかを決定しましょう。
無垢材で床の張り替えと重ね張りをした際の費用相場を解説してきます。無垢材は木材の素材そのものを活かして、化学的な繊維などをほとんど使うことなくフローリングの素材として切り出しています。
自然な木材の高級感ある質感を部屋のインテリアにすることが出来ます。また、天然の木材となりますので、保湿性や耐久性に優れています。無垢材でリフォームすると15年から20年ほどの期間はリフォームすることなく使用し続けることも可能です。
畳数 | 張り替え | 重ね張り |
---|---|---|
1畳 | 20,000円~ | 9,000円~ |
6畳 | 120,000円~ | 110,000円~ |
8畳 | 150,000円~ | 140,000円~ |
10畳 | 180,000円~ | 170,000円~ |
20畳以上 | 360,000円~ | 340,000円~ |
クッションフロアに床の張り替えと重ね張りをした場合の費用相場を確認していきましょう。クッションフロアは無垢材とは異なり、化学繊維を配合して作られています。そのため、大量生産も可能ですし、防水や防火などの機能性を高めることが可能になっています。
デザインも豊富で、弾力性にすぐれているため用途に合わせた選択をすることが出来ます。耐久力として10年から15年あり、クッションフロアは無垢材に比べて費用が低価格で済むことも魅力の一つです。
畳数 | 張り替え | 重ね張り |
---|---|---|
1畳 | 4,500円~6,000円 | 4,000円~5,000円 |
6畳 | 28,000円~35,000円 | 25,000円~30,000円程度 |
8畳 | 36,000円~45,000円程度 | 32,000円~40,000円程度 |
10畳 | 46,000円~60,000円程度 | 40,000円~50,000円程度 |
20畳以上 | 90,000円以上 | 80,000円以上 |
床のフローリング張り替え費用はマンションやアパートなどの集合住宅と一軒家でも基本的に変動することはありません。
床のフローリングの費用相場は基本的に面積と張り替える素材の単価が、依頼者の支払うトータルの費用相場柄の変動に大きく関係してきます。ただし、床のフローリング張り替えには、住居の形態はそこまで関係してきません。そのため、マンションやアパートなどの集合住宅と一軒家でも費用相場に大きな変動はないのです。
ただし、マンションでも高層マンションの高層階で生活している方が、床のフローリングを張り替える際には追加料金が発生する可能性もあります。高層階まで素材や道具を運搬するための費用を業者が請求してくる事もあるからです。床の張り替えを業者に依頼する際には、自身が住んでいる場所をきちんと伝えて追加料金が発生するのか確認しましょう。
床の張り替え費用に関しては、下記の記事でも詳しく取り扱っていますので、気になる方はぜひご覧ください。
床のフローリング張り替えを一部分だけ行うことも出来ます。
床のフローリング張り替えは何も部屋全体を必ず行わなければいけないという事ではありません。床の一部分だけがずれてしまったり、傷がついてささくれてしまったりするという事は多くあります。
そんな時には、一部分的な修繕だけが必要であり、他の部分はそのままにしておきたいという事もあります。床の一部分だけの張り替えであれば、支払う費用も抑えることが可能になります。
床の一部分だけを張替えしたいという時には、事前にその希望を業者に相談するようにしましょう。業者によっては断られる可能性もありますが、多くの優良な床の張り替え業者は一部分の修繕でも受け付けてくれます。費用相場は、1畳分の費用を参考にしましょう。
床暖房を設置したい、または既に床暖房を設置している方も床の張り替えを行いたいという方もいるでしょう。
床暖房を設置すると、光熱費を抑えながら火事などの危険もなく暖かい快適な家にすることが出来ます。そのため床暖房設置している家は昨今では多くなってきています。床暖房がある場合の費用相場も知っておきましょう。
床暖房を設置している床のフローリング張り替えは、一般的な床の張り替え作業よりも難易度が高くなります。そのため、費用相場も一般的な床の張り替え作業よりも高額になってしまいます。
ここからは、床暖房が設置してある部屋の床のフローリング張り替え費用相場と、床暖房を設置する作業と床の張り替えをした場合の床のフローリング張り替えをした場合の費用相場を見ていきましょう。
床暖房を既に設置してある家なら、床のフローリングを張り替えるだけの費用になります。ただし、床暖房が設置してある部屋の床のフローリングの張り替えは、特別な工法と技術が必要となります。
そのため人件費もかかってしまうため一般的な床の張り替え費用相場よりも高額になります。一般的な費用よりも高額になりますが、床暖房で快適な生活を送っていための必要経費と考えましょう。
フローリングの畳数 | 費用相場 |
---|---|
1畳 | 50,000円~80,000円 |
6畳 | 300,000円~480,000円 |
8畳 | 400,000円~640,000円 |
10畳 | 500,000円~800,000円 |
12畳 | 600,000円~960,000円 |
20畳以上 | 1,000,000円~1,600,000円 |
床暖房を設置しようと考えている方は、フローリングの張り替え以外にも床暖房の熱源機を設置する費用がかかってしまう事を認識しておきましょう。
床暖房は快適に生活できる部屋にしてくれますが、初期費用は高額になってしまいます。これから、床暖房つきの部屋にしたいと考えている方は、床暖房の熱源機を合わせた費用相場も確認しておきましょう。
フローリングの畳数 | 張り替え費用相場 | 熱源機設置の費用相場 |
---|---|---|
1畳 | 80,000円~120,000円 | 250,000円~500,000円 |
6畳 | 480,000円~840,000円 | 250,000円~500,000円 |
8畳 | 640,000円~1,000,000円 | 400,000円~800,000円 |
10畳 | 800,000円~1,200,000円 | 500,000円~800,000円 |
12畳 | 960,000円~1,440,000円 | 500,000円~800,000円 |
20畳以上 | 1,600,000円~ | 700,000円~ |
床の張り替えは無垢材やクッションフロアだけではありません。タイル素材にも床を張り替えることが可能です。タイルは防水性に優れているため、トイレやキッチン、洗面所などにも使用することが出来ます。
ここからは、トイレやキッチンなどの水回りにも使用することが出来るタイル素材を使用した場合の費用相場と特徴や使用すべき場所を紹介していきます。リビングや廊下だけではなく、水回りなどの床の張り替えを行いたいと考えている方は参考にしてください。
まずは、床の張り替えをフロアタイルで行った場合の費用相場を紹介していきましょう。タイル素材はクッションフロア素材などよりも高額になってしまいます。水回りだけの防水をしたい床の部分だけ張り替えをすることも可能です。
床の張り替えをフロアタイルにする際には、費用相場を参考して自身の床の面積を計測して張り替える床を決めましょう。
床の面積 | 費用相場 |
---|---|
1畳 | 7,000円~9,000円程度 |
6畳 | 40,000円~50,000円程度 |
8畳 | 55,000円~70,000円程度 |
10畳 | 70,000円~90,000円程度 |
20畳以上 | 145,000円以上 |
フロアタイルの特徴は何といってもその防水性にあります。バスルームなどの湿気が多い場所や、トイレ・キッチンなどの水がはねてしまうような場所では防水機能は必須の条件になります。防水機能がついていない床の素材を使用していると、カビが生えてしまったり、腐ってしまったりと多くの問題が生じることもあります。
もしも、カビが生えてしまったり、腐ってしまったりした場合は、張り替えを再度行わなければいけないことになります。床の張り替えを再度くり返すと事になると、余計に費用を支払う必要に迫られてしまいます。トイレやキッチンなどの水回りなどには、防水性のあるフロアタイルをきちんと使用して床の張り替えをすることをおすすめします。
床のフローリング張り替えを行うと、ある程度の費用がかかってしまいます。そのため、予算が足りない方は、床のフローリング張り替えを躊躇してしまう事もあります。しかし、床のフローリングの張り替えを先延ばしにしていると、かえって修繕のために高額な費用を支払わなければいけないケースもあります。
床のフローリングの張り替えをなるべく安くして行う方法があれば、その方法を取りたいものです。床のフローリング張り替え費用を安くする主な方法は以下の通りです。
ここからは、それぞれの床のフローリング張り替え費用を安くする方法を解説していきましょう。
床の張り替え費用を安く抑えるためのコツの一つ目は、優良な床の張り替え業者を選ぶという事です。床の張り替え業者によって、床の張り替え作業を行う作業員の熟練度と業者の設定している費用は異なります。
床の張り替え作業も優良な業者であれば依頼者の希望にそって、費用なども考慮してくれます。作業員が熟練されていれば、難易度の高い作業でも高額な費用を請求するようなことはりません。
床の張り替えを安い費用で行うためには、優良な床の張り替え専門業者を慎重に選ぶ事がポイントになるのです。
床の張り替えを一部分に絞ってトータルの費用を安くするというのも、床の張り替え費用を安くする方法の一つです。
床の張り替えは部屋全体を行わなければいけないという訳ではありません。部屋によっては一部分だけが剥がれてしまって一部分だけを修繕したいという方もいるでしょう。一部分だけの修繕のために、広い面積分の費用を支払うのを避けたい方もいるでしょう。
一部分の床の張り替えをしたいという方は、床の専門の業者に依頼して部分的な修繕をしてもらえばトータル費用を安くする事も可能になるのです。
床の張り替え作業はDIYで行えば安い費用になります。
床の張り替えを業者に依頼すると、作業員が張り替えを行うために人件費やサービス料金を支払わなければいけません。そのため、床の張り替え業者に依頼した場合の床の張り替えは高額になってしまうのです。
床の張り替えを安くするためには、人件費やサービス費用を削減すれば良いのです。つまり、DIYで床の張り替え作業を行えば、道具を新しい床の素材を用意するだけの費用で済むのです。床の張り替えをDIYで行えば安い費用で、床のリフォームをすることが可能になります。
DIYで床の張り替えを行う場合の詳細は、下記の記事でも扱っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、CF(クッションフロア)を使って、床の張り替えをDIYで行った場合の費用相場を確認していきましょう。DIYで行った場合は、基本的に新しい床の素材を購入する費用しかかかりません。道具を揃える費用もありますが、ここに関しては人によって異なるため、ここでは素材の費用相場を表にまとめています。
床の張り替えを業者に依頼するのかDIYで行うのか迷っている方はまず、こちらの費用相場を参考にしましょう。
床の面積 | 床の素材費用相場 |
---|---|
1畳 | 3,000円~6,000円 |
6畳 | 18,000円~36,000円 |
8畳 | 24,000円~48,000円 |
10畳 | 30,000円~60,000円 |
12畳 | 36,000円~72,000円 |
20畳以上 | 60,000円~ |
床の張り替えをDIYで行う方法は2つあります。
床のフローリングリフォームはDIYで行うにしても、専門の業者が行う手順と同じです。床のリフォームは手順を守っておこなわなければ、キレイに床のリフォームを行う事はできません。床のフローリングをリフォームする際には手順を守って丁寧に行っていきましょう。
ここからは、床のフローリングの張り替え方法と重ね張り方法を紹介していきます。
床のフローリングを張り替えする手順は主に以下の通りです。
床のフローリングをDIYで張り替えをする際には、大掛かりな張り替え作業が必要になります。まずは、床の張り替えに必要な大きめのバールと金槌、釘など工具を用意しましょう。これらの道具がなければ、床の張り替えをすることは出来ません。
また、当然の事ですが新しい床の素材も用意しなければいけません。新しい素材を用意する際に気をつけなければいけないのは、張り替える床の面積よりも余分な面積を用意することです。余分な部分が無いと、貼り付けた時に隙間やズレが出た時に対応出来ませんので、必ず大きめのサイズを用意しましょう。
床の張り替え用の道具と新しい床の素材が用意出来たら、古い床を剥がす段階に入ります。床のフローリングは隙間なく敷き詰められていますので、剥がす際には剥がし口を作る必要があります。なるべく中央の床のフローリングの継ぎ目にバールを差し込み金槌で打ち込みます。このことによってバールの先がフローリングの隙間に刺さったたら、テコの原理を利用して1枚目を剥がしてしまいます。
1枚目を剥がすことが出来たら、その部分を剥がし口としてすべてのフローリング材を剥がしていきます。すべてのフローリングを剥がすと、釘が出ている部分もあるのですべてバールで抜いていきましょう。作業を行う際にも釘は危険になるので、靴を履くなどして危険のリスク予防をしておきましょう。
古いフローリングを剥がし終えたら、下地が見えてきます。ここからは、下地をキレイにして新しい床素材を貼り付けるために整備をする段階に入ります。古いフローリングを剥がした後は多くの釘が刺さっているので、すべて抜き取ってしまいます。そして、下地に汚れが溜まっていたり、カビが発生してしまったりした場合には清掃や消毒を行わなければいけません。
すべての清掃が完了したら、下地が平らになるようにしましょう。やすりやカンナなどで削れば下地を平らにすることが出来ます。
下地の整備が終わったら、新しい床の素材を貼り付けていく段階になります。新しい床の素材をまずは下地の上に当ててみます。床に当ててみて余剰分をカットしていきます。床のフローリングを隙間が無いように敷き詰めていきます。
隙間が無いように敷き詰めたら、最後に隠し釘を打ち付けていって床を固定します。隠し釘によって、床の固定が終わればすべての床の張り替え作業は完了になります。
床のフローリングを重ね張りをする手順は、張り替えよりも簡易的になります。床の重ね張りの際には、古いフローリングの上から新しい床の素材を貼っていくことが可能です。DIYで床のリフォームをする際には、重ね張りが失敗しにくくておすすめの方法になります。まずは、床の重ね張りの手順を確認していきましょう。
床のリフォームを重ね張りにする場合はこの工程だけになります。
床の重ね張り用の道具と新しい床の素材を準備することは当然の事ですが、1つ目の工程になります。床の重ね張りの場合には、クッションフロアにするにしても無垢材にするにしても、裏側にシールが貼られていて貼り付けが簡単な素材にするようにしましょう。
クッションフロアの場合はカットする際にもカッターで簡単に切り取ることが可能です。
床のフローリングに合わせて新しい床の素材を貼り付けていきます。端っこから貼り付けていけば、余剰分が分かります。余剰分をカッターで切り離していけば隙間が無く貼り付けていくことが可能になります。
床の重ね張りの工程はこれだけです。床を剥がしたり下地を作ったりする工程が無いので、素人がDIYで行っても失敗がしにくいです。DIYで行うのであれば、クッションフロアで重ね張りがおすすめです。
床の張り替え方を2種類ご紹介してきましたが、ここからは、床の張り替えの注意点を場所別にお伝えしてきます。
DIYで床の張り替えを検討している人の中で、DIYを失敗したい人はいないと思います。そこで、キッチン(台所)、トイレの床を張替える際にどんなポイントに注意すれば失敗する可能性を低くできるのかご紹介していきますので、是非ご覧ください。
きれいに床を張り替えて、さらに快適な生活を目指しましょう。
キッチン(台所)の床を張り替える際に注意してほしいことが、冷蔵庫の家電などを移動させてから張り替え作業を行うことです。
冷蔵庫を移動させる為には、かなりの労力が必要になります。しかし、冷蔵庫の部分だけを切り抜いて床材を張り付けてしまうと、以下の2点が気になるポイントになってきます。
1つ目のポイントが、キッチン(台所)のデザイン性に統一感がなくなることです。元の床材が、角度によっては見えてしまうため、どうしてもデザインの統一性は損なわれます。
2つ目のポイントが、張り替えなかった床だけが経年劣化してしまうことです。床は経年劣化するものですが、張り替えなかった部分だけ劣化が明らかにわかってしまいます。床を一部だけ劣化させたくない人は、全面張り替えましょう。
以上が、家電などを移動させてから張り替え作業を行うポイントになります。
トイレの床を張り替える際に注意してほしいことが、便器や排水管周りのことを考えてから床材を切りましょう。
トイレの場合、部屋や台所とは違い、排水管や便器があります。したがって向きを間違えてしまうと貼ることができずに、もう一つ床材を新たに購入することになるかもしれません。
そして、よくあるミスが、剥がしたクッションフロアを使って型を取ろうとするときに、裏表逆の状態で型を取ってしまうことです。考えてみればわかることでも、その時はなぜか間違えてしまうことがあるので、しっかり向きや裏表などに注意しながらトイレの床の張り替え作業を進めてください。
ここからは、賃貸に生活している方が床のリフォームを行う方法を解説していきましょう。賃貸で生活している方は、基本的に生活している空間をリフォームするという権利を持っていません。持ち家ではないからです。そのため、床のリフォームをする際には大家さんや管理会社と相談しなければいけません。
床に傷や剥がれなどが生じてリフォームを行う際でも、勝手に床のリフォームをすることは許されていません。勝手にリフォームをしてしまうと退去をする際に原状復帰をすることを強制されてしまいます。退去費用として原状復帰費用を請求されてしまうため、自身のリフォーム費用と退去費用で二重に支払わなければいけないのです。
賃貸に生活している方で床のリフォームをしようとするなら必ず大家さんか管理会社に相談するようにしましょう。とはいえ、大家さんや管理会社に相談してから作業すると、時間も費用も高額になってしまいます。そこで、賃貸でも床のリフォームをしたようなインテリアにする方法を紹介していきましょう。
それは、「床の張り替えシート」を使用する方法と「クッションフロアで床の重ね張り」をする方法です。これらの方法なら、大規模なリフォーム作業は必要とせず、退去する際にも自分で原状復帰をすることが可能です。
床の張り替えシートなら簡単に剥がせるので賃貸でも床のデザインを変えることが可能です。同じ部屋で長期間生活をしていると、たまには気分転換に床のデザインを変えたいという気持ちになることもあります。床のデザインを変えたいというだけであれば、床の張り替えシートを使用することで可能になります。
床の張り替えシートなら既存の床の上から簡単に貼り付けることが可能ですし、剥がすのも簡単です。そのため、生活している間は自身好みの床のデザインを楽しみ、退去する際には剥がすだけで原状復帰が可能になるのです。
床の張り替えシートについては、下記の記事でも解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
床の重ね張りでクッションフロアを使用する方法も賃貸で生活する方にはおすすめです。クッションフロアは床の上に貼り付けるだけで、機能性に富んでいる床に変えられます。デザインにも凝ったものが多くあるのでリフォームをしたかのような感覚になります。
床をクッションフロアで重ね張りの工法を用いれば退去する際にも自分で簡単に剥がすことが出来ます。床の原状復帰を業者に依頼することなく自分で出来るので、原状復帰用の費用を支払うこともありません。賃貸で床のインテリアを変更したいのであればクッションフロアによる重ね張りもおすすめです。
床の張り替えを業者に依頼した場合、無垢材を使用して6畳の張り替えをするのに120,000円、重ね張りをすると110,000円程が費用相場になります。床の張り替えは工法と床の素材によって費用相場が大きく変わります。
費用相場と自身の希望に合わせて工法と床の素材を選択するようにしましょう。部屋を快適にするために床暖房など設置して用意すると高額な料金になります。床の張り替え予算を抑えたい時には、DIYで床を張り替えるという方法も選択肢として持っておきましょう。
賃貸で生活している方は、大家さんや管理会社に相談することなく床のリフォームをすることは出来ません。気分を変えたい時には、床の張り替えシートやクッションフロアによる重ね張りを選択しましょう。
床下張り替え・リフォームのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは床下張り替え・リフォームについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に床下張り替え・リフォームに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。